「勉強から離れていた期間が長いので、大学なんて無理だと思っています」——不登校や体調不良で学習が止まっていた生徒から、よく聞く言葉です。けれど、いま学力に自信がないことと、この先大学に進めないことは、まったく別の話です。この記事では、スタート地点に不安がある人が何から始めればいいのかを整理します。
「遅れている」の正体を分解する
学力に自信がない人の多くは、自分の状態を漠然とした一つのかたまりとして捉えています。「勉強ができない」「全部分からない」。この認識のままだと、どこから手をつければいいか永遠に見えません。
実際に一つずつ確認していくと、状況はかなり違って見えてきます。中学2年の数学でつまずいて以降が空白になっているだけで、それ以前は身についている。英語は単語量が足りないだけで、文法の理解自体は残っている。「全部」ではなく「どこが」を特定するだけで、必要な作業量は一気に現実的になります。
この分解は一人でやるのが難しい部分です。学習の履歴を一緒に振り返ってくれる相手がいると、最初の一歩が驚くほど軽くなります。
高校3年間は、思っているより長い
もうひとつ知っておいてほしいのは、時間の見積もりです。中学の学び直しに数か月かかったとしても、そこから受験までにはまだ2年以上残っています。この期間をどう使うかで、到達できる場所は大きく変わります。
通信制高校のよさは、この時間の使い方を自分で組み替えられることです。全日制のように「学年の進度に合わせる」必要がないので、必要な単元まで戻ってやり直すことができます。すでに理解している範囲に時間を割く必要もありません。遠回りに見えて、実際にはいちばんの近道になることが多いのです。
やり直しは恥ずかしいことではない
中学範囲に戻ることに抵抗を感じる人もいます。でも、土台が抜けたまま上に積もうとしても崩れるだけです。難関大学に合格した人の多くも、どこかの時点で基礎に戻る作業を通っています。順番の問題であって、能力の問題ではありません。
大切なのは、伸びる環境を選ぶこと
学力に不安がある状態で学校を選ぶとき、見るべきは進学実績の数字よりも「今の自分に合わせて設計してくれるか」です。一斉授業しかない環境では、置いていかれる感覚を高校でも繰り返すことになりかねません。
NIJIN高等学院はオンライン中心の通信制サポート校として、一人ひとりのペースに合わせた学びを組み立てています。今どこにいるかを一緒に確認し、そこから積み上げていく。全国どこからでも、海外からでも同じように相談できる環境です。
スタートラインは人によって違って当たり前です。大切なのは、そこから動き出せるかどうかだけだと考えています。
NIJIN高等学院では、オンラインでの学校説明会・個別相談を随時開催しています。「まだ迷っている」「話を聞くだけ」という段階でも大歓迎です。こちらから、お気軽にご参加ください。

