通信制高校に制服はあるのか。調べると「制服がかわいい学校がある」という話と「私服で通える」という話が両方出てきて、結局どちらなのか分かりにくいと思います。
先に答えを書くと、通信制高校の制服は、学校ごとに「着る決まりがある(指定)」「用意はあるが買うのも着るのも自由(任意・標準服)」「制服そのものが無い」の3通りに分かれます。さらに同じ学校の中でも、毎日通うコースだけ制服を着る決まりがある、ということがあります。だから「その学校に制服があるか」より、「自分が選ぶコースで、制服を着る義務があるか」を確かめるのが近道です。
この記事は、東京都教育委員会の制服一覧(都立3校)と私立5校の公式ページ(あわせて8校)、文部科学省の就学支援金・奨学給付金の資料、生徒指導提要、通信制高等学校実態調査を実際に開いて確認した内容でできています。学校の例は、あくまで例です。他の学校も同じとは限らないので、最後は志望校の公式ページや説明会で確かめてください。
制服のある学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:通信制高校の制服(ある・ない・選べる)の早見
- 制服の扱いは3通りです。東京都教育委員会は、着用が義務の「制服」、着用が望ましいとされる「標準服・推奨服」、「制服なし」の3つに分けて一覧にしています。
- 公式ページで確かめた8校の例では、制服なしが3校、制服はあるが購入も着用も任意が4校、コースによって着用が義務になる学校が1校でした(2026年9月27日確認)。
- 東京都立の通信制課程3校(一橋・新宿山吹・砂川)は、いずれも「制服はありません」。砂川高校は、定時制課程には制服があり、通信制課程には無いという違いがあります。
- 毎日通うコースだけ、制服を着る決まりがある学校もあります。クラーク記念国際高校は、全日型の週5日コースで制服着用が義務(キャンパスにより異なる)、スマートスタディコースは私服です。
- 制服代は就学支援金では払えません。就学支援金は授業料に充てる支援金です。授業料以外の教育費には、別の制度の高校生等奨学給付金があります(対象は年収約490万円未満が目安の世帯など)。
- 制服が無くても、服装や身なりのきまりが無いとは限りません。校則は学校ごとに校長が定めるもので、国の生徒指導提要はホームページ等での公開が適切としています。
- 自宅から学ぶ日が中心の学び方がよい場合は、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)と通信制高校を組み合わせる方法もあります。
「制服があるか」より先に、「着る義務があるか」を確かめます
通信制高校の制服について調べていると、「制服あり」と書いてある学校でも、実際には私服の生徒が普通に通っていることがあると気づきます。これは矛盾ではありません。「制服がある」という言葉の中に、着なければならない制服と、着たい人が着る制服の2種類が混ざっているからです。
この違いを、東京都教育委員会の「だから都立高」が、定時制・通信制課程の制服一覧の中ではっきり書き分けています。
| 呼び方 | 東京都教育委員会の説明 | 読み替えると |
|---|---|---|
| 制服 | 学校ごとに着用が義務づけられている服装。いくつかのタイプやデザインから自由に選べる学校もある | 着て通う決まりがある |
| 標準服・推奨服 | 学校ごとに着用することが望ましいとされる服装。いくつかのタイプやデザインから選べる学校もある | 用意はあるが、着るかどうかは学校の決め方しだい |
| 制服なし | 学校生活にふさわしい私服を着用する(体操服や校内用上履き等は学校指定がある場合がある) | 私服。ただし体操服などは指定のことも |
出典:東京都教育委員会「制服一覧(定時制・通信制)」だから都立高(2024年11月15日掲載・2026年9月27日確認)
私立の通信制高校では、「制服」と呼んでいても、中身は上の表の「標準服」に近いものがあります。学校案内に「制服あり」と書かれていたら、次の2つを確かめると、自分に関係があるかどうかがすぐ分かります。
- 購入は必須か、任意か(買わなくても入学できるか)
- 着用は毎回か、行事のときだけか、自由か(自分が選ぶコースではどうか)
