通信制高校は自宅学習のほかに、学校に通って授業などを受けるスクーリング(面接指導)があります。しかし、人と関わるのが苦手な人はスクーリングが怖いと感じたり、泊まりがけでのスクーリングがあることに不安を感じたりする人も珍しくありません。そう感じるのは、とても自然なことです。実は驚くほど多くの生徒が、同じような気持ちで最初のスクーリングを迎えています。この記事では、スクーリングに不安を感じる理由と実際の様子、そしてスクーリングに少し安心して参加できるようになるヒントを紹介します。
スクーリングをゼロにはできない
通信制高校のスクーリングは、卒業に必要な単位を修得するために避けて通れません。スクーリングゼロで卒業することはできません。スクーリングがない学校という視点から通信制高校探しをしてしまうと、どうやっても見つけることができません。また、スクーリング以外の重要な学習システムやサポート体制などを見落としてしまう可能性もありますので、スクーリング以外の部分もしっかりと確認しながら学校探しを行いましょう。
スクーリングが怖いと感じるのはなぜ?
通信制高校のスクーリングは、普段のオンライン学習とは違い、教室に集まって授業を受けたり、実技に参加したりします。そのため「初めて会う人の中でうまくやれるかな」「友達ができなかったらどうしよう」といった人間関係への不安を感じやすいのです。これまでの学校生活で集団行動がつらかった経験がある人ほど、「また同じことが起きるのでは」と心配してしまうこともあります。
宿泊を伴うスクーリングがある学校では、「お風呂や寝泊まりが心配」「同室の人と気まずくならないか」といった不安もよく聞かれます。特に睡眠や食事、アレルギーなど配慮事項がある場合には、宿泊と聞いただけで心のハードルが上がってしまうかもしれません。
安心して過ごせる自分の家から、わざわざ外に行くわけですから、不安はあって当たり前です。新しい環境や初めての経験には、緊張や不安がどうしてもついて回ります。「不安=悪いこと」ばかりではありません。不安があるから用心できるし、緊張しているから集中できる、何事にも二つの側面があるはずです。少しずつ自分の不安を受け入れ、一歩を踏み出せる日を待ちましょう。
多くの人が不安を感じている
実際、通信制高校の生徒の多くが同じように感じています。「最初はものすごく不安だったけれど、参加してみたら想像以上に楽しかった」「はじめは話す人が一人もいない状態から始まったけれど、授業やレクリエーションを通してたくさんの人と仲良くなれた」といった感想は、通信制高校のスクーリング経験者からよく聞かれる声です。まずは、「怖いと思っても大丈夫」「自分だけじゃない」と知ることが第一歩です。
実際のスクーリングはどんな雰囲気?
通信制高校のスクーリングは、一般的な全日制の授業とは少し違います。クラス単位のにぎやかな雰囲気ではなく、少人数で静かに授業を受けるスタイルが多いのが特徴です。先生が丁寧にサポートしてくれるので、緊張していても徐々に落ち着いて過ごせるようになります。一人になりたいときには自習室や待機室が用意されている学校も多くありますから、ちょっと疲れたなと感じる時も自然に一人になれるので安心です。
「人前で話すのが苦手」「グループワークが怖い」と感じる人もいますが、通信制高校のスクーリングでは強制されることはほとんどありません。自分のペースを大切にできるのが通信制の良いところです。先生やサポートのスタッフが間に入ってくれるので、穏やかなちょうどよい距離感の中で活動することができます。一人ひとりが自分のペースを大事にしているから、いわゆる「ぼっち」になっても気まずいことはありません。
宿泊やお風呂の心配がある人へ
最近の通信制高校では、宿泊スクーリングの環境改善が進んでおり、個室タイプや少人数の部屋を選べる学校もあります。お風呂も時間制や順番制で、誰かと一緒に入る必要がない場合もあります。学校ごとに配慮の内容は異なるため、心配な点は事前に問い合わせて確認しておくと安心です。
不安をやわらげるためにできること
スクーリング前に「どんな授業があるのか」「何を持っていけばいいのか」を確認しておくだけで、気持ちはずっと楽になります。学校に問い合わせたり、先輩の体験談を読んだりして、少しずつイメージを持ちましょう。「人と話すのが苦手」「体調が不安」など、気になることは先生に伝えておくと安心です。通信制高校の先生は、一人ひとりの状況に寄り添う姿勢を大切にしています。最初から楽しもうとしなくても大丈夫です。「まずは一日行ってみよう」という気持ちで十分です。経験を重ねるうちに、少しずつ安心できる時間が増えていきます。
安心して通える通信制高校を選ぶなら
学校によって、スクーリングの雰囲気やサポート内容は大きく異なります。事前説明会や体験スクーリングがある学校なら、実際の様子を見てから選ぶことができます。初めてスクーリングに参加する生徒でも安心できるよう、先生が一人ひとりを丁寧にサポートしてくれる学校、少人数の授業で静かに学べる環境が整っている学校を選ぶと、無理のないペースで参加しやすくなります。
まとめ
スクーリングが怖いと感じるのは、とても自然なことです。誰でも普段と違う場所で、普段と違うことをして過ごすのは、緊張するものです。ましてや、初対面の人と長時間過ごすとなると、色々な心配が湧き出てくるのは当たり前です。先生や仲間の支えを受けながら、「行ってよかった」と思える経験を重ねていくことで、「新しいことにチャレンジする!」という姿勢を育てていきましょう。
NIJIN高等学院では、そんな一人ひとりの不安に寄り添いながら、無理なく安心して学べる環境を用意しています。気になることや不安なことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。オンライン学校説明会や個別相談会を随時開催しています。

