将来の進路を決めるうえで、多くの方が気にするのが進学先の学校の偏差値です。特に全日制高校では偏差値が進学指標として広く使われていますが、通信制高校に同じような偏差値の概念があるのか、気になる方も多いでしょう。この記事では、通信制高校における偏差値の実態と大学進学との関連についてわかりやすく解説します。
通信制高校には基本的に偏差値はない
通信制高校は、一般的な全日制高校とは入試の仕組みが異なり、学力試験が課されない場合が多いです。多くの通信制高校の入試は、面接や作文などの書類審査を中心としているため、偏差値の算出に必要な学力テストが実施されません。そのため、通信制高校では偏差値という指標を用いないのが通常です。ただし、一部の通信制高校では独自に学力試験を行い、偏差値を公開しているケースもあります。
通信制高校でちゃんと勉強できるの?
通信制高校での学習は、自分のペースで進められることが大きな特徴です。少人数制のクラスや個別指導を取り入れている学校も多く、理解が遅れても無理なくフォローできる環境があります。全日制高校の授業は集団授業が基本のため、進度が速いと理解が追いつかないまま授業が先に進んでいってしまうこともありますが、通信制高校はその点で柔軟です。
自学自習の方がコスパがいい?
通信制高校は自学自習が基本です。そのため、学力アップは本人の努力と意欲にかかっています。計画的に学習し、苦手分野の克服や得意分野の伸長に取り組めば、効率よく学力を高めることが可能です。自分に合った勉強の仕方でマイペースに進められるのが、通信制高校の強みです。
模試の受験は必須
通信制高校に在籍中でも、全国模試や外部の学力テストを受けることはもちろんできます。これにより、通信制高校に通いながらも大学受験に向けて自分の学力、そして偏差値を把握できます。それをもとに志望校までの学習計画を立てていくことになります。
難関大学への進学も可能
通信制高校の卒業資格は全日制高校と同等で、大学進学において不利になることはありません。十分に学力をつけていれば、難関大学への進学も目指せます。さらに総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜など、いわゆる推薦入試を活用することで、学力試験以外の評価基準を通じて合格を勝ち取る道も広がっています。
通信制高校の進学コース
通信制高校から大学進学を目指す人は、年々増えてきているようです。通信制高校のなかには、通常のコースとは別に大学進学のためのコースを設けている学校もあります。推薦入試(総合型選抜や学校推薦型選抜など)に注力し、面接、小論文の個別指導を充実させているところもありますし、予備校や塾と連携して大学受験対策を行っている通信制高校もあります。
通信制高校の特長を活かして自分らしい学びを
通信制高校の最大のメリットは、学習の自由度が高いことです。通学日数や時間に縛られず、自分に合ったペースややり方で学べるため、生活リズムに合わせた効率的な勉強が可能です。自分の目標や学び方に合った学校選びを進め、明るい未来に向けて一歩を踏み出しましょう。
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