通信制高校に入学する際には、提携のサポート校に同時に入学されるケースがほとんどであると聞いたことがあるかもしれません。実際、多くの通信制高校生はサポート校に通っています。では、サポート校では、具体的にどんなサポートが受けられるのでしょうか?今回は、サポート校の役割を詳しく解説していきます。
なぜサポート校があるのか?
サポート校では、通信制高校での単位修得・進級のための学習支援を行います。全日制高校の場合には、サポート校というのはなく、希望する生徒が、予備校や塾に通ったり、習い事をしたりするのが一般的です。では、なぜ通信制高校にはサポート校があるのでしょうか?
通信制高校は「自学自習」
ご存じの通り、通信制高校は自宅での学習がメインです。学校に通って授業を受けるのではなく、「自学自習」という仕組みです。自分のペースで勉強ができる一方で、なかなか一人では勉強を進めることができず、せっかく高卒資格を得るために進学したのに挫折してしまい、高校を卒業できなかった…そんな生徒もかつて多く見られました。このような挫折者を一人でもなくし、自学自習をサポートするために「サポート校」が作られました。
学習サポートとメンタルサポート
サポート校の役割としては、大きく2つあります。
①学習サポート
②メンタルサポート
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①学習サポート
通信制高校の大半は「単位制」を採用しています。テストやレポート課題を課して単位認定を認定し、必要な単位が修得できれば卒業ができるというシステムです。レポートの数は年間平均して60通程度です。それぞれのレポートの提出期限が決まっているので、計画的に作成していかなければいけません。自分だけで進めるのが苦手な生徒の場合、どうしても提出が滞ってしまい、単位修得が難しくなってしまいます。そこで、サポート校では課題提出までのフォローを行います。
②メンタルサポート
サポート校では、通信制高校でのカリキュラムについていけるよう学習サポートだけでなく、精神面の支援も行っています。広くメンタルサポートがなされていますが、自立に必要な基礎学力を培う役割と、社会性や協調性を高めるコミュニケーション力を育む役割があります。
サポート校を選ぶときのポイント
サポート校は学校ごとに提供するサポート内容が大きく異なります。学習面のフォローに力を入れている学校もあれば、大学受験対策や進路相談を重視している学校、居場所づくりや友達づくりを大切にしている学校など、特色は様々です。サポート校を利用するかどうか、またどのサポート校を選ぶかは、自分がどんな支援を必要としているか、通信制高校のカリキュラムだけで十分か等をふまえて検討するとよいでしょう。学校によっては、サポート校を利用しなくても学習サポートが手厚く用意されているところもありますので、まずは在籍を検討している通信制高校自体のサポート体制を確認し、その上で必要に応じてサポート校の利用を考えることをおすすめします。
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