一度に複数のことを言われるとパニックになる、作業の途中で別のことを頼まれると最初のことを忘れてしまう——発達障害の特性がある高校生にとって、マルチタスクは大きな負担になりやすいものです。今回は、その対応方法を紹介します。
目次
なぜマルチタスクが苦手になりやすいのか
発達障害の特性の中には、複数の情報を同時に処理したり、優先順位をつけて切り替えたりすることが苦手なタイプがあります。これは「集中力がない」のではなく、脳の情報処理の特性によるものです。
学校生活で困りやすい場面
- 先生から複数の指示を一度に受けたとき
- 授業を聞きながらノートを取る作業
- 複数の課題を同時に抱えているとき
対応の工夫
- 指示は一つずつ、順番に伝えてもらうようお願いする
- タスクをリスト化し、一つずつ着実にこなしていく
- 「今はこれだけに集中する」と決める時間を作る
- メモやチェックリストを活用して情報を「外に出す」
一つずつ進められる環境の大切さ
通信制高校のような、自分のペースで一つひとつの課題に向き合える学習環境は、マルチタスクが苦手な生徒にとって大きな助けになります。同時進行を求められるプレッシャーが少ない分、着実に学習を積み重ねていくことができます。
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