通信制高校のレポートが難しい、量が多くて出せない、気づいたら何通もたまっている。「通信制なら自分のペースでいける」と思って入ったのに、机に向かえない日が続くと、自分を責めてしまうと思います。
先に結論を書くと、レポートが出せなくなるのは、やる気の問題より「量」「難しさ」「特性」「生活リズム」のどれかが重なっていることがほとんどです。どれが原因かで、最初に打つ手が変わります。そして、期日に間に合わなかった科目があっても、通信制高校は単位制なので、多くの場合はその科目を次の年度に取り直す形になり、学年ごとの留年にはなりません。
この記事は、高等学校通信教育規程(e-Gov)、高等学校学習指導要領、文部科学省の「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」と「令和7年度 通信制高等学校実態調査」、公立の通信制高校の公式ページを実際に開いて確認した内容でまとめています。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。
結論:通信制高校のレポートが難しい・出せないときの早見
- レポートは正式には「添削指導」といい、スクーリング(面接指導)・試験と並ぶ、単位を取るための3つの方法の1つです(高等学校通信教育規程 第2条)。
- 国の標準は、国語・数学・理科・英語などで1単位につき3回。年に25単位を取るなら、それだけで75通前後になります。
- 1回のレポートの設問数は、全国323校のうち「20〜29問」の学校がいちばん多い(文部科学省の実態調査。数学Ⅰで141校)。記述式が25問以上の学校もあります。
- 出せない理由は「量」「難しさ」「特性」「生活リズム」の4つに分けると、打つ手が見えます。1通を3つに分ける・教科書のページを先に探す・学校に質問するが、最初の一手になりやすいです。
- 公立の通信制高校の例では、期日までに決められた通数がそろわないと、その科目の試験を受けられません。ただし単位制なので、落とした科目は次の年度に取り直せます。
- レポートを添削し、単位を認めるのは在籍する通信制高校の先生です。サポート校や学習センターが代わりに添削することはできません。
- 一人で続けるのが難しいときは、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、生活リズムや学び直しを支えてもらいながら通信制高校の卒業をめざす方法もあります。
レポートが出せないのは怠けではなく、「量」と「一人で始める難しさ」が重なって起きます
通信制高校のレポートがつらいのは、全日制の宿題と構造が違うからです。全日制なら、授業で先生が説明したあとに宿題が出ます。通信制では、教科書や学習書を自分で読んで、自分で問題に答えるところから始まります。説明を聞く前に、まず一人で手を動かす必要があるのです。レポートの中身・回数・出し方は、通信制高校 レポートの記事で整理しています。
しかも、1通の設問は数十問あり、それが科目ごとに何通も続きます。「どこから手をつけるか」を毎回自分で決めないといけないので、疲れている日や気持ちが沈んでいる日は、最初の1問が遠くなります。
ここで知っておいてほしいのは、文部科学省自身が、レポートに取り組めない生徒がいることを前提にしていることです。通信制高校向けのガイドラインには、履修登録しているのに添削課題への取組や面接指導への参加が困難な生徒に対して、面談や電話などで個々の事情に応じた指導や支援をするよう努めること、と書かれています。
つまり、レポートが止まることは、学校の側から見ても「よくあること」として想定されています。学校から連絡が来たときは、責められる場面ではなく、立て直しの相談ができる場面だと考えてください。
通信制高校の言葉(単位・スクーリング・試験など)そのものが分かりにくい場合は、通信制高校 用語の記事で先に整理しておくと、この先が読みやすくなります。
レポートは「添削指導」という正式な指導で、1単位あたりの回数は国が標準を決めています
通信制高校の学び方は、法令で決まっています。高等学校通信教育規程の第2条は、通信制の課程で行う教育を「添削指導、面接指導及び試験の方法により行うもの」と定めています。この「添削指導」が、ふだん「レポート」と呼んでいるものです。
