列に並ぶこと、順番が回ってくるまで待つことに強いストレスを感じる——ADHD(注意欠如・多動症)の特性がある高校生に見られる傾向のひとつです。今回はその特性と対応方法を紹介します。
目次
なぜ「待つ」ことが苦手になりやすいのか
ADHDの特性には、衝動性や、今この瞬間への強い意識の向きやすさが関係していることがあります。「あとどれくらい待てばいいのか」が見えないと、不安や焦りが強くなり、待つこと自体が大きな負担になってしまいます。
困りやすい場面
- 授業中、発言の順番を待てず割り込んでしまう
- 列に並ぶ場面でイライラしてしまう
- 返信や結果を待つことに強い焦りを感じる
対応の工夫
- 「あとどれくらいで順番が来るか」を見える化する
- 待っている間にできる別のことを用意しておく
- 待てたこと自体をきちんと認めてあげる
- 深呼吸など、気持ちを落ち着ける方法を身につける
待つことへの負担が少ない環境を選ぶ
通信制高校では、集団での順番待ちのような場面が少なく、自分のペースで学習や質問を進められる環境が整っている場合が多くあります。特性による困難を減らせる環境を選ぶことも、無理なく学びを続けるための大切な工夫です。
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