発達障害の高校生の「感情の起伏が激しい」は親のせいじゃない

些細なきっかけで感情が大きく揺れ動く我が子の様子を見て、「育て方が甘かったのでは」と自分を責める保護者は少なくありません。今回は、感情の起伏の激しさと発達特性の関係について解説します。

目次

感情の調整の苦手さも特性のひとつ

発達障害の特性がある場合、感情の高ぶりを自分でコントロールしたり、落ち着かせたりすることが苦手なタイプがあります。これはしつけの不足ではなく、感情を処理する脳の働きの特性によるものです。

よくある場面

  • 予定外の出来事に強い怒りや不安を示す
  • 気持ちの切り替えに時間がかかる
  • 小さな失敗で大きく落ち込む

保護者ができる関わり方

  • 感情が高ぶっているときは、まず落ち着ける環境・時間を用意する
  • 「なぜそうなったか」を、本人が落ち着いてから一緒に振り返る
  • 感情そのものを否定せず、まず受け止める

自分を責めなくていい

感情の起伏の激しさは、育て方の結果ではなく特性です。叱ることよりも、落ち着ける環境と対処法を一緒に見つけていくことが、本人の安定につながります。

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