通信制高校は、自宅での学習がメインとなりますが、通学して授業を受けることもあります。
今回は、通信制高校の授業はどんなものなのか?という疑問にお答えしていきます。
授業のスタイルや頻度
通信制高校での授業のスタイルや頻度は、学校によって大きく異なります。また、同じ学校でもコースによってスクーリングの日数や勉強する内容を選べたりすることもあります。
基本的には毎日通学するスタイルにしたり、できる限り通学日数が少なくなるコースを選んだりすることもできますので、自分の希望に合わせて授業スタイルや頻度を選ぶことができます。
授業は教科書やレポートの内容解説が中心
通信制高校の授業内容は、全日制高校の授業内容と同じです。全日制・定時制・通信制の全課程で共通しているので、必修科目の単位数も同じ。ただし、授業のスタイルやテストの形式が異なっています。順番に解説していきます。
教科・科目
通信制高校の普通科の場合、国語、数学、理科、英語など、全日制高校普通科と同じく共通の教科・科目を学びます。
必修科目と選択科目
高校で学ぶ科目は、以下の表のとおりです。なお、修得単位数には幅があり、高校によって異なります。科目選択によって多少異なり、表では「標準単位数」が示されています。
| 教科 | 主な科目 | 必履修科目 |
|---|---|---|
| 国語 | 現代の国語/言語文化/論理国語/文学国語/国語表現/古典探究 | 〇 |
| 地理歴史 | 地理総合/地理探究/歴史総合/日本史探究/世界史探究 | 〇 |
| 公民 | 公共/倫理/政治・経済 | 〇 |
| 数学 | 数学Ⅰ~Ⅲ/数学A~C | 〇(数学Ⅰ、2単位まで減可) |
| 理科 | 科学と人間生活/物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物/地学基礎・地学 | 「科学と人間生活」含む2科目、または基礎科目を3科目 |
| 保健体育 | 体育/保健 | 〇 |
| 芸術 | 音楽/美術/工芸/書道(各Ⅰ~Ⅲ) | 「Ⅰ」のいずれか1科目 |
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ/論理・表現Ⅰ~Ⅲ | 〇(英語コミュニケーションⅠ、2単位まで減可) |
| 家庭 | 家庭基礎/家庭総合 | いずれか1科目 |
| 情報 | 情報Ⅰ/情報Ⅱ | 〇(情報Ⅰ) |
| 理数 | 理数探究基礎/理数探究 | ― |
| 総合的な探求の時間 | ― | 〇(2単位まで減可) |
必修科目は合計35単位以上を履修し、卒業するのには74単位を修得する必要があります。
授業の進め方
授業では、教科書の解説や重要ポイントを聞いたり、そのほかの高校独自の教材に取り組んだりします。質問対応の時間もあり、科目ごとに指定されたレポート課題などに取り組んだりもします。
授業のスタイルは高校によって異なりますが、録画された授業映像を見たり、自分で教科書を読んだり、レポートを書いたりします。
特別活動
教科・科目の学習以外に、特別活動に30単位時間以上出席する必要があります。特別活動とは具体的には以下のようなものがあります。
・ホームルーム活動
・クラブ・部活動
・生徒会活動
・学校行事(体験学習) など
定期テスト
通信制高校でもテストがあります。
全日制高校においては学期ごとの中間テスト、期末テストなどの定期テスト・定期考査が実施されますが、通信制高校においては「単位認定試験」が行われます。
通信制高校ならではのカリキュラムも
通信制高校では豊富なカリキュラムが用意されており、ユニークな学習テーマを扱っている学校もあります。中には、全日制高校では考えられないような専門家によるレベルの高い講義や、普通の高校では体験できないような多様な授業も行われており、高卒資格を取ることだけを目的にしては、もったいないかもしれませんね。学校ごとの授業内容やカリキュラムの特色をよく比較して選ぶことをおすすめします。
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