この2つが「任意」「自由」なら、制服は「着たい人のための選択肢」です。どちらかが「必須」なら、制服代と毎日の着用を前提に考えることになります。

公式ページで確かめた8校の例:制服なし3校、任意4校、コースで義務1校でした
一般論ではなく、学校や東京都教育委員会が公開している記載を実際に開いて確かめました。公立3校と私立5校です。数を集めた調査ではなく、あくまで例として見てください。
| 学校 | 公式の記載(要約) | 分類 |
|---|---|---|
| 東京都立一橋高校(通信制課程) | 制服はありません。自由な服装で登校しています | 制服なし |
| 東京都立新宿山吹高校(通信制課程) | 制服はありません | 制服なし |
| 東京都立砂川高校(通信制課程) | 制服はありません(定時制課程には制服あり) | 制服なし |
| N高等学校・S高等学校・R高等学校 | 制服の購入・着用は、所属コースにかかわらず任意。上着のみ・スカートのみなど一部購入も可能 | 任意 |
| 第一学院高校 | 制服はあるが、購入も着用も自由。私服との併用も可能 | 任意 |
| ID学園高校 | 制服(標準服)はあるが、購入や着用は必須ではなく選べる | 任意 |
| ヒューマンキャンパス高校 | 制服はあるが、購入は必須ではない。市販の制服で通学してもよい | 任意 |
| クラーク記念国際高校 | 全日型の週5日コースは制服着用が義務(キャンパスにより異なる)。スマートスタディコースは私服(服装のルールはあり) | コースで義務 |
出典:東京都教育委員会 制服一覧(定時制・通信制)/N高グループ よくある質問・制服紹介/第一学院高校「服装は自由!通信制高校の制服事情」/ID学園高校 公式ブログ/ヒューマンキャンパス高校 コラム/クラーク記念国際高校 よくあるご質問(いずれも2026年9月27日確認)
8校のうち、私立5校はすべて何らかの制服を用意していました。一方で、その5校のうち4校は、購入も着用も任意でした。「通信制は制服がない」も「通信制にも制服がある」も、どちらも半分だけ正しい、ということになります。
もうひとつ目を引くのが、選べる幅の広さです。N高グループは上着だけ、スカートだけといった一部の購入ができ、第一学院高校は女性の制服でスカートだけでなくパンツスタイルも選べると書いています。N高グループの制服は、2026年4月からデザイナーのコシノジュンコ氏がデザインしたものを導入すると発表されています(N高グループ プレスリリース 2025年9月3日)。
学費やコースの違いまで含めて学校を比べたい場合は、通信制高校 選び方のページに、テーマ別の記事をまとめています。
同じ学校でも、コースや課程で制服の扱いが変わります
上の表でいちばん大事なのは、クラーク記念国際高校の行です。同じ学校なのに、毎日通う全日型コースは制服、登校日を選ぶコースは私服と分かれています。同校のよくある質問は、全日型の週5日コースで制服着用を義務づけている理由を、高校生としてのルールやマナーを身につけてほしいから、と説明しています。
クラーク記念国際高校の学習スタイルの案内でも、分け方は次のようになっています。
- 週5日通学:制服を着用して登校
- スマートスタディ(オンライン+通学、週2〜3日通学):私服で登校
- 単位修得(月1・2回程度登校。キャンパスにより異なる):私服
出典:クラーク記念国際高校「自分で選べる通学スタイル」(2026年9月27日確認)
公立でも似たことが起きます。東京都立砂川高校は、同じ一覧の中で定時制課程は「制服あり」、通信制課程は「制服はありません」と別々に書かれています。「〇〇高校は制服がある」と聞いても、自分が入る課程やコースの話かどうかを分けて考える必要があります。
では、毎日通うコースに通う生徒はどれくらいいるのでしょうか。文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2025年5月1日時点)で、通学頻度別のコースにいる生徒300,406人の内訳を見ると、次のとおりでした。
- 週5日のコース:37,505人(12.5%)
- 週4日:5,712人/週3日:20,013人/週2日:13,564人/週1日:36,929人
- 集中スクーリング型:86,961人(28.9%)
