
中学校までは何とか通えたけど、高校はどこを選べばいいのだろう?
全日制は厳しそうだけど、通信制高校でこの子の将来は大丈夫なのかな?
発達障害(ASD<自閉スペクトラム症>、ADHD、LD<学習障害>など)やその傾向があるお子さんを持つ親御さんにとって、高校選びは我が子の人生を大きく左右する一大イベントです。
ですが、周囲の意見や「とりあえず卒業できそうな学校」という基準だけで選んでしまうと、入学後に「環境が合わなかった」「不登校が再発してしまった」と後悔するケースが少なくありません。
この記事では、発達障害を持つお子さんの高校選びにおいて、親御さんが絶対に押させるべき「3つのポイント」「選ぶ際の注意点」「子どもの将来のキャリア」へ繋げるための視点を解説します。
発達障害を抱える子の「高校選び」の3つの選択肢
高校選択を控えた時期に、知っておきたい主な進学先は以下の3つです。
それぞれの特徴と、メリット・デメリットをまとめました。
1.全日制高校
一般的な全日制高校に進学する場合、規則正しい生活リズムや集団行動のルールを学ぶ機会になります。
また、農業や工業、商業などの「専門学科」や「総合学科」は、特定の分野に強いこだわりや興味を持つ発達障害のお子さんにとって、才能を開花させるきっかけになることもあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 規則正しい生活習慣が身に付く 共通の趣味を持つ仲間と出会える可能性がある | 集団行動のプレッシャー 校則が一律 不登校が再発する可能性がある |
2.通信制高校(単位制)
学年による区切りがなく、レポート提出とスクーリング、テストを通じて卒業資格を目指すスタイルです。
自分のペースで学習を進められるため、現在不登校傾向にある学生や、体調に波がある生徒に最も選ばれている選択肢です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 時間の融通が利く 人間関係のストレスが少ない 体調に合わせて学習を進められる | 自己管理が必要となる レポートが溜って挫折してしまうこともある 通学回数が少ないため、引きこもりがちになるリスクもある |
3.通信制サポート校
全日制高校・通信制高校と掛け合わせて通うことができます。学習面やメンタル面を通学(またはオンライン)でサポートする民間教育機関です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 少人数制や個別対応が多い 発達障害の特性に対する理解や配慮が深い 友人関係をつくるプログラムが用意されていることも | 通信制高校の学費とは別に、サポート校の授業料がかかるため、費用面での負担が大きくなる 民間企業が運営しているため、自分に合う学校をしっかり選んでいく必要がある |
【高校選び失敗を避けるために】発達障害の高校選びで外せない「3つの注意点」
パンフレットやホームページの「発達障害への配慮あり」という言葉だけで安心するのは禁物です。入学後のミスマッチを防ぐために以下の3つのポイントを確認する必要があります。
注意点①:「個別の配慮」がどこまで具体的か
「理解があります」という言葉の定義は、学校によって異なります。「別室登校や別室受験ができるのか」「視覚的なスケジュール管理に対応してくれるのか」「タブレットPCの持ち込みや音声読み上げなどのICT活用が認められているか」など、お子さんの特性に必要な配慮がシステムとして確立されているかを個別の相談会で具体的に質問しましょう。
注意点②:子どもの「行きたい」という意思が置き去りになっていないか
親御さんの焦りから、「ここなら卒業できそうだから」と学校を勧めてしまいがちですが、最終的に通うのはお子さん自身です。
本人が「ここなら安心できそう」「自分の好きなことができそう」と納得していないと、少しのつまづきで心が折れてしまいます。必ず複数の学校へ見学や体験授業に足を運び、本人の肌感覚(校内の雰囲気、先生のトーン、生徒たちの表情)を最優先してください。
注意点③:「卒業」がゴールになっていないか
ここが最も見落としがちなポイントです。 多くの通信制高校やサポート校は、「レポートを提出させて高校卒業資格を取得させること」をゴールに設定しています。しかし、本当に大切なのは「高校を卒業したあと、その子が社会でどう生きていくか」です。
凸凹を削られて、ただ周囲に合わせるだけの3年間を過ごし、卒業した瞬間にまた進路に迷って引きこもってしまった……。そんな悲しい後悔を避けるためには、高校選びの段階から「卒業の先にあるキャリア(自立)」を見据えたカリキュラムがあるかを重視する必要があります。
これからの時代、特性は「マイナス」ではなく「最大の武器」になる
「このままで社会に出られるのだろうか」と不安になる気持ちは痛いほど分かります。しかし、発達障害の凸凹(特性)は、環境さえ合えば他の誰にも真似できない強力な「強み」に変わります。
ひとつのことに異常なまでの集中力を発揮する、独自の視点で誰も思いつかないアイデアを生み出す、特定のスキル(IT、デザイン、語学など)を驚異的なスピードで習得する——。
一般的な学校では「集団を乱すマイナス要素」と扱われがちな特性も、個性を伸ばす環境にいれば、将来のキャリアに直結する専門性へと昇華させることができるのです。高校選びで本当に大切なのは、欠点を補う練習をさせる場所ではなく、「尖った才能をそのまま伸ばし、社会で使える武器に変えてくれる場所」を選ぶことです。
ただ卒業するだけで終わらせない。発達障害を抱える学生が多数在籍する「NIJIN高等学院」
もし、お子さんの高校選びにおいて「安心できる居場所」と「将来の自立に向けた本物のキャリア教育」を両立させたいとお考えなら、一つの選択肢として「NIJIN高等学院」があります。
NIJIN高等学院は、日本最大級のオルタナティブスクール小中高一貫校が運営する通信制サポート校です。
1.一人ひとりの凸凹を「強み」と捉えるキャリア教育
私たちは、お子さんの特性を削るべき欠点とは捉えません。独自の対話型カリキュラムやプロジェクト学習を通じて、本人が熱中できるものを見つけ出し、それを「将来社会で生きていくための武器(スキル)」へと磨き上げます。メタバース校舎やリアル教室(全国40カ所)を活用し、自分の個性を認め合える仲間と繋がりながら、社会と直結した学びを経験できます。
2.採用倍率60倍のプロ教師による、少人数クラス制
在籍するスタッフの多くは、教育の第一線で多様な子どもたちと向き合ってきた元学校教師たちです。NIJINアカデミーの教師の採用倍率は、脅威の60倍。発達障害の特性に対する深い理解はもちろん、メンタル面のケアから日々の学習サポートまで、お子さんの歩幅に合わせて完全に個別伴走します。
3.「生きづらさ」を「生きていく力」へ
学校に自分を合わせるのではなく、自分が最も輝ける環境を選ぶ。NIJIN高等学院での3年間は、お子さんが「自分は自分のままでいいんだ」という圧倒的な自己肯定感を育み、自立した大人として社会へ羽ばたくための確かな架け橋となります。
お子さんの可能性を信じ、未来のキャリアを一緒に作っていきませんか? 個別のご相談や校舎の見学は、オンライン・リアルともに随時受け付けています。まずは小さな一歩として、お気軽にお問い合わせください。
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