休むことは、逃げではなく
回復のための大切な一歩。
体験説明会はオンライン・約45分。保護者の方だけでも参加できます。
監修:タツロー校長(星野達郎)|NIJIN高等学院 校長・元公立小学校教諭
今、つらい気持ちがある方へ
「消えたい」「死にたい」という気持ちがあるときは、ひとりで抱えずに、今すぐ話してください。匿名で、無料で相談できます。
命の危険が迫っているときは、迷わず119番(救急)に連絡してください。出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」
うつ病では、気分の落ち込みや、これまで好きだったことへの興味がなくなるといった状態が続きます。高校生では、落ち込みよりもイライラや体の不調として表れることもあります。
| こころ | からだ | 行動・学校生活 |
|---|---|---|
| 気分が落ち込む/何をしても楽しくない | 眠れない・寝すぎる | 朝起きられず、遅刻・欠席が増える |
| イライラする・不安が強い | 食欲が落ちる・増える | 好きだった部活や趣味をやめる |
| 自分を責める・自信がなくなる | 頭痛・腹痛・だるさが続く | 友達や家族と話さなくなる |
| 「消えたい」「いなくなりたい」と思う | 疲れやすい | 集中できず、成績が急に下がる |
受診を考えたい目安:こうした状態がほとんど毎日続き、2週間以上たっても良くならない/学校や生活に支障が出ている/「死にたい」と口にする。ひとつでも当てはまれば、早めに医療機関に相談してください。
出典:厚生労働省「こころの耳(うつ病)」をもとに作成。診断は医師が行います。このページは診断の代わりにはなりません。
▶ 受診・学校・出席の進め方は:高校生のうつは「親のせい」ではありません|受診・学校・出席の進め方
▶ 親に言えない高校生の方は:うつを親に言えない高校生へ|先に話せる相手と、1人で病院に行けるか
うつは、性格や育て方だけで起こるものではなく、ストレスや環境、体の状態など、いくつもの要因が重なって起こると考えられています。親が自分を責めすぎると、家の空気が重くなり、本人も休みにくくなります。
▶ 動画で見る|タツロー校長が解説
真面目な子ほど不調になりやすいのは「性格」ではなく「環境」の問題。自分や子どもを責める前に見てほしい解説です。
図解|回復までの3つの段階(一般的な流れ)
回復は一直線ではなく、良くなったり戻ったりをくり返しながら進むことが多いものです。「早く学校に戻らせなきゃ」と焦るより、今どの段階にいるかを主治医と一緒に確かめましょう。
| 場面 | 伝わりやすい声かけ・関わり | 避けたい声かけ |
|---|---|---|
| 休んでいるとき | 「今は休むのが一番大事だよ」 | 「いつまで休むの?」「みんな頑張ってるよ」 |
| 話してくれたとき | 最後まで聞く/「話してくれてありがとう」 | すぐにアドバイスする・否定する |
| 学校のこと | 「学校のことは一緒に考えよう」 | 「このままだと留年するよ」 |
| 日々の関わり | 食事・睡眠を整える/いつもどおりの会話 | 励ましすぎる・腫れ物に触るように接する |
▶ 動画で見る|タツロー校長が解説
「行きたくない」と言われたときに、親ができることを解説しています。
保護者自身が疲れきってしまうことも少なくありません。家族だけで抱えず、医療機関や相談窓口、学校のスクールカウンセラーなどに、保護者自身のことも相談してください。
▶ 声かけと受診・学校相談の順番は:高校生のうつ病、親の対応は?|診断書では欠席は消えない。サインと声かけ、受診・学校相談の順番
▶ 「親のせい」と自分を責めてしまうときは:中学生のうつ病は親のせい?自分を責めてしまう保護者へ|原因の考え方と家庭でできること
| 迷いやすいこと | 考え方のヒント |
|---|---|
| どこに行けばいい? | 児童精神科・精神科・心療内科。予約まで時間がかかることもあるので、まずはかかりつけ医や地域の保健センター・精神保健福祉センターに相談するのも方法です。 |
| 本人が行きたがらない | 「眠れないのがつらそうだから」など、体の不調を入り口にすると受け入れやすいことがあります。保護者だけで先に相談できる窓口もあります。 |
| 受診前に準備すること | いつから・どんな様子か、睡眠や食事の変化、学校での出来事をメモしておくと、短い診察でも伝えやすくなります。 |
治療は、休養・薬物療法・精神療法(認知行動療法など)を組み合わせて行うのが一般的です。治療の方針は、必ず主治医と相談して決めてください。
出典:厚生労働省「こころの耳(うつ病)」
▶ 回復の段階と、治療・学校・将来の決め方は:高校生の鬱(うつ病)は治る?|回復の3段階と、治療・学校・将来の決め方
学校を休み始めたら、早めに担任やスクールカウンセラー、養護の先生に状況を伝えましょう。2024年4月からは私立学校を含めて「合理的配慮」の提供が義務になり、課題の調整や別室での受験などを相談できます。
ただし、診断書を出しても欠席が出席に変わるわけではないのが一般的です。欠席が多くなりそうなときは、単位や進級の見通しを学校と早めに確認し、必要に応じて「休学」も選択肢に入れましょう。
| 休学の項目 | 一般的な扱い |
|---|---|
| 手続き | 学校(校長)の許可が必要。期間や条件は学校の学則で決まる |
| 単位・学年 | 休学中は単位が増えないため、休んだ期間の分だけ卒業がずれることがある |
| 学費 | 休学中の授業料や在籍料の扱いは学校によって異なる |
| 就学支援金 | 休学時に「支給停止」の申出をすると、その期間は支給期間(通算36か月など)に数えられない |
| 復学・その後 | 元の学校に戻るほか、休学中に通信制高校への転入を考える人もいる |
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度」の資料。休学の条件は在籍校の学則で確認してください。
▶ 休むと単位はどうなる?進級が不安な方は:うつ病で学校に行けない高校生へ|休むと単位はどうなる?進級が不安な方へ
▶ 休む前に頼める「配慮」は:うつ病で学校が辛い高校生へ|休む前に頼める「配慮」は私立でも義務になった
▶ 休学の期間・学費・支援金と決め方は:高校を休学したらどうなる?|休学とは・何年まで・学費と支援金・うつ病のときの決め方
元の学校に戻ることだけが正解ではありません。回復の段階や、本人がどんな環境なら安心して学べるかで選びましょう。
図解|高校卒業までの3つの道
どの道を選ぶ場合も、先に退学しないことが大切です。退学してしまうと、単位の扱いや入れる時期が不利になることがあります。迷うときは、在籍したまま主治医・学校・転入先の候補に相談してから決めましょう。

