ある朝突然、あるいは少しずつ、子どもから「学校に行きたくない」という言葉が出てくる——そのとき、保護者はどう動けばよいのでしょうか。今回は、最初に意識したい3つのことを紹介します。
お子さんが起きられない日が続いているときは、うつ病で学校に行けない子に家庭でできることと、学校へ連絡する順番をまとめた記事があります。
休み明けに子どもに何が起きやすいのかは、9月1日問題の記事で数字とサインの出る時期を整理しています。
目次
1. まずは理由を問い詰めない
「なんで?」「何かあったの?」と矢継ぎ早に聞きたくなる気持ちはよくわかりますが、本人自身も理由がはっきりわからないことが多くあります。まずは「そう感じているんだね」と気持ちをそのまま受け止めることが第一歩です。
2. その日の「行く・行かない」を急いで決めない
「休んだら次から行けなくなる」という不安から、無理に送り出そうとしてしまうことがあります。しかし、無理な登校がかえって心身の負担を大きくすることもあります。その日一日の判断より、長い目で見た本人の状態を優先しましょう。
3. 一人で抱え込まず、相談先を持つ
- 学校の担任やスクールカウンセラー
- 教育委員会の相談窓口
- 通信制高校などの個別相談
保護者自身が孤立すると、家庭内の空気にも余裕がなくなってしまいます。早い段階から複数の相談先を持っておくことが、長期的な安心につながります。
焦らず、今できることから
「学校に行きたくない」という言葉は、これから起こる変化のほんの入り口に過ぎません。今すぐ答えを出そうとせず、本人と保護者、双方にとって無理のないペースを見つけていくことが大切です。通信制高校のような選択肢も含め、複数の道があることを知っておくだけでも、心の余裕につながります。
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