「うちの子、勉強が苦手で自信をなくしている」——通信制高校を検討する保護者の方から、よくいただく相談です。学習面でのつまずきは、本人の自己肯定感に大きく影響します。この記事では、勉強が苦手な子どもとの関わり方、特に「褒め方」に焦点を当てて解説します。
なぜ「褒め方」が大切なのか
勉強が苦手な子どもは、テストの点数や成績という「結果」で評価され続けることに疲れていることが多くあります。結果だけを見る評価が続くと、「どうせ自分はできない」という思い込みが強くなり、挑戦すること自体を避けるようになってしまいます。
ここで重要になるのが、結果ではなく「過程」に目を向けた褒め方です。過程を認められる経験を積み重ねることで、子どもは少しずつ「やってみよう」という気持ちを取り戻していきます。
やってしまいがちなNGな褒め方
「すごいね、天才だね」という才能への褒め
一見ポジティブに聞こえますが、才能を褒め続けると、失敗したときに「自分には才能がなかった」と結論づけてしまい、挑戦を避けるようになる傾向があると言われています。
他人との比較での褒め
「〇〇さんより上手にできたね」という比較は、一時的にはうれしくても、常に他人との優劣で自分の価値を測る癖につながりかねません。
結果だけを見る褒め
「100点取れてえらいね」だけでは、点数が取れなかったときに褒められる材料がなくなってしまいます。
効果的な褒め方の3つのポイント
①過程に注目する
「最後まで諦めずに取り組んだね」「昨日より10分長く集中できたね」など、結果ではなく取り組む姿勢や努力の過程に目を向けて言葉をかけましょう。
②具体的に伝える
「よく頑張ったね」だけでなく、「難しい問題も最後まで解こうとしていたね」のように、何が良かったのかを具体的に伝えることで、子ども自身も自分の行動を客観的に認識できるようになります。
③小さな変化を見逃さない
大きな成果でなくても、「今日は自分から机に向かったね」「昨日より少し早く起きられたね」といった小さな変化に気づき、言葉にすることが、子どもの自己肯定感を少しずつ育てていきます。
学び方そのものを見直すという選択肢
褒め方の工夫と同時に大切なのが、その子に合った「学び方」を見つけることです。全日制の一斉授業では理解が追いつかない子どもでも、自分のペースで学べる環境に変わることで、驚くほど学習意欲を取り戻すケースは少なくありません。
通信制高校は、まさにその「学び方の選択肢」を広げてくれる仕組みです。決まったカリキュラムを一律に進めるのではなく、一人ひとりの理解度に合わせて学習を進められる学校も増えています。
NIJIN高等学院の「マイプロジェクト」という学び方
NIJIN高等学院(ニジ高)では、従来型の一斉授業だけでなく、「マイプロジェクト」という個別最適化されたプロジェクト学習を導入しています。校長のタツロー先生は「自分は、自分のままでいい。もっと人と違っていい」というメッセージを繰り返し伝えており、勉強の得意・不得意で子どもの価値を測らない文化を大切にしています。
「たんぽぽは道端でも咲きますが、蘭の花は適切な土壌と育て方がなければ、その美しい花を開くことはありません」——これはタツロー校長がよく語る言葉です。勉強が苦手なことは、その子の弱さではなく、これまでの環境や学び方が合わなかっただけかもしれません。
全国41校+オンラインで900人以上が在籍するNIJIN高等学院には、元不登校・発達障害の生徒も250名在籍し、それぞれが自分のペースで学び直しに取り組んでいます。
まとめ:結果より過程を、比較より成長を
勉強が苦手な子どもへの関わり方で大切なのは、結果ではなく過程に目を向け、他人ではなく本人の成長に注目することです。褒め方を少し工夫するだけでも、子どもの自己肯定感は少しずつ回復していきます。
NIJIN高等学院では、学習面での不安についても無料の個別相談会でご相談いただけます。「うちの子に合う学び方が分からない」という段階からでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

