通信制高校の出願はいつから?|私立は早ければ9月、公立は冬〜春【2026】

通信制高校の出願はいつから動けばいいのか。中3の秋になると、全日制の受験の話が周りで増えて、「通信制はいつ願書を出すの?」「もう遅いのでは」と気になり始める方が多いと思います。

先に結論を書くと、公立の通信制高校は冬〜春の決まった日に出願し、私立の通信制高校は早い学校で9月から、数回に分けて受け付けます。通信制高校サポート校を考えている場合は、卒業資格を出す提携の通信制高校への出願が別に必要です。中3の秋は、説明会と個別相談で候補を絞る時期で、まだ慌てなくて大丈夫です。

この記事は、東京都教育委員会と神奈川県教育委員会が公表している令和9年度(2027年4月入学)の入学者選抜の日程、私立の通信制高校2校(N高等学校・NHK学園高等学校)の公式サイトの出願スケジュール、文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」を実際に開いて確認した内容でできています(2026年9月22日確認)。公式で確認できなかった日付は書いていません。

目次

結論:通信制高校の出願時期(中3)の早見

  • 公立の通信制高校は、都道府県の入学者選抜の日程で出願します。東京都の場合、令和9年度の都立通信制の前期選抜は、インターネットでの入力が2026年12月18日から、書類の郵送が2027年1月29日〜2月4日、選抜が2月22日です。
  • 公立には、春にもう一度の募集がある地域があります。東京都の通信制の後期選抜(令和8年度は4月1日・2日に出願)、神奈川県の定通分割選抜(令和9年度は3月4日・5日)がその例です。
  • 私立の通信制高校は、学校ごとに出願の時期と回数が違います。N高等学校は2027年4月入学の第1期の出願を2026年9月17日に始め、NHK学園高等学校は新入学(一般)を2027年1月25日〜4月30日に受け付けます。
  • サポート校は高校ではないため、提携する通信制高校への出願と、サポート校への申し込みの2つを進めます。
  • 選考は面接と書類が中心です。全国323校のうち面接をする学校は296校、学力検査をする学校は91校でした(文部科学省の調査・複数回答)。
  • 時間がかかるのは、中学校に作ってもらう書類です。願書を出す月の1か月前には、担任の先生に候補校と時期を伝えておくと安心です。
  • 家から少しずつ通える形を考えるなら、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で相談しながら出願先を決める方法もあります。
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「出願はいつから?」の答えは、学校の種類で3つに分かれます

「通信制高校 出願 いつから」と調べると、「通信制は1年中入れる」「全日制と同じ2月」と、違う答えが並んでいて混乱すると思います。どちらも一部は正しく、公立か、私立か、サポート校かで答えが変わるのが本当のところです。

学校の種類出願の時期の決まり方中3の出願の目安
公立の通信制高校都道府県の入学者選抜の日程で決まる1〜2月の募集と、3〜4月の募集がある地域がある
私立の通信制高校学校ごとに決める(期・回に分ける学校が多い)早い学校は9月から。春まで受け付ける学校もある
通信制高校サポート校サポート校の申し込みと、提携する通信制高校への出願の両方提携校の出願時期に合わせて動く

※表は、この記事で公式の資料を確認した東京都・神奈川県と私立2校から見た目安です。ほかの地域や学校は、それぞれの募集要項で確かめてください。

もう1つ知っておきたいのは、通信制高校の中学生向けの入学は、多くの学校で「4月入学」を前提に日程が組まれていることです。高校生になってからの転入学や編入学は、別の時期に受け付ける学校が多く、仕組みも違います。この記事は、中学3年生が2027年4月に入学する場合に絞って書きます。

中3の進路として通信制高校がどんな選択肢なのか、全日制とどう違うのかから知りたい場合は、中3 進路 通信制高校の記事にまとめています。

明るいリビングで母親と中学生の息子が並んで座り、ノートパソコンとノートを見ながら予定を話し合っている
公立は都道府県が決めた日程、私立は学校ごとの日程で動きます。

公立の通信制高校は、都道府県が決めた日にしか出願できません(東京都・神奈川県の場合)

公立の通信制高校は、全日制と同じく都道府県の教育委員会が毎年「入学者選抜の日程」を公表します。2027年4月入学(令和9年度)の日程は、東京都も神奈川県も2026年5月に公表済みです。

