学校を休んでいるわが子に、LINEで「お昼ごはん冷蔵庫にあるよ」と送った。既読はつくのに、返事はない。友達や担任の先生からのLINEも、開かないまま何十件もたまっているらしい。心配になって追いかけるように送ると、今度は既読もつかなくなった――。たとえば、こんな場面に心当たりのある保護者の方もいるのではないでしょうか。
先に結論を書きます。返事がないことだけで、お子さんの気持ちや状態は決められません。LINEの「既読」も、公式ヘルプによれば「読んだ」ことの目安にすぎません。親にできるのは、返事を求めない短いLINEを、決まった頻度で送り続けることと、友達や先生との連絡を、本人の代わりに背負わなくてよい形に整えることです。この記事では、送る頻度と文面の例、友達・先生からの連絡への向き合い方、心配なときの相談先を、こども家庭庁の全国調査・文部科学省の通知・LINEヤフーの公式ヘルプを実際に開いて確かめた内容で整理します。確かめられなかったことは、確かめられなかったと書きます。
心の状態の見立てや診断は、この記事では行いません。気になる様子が続くときは、学校のスクールカウンセラーや医療機関に相談することを検討してください。相談先は後半にまとめています。
今の高校に通い続けるのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:不登校の子のLINE既読無視と、親の連絡のとり方の早見
- 既読は「読んだ」の目安にすぎません。LINEの公式ヘルプには、相手の端末によっては通知を受け取った時点で既読と判定されることがある、と書かれています。
- 返事がない理由は1つに決められません。「無視された」「反抗している」と決めつけず、生活の様子と合わせて見ます。
- 親から送るLINEは「返事がいらない・短い・決まった頻度」にすると、お互いに続けやすくなります。質問や登校の話は、LINEでは控えめにします。
- 友達からのLINEは、本人のペースに任せます。親が代わりに返したり、中身を見たりはしないのが基本です。
- 先生との連絡は、保護者が窓口になる形にできないか、学校に相談できます。頻度と手段を先に決めておくと、本人の負担が軽くなることがあります。
- 高校生のネット利用は平日1日平均で約6時間44分、92.7%がネットをコミュニケーションに使っています(こども家庭庁・令和7年度調査)。スマホは、学校を休んでいる子の数少ない「外とのつながり」でもあります。
- 学び方を変えることも考えるなら、オンライン中心のサポート校・ニジ高の個別相談会には、保護者だけで参加することもできます。
既読は「読んだ」の目安にすぎず、返事がない理由も1つには決められません
返事が来ないと、親はどうしても「嫌われたのでは」「怒っているのでは」と考えてしまいます。まず、LINEの仕組みそのものを確かめておきます。
LINEヤフーのLINEヘルプセンター「トークの送信状況/既読/未読を確認するには?」によると、メッセージの横に出る「既読」は、自分が送ったメッセージを相手が閲覧したことを意味します。ただし同じページに、相手の端末によっては通知を受け取った時点で既読と判定されることがあり、相手が本当に読んだとは限らない、また表示される時刻は送った時刻で、相手が読んだ時刻ではない、と注意書きがあります。ヘルプ自身が「閲覧状況の目安」として使うよう案内しています。
つまり「既読がついたのに返事がない」は、次のどれでも起こりえます。
- 通知で内容だけ見て、トークを開いていない(それでも既読になる場合がある)
- 読んだけれど、何と返せばいいか思いつかない
- 読んだことで「返さなきゃ」と思い、かえって返せなくなっている
- 単に後で返すつもりで、そのまま忘れている
- 家族とのやり取り自体を、今は少し休みたい
どれに当たるかは、外からは分かりません。大事なのは、既読と返事の有無を、気持ちを読み取る材料にしすぎないことです。返事がないことより、食事・睡眠・表情・部屋から出てくる回数など、生活の様子のほうが、お子さんの状態を知る手がかりになります。
文部科学省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)は、不登校の時期が休養や自分を見つめ直すなどの積極的な意味を持つことがある一方で、学業の遅れや進路への不利益といったリスクもあることに留意するよう書いています。LINEの返事が止まっている時期も、責めるより「今はそういう時期」と受け止めるほうが、後で話せる関係を残しやすくなります。

高校生はネットを平日約6時間44分使い、92.7%がやり取り(コミュニケーション)に使っています