さらに、現行の高等学校学習指導要領(平成30年告示)の第1章第2款5「通信制の課程における教育課程の特例」で、1単位につき何回レポートを出し、何時間スクーリングを受けるかの標準が決まっています。
| 教科・科目 | レポート(添削指導) | スクーリング(面接指導) |
|---|---|---|
| 国語・地理歴史・公民・数学 | 3回 | 1単位時間 |
| 理科 | 3回 | 4単位時間 |
| 保健体育のうち「体育」 | 1回 | 5単位時間 |
| 保健体育のうち「保健」 | 3回 | 1単位時間 |
| 芸術・外国語 | 3回 | 4単位時間 |
| 家庭・情報・専門教科 | 科目に応じて2〜3回 | 科目に応じて2〜8単位時間 |
いずれも1単位あたりの標準で、1単位時間は50分として計算します。理数と総合的な探究の時間は、1単位につき1回以上・1単位時間以上を確保したうえで各学校が定めます。
レポートの中身についても、文部科学省のガイドライン(令和5年2月一部改訂)が細かく決めています。読者に関係の深いものを抜き出します。
- 添削指導は通信教育の「基幹的な部分」で、生徒のつまずきをとらえて指導するもの
- マークシートのような機械的に採点できる課題や、択一式・短答式ばかりの課題は不適切。文章で答える記述式を一定量入れる
- 年度末や試験前にまとめて出させたり、学期のはじめに全部まとめて出せるようにしたりする運用はしない
- 正誤だけ・正答だけの返却は不十分で、一人ひとりの誤答に応じた解説やアドバイスを書く
- 生徒からの質問を受け付けて、速やかに答える仕組みを整える
「まとめて出してはいけない」という決まりがあるため、レポートは1年を通して期日が分かれています。後半にためてから一気に片づける、というやり方がとりにくい仕組みなのです。
出典:高等学校通信教育規程 第2条・第3条・第4条の3(e-Gov)/文部科学省「通信制高校に関する関係法令等(抜粋)」(高等学校学習指導要領 第1章第2款5を収録)/文部科学省「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」(令和5年2月一部改訂)
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

年に25単位を取るなら、レポートは標準だけで75通前後になります
「多すぎる」と感じるのは、気のせいではありません。上の標準をもとに、1年で何通になるかを数えてみます。国語や数学のように1単位3回の科目だけで数えると、次のようになります。
| 1年で履修する単位数 | レポートの通数(1単位3回で計算) | 月あたり(12か月でならした場合) |
|---|---|---|
| 20単位 | 60通 | 5通 |
| 25単位 | 75通 | 6〜7通 |
| 30単位 | 90通 | 7〜8通 |
実際には、体育のように1単位1回の科目もあるので、もう少し少なくなります。東京都教育委員会が公開している都立の通信制課程の案内(令和5年度入学者向けの資料)では、30単位を登録した場合、年間およそ82〜86通のレポートを出すと説明されています。上の計算とほぼ同じ規模です。
卒業に必要なのは74単位以上なので、3年で卒業するなら1年に25単位前後を取るのが1つの目安になります。つまり毎月6〜7通、1週間に1〜2通というのが、平均的なペースです。1週間休むと1〜2通、1か月止まると6通以上がたまる計算になります。
もう1つ大事なのは、学校ごとに通数も期日も違うことです。高等学校通信教育規程の第4条の3は、各校の校長に「通信教育実施計画」を作って、科目ごとの方法・内容・1年間の計画・単位の認定基準をあらかじめ生徒に示すよう定めています。自分の学校のレポートが何通で、いつが期日かは、この計画(学校によっては「学習の手引き」や「通信教育のしおり」)で確かめられます。
出典:東京都教育委員会「通信制課程」案内資料(令和5年度入学者向け。2026年9月確認。現在の通数は各校の「通信教育のしおり」でご確認ください)
1回のレポートは「20〜29問」の学校が最も多く、記述式が25問以上ある学校もあります
難しさのほうは、学校によってかなり差があります。文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」は、全国323校に、主な科目のレポート1回あたりの設問数(平均)を聞いています。