募集の区分出願選抜・検査合格発表
東京都 都立通信制の前期選抜(令和9年度)入力 2026年12月18日〜、書類 2027年1月29日〜2月4日2027年2月22日2027年3月1日
東京都 都立通信制の後期選抜(令和8年度の実績)2026年4月1日・2日4月4日〜6日(学校ごと)2026年4月10日
神奈川県 共通選抜(全日制・定時制・通信制)(令和9年度)志願情報の申請 2027年1月25日〜29日2027年2月16日2027年2月26日
神奈川県 定通分割選抜(定時制(夜間)・通信制)(令和9年度)2027年3月4日・5日2027年3月15日2027年3月19日

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程について」/同「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」/同「令和8年度都立高等学校第一学年生徒定時制課程第二次募集・通信制課程後期選抜」/神奈川県「令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程等について」(いずれも2026年9月22日確認)

東京都の場合:前期選抜は全日制の一般入試とほぼ同じ時期です

東京都の要綱では、都立通信制の前期選抜は、推薦や全日制の第一次募集と同じく、2026年12月18日から出願期間の最終日までにインターネットの専用サイトに入力し、そのほかの書類は2027年1月29日〜2月4日の間に届くよう高校へ郵送する形です。選抜日は2月22日で、全日制の学力検査(2月21日)の翌日にあたります。

令和9年度の後期選抜の日程は「別に定める」とされ、この記事を書いた時点ではまだ公表されていません。参考までに、令和8年度の後期選抜は一橋高校・新宿山吹高校・砂川高校の3校で行われ、普通科の募集人員は合わせて275人、出願は4月1日・2日、合格発表は4月10日でした。4月に入ってからも公立の通信制に出願できる機会がある、というのは知っておいてよい事実です。

神奈川県の場合:2月の共通選抜と、3月の定通分割選抜があります

神奈川県では、通信制の課程も2月の共通選抜の対象に入っています。さらに、定時制(夜間)と通信制の課程には、3月に定通分割選抜という別の募集があります。2月の時点で決めきれなかった場合も、3月に出願できる形です。

公立どうし、公立と私立の組み合わせで出願できるかどうかには、都道府県ごとのルールがあります。東京都・神奈川県・大阪府の具体例は、通信制高校 併願の記事で要綱をもとに整理しています。

私立の通信制高校は、早い学校で9月から、遅い学校で4月末まで受け付けます

私立の通信制高校は、学校ごとに出願の時期を決めます。今回は、全国から生徒を受け入れている私立の通信制高校2校の公式サイトで、2027年4月入学の日程を確かめました。

学校(公式サイトの表記)区分出願期間選考
N高等学校(2027年1月・4月入学)第1期2026年9月17日〜10月20日(合否発表は11月6日)ネットコースは書類選考。リアルキャンパスは筆記試験・面接も
N高等学校(前年度の例:2026年4月入学)第1期〜第4期2025年9月19日〜2026年2月10日の間で4回同上
NHK学園高等学校(2027年度入学)新入学(推薦)2027年1月15日〜1月24日必着書類と面接
NHK学園高等学校(2027年度入学)新入学(一般)2027年1月25日〜4月30日必着書類と面接

出典:N高等学校「入学試験について」/同「N高グループ2026年4月新入学生の入学願書受付を開始」/NHK学園高等学校「出願スケジュール」/同「出願から入学まで」(いずれも2026年9月22日確認)

この2校だけを見ても、9月にもう出願が始まっている学校と、1月にならないと出願できない学校があります。「通信制はどこも同じ時期」と思っていると、見落としが起きやすいところです。

  • N高等学校は、2026年4月入学では第1期〜第4期に分けて受け付けていました。2027年4月入学の第2期以降の日程は、この記事を書いた時点の公式ページでは確認できませんでした。公式ページで最新の日程を確かめてください。
  • N高等学校は、リアルキャンパスには定員があり、定員に達した時点で受付を終えることがあると公表しています。後の期まで待つと、希望の通い方が選べない場合があるということです。
  • NHK学園高等学校は、推薦入学と、スタンダードコース・ライフデザインコースの新入学のインターネット出願が12月20日から可能になり、それ以降の募集は出願期間の1か月前から入力できると書いています。

定員や受付の終わり方の考え方は、通信制高校 定員の記事も参考にしてください。

サポート校を考えるなら、出願先は「提携する通信制高校」とサポート校の2つです

通信制高校サポート校は、学校教育法上の高校ではありません。サポート校に通うだけでは高校卒業にならず、卒業資格は提携する通信制高校に在籍して取ります。そのため、中3の出願も次の2本立てになります。

  1. 提携する通信制高校への出願:高校としての願書、中学校が作る書類、選考。日程は提携校の募集要項で決まります。
  2. サポート校への申し込み:サポート校の説明会・個別相談、申し込みの手続き。

