何度言っても忘れ物が減らない我が子に、「しつけがなっていないのでは」と自分を責めてしまう保護者は少なくありません。今回は、忘れ物の多さと発達特性の関係について解説します。
目次
忘れ物の多さは特性による困難
ADHD(注意欠如・多動症)などの特性がある場合、注意の持続や整理整頓に関わる脳の働きに特徴があり、意識だけでは忘れ物を防ぎにくいことがあります。これは「気をつけていない」からではなく、特性による困難です。
叱ることの限界
忘れ物のたびに強く叱ることは、一時的な反省を促しても、根本的な改善にはつながりにくいことが多くあります。むしろ、繰り返し叱られる経験が積み重なると、自己肯定感の低下につながるリスクもあります。
忘れ物を減らすための工夫
- 持ち物リストを見える場所に貼っておく
- 前日の夜にカバンの準備を済ませる習慣をつける
- 持ち物の定位置を決めておく
- 「できたこと」を一緒に確認し、認める
自分を責めなくていい
忘れ物の多さは、保護者の育て方の結果ではありません。仕組みや環境を工夫しながら、本人と一緒に対応策を見つけていく姿勢が大切です。通信制高校のように、個別のペースで特性に配慮したサポートを受けられる環境も、選択肢のひとつとして知っておくとよいでしょう。
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