- その他(月1〜2回・自由登校など):99,722人(33.2%)
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(正規外のコースを含む。2026年9月確認)
週5日のコースは12.5%で、週3日以上を合わせても約21%です(上の人数から計算)。つまり、通信制高校の生徒の多くは、そもそも登校する日が少ない学び方をしています。登校日が少なければ、制服を着る場面も少なくなります。毎日通うコースの中身は通信制高校 通学コースの記事で詳しく説明しています。

制服を着るかどうかが問われるのは、毎日の登校・式典・スクーリングの3つの場面です
制服の有無が生活に関わってくるのは、実際には限られた場面です。場面ごとに、制服がある学校とない学校で何が変わるかを整理しました。
| 場面 | 制服が指定の学校・コース | 任意の学校・制服なしの学校 | 確かめること |
|---|---|---|---|
| 毎日(週3〜5日)の登校 | 制服で登校する | 私服か、持っていれば制服 | 自分のコースで着用が義務か |
| 入学式・卒業式 | 制服で出る | 私服やスーツ、持っていれば制服 | 式の案内に服装の指定があるか |
| スクーリング(面接指導) | 学校・コースの決まりによる | 私服が多い | 体育実技があるか、体操服の指定 |
| 自宅学習・オンライン | 関係しないことが多い | 関係しないことが多い | オンライン授業でカメラを使うか |
式典の服装については、ID学園高校の公式ブログが、入学式・卒業式ではワイシャツやブラウスに控えめな色のボトムスを合わせるなど、スーツを着なくても落ち着いた色合いを選ぶとよい、としています。同じ記事では、式典やイベントも私服で参加できる学校がほとんどで、学校指定の制服を買っていない生徒でも私服で参加できる、とも書いています(通信制高校全般についての説明です)。
ただし、式典の服装の決まりは学校によって違います。都立の定時制課程には、標準服を採用しつつ「公式行事等は標準服(あるいはスーツ)の着用が求められます」と書いている学校(八王子拓真高校)もあります(定時制の例です)。入学が決まったら、式の案内に書かれている服装の指定を読む、というのがいちばん確実な順番です。
登校日やスクーリングの日に具体的に何を着ればいいか(季節ごとの組み合わせ、体育のある日、宿泊をともなう日など)は、通信制高校 登校日 服装の記事で、6校の公式ページをもとにまとめています。この記事では、学校を選ぶ段階で見ておきたい「制服の決まり」と「費用」に絞ります。
「制服がない=何でも自由」ではありません。服装のきまりは学校ごとに決まります
制服が無い学校、または任意の学校でも、服装や身なりのきまりがまったく無いとは限りません。ここは誤解されやすいところです。
文部科学省の「生徒指導提要」(令和4年12月)は、校則について、法令上の規定は特に無く、これまでの判例では社会通念上合理的と認められる範囲で校長が定めるものとされ、最終的には校長により制定されるもの、と説明しています。つまり服装や髪型のきまりは、国ではなく学校ごとに決まっています。
公式ページの書き方にも、その違いが表れています。
- N高グループ:服装に関する校則が無く、頭髪や装飾など身なりに関する校則も無い。ただし、周囲の方に迷惑がかかるなどと判断すれば指導する場合がある
- クラーク記念国際高校:スマートスタディコースは私服での通学だが、服装のルールはある
- 東京都立の定時制・通信制課程:制服なしの学校では「学校生活にふさわしい私服を着用」し、体操服や校内用上履き等は指定がある場合がある
同じ生徒指導提要は、校則の内容を、学校内外の関係者が普段から参照できるように学校のホームページ等に公開しておくことが適切だとしています。服装のきまりが気になる場合は、まず志望校のホームページで「生徒心得」「校則」「生活のきまり」といった言葉を探してみてください。見つからなければ、説明会で次のように聞けば十分です。
- 髪の色やピアス、メイクについて、決まりはありますか
- 体操服や上履きなど、指定で買うものはありますか
- 式典のときに、服装の指定はありますか
