9月1日問題とは|なぜ2学期の始業日に高校生の不登校が増えるのか

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「9月1日問題」とは何か

「9月1日問題」とは、毎年夏休み明けの2学期始業日(多くの地域で9月1日)前後に、不登校の件数や子ども・若者の自殺件数が年間でも突出して高くなるという社会問題です。この問題は2010年代後半から注目を集め、子どもの命と心を守るための緊急課題として認識されています。

なぜ9月1日に集中するのか

夏休みは「今の苦しい状況から一時的に逃げられる期間」として機能しています。しかし夏休みが終わり、また「あの環境」に戻らなければならないという現実が近づくにつれ、心身の限界を超えてしまう子どもが増えます。特に「夏休み中に状況が改善されなかった」場合——いじめが解決しない、人間関係が変わらない、学習の遅れが埋まらない——そういった場合に、9月1日は特に重くのしかかります。

発達障害・グレーゾーンの子どもたちへの影響

発達障害やグレーゾーンの特性を持つ高校生は、「9月1日問題」の影響を受けやすい傾向があります。長期休み後の環境変化への適応に時間がかかること、夏休み中に生活リズムが崩れやすいこと、集団生活へのストレスが定型発達の子どもに比べて大きいことなどが理由として挙げられます。

親御さんへ:9月1日前後にできること

子どもが「行きたくない」と言ったとき、まず否定しないことが最も重要です。「無理しなくていい」という言葉が、子どもの命を守ることもあります。同時に、「学校を休むことが選択肢にある」「通信制高校という別の道がある」という情報を、プレッシャーにならない形で届けることが大切です。

NIJIN高等学院の取り組み

NIJIN高等学院では、9月1日問題に関心を持つ保護者・教育関係者の方からの相談も受け付けています。「子どもが9月から学校に行けなくなった」という方は、ぜひ無料の個別相談会にご参加ください。


参考文献・出典

  • 文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2024年)文部科学省PDF
  • 文部科学省「通信制高等学校の現状について」文部科学省
  • 厚生労働省「発達障害の理解のために」厚生労働省
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所要時間:約30分 / オンライン対応可 / 完全無料

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