通信制高校への入学や編入を考えたとき、「卒業は何月になるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。特に、大学進学や就職など、次のステップに関わる重要なポイントだからこそ、しっかり確認しておきたいところです。
この記事では、通信制高校の卒業時期や、卒業に必要な条件(卒業要件)、そして高2・高3からの転入でも卒業は可能かどうかについて、わかりやすく解説します。
通信制高校の卒業時期は「3月」
通信制高校も、全日制と同じように3月が卒業の時期になります。新年度が4月に始まり、翌年3月で学年が終わる「年度制」を採用している学校が多いためです。卒業式も3月に行われる学校がほとんどで、進学や就職などの一般的なスケジュールに合わせやすい仕組みになっています。
通信制高校の卒業要件とは?
卒業するためには、次の3つの条件をすべて満たす必要があります。3年以上の在籍期間(前の高校での在籍も合算可)、74単位以上の修得、30時間以上の特別活動です。この3つの条件を満たせば、全日制高校と同じように高卒資格を得ることができます。なお、「特別活動」とはホームルームや学校行事などのことを指します。
最短3年で卒業
通信制高校では、学習の進め方や単位の取得状況によっては、柔軟に卒業時期を調整することもできますが、合計して3年以上の在籍が必要です。これは「学校教育法」に定められているためで、たとえ2年次までに卒業に必要な単位数をすべて取得できていたとしても、早く卒業することはできません。
また、3年以上かけてゆっくり学ぶことも可能です。体調や家庭の事情などに合わせて、履修する科目や単位数を自分で決めて学校に申請するというシステム(「単位制」と言います)になっています。ただし、学校ごとの規定があるため、事前に確認を行いましょう。
転校した場合の卒業時期は?
通信制高校は学年途中での編入・転入も可能です。これまで通っていた高校で修得した単位や在籍期間は、多くの場合、次の学校で引き継ぐことができます。そのため、学年を下げることなく、元の学年と同じ3月に卒業できる可能性もあります。ただし、単位の引き継ぎ状況や転校後の学習計画によっては、卒業時期が前後する場合もあるため、まずは希望する学校に相談しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 9月に卒業することはできますか?
A. 一部の通信制高校では、9月卒業を認めているケースもあります。ただし、進学や就職の場合、年度始まりの4月からがスタートとなりますので、空白期間ができることも。注意が必要です。
Q. 卒業を早めたい場合、どうすればいいですか?
A. 通信制高校を最短で卒業する場合、在籍年数は「3年」です。それ以上早めることはできません。最短で卒業するために、残り何単位の取得が必要かをしっかり計算して学習計画を立てましょう。
Q. 全日制から通信制へ転校する場合、全日制高校の同級生と同じ年に卒業できますか?
A. 同じ年に卒業することが可能です。全日制高校での在籍期間や取得単位数によって可否が決まります。合計の在籍年数やこれから必要な取得単位数を確認して、次の通信制高校に相談しましょう。
Q. 転校予定の通信制校の「学校見学」「オープンスクール」に行った方がいいですか?
A. 重要な情報を得られるチャンスなので、積極的に参加しましょう。通信制高校では、学校見学・学校説明会・オープンキャンパス・オープンスクールなど、さまざまな名前でイベントが開催されています。その学校があなたに合っているか、しっかり見極める良い機会となりますよ。
まとめ|卒業時期を見据えて、無理のない学習計画を
通信制高校の卒業時期は、基本的に3月です。ただし、自分のペースに合わせて、3年以上の通うことが柔軟にできます。卒業には「在籍3年以上」「74単位以上の修得」「特別活動30時間以上」といった要件がありますが、高2・高3からの転校でも、これらの条件をクリアすれば、卒業は十分に目指せます。
まずは気になる学校の資料請求や説明会への参加がおすすめです。個別相談などで、自分に合った卒業までのプランを確認してみてください。
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