戸締まりや手洗いを何度も確認しないと不安でたまらない、決まった手順を守らないと落ち着かない――そんな症状に悩まされる高校生は、強迫性障害(OCD)の可能性があります。この記事ではOCDの高校生が学校生活で感じやすい困難と、周囲の関わり方について紹介します。
目次
強迫性障害(OCD)とは
「不合理だと分かっていてもやめられない考え(強迫観念)」と、それを打ち消すための「繰り返しの行動(強迫行為)」によって、日常生活に大きな支障が出る不安症の一つです。本人の意志の弱さが原因ではなく、脳の仕組みに関わる症状だと考えられています。
学校生活で感じやすい困難
- 確認行為に時間がかかり、授業や提出物に遅れが出る
- 特定の手順やルールへのこだわりが、周囲から理解されにくい
- 不安から特定の物や場所を避けるようになり、行動範囲が狭まる
- 症状を隠そうとすることで、精神的な疲労がさらに増す
無理のないペースで学べる環境を
時間割どおりに動くことが前提の全日制高校では、確認行為に時間がかかることが大きなストレスになりがちです。通信制高校やサポート校の中には、時間に縛られすぎず、自分のペースで学習を進められる環境を用意しているところもあります。症状と付き合いながら、無理のない形で学びを続ける方法を一緒に探すことが大切です。
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