「一日中スマホを見ているのに、親のLINEだけ返さない」と感じる方もいると思います。こども家庭庁が令和7年11〜12月に行った全国調査の数字で、高校生のネット利用を確かめておきます。
| 項目(高校生) | 数字 | 読み方 |
|---|---|---|
| インターネットの利用率 | 99.3% | ほぼ全員が使っている |
| 平日1日の平均利用時間 | 約6時間44分(404.0分) | 5時間以上が63.3% |
| 利用内容:コミュニケーション | 92.7% | 動画視聴95.3%に次いで多い |
| ネットにのめりこんで勉強に集中できない・睡眠不足になった経験 | 26.2% | 高校生の約4人に1人 |
| 家庭のルールを「決めている」と答えた割合 | 本人44.3%・保護者58.3% | 親子で認識がずれている |
出典:こども家庭庁「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(概要)」(令和8年3月公表。満10〜17歳の青少年3,060人と保護者3,158人が回答。利用内容・利用時間・経験はネットを利用していると答えた人をもとに集計。2026年9月確認)
この数字から言えるのは、高校生にとってスマホの中のやり取りは、生活のかなりの部分を占めているということです。学校を休んでいる子にとっては、なおさら、友達や趣味の仲間とつながる数少ない場所になっていることがあります。
一方で、その中で「親への返事」だけが止まることもあります。親からのLINEが、本人にとって「学校のこと」「これからのこと」を思い出させる入口になっている場合があるからです。返事がないのを「ほかの人には返しているのに」と比べる前に、親のLINEがどんな話題の入口になっているかを見直すと、送り方を変えるヒントになります。
また、高校生の家庭では、ルールを「決めている」と答えた保護者が58.3%なのに対し、本人は44.3%でした。ルールの認識がずれていると、「約束したのに」「そんな約束はしていない」という行き違いが起きやすくなります。スマホの取り上げを考えている場合は、不登校 スマホ 取り上げの記事で、判断の目安とルールの作り方をまとめています。
LINEの「既読」「通知オフ」「送信取消」は、仕組みを知ると受け止め方が変わります
親子のすれ違いには、LINEの機能の誤解が混ざっていることがあります。LINEヤフーの公式ヘルプで確かめた範囲で、知っておくと役に立つ機能を並べます。
| 機能 | 公式ヘルプの説明 | 親が知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 既読 | 相手が閲覧したことを示す。端末によっては通知を受けた時点で既読になる | 「読んだのに無視」と言い切れない |
| トークルームごとの通知オフ | トークルームの上部から、そのトークだけ通知をオン/オフにできる | 本人がグループや特定の相手の通知を止めて、休むこともできる |
| 送信取消 | 自分と相手の両方のトークから消せる。標準は送信後1時間以内 | 取り消しても、先に出た通知で内容の一部が伝わっている可能性がある |
| 削除 | 自分のトークからだけ消え、相手の画面には残る | 送ってしまった長文は、削除では相手から消えない |
出典:LINEヘルプセンター「トークの送信状況/既読/未読を確認するには?」/「通知の基本的な設定」/「メッセージの送信取消(取り消し)と削除の方法/相手への表示の違いは?」(2026年9月確認)
送信取消は、ヘルプによると2025年10月下旬から取り消せる期間が順次変わり、標準では送信後1時間以内、LYPプレミアムの対象プランの会員は7日以内です。取り消すと、相手のトークには「メッセージの送信を取り消しました」と表示されます(LYPプレミアムの対象プランの会員は、相手が未読の場合に限り通知なしで取り消せます)。感情的な長文を送ってしまい、あとで取り消しても、取り消した跡は残ります。送る前に一度下書きで置いておくほうが、あとで後悔しにくくなります。
もう1つ、通知を鳴らさずにメッセージを送る「ミュートメッセージ」は、LINEラボでの提供が2026年8月26日に終わり、LYPプレミアムの一部のプラン(スタンダードプラン・with Netflix)の特典として提供されている、とヘルプに案内があります。機能の中身や料金は変わることがあるので、使う前にヘルプで確かめてください。
※LINEの機能は2026年9月時点の公式ヘルプの情報です。最新はLINEヘルプセンターでご確認ください。

