発達障害の高校生の「マルチタスクが苦手」は親のせいじゃない

一度に複数のことを頼むと混乱してしまう我が子の様子に、「もっと器用に育てるべきだったのでは」と悩む保護者は少なくありません。今回は、マルチタスクの苦手さと発達特性の関係について解説します。

目次

マルチタスクの苦手さも特性のひとつ

発達障害の特性がある場合、複数の作業を同時に進めたり、優先順位をつけながら切り替えたりすることが苦手なタイプがあります。これはしつけの問題ではなく、脳の情報処理の特性によるものです。

困りやすい場面

  • 「あれもこれも」と一度に頼まれると、どれから手をつければよいか分からなくなる
  • 作業中に話しかけられると、それまでの作業を忘れてしまう
  • 複数の科目の課題を並行して進めるのが難しい

保護者ができる工夫

  • 頼みごとは、一度にひとつずつ伝える
  • やることをリスト化し、順番を明確にする
  • 「不器用」ではなく「特性」として理解し、責めない

特性に合った環境を選ぶ

通信制高校では、ひとつずつ課題に取り組める学習ペースを選びやすく、マルチタスクが苦手な生徒でも無理なく学びを続けられる場合があります。自分を責めず、特性に合った学び方を見つけていきましょう。

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