多くの場合、サポート校の担当者が提携校への出願の流れも案内しますが、合否を決めるのは提携する通信制高校です。個別相談では、「提携校はどこで、2027年4月入学の出願期間はいつか」「サポート校の申し込みと提携校の出願はどちらが先か」を、日付で聞いておくと予定が立てやすくなります。

費用も2本立てです。国の就学支援金は通信制高校の授業料が対象で、サポート校の費用には使えません。このあとの「合格後」の節で、もう少しくわしく書きます。

2027年4月入学の出願時期を比べた表。公立の都立通信制は教育委員会が日程を決め、インターネット入力が12月18日から、後期選抜は令和8年度に4月実施。私立はN高等学校が9月17日から、NHK学園高等学校が4月30日必着まで受け付けることを示す
出典:東京都教育委員会 令和9年度・令和8年度入学者選抜の日程、N高等学校・NHK学園高等学校の公式サイト(2026年9月22日確認)

月別の動き方:9〜10月は比べる、11〜12月は絞って書類を頼む、1〜3月が出願と選考です

ここまでの日程を、中3の秋から入学までの月に並べ直しました。公立と私立で動くタイミングがずれるので、表の右2列を見比べてください。

時期やること公立の通信制の例私立・サポート校の例
9〜10月説明会で3〜5校を比べる日程の公表を確認(東京・神奈川は5月に公表済み)早い学校は出願の第1期が始まる(N高は9月17日〜)
11〜12月個別相談で2〜3校に絞り、中学校に書類を頼む東京都はインターネット入力が12月18日から期を分けて受け付ける学校の中盤。インターネット出願の入力が始まる学校も
1〜2月出願と選考東京都は書類郵送1月29日〜2月4日・選抜2月22日。神奈川県は2月16日検査NHK学園は推薦1月15日〜・一般1月25日〜
3〜4月合格後の手続き。春の募集もある神奈川県は定通分割選抜(3月)。東京都は後期選抜(令和8年度は4月)NHK学園の一般は4月30日必着まで

9〜10月:説明会は「比べる」ために、同じ質問を持っていきます

この時期は、合同説明会や学校ごとの説明会で候補を広げる時期です。説明会は学校の全体像を知る場なので、どの学校にも同じ質問を持っていくと、違いが並んで見えます。

  • 2027年4月入学の出願期間は、何回に分かれていて、それぞれいつか
  • 選考は書類だけか、面接や作文、筆記試験もあるか
  • 通い方(週何日か・オンラインか)ごとに定員があるか
  • スクーリングはどこで、年に何日くらいか

11〜12月:個別相談は「自分の条件」を確かめる場です

候補を2〜3校に絞ったら、個別相談に進みます。説明会と違い、欠席が多かった時期のことや、体調の波、通える日数など、自分の事情をふまえて出願できるか・続けられるかを聞く場です。聞きたいことは、事前に紙に書き出しておくと落ち着いて話せます。準備のしかたは通信制高校 個別相談 準備の記事に質問リストをまとめています。

そして、出願先が決まりかけた時点で、中学校の担任の先生に「どの学校に、いつ出願するか」を伝えます。理由は次の節で書きます。

1〜3月:出願と選考が重なるので、日付を1枚の紙にまとめます

全日制の受験も考えている場合、1〜2月は出願、選考、合格発表、入学金の納入の日付が重なります。学校ごとに「出願」「選考」「発表」「入学金の期限」を1枚の表にしておくと、見落としを防げます。夏のうちに候補を比べておく理由は、中3 夏休み 通信制高校 増えているにまとめています。

願書で一番時間がかかるのは、中学校に作ってもらう書類です

願書そのものは、インターネットで入力する学校が増えています。東京都の都立通信制の前期選抜も、NHK学園高等学校も、まずインターネットで出願情報を入力し、そのあと書類を郵送する形です。

時間がかかるのは、中学校が作る書類のほうです。NHK学園高等学校の「出願から入学まで」では、インターネットでの入力のあと、在籍する学校が作成した書類を含む出願書類一式を簡易書留で郵送する流れになっています。文部科学省の調査でも、入学者の選抜に「調査書などの書類」を使う通信制高校は323校中230校でした。

中学校の書類は、先生が学校の手続きに沿って作るため、頼んだその日に受け取れるものではありません。

  • 出願する月の1か月前をめどに、担任の先生に候補校と出願時期を伝える
  • 学校ごとに書類の様式が違うことがあるので、募集要項(または出願サイトの案内)を先生にも見てもらう
  • 不登校で学校に行けていない場合は、保護者が先生と電話やメールでやりとりしてもかまいません