「誰に」返せないのかで、親ができることは変わります
「LINEを返さない」と一口に言っても、相手が親なのか、友達なのか、先生なのかで、意味も親の動き方も変わります。よくある4つの場合を表にしました。
| 返せない相手 | 考えられること(一例) | 親ができること |
|---|---|---|
| 親 | 話題が学校や進路に向かうのがつらい/家の中で顔を合わせているので、LINEで返す必要を感じていない | 返事のいらない短い連絡に切り替える。大事な話はLINEで済ませない |
| 友達 | 休んでいる理由を聞かれるのがこわい/返事の文面を考える余裕がない | 返すかどうかは本人に任せる。親が代わりに返さない |
| 先生 | 登校や課題の話が来るのが負担/叱られると思っている | 連絡の窓口を保護者に移すよう、学校に相談する |
| 誰にも返さない・スマホも触らない | 外とのやり取り全体に疲れている可能性 | 生活の様子を見て、学校や相談窓口・医療機関への相談を検討する |
※「考えられること」は一般的な例で、お子さんの状態を決めるものではありません。
文部科学省の令和6年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果の概要(不登校抜粋版)によると、高校の不登校生徒は67,782人(1,000人あたり23.3人)でした。学校が不登校の生徒について把握した事実(複数回答)では、「学校生活に対してやる気が出ない等の相談」が26.9%、「生活リズムの不調に関する相談」が26.2%、「不安・抑うつの相談」が16.0%、「いじめ被害を除く友人関係をめぐる問題」が10.2%でした(2026年9月確認)。これは学校が把握した事実で、不登校の原因の順位ではありません。それでも、友人関係が関わっている生徒が一定数いることは、友達からのLINEに返せない子の気持ちを考えるうえで参考になります。
高校生の不登校のきっかけについては、高校生 不登校 原因の記事で詳しく整理しています。
親から送るLINEは「返事がいらない・短い・決まった頻度」の3つにすると続けやすくなります
返事がないと、つい送る回数を増やしたり、「返事ちょうだい」と書き足したくなります。けれど、送る側の不安が大きくなるほど、受け取る側には「返さなければ」という重さが伝わりやすくなります。そこで、次の3つを目安にします。
1. 返事がいらない内容にする
文の最後を質問にしない、が一番の工夫です。「お昼どうする?」ではなく「お昼は冷蔵庫にあるよ」。最後に「返事はいらないよ」と添えるのも1つの方法です。
2. 短くする
1通で1つの用件にします。気持ちを伝えたいときほど長くなりがちですが、長文はそれだけで「読まなければならないもの」になります。
3. 頻度と時間帯をそろえる
たとえば「夕方に1回、家族の予定だけ」のように決めておくと、本人も「親から来るのはこういう連絡」と分かって、開くことへの抵抗が下がることがあります。返事がないからと回数を増やすのは、いったんやめます。
| 場面 | 返事を求めてしまう例 | 返事のいらない言い換えの例 |
|---|---|---|
| 食事 | 「お昼食べた?ちゃんと返事して」 | 「お昼は冷蔵庫にあるよ。温めて食べてね」 |
| 親の外出 | 「何時に帰ればいい?」 | 「18時ごろ帰るね」 |
| 学校のこと | 「先生から連絡きてるけど、どうするの?」 | (LINEでは送らず、顔を合わせたときに短く)「先生から連絡があったから、お母さんが話しておくね」 |
| 気持ち | 「なんで無視するの?心配してるんだよ」 | 「今日は寒いね。あったかくしてね」 |
| 既読がつかない日 | 何通も続けて送る | 夜に1通だけ「おやすみ」 |
※文面は一例です。家族の言葉づかいに合わせて変えてください。
「返事がいらないなら送る意味があるのか」と思うかもしれません。返事がなくても、「家族はいつも通りここにいる」ことが伝わり続けることには意味があります。スタンプだけ、写真だけのように、言葉を減らした連絡も選べます。
反対に、進路・登校・成績・「いつまでこうしているの」といった話は、LINEで送ると、本人がひとりで何度も読み返すことになります。大事な話は、本人が落ち着いているときに顔を合わせて、短く伝えるほうが向いています。

友達からのLINEに返せないとき、親は「代わりに返す」より「返さなくてもいい」と伝える側に回ります
学校を休み始めると、友達からのLINEが「どうしたの?」「いつ来るの?」とたまっていくことがあります。本人が返せずに苦しんでいる様子を見ると、親が何とかしてあげたくなります。ただ、友達とのやり取りは、本人の人間関係そのものです。
