大切な話をしても聞き逃してしまう我が子の様子に、「ちゃんと聞くよう教えてこなかったのでは」と悩む保護者は少なくありません。今回は、聞き逃しの多さと発達特性の関係について解説します。
目次
聞き逃しは注意の特性によるもの
発達障害の特性がある場合、聴覚からの情報処理や、注意を持続させることが苦手なタイプがあります。これは「聞く気がない」わけではなく、脳の情報処理の特性によって聞き漏らしが起きやすいことが背景にあります。
よくある場面
- 複数の指示を一度に伝えると、一部しか覚えていない
- 周囲の音や刺激に気を取られ、話に集中できない
- 「聞いていたつもり」でも、内容が抜け落ちている
伝え方の工夫
- 一度にひとつずつ、短く区切って伝える
- 大事なことは、口頭だけでなくメモや文字でも残す
- 「聞いていなかった」と責めず、確認の声かけをする
特性を前提にした関わりを
聞き逃しの多さは、努力不足やしつけの問題ではありません。伝え方を工夫することで、本人の負担も、保護者のもどかしさも軽減していくことができます。
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