「欠席が多いと書類で不利になるのでは」と心配な方もいると思います。中学校の欠席や出席日数が高校入試でどう扱われるかは、中3 不登校 進路の記事で、都道府県の要綱をもとに書いています。

小さな相談室で中学生と保護者が丸いテーブルを囲み、職員の説明を聞いている
説明会や個別相談で、選考の方法と出願の時期を直接確かめられます。

選考は面接と書類が中心。ただし323校中91校は学力検査もあります

文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2025年5月1日時点、全国323校)で、入学者の選抜にどんな方法を使っているかを見ると、次のようになっています(複数回答)。

選抜の方法使っている学校323校に対する割合(計算値)
面接296校約92%
調査書などの書類230校約71%
作文・小論文154校約48%
学力検査91校約28%

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2026年8月31日公表。割合は記事側で計算)

面接の中身は学校によって違いますが、たとえばNHK学園高等学校は公式サイトで、入学後にどう過ごしたいか、不安に感じていることは何かなどを聞いて、入学後のイメージを共有する面接だと説明しています。N高等学校はネットコースを書類選考とし、リアルキャンパスを希望する場合は筆記試験と面接(グループワークを含む)を行うとしています。同じ学校でも、コースによって選考が変わることがあります。

同じ調査では、2025年度に通信制高校へ入学した77,998人のうち、44,461人(57.0%)が中学3年生のときに不登校でした。中学校に通えていない時期があっても、通信制高校への出願は十分に現実的な選択肢です。

どんな場合に不合格になりうるのか、面接や書類で何を確かめておくとよいかは、通信制高校 入試 落ちるの記事でくわしく書いています。

合格してからも、入学金・履修の相談・就学支援金の申請と手続きが続きます

合格発表で一区切りつきますが、通信制高校は合格後の手続きが入学までの時間を大きく使います。NHK学園高等学校の公式サイトに書かれている流れを例に並べると、次のとおりです。

  1. 選考結果の確認:面接後、毎週金曜日13時に合格照会サイトに結果が掲載される
  2. 入学金の納入:合格を確認してから1週間以内
  3. 履修科目の相談と登録:面接後1週間〜10日ほどで案内が届き、電話で相談する
  4. 入学書類の受け取り:履修登録の確認表、入学のしおり、就学支援金のWEB申請の案内など(毎年度3月から発送)
  5. 教材・学費の払込票の受け取りと学習開始

また、NHK学園高等学校の場合は、合格が決まると高校から中学校へ選考結果が知らされ、中学校は指導要録などの書類を準備して高校へ送る流れです。学校によって順番や期限は違うので、合格後の手続きの一覧を募集要項で先に見ておくと安心です。

就学支援金は、入学後の申請が要ります

高等学校等就学支援金は、2026年度(令和8年度)から私立高校も所得制限がなくなりました。私立の通信制高校は1単位13,668円、年間337,200円まで、公立の通信制高校は1単位336円までが支援金の対象になります(公立の授業料は都道府県の条例で決まり、東京都は1単位336円です)。

  • 文部科学省は、支援を受けるには申請の手続きが必要で、詳しくは学校からの案内に従うように、としています。
  • 支給は原則として申請した月からです。令和8年度は、申請が5月以降になっても4月分から受け取れるよう弾力的に扱うと文部科学省は案内していますが、2027年度も同じ扱いになるかは確認できませんでした。入学後に学校から届く案内に沿って、早めに申請します。
  • 対象は授業料だけです。入学金や教材費、サポート校の費用には使えません。

出典:文部科学省「高校生等への修学支援」(2026年9月確認)

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

全国の通信制高校323校のうち、入学者の選抜で面接をする学校が296校、調査書などの書類が230校、作文・小論文が154校、学力検査が91校であることを示す図
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」

よくある落とし穴は「通信制はいつでも入れる」と「どこも同じ時期」の2つです

中3の出願でつまずきやすい思い込みを、公式の資料で確かめた事実と並べました。

よくある思い込み確かめた事実どうするか
通信制はいつでも入れる中学生向けの新入学は、公立は決まった日だけ。私立も期・回ごとに受付がある候補校の2027年4月入学の出願期間を日付で控える
どこも全日制と同じ2月9月に第1期が始まる私立もあれば、4月末まで受け付ける私立もある学校ごとに「一番早い回」と「最後の回」を聞く
後の回でも条件は同じ定員のある通い方は、定員に達すると受付を終えることがある希望の通い方に定員があるかを聞く
サポート校に申し込めば出願も済む卒業資格を出すのは提携する通信制高校。出願と選考は高校側提携校の名前と出願期間を確認する