- 親が代わりに返信しない。本人のスマホで返すのはもちろん、友達の親を通して事情を伝えるのも、本人の了解を取ってからにします。
- トークの中身を見ない。心配でも、黙って見たことが分かると、親への信頼が大きく揺らぐことがあります。安全が心配な場合は、見る前に本人と話すか、相談窓口に相談します。
- 「返さなくてもいいよ」と言ってあげる。返せない自分を責めてしまう子もいます。親から「今は返さなくてもいい」と言われると、少し楽になることがあります。
本人が「返したいけど、何て書けばいいか分からない」と言うときは、一緒に短い文を考えるのはよい手伝いです。たとえば次のような文です。
- 「連絡ありがとう。ちょっと体調くずしてて、返事おそくなるかも」
- 「読んでるよ。落ち着いたらまた連絡するね」
- 「今は学校のことはあまり話せないけど、ほかの話ならしたい」
休んでいる理由をどこまで話すかは、本人が決めてよいことです。「体調」とだけ書いてもかまいません。
通知が鳴るたびに気持ちが沈むようなら、前の節で紹介したトークルームごとの通知オフを本人が使う方法もあります。グループのトークを見るのをやめても、つながりが消えるわけではありません。本人が読みたくなったときに読めばよい、という選び方ができます。
逆に、お子さん自身が「友達に既読無視された」と落ち込んでいる場合もあります。そのときも、上で書いた既読の仕組みを伝えたうえで、「返事がないのは、相手の事情のこともあるよ」と一緒に確かめるくらいにとどめます。相手の気持ちを親が決めつけて慰めるより、本人の話を聞くことを優先します。
先生との連絡は、子どものLINEではなく、保護者が窓口になる形にできないか学校に相談できます
担任の先生からの連絡に本人が返せないとき、親子で抱え込む必要はありません。先生との連絡の手段(電話・連絡帳・学校の連絡システムなど)は学校によって違いますが、「しばらくは保護者が窓口になりたい」と伝えて、形を整えてもらえないか相談することができます。
先ほどの文部科学省の通知は、家庭への支援として、保護者と課題意識を共有して一緒に取り組むという信頼関係をつくることや、保護者が気軽に相談できる体制を整えることが重要だとしています。また、学級担任やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの学校関係者が中心になり、児童生徒や保護者と話し合うなどして「児童生徒理解・支援シート」を作成することが望ましいとしています。通知に連絡の窓口や頻度の決まりまでは書かれていませんが、先生に連絡のしかたを相談するのは、特別なお願いではありません。
| 先生に伝えておくこと・聞いておくこと | 例 |
|---|---|
| 連絡の窓口と手段 | 「しばらくは本人ではなく、保護者に電話でお願いします」 |
| 連絡の頻度 | 「週に1回、金曜日の夕方に」など、決まった形にしてもらう |
| 本人に伝えてほしいこと・控えてほしいこと | 「登校の話は保護者経由で」「プリントは郵送かポストに」 |
| 欠席と単位の見通し | 欠席が何日になると単位や進級に関わるか、課題で補えるものはあるか |
| 学校の相談先 | スクールカウンセラーに保護者だけで相談できるか |
高校の出席日数には国の統一基準はなく、多くの学校は「授業時数の3分の2以上の出席」を目安にしていますが、実際の扱いは学校ごとの規程で決まります。数え方は高校 欠席日数と高校 出席日数の記事で詳しく書いています。単位や進級の話は、本人のLINEに届く前に、保護者が先生から聞いておくと、本人が一人で抱え込みにくくなります。
家庭訪問の打診があったときの断り方や、形を変えてもらう伝え方は、不登校 家庭訪問の記事にまとめています。

連絡が取れないことより「生活の変化」と「安全」を見て、心配なときは相談窓口へ
LINEの返事が止まっていること自体は、ここまで見てきたように、それだけで心配しすぎなくてよい場合もあります。ただ、次のような様子が重なるときは、親だけで抱えずに相談することを考えてください。
- 食事や睡眠が大きく乱れた状態が続いている
- 家族とも、まったく言葉を交わさない日が続いている
- 「消えたい」「いなくなりたい」など、命に関わる言葉が出た
- ネット上で知らない人とのやり取りが増え、会う約束をしている様子がある
こうしたときの相談先には、次のようなものがあります。
| 相談先 | 内容 | 使える人 |
