特定のストレスをきっかけに、急に学校へ行くのがつらくなった――そんな状態は「適応障害」と呼ばれることがあります。この記事では適応障害の高校生に見られる特徴と、回復までのプロセスについて紹介します。
目次
適応障害とは
進級、クラス替え、人間関係のトラブルなど、明確なきっかけとなるストレスに対して、通常の範囲を超えた心身の反応が出てしまう状態です。憂うつな気分、強い不安、涙もろさ、頭痛や腹痛などの身体症状が現れることもあります。原因となるストレスから離れると症状が軽くなるのが特徴です。
「甘え」ではなく回復に時間がかかる理由
適応障害は、原因となる環境から離れれば比較的早く回復すると言われる一方、無理に元の環境に戻そうとすると症状がぶり返しやすいという特徴もあります。「もう大丈夫でしょ」と早く登校を促すことが、かえって回復を遅らせてしまうこともあるのです。
回復のためにできること
- ストレスの原因となっている環境から、いったん距離を置く
- 「早く戻らなきゃ」と急かさず、本人のペースを尊重する
- 心身の状態が落ち着くまで、無理に理由や経緯を聞き出そうとしない
- 回復後の環境調整(クラス替え、転校など)も選択肢として考える
原因となった環境に戻ることだけが回復のゴールではありません。通信制高校のように、負荷の少ない環境で学びを続けながら回復していくという道もあります。
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