発達障害の高校生の「忘れ物が多い」は親のせいじゃない

何度伝えても忘れ物を繰り返す我が子の様子に、「しっかり教えてこなかったのでは」と自分を責める保護者は少なくありません。今回は、忘れ物の多さと発達特性の関係について解説します。

目次

忘れ物の多さはワーキングメモリの特性

発達障害の特性がある場合、頭の中で情報を一時的に保持しながら作業を進める「ワーキングメモリ」の働きに特性があるタイプがあります。これは注意力の欠如やだらしなさではなく、脳の記憶処理の特性によるものです。

よくある場面

  • 「持っていくもの」を頭で覚えていても、実際に用意し忘れる
  • 準備をしている途中で、他のことに気を取られて忘れてしまう
  • 前日には覚えていたのに、当日忘れてしまう

保護者ができる工夫

  • 持ち物リストを、目につく場所に貼っておく
  • 前日と当日の朝、二段階で確認する習慣をつくる
  • 忘れても責めず、「次はどうしたら防げるか」を一緒に考える

自分を責めなくていい

忘れ物の多さは、育て方の結果ではなく特性です。仕組みで補うという視点を持つことで、本人も保護者も少し楽になれるはずです。

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