出典:文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」 3.6.1 校則の運用・見直し(2026年9月確認)

制服代は就学支援金では払えません。授業料以外の支援は奨学給付金です
制服は、買うとなるとまとまった金額になります。ここでは、公式ページで確かめられた金額と、使える支援の範囲を分けて書きます。
制服の金額:公式ページに書かれていた2校の例
- ID学園高校:制服は1着4万円程度。購入したくない場合はしなくてもよい(公式ブログ。2024年12月29日更新の記載)
- ヒューマンキャンパス高校:指定の制服は30,000円程度で購入でき、購入は必須ではない(公式コラム)
N高グループ、第一学院高校、クラーク記念国際高校については、今回見た公式ページでは制服の価格は確認できませんでした。価格は時期によって変わることもあるので、入学前の案内や説明会で確かめてください。
就学支援金は、授業料に充てるお金です
高等学校等就学支援金は、学校の設置者(都道府県や学校法人など)が生徒本人に代わって受け取り、授業料に充てる仕組みです。文部科学省のQ&Aも、就学支援金を「授業料に充てるための支援金」と説明しています。2026年度の私立の通信制は、1単位13,668円・年間337,200円までで、所得制限はありません。
このため、制服代、入学金、教材費などは、就学支援金では払えません。制服が「任意」の学校なら、買わない選択をすれば、この費用はかかりません。
授業料以外の教育費には、高校生等奨学給付金があります
授業料以外の教育費を支える国の制度として、返還不要の「高校生等奨学給付金」があります。文部科学省の資料では、授業料以外の教育費として、教科書費、教材費、学用品費、通学用品費、入学学用品費、教科外活動費、通信費などが挙げられています。制服を名指しした記載は、今回見た資料では確認できませんでした。
| 世帯(年収は目安) | 通信制・国公立 | 通信制・私立 |
|---|---|---|
| 住民税非課税世帯(年収270万円未満) | 年50,500円 | 年52,100円 |
| 年収270万〜380万円の世帯 | 年16,830円 | 年17,370円 |
| 年収380万〜490万円の世帯 | 年12,630円 | 年13,030円 |
生活保護世帯は別の額が定められています。年収は、両親のうちどちらか一方が働き、高校生1人(16歳以上)と中学生1人の4人世帯の目安です。申し込み先はお住まいの都道府県または学校で、就学支援金とは別に申し込みが必要です。都道府県によって実施状況が異なります。
出典:文部科学省「高校生等への修学支援」/高等学校等就学支援金制度に関するQ&A/高校生等奨学給付金リーフレット/令和8年度予算 高校生等奨学給付金(いずれも2026年9月確認)
このほか、都道府県や市町村が独自に行っている奨学金もあり、文部科学省のQ&Aは日本学生支援機構のホームページで検索できると案内しています。授業料やスクーリング費用まで含めた全体の見方は通信制高校 学費の記事、就学支援金の手続きは通信制高校 就学支援金の記事で説明しています。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

制服を着たい子は、「着たい日に着られるか」で学校を見ます
「高校生らしく制服を着て過ごしたい」という気持ちは、通信制高校を選ぶときにも大事にしてよい希望です。第一学院高校のページも、制服を着ることで気持ちの切り替えがしやすい、毎朝の服選びの手間が省ける、といった良さを挙げています。
制服を着たい場合の見方は、次の3つです。
- 制服が用意されているか。今回の例では、私立5校はすべて何らかの制服を用意していました。公立の通信制課程は、都立の3校はいずれも制服なしでした
- 自分が選ぶコースで着られるか。任意の学校では、どのコースでも着て通える学校があります(N高グループは所属コースにかかわらず任意)。毎日制服で通う生活がしたいなら、全日型・週5日のコースも候補になります
- 好みの形を選べるか。スカートかパンツか、リボンかネクタイか、一部だけ買えるか。学校によって選べる幅が違います