|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310) | かけた地域の教育委員会の相談機関につながる電話相談。夜間・休日も含めて受け付け、通話料は無料 | 子ども・保護者など |
| 親子のための相談LINE(こども家庭庁) | 子育てや親子関係の悩みをLINEで相談。匿名でも相談できる | 18歳未満のこどもと保護者など |
| 在籍校のスクールカウンセラー | 学校の中の相談の窓口。保護者だけの相談ができるかは学校に確認 | 生徒・保護者 |
| 医療機関(かかりつけ医など) | 体調や気持ちの不調が続くときに受診を検討する | 本人(保護者の相談から始めることも検討) |
出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」について/文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」周知のためのポスターについて(通話料の無料化)/こども家庭庁「親子のための相談LINE」について(2026年9月確認)
親子のための相談LINEは、こども家庭庁のページによると、受付時間が地域によって違い、一部の自治体は独自のSNS相談の仕組みを使っています。お住まいの地域の受付時間は、ページで確かめてください。
命に関わる言葉が出たときは、LINEの返事を待たずに、顔を合わせて声をかけ、上の窓口や医療機関に相談してください。
「スマホを取り上げれば話すようになる」「既読無視は反抗」は、どちらも決めつけになりやすい考え方です
返事が来ない状況が続くと、親の側にもいくつかの思い込みが生まれやすくなります。よくあるものを挙げておきます。
- 「スマホを取り上げれば、家族と話すようになる」:スマホが友達とのつながりや気分転換の場になっている場合、取り上げると、外とのつながりが一気になくなることがあります。取り上げるかどうかは、安全やお金、睡眠への影響で分けて考えるのが一つの目安です。
- 「既読無視は反抗だ」:既読の仕組み上、読んだかどうかも確かとは言えません。反抗かどうかを確かめるより、送り方を変えてみるほうが、関係を保ちやすくなります。
- 「返事がないのは親の育て方のせい」:高校生のネットの使い道は、動画視聴(95.3%)とコミュニケーション(92.7%)が上位です。親のLINEが後回しになることがあっても、それだけで育て方の問題とは言えません。自分を責めすぎないでください。
- 「LINEで伝えたから、分かっているはず」:LINEで送ったことが、本人に届いているとは限りません。大事なことは、顔を合わせて短く伝え直します。
親自身がしんどくなったときは、保護者向けの相談窓口や、同じ立場の保護者の集まりを使うことも考えてください。親が少し楽になると、LINEの文面にも余裕が出てきます。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
LINEの返事が止まる時期は、今の学校との関わり方そのものを考え直す時期と重なることがあります。学校の選び方全体は、通信制高校 選び方のページで整理しています。ここでは、選択肢の1つとしてニジ高を紹介します。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも参加でき、担任がつきます。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められるので、人とのやり取りに疲れている時期でも、関わり方を少しずつ選びやすい形です。生活リズムに波があっても学べるよう、授業のアーカイブ視聴にも対応しています。毎週、8人のクラスで行事やプロジェクトを話し合うクラス会議があり、メタバースの校舎で担任や同級生と集まる時間もあります。希望する生徒には、スタッフが1対1で伴走する支援もあります。
小中学生の不登校には、姉妹事業のNIJINアカデミー(小中学生のオルタナティブスクール)があり、ニジ高はその高等部です。ニジ高の公式LINEはNIJINアカデミーと共通です。
そのうえで、正直にお伝えしておくことがあります。
- ニジ高は高校ではありません。卒業資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
- 提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。スクーリングの形や日程は、個別相談会でご案内しています。
- 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内でご確認ください。
- オンライン中心なので、毎日通う場所を求める人には合わない場合があります。