| 1回あたりの設問数 | 現代の国語 | 数学Ⅰ | 英語コミュニケーションⅠ |
|---|---|---|---|
| 1〜9問 | 16校 | 19校 | 19校 |
| 10〜19問 | 86校 | 55校 | 41校 |
| 20〜29問 | 119校 | 141校 | 103校 |
| 30〜39問 | 63校 | 57校 | 76校 |
| 40〜49問 | 23校 | 27校 | 41校 |
| 50問以上 | 16校 | 24校 | 43校 |
3科目とも「20〜29問」がいちばん多い一方で、英語では40問以上の学校が84校あります。同じ「通信制高校のレポート」でも、学校によって重さが倍以上違うことが分かります。
文章で答える記述式の設問数も聞いています。数学Ⅰでは、記述式が1回あたり「1〜4問」の学校が116校ある一方、「25問以上」の学校も76校ありました。現代の国語では「1〜4問」と「5〜9問」がそれぞれ87校、「25問以上」が41校です。
回答のしかたも分かれています。現代の国語では、紙で答える学校が206校、オンラインで答える学校が83校、両方を併用する学校が34校でした。紙のほうが書きやすい人、オンラインのほうが続けやすい人と、合う形は人によって違います。
また、1単位あたりのレポート回数は、ほとんどの学校が標準どおりの3回です(現代の国語で322校、数学Ⅰで320校)。量は国の標準で大きくは変わらず、差が出るのは1回あたりの重さと書き方だと言えます。
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(調査時点2025年5月1日。「9.通信教育の状況」の各科目)

出せない理由は「量・難しさ・特性・生活リズム」の4つに分けると、最初の一手が決まります
「レポートが出せない」とひとことで言っても、止まっている場所は人によって違います。原因がちがえば、効く対策もちがいます。まず、自分がどれに近いかを見てみてください。複数に当てはまることも、よくあります。
| 理由 | 起きていること | 最初の一手 |
|---|---|---|
| 量 | 通数が多く、何から手をつけるか決められない。たまるほど始めにくくなる | 期日の近い順に一覧にし、1通を3つに分ける |
| 難しさ | 問題の意味が分からない。教科書のどこを見ればいいか分からない | 設問ごとに教科書のページを先に探す。分からない問いは学校に質問する |
| 特性 | 書き始めるまでが長い、時間の感覚がつかみにくい、文章で答えるのが苦手など | やり方の工夫を学校に相談する。紙かオンラインか、合う形を探す |
| 生活リズム | 体調や気分の波で、できる日とできない日の差が大きい | できる日に進める量を決めておき、できない日は0でよいとする |
大切なのは、「やる気を出す」を対策にしないことです。やる気は結果としてついてくるもので、最初に用意できるものではありません。上の表の「最初の一手」は、どれもやる気が少ない日でもできる大きさにしてあります。
特性や体調が関わっている場合、うまくいかない原因を本人の努力だけに求めると、自分を責める気持ちが強くなりやすいです。発達の特性と勉強の関係は、発達障害 高校生 勉強できないの記事でも整理しています。
難しさには「教科書のページ探し」、量には「期日からの逆算」が効きます
ここからは具体的な対策です。通信制高校のレポートは、配られた教科書や学習書を読みながら取り組むのが基本です。東京都立一橋高校(通信制)も、まず教科書・学習書を参考に自分でレポートを作る、という手順で説明しています。つまり、答えの手がかりは、たいてい教科書や学習書のどこかにあります。
難しいと感じるときの3つの工夫
- 先に全部の設問を読み、教科書のページ番号だけを書き込む。答えを書くのはそのあとです。「どこを見ればいいか」が決まるだけで、1問あたりの重さがかなり軽くなります。
- 分からない設問は印をつけて飛ばす。最後まで行ってから戻ると、ほかの設問がヒントになっていることがあります。
- それでも分からない問いは、学校に質問する。ガイドラインは、学校に質問を受け付けて速やかに答える仕組みを整えるよう求めています。質問のしかた(電話・メール・オンラインなど)は、学校の案内で確かめてください。
