学校の定期テストで赤点をとってしまったり、補講が多かったり、勉強の苦手意識がある人の中には、「通信制高校に進学してもテストでつまずくのでは?」と不安に思うかもしれません。確かに「高校=テストが大変」というイメージを持っていると、通信制高校でも同じような試験を想像してしまいます。ですが、実際の通信制高校のテストは、全日制高校のような一斉試験とは少し違います。今回は、通信制高校の授業やテストの難易度について詳しく解説します。
通信制高校のテストはどんな内容?
通信制高校では、中間テストや期末テストといった定期考査はありません。日常的な授業の代わりに、自分で教科書を読んだり動画を見たりしますが、定期的にレポート課題を提出して学習の成果を確認することになっています。そして、学期ごともしくは年度末に行われる単位認定テストで、レポートで学んだ内容をしっかり理解できているかを確認することで、それぞれの科目の単位を習得することができる仕組みです。
レポート課題とは
レポートの内容は、学校や科目によって様々です。問題集のような形式になっていて回答して提出するもの、テーマが出されてそれに沿って教科書の内容をまとめるもの、あるいは自分の経験や活動を報告する、という形もあります。
単位認定試験とは
「単位認定試験」は、いわゆる全日制高校の定期テストのように、授業に合わせて教科書の範囲が指定され、そこから出題されるテストではありません。出題範囲はあらかじめ決まっており、内容もレポートで扱ったものが中心です。つまり、日ごろのレポート学習をきちんと進めていれば自然に理解できるレベルです。
通信制高校の勉強の難易度は?
通信制高校の学びは自分のペースで進められることが大きな特徴です。レポートは、自分で教科書を読んだり、映像授業を見たりしながら取り組めるので、わからないまま先に進んでしまうことがありません。また、スクーリング(面接授業)や通信(郵便やメール、チャットなど)で先生に質問できる機会もあります。わからないところを理解してからテストを受けられるという安心感が、通信制高校の大きな強みです。学校によっては短い動画教材を用意し、先生の授業を受けるのと同じ感覚で勉強を進められる仕組みを整えているところもあります。何度でも視聴でき、質問も気軽にできる環境であれば、焦らず自分の理解に合わせて学べるため、結果的にテストへの不安を小さくし、少しずつ勉強への自信もわいてきます。
大学進学を目指すコースはレベルがグンと上がる
注意しておきたいのは、「進学コース」「特進コース」などと呼ばれる大学受験を目指すためのコースの学習との違いです。レポート課題や単位認定テストは、高校を卒業するためのものであり、あくまで「高校卒業に必要な基礎学力」を確認することが目的です。一方で、大学進学を目指すコースでは、入試対策としてより発展的な学習内容を扱いますから、学習の習熟度や問題レベルはグンと上がってきます。学校によっては大学進学を目指す人向けのコースを設けており、高校卒業のための単位を習得するカリキュラムとは別に、より発展的な受験対策カリキュラムを受けられる場合もあります。一方、基礎重視のコースはレポート課題にしっかり取り組めばOKで、勉強に苦手意識がある方でも取り組みやすいようにサポートされています。途中で勉強の面白さに目覚めたら、進学コースに変更できる学校もあります。目的に応じてコースが分かれているため、自分に合った学び方が選べるため、「通信制高校でのテストが難しい=大学受験の勉強が大変」ということではありません。
テストが不安でも大丈夫。大切なのは積み重ね
通信制高校のテストは、日々の学びを確認するためのものです。「一夜漬け」や「順位をつけるための試験」ではありません。あなたがこの範囲の学習内容を確かに理解できているかということを確かめる機会です。各科目ごとにレポート課題を少しずつ進め、わからないところを先生に相談しながら取り組むことで、単位も取得できます。
まとめ
通信制高校は、自分に合わせたコースを選ぶことで勉強の目的や難易度を選ぶことができます。勉強が苦手な人はまずは高校を卒業するために必要な学力を身につけましょう。さらに大学進学を目指す人は、受験対策の内容にレベルアップすることも可能です。
NIJIN高等学院では、学ぶ楽しさや「やればできる」という自信を身につけられるカリキュラムをご用意しています。自分らしい学び方を一緒に考えていきますので、入試やコースの詳細を知りたい方はぜひお気軽にご相談ください。

