通信制高校の場合、普段は学校に通う必要はありませんが、その代わりスクーリングというものがあります。どんな内容なのか、何をして過ごすのか気になっている人は多いのではないでしょうか?
スクーリングには、通学形式と合宿形式がありますが、今回は、通信制高校のスクーリング・宿泊形式での気になる点を解説していきます。
スクーリングとは?(面接指導)
通信制高校のスクーリングはその特徴から、「登校型」「集中型」「宿泊型(合宿型)」という3つに分けられます。
登校型は、定期的に学校に通うスタイルで、午前だけ・午後だけ・〇時間目だけなど、通学頻度を選ぶことができるようになっています。
集中型は、まとまった期間に学校などに通うスタイルで、夏期・冬期など一定期間にまとめて授業を行います。実施場所が遠方である場合には、泊りがけで参加する場合もあります。
宿泊型(合宿型)は、施設等に宿泊しながら泊りがけでスクーリングを行います。集中型よりも頻度が少なく、課外活動なども同時に行う場合もあります。
スクーリングに参加できなかったらどうなる?
体調不良等の理由で、スクーリングに参加できなくなった場合、単位認定試験の受験条件を満たせないことになります。つまり、卒業に必要な単位をとることができません。これはすべての通信制高校で共通することです。多くの学校では、別日程のスクーリングに振り替えて参加する等の対応をしてくれますので、体調不良などで参加できなくなった場合は、まず学校の先生に早めに連絡することが大切です。
スクーリング参加時の悩み
通信制高校は自宅学習がメインで、スクーリングの機会に友達ができるか心配という声も。一方で、できるだけ人とのコミュニケーションをとらなくて済む高校に行きたい、という方もいます。それぞれスクーリングに対する思いは異なります。そこでここからは、スクーリングについてよくある質問・不安についてお答えしていきます。スクーリングに苦手意識のある方の心配が少しでも軽くなればいいな、と思います。
不安:人間関係が苦手
年に数日のスクーリングでも、人間関係に苦手意識を持っている人にとっては大きなストレスになってしまうかもしれません。しかし、残念ながらスクーリングに全く参加しないで卒業する方法はありません。多くの通信制高校では、できるだけ生徒の負担を少なくしながらスクーリングに参加できるよう配慮しています。学習相談や進路相談を担当する先生がついている学校も多いので、不安があるときには早めに相談してみましょう。スクーリングに参加する生徒は、当日初めて会う初対面同士がほとんどです。最初は緊張するかもしれませんが、担当の先生がサポートしてくれる学校が多いので、無理のない範囲で参加できるか、事前に学校に確認しておくと安心です。
不安:宿泊に抵抗がある
宿泊を伴うスクーリングがある学校の場合、宿泊に不安がある人も多いかと思います。学校によって対応は異なりますが、次のような配慮がされているケースが多くあります。
・体調を考慮し、必要に応じて保護者が同伴できる学校もある
・個室での宿泊に対応している学校もある
・各部屋にシャワーやお風呂が完備されている施設を利用する学校もある
・Wi-Fiが利用できる宿泊施設を使う学校もある
「大浴場にみんなで入らないといけないのでは」「一人の時間がとれないのでは」といった不安がある場合は、宿泊施設の設備や個室対応の有無について、事前に学校に確認しておくと安心です。
不安:体調や体力
特に10代は心身ともに不安定な時期でもあります。季節の変わり目などでは、体調を崩しやすくなってしまうもの。スクーリングに参加しないと単位が取得できないといえども、決して無理はしないことが大切です。ただし、場合によってはスクーリングの振り替えができない場合もあります。年間スケジュールを事前に確認して、しっかり体調管理をしていきましょう。体調を崩してしまったならば、しっかり休むのが一番です。無理をしても良いことはありません。不安が大きい場合には、早めに学校の先生に相談してみてください。
まとめ
今回は通信制高校のスクーリングに関する疑問やお悩みについて解説してきました。通信制高校を選ぶ事情は、本当に様々です。複雑な事情があり、全日制高校に行けないケースもあるかもしれません。そんな中、自由度が高く、プレッシャーの少ない高校生活は、通信制高校の魅力の1つと言えるでしょう。宿泊を伴うスクーリングの具体的な内容や配慮の有無は学校によって異なりますので、不安がある場合は事前の学校説明会や個別相談会で確認しておくことをおすすめします。
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