スクーリングも使えます。一橋高校の説明では、自分で作ったレポートを、スクーリングで内容を確認して完成させ、提出する流れになっています。スクーリングは、レポートで分からなかったところを聞ける場所でもあります。
量が多いと感じるときの3つの工夫
- 期日を一覧にする。科目名・通数・期日を1枚にまとめ、期日の近い順に並べます。頭の中にある「たまっている感じ」が、数えられる数になります。
- 1通を3つに分ける。「レポートをやる」ではなく「今日は1〜8問」と決めます。30問のレポートなら、3日に分ければ1日10問です。
- 始める時刻と場所を決める。長さより「何時に、どこで始めるか」を決めるほうが続きます。家で集中しにくい人向けの工夫は、通信制高校 勉強できないの記事で詳しく書いています。
年25単位なら平均ペースは1週間に1〜2通です。自分の学校の1通が何問あるかを数え、「1週間に何問進めれば期日に届くか」を一度だけ計算しておくと、毎日の目安が決まります。1回あたりの設問数は学校によって2倍以上違うので、ほかの人のペースとは比べなくて大丈夫です。

特性や体調が関わるときは、やり方そのものを学校に相談できます
文字を読むのに時間がかかる、書くことが苦手、手順が多いと混乱しやすい。こうした特性がある場合は、工夫だけでは追いつかないことがあります。そのときは、学校に「やり方」を相談することを考えてください。
文部科学省のガイドラインは、通信制高校に対して、特別な支援を必要とする生徒の実態をふまえ、校内委員会の設置、特別支援教育コーディネーターの指名、個別の指導計画や個別の教育支援計画の作成などで支援の充実に努めるよう求めています。また、不登校の経験や中途退学など多様な課題を抱える生徒のために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを置くなど、きめ細かな支援に努めることも書かれています。
相談するときは、次のように困っている場面を具体的に伝えると、話が進みやすくなります。
- 「設問の文章を読むのに時間がかかり、1通に何日もかかる」
- 「期日を覚えていられず、気づくと過ぎている」
- 「記述式の問題で、何を書けばいいか分からず止まる」
- 「体調の波があり、2週間ほど何もできない時期がある」
どこまで対応してもらえるかは学校ごとに違い、今回、個別の学校の対応内容までは確認できませんでした。それでも、困りごとを学校が知らないままでは、支援は始まりません。保護者から学校に伝えてもらう形でもかまいません。
体調の面では、別の数字もあります。同じ実態調査で、2024年度にレポートは出しているのにスクーリングに1日も来ていない生徒は8,097人(在籍者の2.6%)いました。その理由として最も多くの学校が挙げたのは「心身に関すること」です。レポートとスクーリングのどちらでつまずくかは人それぞれで、体調が関わっていることは珍しくありません。
期日までに通数がそろわないと、その科目の試験は受けられず、次の年度に取り直すことになります
「出せなかったらどうなるのか」が一番こわいところだと思います。公立校の公式情報で確かめた流れを並べます。
東京都立一橋高校(通信制)は、「指定の期日までに、規定のレポート通数・スクーリング回数をクリアすることで受験資格が得られる」と説明しています。神奈川県立横浜修悠館高校も、決められたスクーリングを終え、決められた通数のレポートに合格したら試験を受ける流れです。東京都教育委員会の案内でも、単位の認定には、決められた数のレポートを出して合格すること、スクーリングに決められた時間数以上出席すること、試験に合格することが必要とされています。
| 状況 | 起きること(公立校の例) | 確かめる先 |
|---|---|---|
| レポートが不合格で返ってきた | 指導を受けて出し直す。都立の案内では「合格するまで指導を受ける」 | 返却されたレポートの添削コメント |
| 期日に1通だけ間に合わない | 学校ごとに扱いが違う。遅れて受け付けるかは規定しだい | 通信教育実施計画・学習の手引き、担任 |
| 試験の期日までに通数がそろわない | その科目の試験を受ける資格が得られない | 試験の受験資格の規定 |
