学習障害(LD・SLD)の高校生が感じる困難と、向いている高校の選び方

学習障害 高校生 通信制高校通信制サポート校 LD ASD

「読むのが遅い」「文字を書くのがとにかく苦手」「計算だけがどうしてもできない」…

こうした困難を抱える学習障害(LD・SLD)の高校生は、本人の努力不足ではなく、脳の情報処理の特性から来るものです。

この記事では、学習障害高校生の特徴・困難・向いている学校の選び方を、詳しく解説します。

目次

学習障害(LD・SLD)とは

学習障害(Learning Disabilities/Specific Learning Disorder:LD・SLD)とは、全般的な知的発達には問題がないにもかかわらず、「読む」「書く」「計算する」などの特定の学習に著しい困難を示す発達障害です。厚生労働省・文部科学省ともに発達障害のひとつとして位置づけており、発達障害者支援法(2004年)の支援対象にも含まれます(参考:厚生労働省「発達障害者支援施策」)。

重要なのは、学習障害は「頭が悪い」ということではなく、特定の情報処理に困難があるというだけです。音楽・スポーツ・アート・会話など、学習障害のある高校生が得意とする分野は多々あります。

学習障害の種類と高校生での特徴

①読字障害(ディスレクシア)

文字を読むことに著しい困難があります。高校生での具体的な特徴は以下のとおりです。

  • 教科書の文章を読むのが極端に遅い
  • 読み間違いが多く、音読でつっかえる
  • 長文読解の問題で時間が足りなくなる
  • 板書を写すときに文字が抜けたり順番が変わったりする

②書字障害(ディスグラフィア)

文字を書くことに著しい困難があります。高校生での具体的な特徴は以下のとおりです。

  • 漢字がなかなか覚えられない・書くと形が崩れる
  • ノートを書くのが極端に遅く授業についていけない
  • 作文・レポートで文章を書くのが苦痛
  • テストで解答が時間内に書ききれない

③算数障害(ディスカリキュリア)

数や計算に著しい困難があります。高校生での具体的な特徴は以下のとおりです。

  • 九九がなかなか定着しない
  • 数の大小・順序の把握が難しい
  • 数学の文章題で何を計算すればよいかわからない
  • 時計の読み方・時間の計算が苦手

学習障害高校生が抱える困りごと

学習障害の高校生が特に困りやすい場面を挙げます(参考:発達障害情報・支援センター)。

  • 定期テスト:読み書きに時間がかかり、知識はあるのに点が取れない
  • 授業中のノート取り:板書を写すのに精一杯で内容が頭に入らない
  • 英語・国語の授業:読み書き中心の授業で苦痛を感じやすい
  • 進路選択:入試・就職活動でのハンデを感じやすい
  • 自己評価の低下:「なぜこんなこともできないのか」と自己肯定感が下がる

学習障害高校生への効果的な支援・配慮

学習障害のある生徒には、以下のような支援・合理的配慮が有効です(参考:文部科学省「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン」)。

  • ICT機器の活用:タブレットで板書を撮影、音声読み上げソフトを使う
  • 試験での配慮:試験時間の延長、別室受験、拡大印刷
  • ルビ・読み仮名つきプリントの提供
  • 口頭での説明・確認:書くより話すほうが得意な生徒に
  • 本人の強み(得意分野)を積極的に評価する

学習障害高校生に向いている学校の特徴

一般的な全日制高校の授業スタイルが学習障害の高校生に合わないことは多くあります。向いている学校の特徴を確認しましょう。

  • ICT機器・デジタル教材の活用が積極的
  • 個別の学習計画を立てられる
  • 合理的配慮(試験延長・別室対応など)に理解がある
  • 本人の得意分野を伸ばせる選択科目・プロジェクト学習がある
  • 少人数で教師の目が届く環境

NIJIN高等学院(ニジ高)なら学習障害高校生も安心

NIJIN高等学院(ニジ高)は、学習障害を含む多様な特性を持つ高校生が、自分のペースで学び・育つことができる通信制サポート校です。

  • オンライン授業中心:ICT活用で読み書きの負担を軽減
  • 個別サポート:ひとりひとりに合った学習方法を一緒に考える
  • 好き・得意を活かすプロジェクト学習:学習障害があっても輝ける機会
  • ✅ 試験・レポート提出を柔軟に対応
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「学習障害のある子が安心して通える学校を探している」という方は、まずは気軽にご相談ください。

まとめ

学習障害高校生は、読み・書き・計算という特定領域に困難を抱えますが、それ以外の能力や才能が損なわれているわけではありません。適切な支援と環境があれば、学習障害のある高校生も十分に高校を卒業し、将来の夢に向かって歩むことができます。学校選びでは、合理的配慮・ICT活用・個別サポートの充実度を必ず確認しましょう。

参考文献

学習障害 高校生 通信制高校通信制サポート校 LD ASD

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