4月に入学したばかりの高校。新しい環境に希望を抱いてスタートしたものの、1か月が経ち、ゴールデンウィークも過ぎ「この学校、本当に合っているのかな」と感じ始めている方もいるかもしれません。この時期は、学校生活での不安や心身の不調など「不登校やその一歩手前」にある高校生が、通信制高校への転校も視野に入れつつ悩んでいる時期だということがわかります。今回は、通信制高校への5月からの転校が実際に可能かどうか、そして保護者・生徒の不安をどう乗り越えられるかについて、詳しく解説します。
5月の転校は「遅くない」です
まず結論からお伝えすると、5月の転校はまったく遅くありません。むしろ4月を実際に過ごしてみて「合わない」と感じた人が動き出す、いちばん現実的なタイミングです。通信制高校では年間を通じて転入・編入を受け入れており、5月の相談件数も非常に多くなります。
こんな悩みを抱えていませんか
5月に非常によく聞かれるお悩みですが、これは「甘え」ではなく、心と体からのサインです。生徒さんからは、毎朝学校に行くのがつらい、朝起きられず遅刻ばかり、授業のスピードについていけない、ゴールデンウィークが明けたら行けなくなった、友達ができない、といった声が聞かれます。保護者の方からは、無理に通わせても大丈夫なのか不安、朝になるとお腹が痛いと言うようになった、夜眠れないようで朝起きられない、学校に通えない日が続いている、といった声が聞かれます。
通信制高校という選択肢
通信制高校は、通学は週1日〜週5日から選べる、午後からの授業などカリキュラムが柔軟、オンライン授業で自宅から学べる、自分のペースで学習を進められる、といった学び方ができます。5月からの転校でも、今後の単位取得や進級には問題ありません。出席状況や学力状況に応じて、無理のない学習計画を組むことができます。通信制高校だと大学進学が難しいと聞いて転校を躊躇している方もいるかもしれませんが、実は通信制高校からも大学進学を目指すことができます。
転校の手続きはどう進める?
「転校って大変なんじゃないの」という不安もあるでしょう。でもご安心ください。転校を検討するときに大切なのは、「今」動き出すことです。5月は、まだ新年度の学習が本格的に進みきっていない段階ですから、だからこそ早めに動き出しましょう。まずは通信制高校についての情報を集めるとよいでしょう。そのうえで、今通っている高校に相談して修得単位数や転校の最短日程などを確認し、希望している通信制高校の個別相談会を受けましょう。その後の具体的なスケジュールが決まってきます。学校によって、そして何より生徒一人ひとりによって状況が異なります。まずは情報を集めましょう。とにかく「今、動き出す」ということが大切です。ただそれだけでも本人も安心し、元気が出てくることもあります。新しい環境に早く慣れることができ、心と体のリズムを整えやすくなるというメリットもあります。
まとめ
5月の転校は決して遅くありません。むしろ、今の環境が合わないと気づいたタイミングで動き出すことが、心と体の負担を減らす近道になります。焦らず、でも先延ばしにせず、まずは情報収集から始めてみましょう。
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