| その年度に単位が取れなかった | 次の年度にその科目を履修し直す。学年の留年は無い | 単位修得の規定・次年度の履修登録 |
私立の通信制高校でつくる全国私立通信制高等学校協会も、通信制高校は単位制で学年が無いため「留年」は無く、年度内に単位を取れなかった科目は次の年度に履修し直して修得をめざせると説明しています。単位制の仕組みは単位制高校とはの記事で詳しく書いています。
ただし、取り直しが続くと卒業が後ろにずれることがあります。卒業には3年以上の在籍と74単位以上の修得が必要なので、1年に取れる単位が少ない年が続けば、3年での卒業は難しくなります。
お金の面にも影響します。高等学校等就学支援金は、定時制・通信制は原則48か月まで支給されます(文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関するQ&A」)。在籍が長くなると、支給期間を使い切る可能性があります。自分の学校での扱いは、学校の事務に確認してください。
出典:東京都立一橋高等学校 通信制「特色」/神奈川県立横浜修悠館高等学校「よくある質問」/全国私立通信制高等学校協会「通信制高校とは」/文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関するQ&A」/東京都教育委員会「通信制課程」案内資料(いずれも2026年9月確認)

よくある誤解:サポート校に入っても、レポートを代わりに添削してもらえるわけではありません
レポートに困ったときに、よく出てくる思い込みが4つあります。
誤解1:サポート校や学習センターが、レポートを添削してくれる
レポートの添削と評価は、在籍する通信制高校の、その教科の教員免許を持つ先生が行うとガイドラインで決まっています。校長の監督が及ばない連携施設の職員に添削をさせるのは不適切、とも明記されています。
一方で、高等学校通信教育規程の第3条は、学習等支援施設(いわゆるサポート校の多くが当てはまる施設)の役割として、進路や心身の健康についての相談、添削指導に付随する事務、学習活動の支援を挙げています。つまりサポート校ができるのは、レポートに取り組む生徒を横で支えることで、添削や単位の認定そのものではありません。
誤解2:教科書を写せば終わる
ガイドラインは、択一式や短答式ばかりの課題を不適切とし、記述式を一定量入れるよう求めています。書き写すだけでは答えられない問いが入っているのが、今のレポートの前提です。
誤解3:試験前にまとめて出せば間に合う
年度末や試験前にまとめて出させる運用はしない、とガイドラインに書かれています。期日は1年の中に分かれているので、後半に回すほど取り戻しにくくなります。
誤解4:レポートの答えを覚えれば試験は通る
ガイドラインは、試験問題を毎年同じものや添削課題とまったく同じものにしないよう求めています。レポートは試験の練習にはなりますが、答えの丸暗記だけでは足りないことがあります。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
ここまで読んで、「仕組みは分かった。でも、一人で毎週1〜2通を続けられる気がしない」と感じた方もいると思います。レポートが止まる理由が、量や難しさより、生活リズムや気持ちの波にある方も多いはずです。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも自宅から参加でき、担任がつきます。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように作られていて、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。
ただし、はじめに正直にお伝えしておくことがあります。
- ニジ高そのものは高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
- レポートの提出先は、提携する通信制高校です。添削と単位の認定をするのも提携校の先生で、上で書いたとおり、サポート校が代わりに添削することはできません。サポート校に入ればレポートが自動的に楽になる、とは言えません。
- 学院内でのスクーリングはありませんが、提携校のスクーリングには参加が必要です。その準備と参加を支援します。
