発達障害の高校生の「切り替えの苦手さ」は親のせいじゃない

ひとつの作業から次の作業へなかなか移れない我が子の様子に、「集中力がないのは自分の育て方のせいでは」と悩む保護者は少なくありません。今回は、切り替えの苦手さと発達特性の関係について解説します。

目次

切り替えの苦手さは特性のひとつ

発達障害の特性がある場合、今取り組んでいることに強く集中する一方で、次の行動へ意識を移すことに時間がかかるタイプがあります。これは「わがまま」やしつけの不足ではなく、脳の切り替え機能の特性によるものです。

困りやすい場面

  • ゲームや趣味から次の予定へ移れない
  • 急な予定変更にパニックになる
  • 朝の支度など、複数の動作の切り替えに時間がかかる

保護者ができる工夫

  • 「あと5分で終わろうね」など、事前に見通しを伝える
  • タイマーなど、視覚的・聴覚的な合図を活用する
  • 切り替えができたときは、しっかりと認める

特性を理解した関わりを

切り替えの苦手さは、努力不足ではなく特性です。自分を責めず、見通しを持たせる工夫を重ねていきましょう。通信制高校のように、時間割の切り替えを自分のペースで調整できる環境は、こうした特性を持つ生徒にとって大きな助けになります。

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