選んだ学校に制服が無い場合でも、制服風の服で通うという方法があります。ヒューマンキャンパス高校は、指定の制服とは別に、市販の制服を着て通学してもかまわない、と公式に書いています。ただし、これも学校ごとの判断なので、入学前に「市販の制服風の服で通ってもいいですか」と聞いておくと安心です。
制服を着たくない子は、「着なくていい」と公式に書いてあるかを見ます
反対に、制服がつらい、決められた服を着ることが負担だった、という人もいます。中学校の制服の締め付けや素材が苦手だった人、スカートを着ることに抵抗がある人、毎日同じ服で決まった時間に登校すること自体がしんどかった人など、理由はさまざまです。
この場合の見方はシンプルで、「購入も着用も任意」「制服はありません」と公式に書いてあるかを確かめます。書き方が曖昧なときは、説明会で聞いてみてください。
| あなたの希望 | 向きやすい形 | 説明会で聞くこと |
|---|---|---|
| 毎日制服で通いたい | 全日型・週5日コースで制服を着る学校 | 着用の決まり、制服代、夏服と冬服の違い |
| 着たい日だけ着たい | 制服が任意の学校 | 一部だけ買えるか、私服との併用ができるか |
| 制服は着たくない | 制服なし、または任意の学校で任意のコース | 式典の服装の指定、体操服の指定 |
| 性別で決められた服がつらい | 形を選べる制服、または制服なしの学校 | スカート・パンツ、リボン・ネクタイを選べるか |
気をつけたいのは、同じ学校でもコースを変えると制服の扱いが変わることがある点です。入学後に週5日のコースへ移る予定があるなら、そのコースの服装の決まりも先に聞いておきましょう。
服装がつらい理由に、体調や感覚の過敏さなどが関わっている場合もあります。学校には「この素材がつらい」「この形だと登校できない」と具体的に伝えて相談できます。つらさが強いときは、学校だけで抱え込まず、かかりつけの医師などに相談することも考えてみてください。
よくある誤解:「制服が無いと浮く」「制服があると校則が厳しい」は、どちらも決めつけです
制服について、よく聞く思い込みを3つ取り上げます。
誤解1:制服が無い学校だと、私服で浮いてしまう。
通信制高校は、年齢も生活のしかたも違う人が集まる場です。任意の学校では、ID学園高校の公式ブログが、制服を着る生徒、制服と私服を合わせる生徒、私服の生徒などさまざまだと書いています。全員が同じ格好をしている場面ばかりではありません。
誤解2:制服がある学校は、校則も厳しい。
制服があることと、髪型や身なりの決まりが厳しいことは、別の話です。N高グループは任意の制服を用意しつつ、身なりに関する校則は無いとしています。逆に、制服が無くても服装のルールがある学校もあります。気になるのは制服の有無ではなく、生徒心得や校則の中身です。
誤解3:通信制高校はどこも制服が無い。
今回確かめた私立5校はいずれも制服を用意しており、全日型コースで制服着用が義務の学校もありました。「通信制だから私服」と決めつけず、コースごとに確かめるのが確実です。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも、海外からも学べて、担任がつきます。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。
オンラインで学ぶ日は、自宅から参加します。毎朝決まった服を着て決まった時間に家を出ることが負担だった人にとっては、制服の問題とは別の角度から、学び方そのものを変える選択肢になります。一方で、生徒会・サークル・学園祭・企業コラボなど、仲間と一緒に何かをつくる場もあります。
正直にお伝えしておくべき点もあります。
- ニジ高は高校ではありません。卒業資格は、提携する通信制高校で取ります
- 提携する通信制高校のスクーリングへの参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。スクーリングの日の服装は、その通信制高校の案内を確認することになります
- 費用は、在籍する通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内をご覧ください
ニジ高の制服の有無や、行事のときの服装が気になる場合は、体験説明会・個別相談会で聞くことができます。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。