途中からの転入・編入もでき、出願費用は無料です。転校の手順は高校 転入の記事で説明しています。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。
個別相談会はオンライン(Zoom)で30分、参加は無料です。ご本人が同席できなくても、保護者の方だけで参加でき、カメラ・マイクはオフでもかまいません。お子さんとLINEでもうまく話せない時期に、保護者だけで先に話を聞いておく使い方もできます。よくある質問はよくある質問のページにまとめています。
迷ったときの進め方(3ステップ)
- 親から送るLINEを「返事がいらない・短い・決まった頻度」に変えてみる。1〜2週間は、返事の有無ではなく、生活の様子を見ることに気持ちを向けます。大事な話はLINEで送らず、顔を合わせたときに短く伝えます。
- 先生との連絡を、保護者が窓口になる形に整える。連絡の手段と頻度、本人に伝えてほしいこと・控えてほしいこと、欠席と単位の見通しを、担任に相談します。友達とのやり取りは本人に任せます。
- 心配な様子が重なったら、ひとりで抱えずに相談する。スクールカウンセラー、24時間子供SOSダイヤル、親子のための相談LINE、医療機関など、保護者だけで使える窓口から始められます。学び方を変えることも考えているなら、候補の学校の個別相談会で、連絡の取り方も含めて聞いてみてください。


子どもと話せない時期は、保護者だけの相談から始められます
ニジ高の個別相談会はオンライン(Zoom)で30分・無料、保護者の方だけでも参加でき、カメラ・マイクはオフでかまいません。ニジ高は高校ではなく通信制高校サポート校のため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。連絡の取り方も含めて、今の状況をお聞かせください。
よくある質問
Q. 子どもにLINEを既読無視されます。送るのをやめたほうがいいですか?
A. やめる必要はありませんが、送り方を変えることを考えてみてください。質問で終わらない短い連絡を、決まった頻度で送るのが一つの形です。返事がなくても、家族がいつも通りそばにいることを伝え続けられます。
Q. 既読がついたのなら、読んではいるのですよね?
A. LINEの公式ヘルプによると、相手の端末によっては通知を受け取った時点で既読と判定されることがあり、読んだとは限らないとされています。既読は目安として受け止め、大事なことは顔を合わせて伝え直すほうが確かです。
Q. 友達からのLINEに返せず困っているようです。親が代わりに事情を伝えてもいいですか?
A. 本人の了解を取ってからにしてください。友達とのやり取りは本人の人間関係なので、親が代わりに返すより、「今は返さなくてもいい」と伝えたり、本人が望めば短い返事の文を一緒に考えたりするほうが、本人の気持ちを守りやすくなります。
Q. 担任の先生からの連絡に子どもが返しません。どうすればいいですか?
A. 担任に、しばらくは保護者が窓口になりたいと伝えて、連絡の手段と頻度を相談してください。文部科学省の通知も、保護者と課題意識を共有する信頼関係や、保護者が気軽に相談できる体制を整えることが重要だとしています。欠席と単位の見通しも、そのときに聞いておくと、先の見通しを持ちやすくなります。
Q. 返事がないだけでなく、部屋からもほとんど出てきません。
A. 食事や睡眠が大きく乱れている、命に関わる言葉が出た、などの様子があれば、親だけで抱えずに、スクールカウンセラーや24時間子供SOSダイヤル、医療機関への相談を検討してください。保護者だけで相談できる窓口もあります。
返事がない日も、あなたのLINEはお子さんの「帰ってこられる場所」になりえます
返事のないトーク画面を見るのは、つらいものです。何度も開いては閉じて、「送らなければよかった」と思う夜もあるかもしれません。けれど、返事が来ないことは、あなたの言葉が届いていないことと同じではありません。
今日できるのは、次に送る1通を、少し短く、返事のいらない形にしてみることくらいです。それだけでも、小さな一歩です。お子さんが話したくなったときに、いつもと同じ調子で待っている家族がいることが、支えになることがあります。
学校との連絡や、これからの学び方をどう考えるか。ひとりで整理しきれないときは、保護者の方だけの相談から始めることもできます。
個別相談会は保護者だけでも参加でき、LINEで話せない時期でも学び方の選択肢を聞けます
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

