通信制高校でも通学定期券は使える?学割の仕組みを解説

高校生は、公共交通機関や映画館、最近では携帯電話の使用料などでも学生割引(学割)が使えます。では、通信制高校の高校生も同じように学割が使えるのでしょうか?今回は、電車やバスといった公共交通機関を中心に通信制高校の学割について解説していきます。

目次

通信制高校でも学割は使える

まず、前提として、通信制高校も全日制高校も、同じく学校教育法第50条によって定められた「高等学校」です。

第五十条 高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする。
引用元:学校教育法第50条

ですから、学生証などの提示によって使えるような「学割」はもちろん、通信制高校に通う学生にも適用されます。

通学定期券とは

通学定期券とは、学生向けの割引定期券のことです。通勤定期券よりもさらに割引率が高くなることが特徴です。高校生のほかにも、高専、大学、専門学校などの学生が対象となっていますが、ポイントは、鉄道会社等が指定する学校へ通学する生徒が対象となるということです。

通常、高校キャンパスの最寄り駅の交通機関、つまり鉄道・地下鉄・バスなどの会社に、高校がキャンパスごとに届け出を出します。1週間の通学日数や授業時間数をもとに判断がされ、それが受理されることで、その高校の在校生は通学定期券や学割乗車券等を購入することができるようになります。また、稀ではありますが、交通機関によっては「通学定期券」の販売を行っていないケースもありますので、注意しましょう。

通学目的以外では購入できない

通学定期券は、あくまで通学に使うためのものです。それ以外の目的で購入することはできません。高校の最寄り駅から自宅最寄り駅の区間でのみと決められていて、その区間のみ購入可能です。

通学定期券の購入方法

通学定期券の購入のためには、高校の発行する「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書」等が必要です。学校のサイトや事務局で手続きすることで、無料で発行してもらえます。学生証を見せれば学割定期券や学割乗車券が購入できる、というわけではありませんので注意しましょう。

通学回数券

通学日数が多くない場合、定期券を購入した方が、かえって交通費が高くなってしまう場合もあります。その場合、おすすめなのが割引回数券です。

Q.通学用の割引回数券はありますか。
A.通信教育を行う高等学校の生徒、および放送大学の学生の方が面接授業または試験のために通学される場合、運賃を割引した普通回数乗車券(11枚つづり)を発売します。購入にあたっては、学校の発行する通信教育学校用の学校学生生徒旅客運賃割引証が必要となります。なお、放送大学、通信制高等学校以外の学校については、通学用割引回数券の発売はございません。
<割引率>
放送大学:2割引
通信制高等学校:5割引
引用元:JR東日本 Q&A

通学用割引普通回数券を取り扱っていない鉄道会社もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

まとめ

通信制高校生が通学定期券を使えるのは、以下のような条件を満たした場合です(原則)。

・通信制高校に在籍していること
・在籍する通信制高校は、交通機関が指定する学校であること
・交通機関が通学定期券を販売していること
・通学定期券購入時には、高校の発行する「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書」等が必要

※詳細は各高校にてご確認ください。

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