学校設立の想い

NIJN高等学院 校長 星野達郎

はじめに

はじめまして。
ニジ高、校長の星野達郎です。

私は公教育をまともに受けずに育ちました。
荒れた地域に生まれ、

小6で九九を勉強。

中学校は一夜にして窓ガラスがすべて割れるようなところ。
高校は授業を受けず、大学は3週間で不登校になりました。

やりたいがことがなく、
自信がなく、
何のために生きているのか?

尾﨑豊を聞きながら、
47都道府県を旅しても、
異国で2年間国際ボランティアをしても、
生きる理由はわかりませんでした。

学校の外で出会った大人

そんな私をおもしろいと可愛がってくれたのは、
社会で働くユニークな大人たちでした。

  • 破天荒で寅さんのようだった年商100億の社長
  • 地方の老舗旅館を守る三代目女将
  • お祭りで卵の殻を投げ合い、誕生日にはぬいぐるみをボコボコにするグアテマラ人

“現在”だけではありません。
“過去”には、

  • やむにやまれぬ大和魂で米軍艦にのりこんだ吉田松陰
  • 女性の人権を洋服で解放するために闘ったココ・シャネル
  • 人間を多面的にみるキュビズムで革命を起こしたパブロ・ピカソ

書き順や整列、目上の言う事に従うことが
評価される学校では出会えない、
おもしろい人間たちがこの世の中にはたくさんいます。

彼らと出会うことで、
自分は自分のままでいい
もっと人とちがっていい

“自分”とは、出会う人や環境によって異なり、変化していくものなのです。

自分を出せないこの国の宝

そんな私が教師になり、
出会ったのは自分を出せない生徒たち。

あの子は地味でおとなしい
あの子は問題児
レッテルを貼られ、学校で居場所がない

学校が合わず自室に引きこもる生徒や、ノート一面に汚い言葉を書きなぐる生徒が、私にはこの国の宝にみえました。

この子たちの味方になるために私の人生があったんじゃないか。

旧態依然とした組織や人間関係で傷ついたり
障害や特性によって自分を嫌いになったり、
社会に絶望し生きることを諦めそうになった
あなたのために、
私は在りたいと思うのです。

引きこもりの高校生

誰のせいでもない

そんな想いで立ち上げたオルタナティブスクール小中高一貫校NIJNアカデミーには、ありがたいことに全国から700名以上の生徒が入学し、それぞれの色で輝き、元気になっていく姿を目の当たりにしてきました。

学校では支援学級に通い、生きることを諦めかけた生徒が、
社会人のITエンジニアと共にアプリ開発
に取り組んでいます。

何年も引きこもりで人を怖がっていた生徒が
笑顔と友達を取り戻し、社会的弱者のために活動しています。

ニジアカ生徒の物語をスピーチした動画

“オンラインでこんなにコミュニケーションできると思わなかった”
“全国に友達ができて、すこし自分に自信がもてた”
“生まれて初めて自分は自分のままでいいと思えた”

自分自身を責めるのではなく、
学校や周りの誰かを責めるのでもなく
環境を変えることで、新しい自分に出会うことができます。

私たちの学校理念「Be HAPPY Do HAPPY」には、すべてのひとに幸せになる力と人を幸せにする力があるという信念を込めました。

誰だって、どこにいたって
みんな幸せになるために生まれてきたのです。
人を幸せにすることができるのです。

最後に

どんな道端でも
一定の花を咲かすたんぽぽと比べ、
らんの花は、育て方や土壌によって
咲かす色も花の大きさも大きく異なります。

私たちの使命は、
ユニークな個性を守り、伸ばし、
誰もが自分らしく、誰かを幸せに生きる未来をつくることです。

世界一ユニークな高校を、
一緒につくりませんか?

ニジ高校長 星野達郎

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