「勉強が苦手」と言うとき、多くの人が思い浮かべているのは、成績表の数字や周りとの比較です。でも実際に起きていることは、もっと具体的です。どこかで「わからない」が積み残され、そのまま先へ進んでしまった。ただそれだけのことが、時間とともに「自分は勉強ができない人間だ」という自己認識に変わっていきます。この記事では、その積み残しをどう扱えばいいのかを考えます。
「わからない」が放置される仕組み
一斉授業の教室では、授業は決められた進度で進みます。理解が追いついていなくても、次の単元がやってきます。手を挙げて質問するのはハードルが高く、放課後に聞きに行くのも勇気がいる。こうして小さな「わからない」が溜まっていきます。
数学や英語のように積み上げ型の教科では、これが致命的に効きます。一次関数がぼんやりしたまま二次関数に入れば、当然わからない。そこで「自分は数学に向いていない」と結論づけてしまう——本当は一つ前の段に戻れば済む話であることが、とても多いのです。
通信制高校なら、戻ることができる
通信制高校の学びは、学年の進度に縛られません。ここが最大の違いです。必要なら中学範囲まで戻ってやり直せますし、すでに理解している単元は飛ばして先へ進めます。教室のスピードに合わせるのではなく、自分の理解に合わせて設計できるということです。
「高校生なのに中学の内容に戻るのは恥ずかしい」と感じる人もいます。けれど、土台が抜けたまま上に積んでも崩れるだけです。戻る作業は後退ではなく、次に進むための準備にすぎません。
「わかった」の感覚が、次を動かす
勉強が続くかどうかを分けるのは、意志の強さよりも手応えの有無です。少し前まで解けなかった問題が解けた、説明できるようになった。この小さな成功体験が積み重なると、勉強に向かうこと自体の心理的なコストが下がっていきます。
逆に、わからないまま量だけこなす時間が続けば、どんなに真面目な人でも消耗します。「頑張り方」より先に、「どこから始めるか」を正しく決めることが大切です。
一人で見極めるのは難しい
ただし、自分がどこでつまずいているのかを自力で特定するのは、かなり難しい作業です。「全部わからない」という感覚のときほど、実際には特定の数か所が原因になっています。ここは誰かと一緒に確認したほうが早く、正確です。
NIJIN高等学院はオンライン中心の通信制サポート校です。一人ひとりの現在地を一緒に確認し、そこからペースを合わせて学びを組み立てます。オンラインなので、地方に住んでいても海外にいても、同じように相談でき、同じように仲間とつながれます。
勉強が苦手だと思ってきた時間は、ここで一度リセットして構いません。始める場所さえ合っていれば、積み直しはいつからでもできます。
NIJIN高等学院では、オンラインでの学校説明会・個別相談を随時開催しています。「まだ迷っている」「話を聞くだけ」という段階でも大歓迎です。こちらから、お気軽にご参加ください。