もう1つの落とし穴は、古い年度の日程を見てしまうことです。検索で出てくるページには前年度の日付が残っていることがあります。見ている日程が「令和9年度」「2027年4月入学」のものかを、ページの上の方で確かめてください。

反対に、早く決めすぎる必要もありません。この記事で見たように、1月以降に出願できる公立・私立の募集はいくつもあります。秋のうちは、日程を知ったうえで、比べて選ぶことに時間を使って大丈夫です。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

「家から通える形がいい」「人と話すのがまだ不安」という理由で通信制高校を考えている方もいると思います。NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも自宅から参加でき、カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応していて、出願費用は無料です。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。

そのうえで、出願の前に知っておいてほしいことがあります。

  • ニジ高は高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。出願と選考も、提携する通信制高校に対して行います。
  • 学院の中でのスクーリングはありませんが、提携校のスクーリングには参加が必要です。ニジ高はその準備と参加を支えます。
  • 費用は、提携する通信制高校の分とニジ高の分がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内でご確認ください。
  • 2027年4月入学の提携校の出願時期や手続きの順番は、この記事では確認していません。個別相談で日付を確かめてください。

迷ったときの進め方(3ステップ)

  1. 候補校の「2027年4月入学の出願期間」を1枚の紙に書き出す。公立は都道府県の入学者選抜の日程、私立とサポート校の提携校は各校の募集要項や出願サイトで確かめます。一番早い回と最後の回の両方を書いておくと、焦らずに済みます。
  2. 説明会で比べ、個別相談で自分の条件を確かめる。同じ質問を全部の学校に持っていき、欠席の多さや体調、通える日数をふまえて出願できるか・続けられるかを聞きます。
  3. 出願の1か月前に、中学校の担任の先生へ伝える。学校名と出願時期、必要な書類の様式を伝えれば、書類づくりに間に合います。

どの学校にするか決まっていなくても、1と2は今日から始められます。ニジ高の話も聞いてみたい場合は、体験説明会・個別相談で、出願までの流れを一緒に整理できます。

木のトレーに親子が白い封筒と書類を分けて入れている手元
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よくある質問

Q. 通信制高校の出願は、中3のいつから始まりますか?

A. 学校の種類で違います。私立の通信制高校では、N高等学校のように9月に2027年4月入学の出願を始める学校があります。公立の通信制高校は都道府県の日程で、東京都の都立通信制の前期選抜は12月18日からインターネットで入力し、書類は2027年1月29日〜2月4日に郵送します。

Q. 3月や4月からでも、通信制高校に出願できますか?

A. できる場合があります。神奈川県の公立は3月4日・5日に定通分割選抜の出願があり(令和9年度)、東京都の都立通信制は令和8年度に4月1日・2日に後期選抜の出願がありました。私立ではNHK学園高等学校が新入学(一般)を4月30日必着まで受け付けています。ただし定員のある通い方は、早く受付を終えることがあります。

Q. 通信制高校の選考では何をしますか?

A. 面接と書類が中心です。文部科学省の調査では、全国323校のうち面接をする学校が296校、調査書などの書類を使う学校が230校、作文・小論文が154校、学力検査が91校でした(複数回答)。同じ学校でもコースによって選考が違うことがあります。

Q. 不登校で中学校に行けていなくても、書類はそろいますか?

A. 中学校に在籍していれば、中学校が書類を作ります。学校に行けていない場合は、保護者が担任の先生と電話やメールでやりとりして依頼できます。出願の1か月前をめどに、学校名と時期を伝えておくと安心です。

Q. サポート校に入る場合、出願はどこにしますか?

A. 卒業資格を出す提携の通信制高校に出願し、選考を受けます。あわせてサポート校にも申し込みます。提携校の名前と出願期間は、サポート校の個別相談で日付まで確かめてください。

日程を知っておけば、秋は「比べて選ぶ」ことに使えます

通信制高校の出願は、公立なら冬と春、私立なら秋から春まで、いくつもの機会があります。「もう遅いかもしれない」と感じていたなら、まずは候補の学校の日程を書き出すところから始めてみてください。

出願の時期がはっきりすると、残りの時間を、説明会で比べたり、自分に合う通い方を考えたりすることに使えます。お子さんと一緒に、1校ずつ確かめていけば大丈夫です。

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