文章を読むのは問題ないのに、計算になると急に混乱してしまう――そんな「算数障害(ディスカリキュリア)」を含む限局性学習症(SLD)の高校生がいます。この記事では算数障害の特徴と、学び方の工夫について紹介します。
目次
限局性学習症(SLD)・算数障害とは
知的な発達に遅れはないのに、読む・書く・計算するといった特定の能力の習得に著しい困難がある状態です。算数障害の場合、数の概念や計算の手順の理解につまずきやすく、努力不足ではなく脳の情報処理の特性によるものとされています。
学校生活で感じやすい困りごと
- 他の科目はできるのに、数学の授業だけ極端についていけない
- 「サボっているから分からない」と誤解されやすい
- テストの点数だけで評価され、自己肯定感が下がりやすい
- 数学への苦手意識から、進路の選択肢を狭めてしまうことがある
自分に合った学び方を選ぶ
一斉授業のペースに合わせることが難しくても、個別のペースで、視覚的な教材やICTツールを活用しながら学べば、理解が進むケースは多くあります。通信制高校やサポート校の中には、一人ひとりの理解度に合わせた個別学習を取り入れているところもあり、「数学が苦手=自分はダメ」ではない学び方を見つけやすくなっています。
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