- 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分には就学支援金が使えません。金額は学費のご案内に載せています。二段構造の考え方はサポート校 学費の記事でも整理しています。
レポートについてニジ高でどんな関わり方ができるかは、在籍する提携校やコースによって変わる部分もあるため、個別相談で具体的に確かめてください。
迷ったときの進め方(3ステップ)
- たまっているレポートを「科目・通数・期日」の表にする。まだ手をつけていない分も、半分書いた分も、全部書き出します。数が見えるだけで、次に何をするかが決めやすくなります。
- 自分の学校の「通信教育実施計画」や「学習の手引き」で、試験を受けるための条件を確かめる。何通が何日までにそろえばよいのか、期日を過ぎた分をどう扱うのか。分からなければ担任に聞きます。
- 表と条件を持って、学校に相談する。「この科目は今年度中に間に合いそうにない」と早めに伝えれば、履修の組み直しや取り組み方の相談ができます。学校に言いにくいときは、保護者や、学校の外の相談先に先に話してもかまいません。
今の学校で続けるか、ほかの通い方を考えるかは、この3つをやったあとで決めても遅くありません。話を整理しながら考えたい場合は、体験説明会・個別相談で状況を聞かせてください。


レポートが止まっているとき、別の続け方も聞いてみる
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラオフ・チャット参加から始められ、生活リズムに波があっても学べる形をめざしています。ただし学院は高校ではなく、レポートの提出と単位の認定は提携する通信制高校で行い、そのスクーリングへの参加も必要です。今の学校のままでいいか迷っている段階でも、ご相談ください。
よくある質問
A. 学校によって大きく違います。文部科学省の実態調査では、1回あたりの設問数は「20〜29問」の学校が最も多い一方、英語コミュニケーションⅠでは50問以上の学校も43校ありました。多くは教科書や学習書に沿って作られていて、教科書のどこを見ればいいかが分かれば解ける問いが中心ですが、記述式の問いも一定量含まれます。
A. 期日に間に合わなかったことで、すぐに退学になるわけではありません。公立の通信制高校の例では、その科目の試験を受ける資格が得られず、その年度の単位が取れない形になります。通信制高校は単位制なので、取れなかった科目は次の年度に履修し直せます。期日を過ぎた分の扱いは学校ごとに違うので、担任に確かめてください。
A. 国語・数学・英語などは1単位につき3回が標準なので、年に25単位を取るならおよそ75通前後です。東京都教育委員会の案内(令和5年度入学者向け)では、30単位登録で年間約82〜86通とされています。
A. 取り組むための学習支援や相談はサポート校の役割ですが、レポートを添削し、単位を認めるのは在籍する通信制高校の先生です。支援の中身はサポート校ごとに違うので、入る前に具体的に聞いてください。
A. 同じ状況の生徒は全国に8,097人(在籍者の2.6%)いて、理由として最も多いのは「心身に関すること」でした(文部科学省・令和7年度実態調査)。都立一橋高校や神奈川県立横浜修悠館高校のように、決められたスクーリングを終えないと試験を受けられない学校があるため、早めに学校に相談し、日程や受け方の選択肢を確かめてください。
レポートが止まっても、やり直す道は残っています
レポートがたまっていると、その数がそのまま自分の価値のように感じてしまうことがあります。でも、ここまで見てきたとおり、通信制高校は単位制で、取れなかった科目は次の年度に取り直せます。学校の側も、レポートが進まない生徒がいることを前提に、連絡や支援をすることになっています。
今日やることは、全部を片づけることではありません。たまっているレポートを1枚の表にして、いちばん近い期日の1通の、最初の数問だけに手をつける。それだけで十分な一歩です。
一人で続けるのがどうしても難しいときは、誰かと一緒に進める形もあります。今の学校のままでいいか迷っている段階の相談も受け付けています。

レポートがたまっている今の状況から、一緒に整理します
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。
あわせて読みたい