▶ 転入の時期・単位・手続きは:高校の転校・通信制高校への転入ガイド
▶ サポート校のしくみと費用は:通信制高校のサポート校とは?
▶ 適応障害で学校に行けないときは:適応障害で学校に行けない高校生へ|甘えではない理由と回復の順番・出席日数・転学
| 窓口 | 電話番号 | 受付時間・対象 |
|---|---|---|
| #いのちSOS | 0120-061-338 | 24時間・無料。「死にたい」気持ちを受け止める専門の相談員 |
| よりそいホットライン | 0120-279-338 | 24時間・無料。悩み全般 |
| 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) | 0120-0-78310 | 24時間・無料。子どものSOS全般 |
| チャイルドライン | 0120-99-7777 | 18歳まで・毎日16時〜21時・無料(年末年始は休み) |
| いのちの電話 | 0120-783-556 | 毎日16時〜21時・毎月10日は8時〜翌8時・無料 |
| こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556 | お住まいの地域の公的な相談機関につながる(時間は地域により異なる・通話料がかかる) |
出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話相談)。IP電話(050から始まる番号)からはつながらない窓口もあります。SNSでの相談窓口も同サイトで紹介されています。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンラインを中心に学ぶ通信制高校サポート校です。調子の波があっても、自宅から自分のペースで学びを続けられる環境を大切にしています。

メタバースの教室にアバターで参加できるので、人の目が気になる時期でも、少しずつ関わりを取り戻せます。

入学後は担任が面談を重ね、体調や気持ちの波を見ながら、学習の進め方を一緒に調整します。スタッフの9割以上が教員免許を持っています。

毎月26日までに手続きが完了すれば、翌月1日から入学できます。回復のタイミングに合わせて、学びを再開できます。
ニジ高は医療機関ではないため、診断や治療は行っていません。主治医の治療と併用しながら、無理のない範囲で学ぶことをおすすめしています。
保護者の方だけの参加も歓迎しています。今すぐ転校を決める必要はありません。情報を集めるところから始めましょう。
回復には、まず心と体を休めることが欠かせません。無理に登校を続けると、かえって回復が遅れることもあります。欠席や単位のことは、学校と相談しながら一緒に考えていきましょう。
「眠れないのがつらそう」など、体の不調を入り口にすると受け入れやすいことがあります。保護者だけで先に相談できる窓口(精神保健福祉センターや保健所など)もあります。
診断書があっても、欠席が出席に変わるわけではないのが一般的です。ただし、学校によっては課題の調整や補習などの配慮を受けられる場合があります。単位や進級の見通しを早めに確認しましょう。
回復の段階によります。まだ休養が必要な時期は、休学して回復に専念するのが一般的です。少し動けるようになり、元の学校の環境に戻るのがつらい場合は、通信制高校への転入も選択肢になります。どちらも、主治医と相談して決めてください。
元の学校への復学や、ほかの全日制高校への転入も可能な場合があります。受け入れの時期や条件は学校ごとに異なるので、早めに確認しましょう。
保護者が倒れてしまうと、支える人がいなくなってしまいます。家族だけで抱え込まず、医療機関の家族相談や、地域の相談窓口、スクールカウンセラーに保護者自身のことも相談してください。
今、つらい気持ちがある方へ
「消えたい」「死にたい」という気持ちがあるときは、ひとりで抱えずに、今すぐ話してください。匿名で、無料で相談できます。
命の危険が迫っているときは、迷わず119番(救急)に連絡してください。出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」
NIJIN高等学院(ニジ高)校長/株式会社NIJIN 創業者
学校が苦手だった自分を救ってくれたのは、学校の外にいた大人たちだった——。学校という「土壌」が合わないだけの人の味方でありたいという想いから、ニジ高をつくりました。
※教育の観点からの監修です。病気の診断や治療については、必ず医療機関にご相談ください。
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