発達障害の高校生の「大きな声を出してしまう」は親のせいじゃない

感情が高ぶると、つい大きな声を出してしまう我が子の様子に、「厳しくしつけるべきだったのでは」と悩む保護者は少なくありません。今回は、その背景について解説します。

目次

感情表現の調整も特性のひとつ

発達障害の特性がある場合、感情の高ぶりを内側で処理することが難しく、そのまま声や態度に表れやすいタイプがあります。これはしつけの問題ではなく、感情調整に関わる脳の特性です。

よくある場面

  • 強い不満やストレスを感じたときに、大きな声が出てしまう
  • 興奮した気持ちを、うまくコントロールできない
  • 後から「大きな声を出してしまった」と自分でも落ち込む

保護者ができる関わり方

  • 大きな声が出たときは、まず落ち着ける環境に移動する
  • 落ち着いてから、そのときの気持ちを一緒に振り返る
  • 「大きな声を出さない方法」を、日頃から少しずつ練習する

自分を責めなくていい

感情の表出の仕方は、育て方の結果ではなく特性です。責めるのではなく、落ち着くための方法を一緒に見つけていくことが、本人の成長につながります。

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