新学期が始まり、少し落ち着いてきた5月。最近、こんなふうに感じることはありませんか。朝の準備に時間がかかるようになった、学校の話をしたがらなくなった、食欲や睡眠に変化が出てきた。「最初は誰でも不安だから、そのうち慣れるはず」と思うのが自然です。でも、もしかしたら“合わないサイン”が出始めているのかもしれません。
我慢の先に、笑顔はありますか
高校入学前に思い描いた理想の学校生活。実際には、友人関係や授業のペース、雰囲気の違いに戸惑うお子さんも少なくありません。「せっかく入ったんだからもう少し頑張ってみよう」「転校なんて、まだ早いんじゃない」そう思われるのも当然です。ですが、無理に我慢を続けることで、心や体に負担がかかってしまうこともあります。
転校を検討しているなら
あるエピソードを紹介します。Tくんは、第一志望の高校に不合格だったため、第2志望の高校に通い始めました。しかし、第一志望だった高校は自由な校風だったのに対し、今通っている高校は校則が厳しく「やっぱり合わないかも」と感じ始めていました。しかし、それを両親に話すことができず、一人で悩んでいました。その様子に気づいた両親が声をかけたところ、「実は」と今の気持ちを話してくれたそうです。家族で話し合い、自由な雰囲気で学ぶことができる通信制高校への転校を決めました。その後Tくんは自分らしさを取り戻し、毎日笑顔で過ごすことができるようになりました。さらに新たな目標として大学進学を据えて、見事に志望校合格。「思い切って通信制高校に転校して良かった」と話しています。
「転校=後ろ向き」と考える必要はありません。通信制高校を選ぶ高校生はおよそ11人に1人。今では進学やキャリア形成を見据えた、柔軟で前向きな選択肢になっています。
通信制高校とは
転校するにしても全日制高校の方がいいのではないか、という意見もあるかと思います。高校には主に、全日制高校、定時制高校、通信制高校があります。通信制高校のほとんどは「単位制」を導入しており、全日制高校のように毎日通学する必要はありません。また、定時制高校とは違い、自宅で自分のペースで勉強できる点も特徴のひとつです。通信制高校には入学試験がなく、学年途中の転入にも柔軟に対応しています。スクーリングなどを通して友達を作ることもでき、自由なカリキュラムで自分の強みを伸ばせます。進学コースなら大学受験も目指せます。オンライン中心の学習ですから、自宅から無理なく学習でき、体調が不安なお子さんにも安心です。また、カウンセラーによる個別サポートを行っている通信制高校や、大学進学・専門学校へのサポート体制が充実している通信制高校もあります。今の状況に不安を感じている保護者の方にも安心していただける環境がそろった「通信制高校」を選択肢のひとつとして考えてみてはどうでしょうか。
まとめ
「転校はもう間に合わないのでは」と心配な方へ。実は、4月・5月は転校相談が最も多い時期です。「今からでも間に合う」――これは実際に多くのご家庭が選んでいる道です。ご家族でまず一度、話をしてみませんか。
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