通信制高校に行ったら人生終わりというのは本当?なぜそう言われるのか

通信制高校についてネットで調べると、「通信制高校に行ったら人生終わり」という言葉を目にすることがあります。なぜそのように言われてしまうのでしょうか。この記事では、その理由と実際のところについて解説していきます。

目次

「人生終わり」と言われる理由

思い込み1:全日制高校に行くのが普通だから

現在、全日制高校に通う生徒が多数派であることは事実です。しかし近年、通信制高校に通う生徒の割合は着実に増えており、決して珍しい選択肢ではなくなっています。少子化が進む一方で、全日制高校の生徒数が減少しているのに対し、通信制の生徒数はむしろ増加傾向にあります。全日制高校に比べて自由度の高い通信制高校は、やりたいことがある高校生にとって非常に魅力的な選択肢です。専門性の高いカリキュラムや、全日制にはないコースを設定している学校も増え、「通信制高校でしか実現できない高校生活を送りたい」という生徒たちに積極的に選ばれるようになっています。

思い込み2:大学進学に不利だから

公開されている進学率を見ると、通信制高校からの大学等進学率は全日制高校に比べて低い傾向にあります。ここから「通信制高校出身者は大学進学や就職に不利である」という思い込みにつながっていると考えられます。しかし、これは通信制高校を選ぶ生徒の目的自体が多様であることが大きく影響しています。全日制に比べて専修学校(専門学校)への進学率が高いことからも、そもそも大学進学以外の進路を希望する生徒が多いことがうかがえます。近年は大学進学や資格取得、就職へのサポートが充実した通信制高校も増えており、「通信制だから不利」と単純に言い切れるものではありません。

思い込み3:高校生活を満喫できないから

通信制高校は、全日制高校と違って毎日学校に通う必要がなく、自分のペースで勉強を進めることができます。「学校に毎日通うことこそが学生生活だ」という価値観を持つ人からは否定的な意見が出ることもありますが、学校に毎日通わなくても充実した日々を過ごすことは十分に可能です。スポーツや芸能活動など、自分にとって大切なことに集中しながら、気の合う仲間と過ごすこともできます。

今、つらいなら

通信制高校を選ぶ理由は人それぞれです。人間関係、勉強面の不安、体調不良、家庭の事情など、背景は本当に様々です。無理を続けることの方が、よほど大きな負担になりかねません。今の環境が合わないと感じているなら、新しい環境で過ごすことの方がずっと大切なはずです。やりたいことにチャレンジする、目標や目的を持つ、やるべきことをやる——難しいことをする必要はなく、今できることから一歩踏み出してみましょう。

積極的な選択肢としての通信制高校

通信制高校を子どもの進学先として前向きに検討する保護者も増えており、特別なひと握りの人の選択肢ではなくなっています。各分野で活躍する著名人の中にも、通信制高校の出身者は少なくありません。多様な学び方の選択肢が広がる中で、通信制高校は「高卒資格を取るためだけの場所」ではなく、自分らしい進路を切り拓くための積極的な選択として選ばれるようになっています。

まとめ

通信制高校について詳しく知ってみると、心配していたようなことは実はそれほど多くないと感じられるはずです。仕事やスポーツ、芸能活動などと両立させるために、あえて制約の少ない通信制高校を選ぶ人も増えています。「高卒資格が欲しい」という理由だけでなく、より積極的な理由で通信制高校が選ばれる時代になっているのです。

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