発達障害の高校生の「宿題の先延ばし」は親のせいじゃない

締め切りギリギリまで宿題に手をつけない我が子の様子に、「計画性を教えられなかったのでは」と悩む保護者は少なくありません。今回は、先延ばしと発達特性の関係について解説します。

目次

先延ばしは意志の弱さではない

発達障害の特性がある場合、物事に取りかかること自体に大きなエネルギーが必要になる「実行機能」の特性を持つタイプがあります。「やる気がない」わけではなく、始めるまでのハードルが高く感じられていることが背景にあります。

よくある場面

  • 頭では分かっていても、体が動かない
  • 大きな課題を前にすると、何から手をつければよいか分からなくなる
  • 締め切り直前になって、ようやく取りかかれる

保護者ができるサポート

  • 課題を小さく分割し、最初の一歩を具体的に示す
  • 「今日はここまででいい」とハードルを下げる
  • できたときは、結果より取りかかれたこと自体を認める

自分を責めなくていい

先延ばしの傾向は、しつけの結果ではなく特性です。叱ることよりも、始めやすい仕組みを一緒に作っていくことが、本人の力になります。

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