迷ったときの進め方(3ステップ)
ステップ1:自分の希望を1行で書く。
「毎日制服で通いたい」「着たい日だけ着たい」「制服は着たくない」のどれに近いかを決めます。保護者の方は、本人の希望と費用の上限を分けて書き出しておくと、あとで話し合いやすくなります。
ステップ2:候補校の公式ページで、2つの言葉を探す。
「購入は任意」「着用は自由」「制服はありません」といった言葉と、自分が選ぶコースの名前です。あわせて、生徒心得や校則が公開されていれば、髪型や式典の服装の決まりも見ておきます。
ステップ3:説明会で、書いていなかったことだけを聞く。
制服の価格、一部だけ買えるか、式典の服装、体操服の指定。この記事の表の「説明会で聞くこと」をそのまま使ってください。制服代は就学支援金の対象外なので、必要なら奨学給付金の申し込み先(都道府県または学校)もこのときに確認しておくと安心です。制服がつらくて着られないときの背景と、学校に頼めることは不登校 制服 着たがらないで整理しています。


制服より先に、学び方そのものを選び直す形もあります
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラ・マイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、転入・編入もできます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。服装や行事のことも含めて、個別相談会で聞いてみてください。
よくある質問
Q. 通信制高校の入学式に、制服が無いと出られませんか?
A. 制服が任意の学校や制服なしの学校では、私服やスーツで出られることが多いです。ID学園高校の公式ブログは、通信制高校では式典も私服で参加できる学校がほとんどで、制服を買っていない生徒も私服で参加できるとしています。ただ、式の服装の指定は学校ごとに違うので、入学前に届く案内を確かめてください。
Q. 全日制から転入した場合、前の高校の制服はどうなりますか?
A. 転入先の学校の服装の決まりに従います。転入先に制服が無ければ私服で通えます。前の高校の制服を着て通ってよいかは、転入先の学校の判断なので、手続きのときに聞いておくと安心です。転入の手順そのものは高校 転入の記事にまとめています。
Q. 制服は、上着だけなど一部だけ買えますか?
A. 学校によります。N高グループは、上着のみ・スカートのみなどの一部購入ができると公式に書いています。他の学校も同じとは限らないので、説明会で確かめてください。
Q. 制服代に使える支援はありますか?
A. 就学支援金は授業料に充てる支援金なので、制服代には使えません。授業料以外の教育費を支える制度として高校生等奨学給付金があり、通信制の場合、住民税非課税世帯で年50,500円(国公立)・52,100円(私立)などです。ただし、国の資料には制服代を名指しした記載は見当たらなかったので、使い道はお住まいの都道府県や学校に確かめてください。都道府県や市町村の独自の奨学金もあります。
Q. 公立の通信制高校には制服がありますか?
A. 今回確かめた東京都立の通信制課程3校(一橋・新宿山吹・砂川)は、いずれも「制服はありません」でした。他の道府県の公立校については、各校のホームページで確かめてください。
服を選ぶことは、どんな3年間にしたいかを選ぶことでもあります
制服を着たい気持ちも、着たくない気持ちも、どちらもわがままではありません。毎朝の服は、学校に向かうときの気持ちに直結するものだからです。通信制高校には、制服がある学校も、任意の学校も、制服の無い学校もあります。選べる幅があること自体が、通信制高校のよいところです。
まずは、候補校の公式ページで「購入」「着用」の2つの言葉を探すところから始めてみてください。公式ページに書いていないことは、説明会で遠慮なく聞いてかまいません。服のことが決まると、その先の学び方のことを考える余裕も、少しずつ生まれてきます。
制服や服装の心配も含めて、話を聞くところから始められます
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

