「通信制高校だと学力は伸びないのでは」「大学進学率が低いと聞いた」。進路を調べていると、こうした話に行き当たります。数字だけを見ると不安になりますが、その数字が何を表しているのかを知ると、受け取り方はかなり変わります。
進学率が低く見えるのには理由がある
通信制高校全体の大学進学率は、全日制と比べると低い水準にあります。ただ、これは「通信制で学ぶと学力が伸びない」ことを示す数字ではありません。主な理由は3つあります。
1つめは、進路の幅が広いこと。通信制高校には、就職を選ぶ人、専門学校に進む人、すでに仕事や競技・創作活動に取り組んでいる人、学び直しのために入学した社会人まで、多様な生徒が在籍しています。大学進学を希望していない人が一定数いれば、全体の進学率は当然下がります。
2つめは、学習にブランクがある人が多いこと。不登校や体調の問題で学習が途切れていた場合、高校の内容に入る前に戻るべき範囲があります。時間はかかりますが、これは伸びないという意味ではなく、スタート地点が違うというだけのことです。
3つめは、受験を前提とした指導が学校によって大きく違うこと。通信制高校の第一の役割は卒業まで支えることなので、受験対策まで手厚く用意しているとは限りません。ここは学校ごとの差が非常に大きい部分です。
伸びるかどうかは「環境の設計」で決まる
つまり、学力が伸びるかどうかを左右しているのは課程の種類ではなく、その人の周りにどんな環境があるかです。自宅学習は、条件が整えば全日制よりも効率がいい面すらあります。自分に必要なところだけを、自分の速度で進められるからです。
必要な条件はシンプルで、戻れること、聞けること、続けられることの3つ。わからない単元まで戻る自由があり、つまずいたときに質問できる相手がいて、毎日机に向かう習慣を保てる仕組みがある。この3つがそろっていれば、学力はきちんと動きます。
だから学校を選ぶときは、進学実績の数字より「どう支えてくれるのか」を聞いてください。質問できる相手はいるか、学習計画を一緒に立ててくれるか、進路の相談をどの段階から始められるか。ここが具体的に答えられる学校は信頼できます。
ひとりで積み上げない仕組みを持つ
NIJIN高等学院は「オンラインで青春」をコンセプトにした、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも、海外からでも参加できます。学習のペースは一人ひとり違って当たり前という前提で、どこから始めるかを一緒に決め、そこから伴走していきます。
画面の向こうに同じように学んでいる仲間がいることも、実は学力に効きます。「自分だけが遅れている」という感覚がなくなると、続けることがずいぶん楽になるからです。
進学率の数字に不安を感じているなら、一度その中身を一緒に整理してみませんか。NIJIN高等学院ではオンラインの学校説明会・個別相談を行っています。

