札幌 通信制高校|公立は有朋1校。市内48拠点とサポート校を区・駅で一覧【2026】

札幌で通信制高校を探しはじめると、札幌駅や大通の周辺にたくさんの「札幌キャンパス」「学習センター」が見つかります。けれど、札幌にある公立の通信制高校は、北区屯田の北海道有朋高校の1校だけです。札幌市立の通信制高校はありません。駅の近くに並んでいるのは、多くが札幌市外や道外に本校がある学校の拠点や、高校そのものではないサポート校の教室です。

先に数字を書きます。文部科学省のデータで数えると、札幌市内には35校分・48か所の通信制高校の拠点があり、そのうちスクーリング(面接指導)まで受けられる施設がある建物は35か所です。拠点の半分近い22か所は中央区に集まり、清田区は0でした。住んでいる区によって、通い方の組み立てが変わります。

この記事は、文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト」の掲載データ(令和8年4月1日時点)から札幌市内の住所を1件ずつ数え、北海道有朋高校の情報公開資料(令和8年度)・2027年学校案内・Q&A・入学の案内、北海道と札幌市の支援制度のページ、各校の公式サイトを2026年9月21日に実際に開いて確認した内容でできています。確認できなかったことは、確認できなかったと書きます。

道内のほかの地域(函館・旭川・帯広など)から探す場合は北海道 通信制高校の記事もあわせてご覧ください。旭川から探す場合は旭川 通信制高校の記事で、旭川東高校(有朋高校の協力校)と市内13か所をまとめています。ここでは「札幌に住んでいる人が、どの区から、どこへ、何をしに通うのか」に絞ります。急いで決める必要はありません。

札幌市の学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です(札幌市内の会場で受けられる場合もあります)。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:札幌の通信制高校の早見

  • 札幌の公立通信制は、北海道有朋高校(札幌市北区屯田)の1校だけ。道立で通信制課程を置くのは道内でここだけです。市立札幌大通高校は定時制で、通信制の課程はありません。
  • 有朋高校の受講料は1単位340円で、道の就学支援金(1単位340円まで)と相殺されます。学校案内では、教科書代などを含めた1年間の経費は約5万円です。選考は書類だけで、面接はありません。
  • 有朋高校への転入学は「5月15日付」「6月15日付」の年2回だけです。秋に転校を考えはじめた場合、有朋高校なら次の機会は翌年度の5月です。
  • 札幌市内の拠点は35校分・48か所。スクーリングまで受けられる施設がある建物は35か所、学習の支援だけの施設(学習等支援施設)は13か所です。中央区22・北区10・豊平区4・東区3・厚別区3・白石区2・南区2・西区1・手稲区1で、清田区は0でした。
  • サポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます。サポート校の教室でスクーリングが受けられるとは限りません。
  • 北海道独自の授業料軽減制度は「通信制課程在籍者は対象外」です。一方で、札幌市奨学金(返済不要)は通信制の生徒を優先採用し、札幌市の通学定期の助成は石狩管内の通信制高校も対象です。
  • 家から出ること自体が難しい時期なら、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)という形もあります。高校そのものではない点は、後の節で正直に書きます。
オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも。カメラ・マイクはオフのままで大丈夫です。
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札幌の公立通信制は、北区の有朋高校1校だけです

文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトで、本校の住所が北海道にある通信制高校は10校です(北海道の令和8年度学校基本調査の速報でも、道内の通信制は10校・生徒28,782人、前年度より1.9%増えています)。そのうち公立は北海道有朋高校だけで、設置者が札幌市の通信制高校はありません。札幌に住んでいて公立の通信制を選ぶなら、有朋高校になります。

項目北海道有朋高等学校(通信制課程・普通科)
所在地札幌市北区屯田9条7丁目(札幌の「実施校」=本校)
アクセス地下鉄南北線 麻生駅(3番出口)から中央バス 麻17・麻07で「有朋高校前」下車、徒歩5分。JR新琴似駅からは「新琴似駅通」から麻17で同じ停留所へ。地下鉄東豊線 栄町駅からは栄19で「屯田小学校前」下車、徒歩15分
学べる場所札幌の実施校と、道内32校の協力校の計33か所(札幌市内に協力校は無い)
定員と在籍収容定員5,080人。在籍は実施校1,722人・協力校1,676人(令和8年5月1日)
受講料1単位340円(ほかに諸納金5,100円、教科書・学習書代は科目による)
相談の体制スクールカウンセラー2人・スクールソーシャルワーカー1人(対面で面談)。校舎にカームダウンスペースあり
問い合わせ入学に関する電話 011-773-8200(メールでのやりとりは行っていない)

出典:北海道有朋高校 通信制課程 情報公開資料(令和8年度)/同 本校へのアクセス/同 通信制Q&A(2026年9月21日確認)

ここで、よくある勘違いを先に正しておきます。市立札幌大通高校(中央区北2条西11丁目)は「定時制」の高校で、通信制の課程はありません。午前部・午後部・夜間部の三部制の定時制です(札幌市立高校ポータル)。

もう1つ。有朋高校の受講料は、学校の情報公開資料(令和8年度)でも北海道教育委員会の就学支援金のページでも1単位340円です。古い資料や別の年度の額と混同しないよう、最新の情報公開資料で確かめてください。

有朋高校の入試は書類だけ。ただし転入は「5月・6月付」の2回です

有朋高校の2027年学校案内には、「新入学・転入学・編入学は全て【書類】による選考」「【面接試験】は実施しません」と書かれています。学力検査もありません。人前で話すことが不安な人にとって、ここは大きな安心材料だと思います。

そのかわり、入れる時期がはっきり決まっています。

入口対象時期(令和8年度の実績)
新入学(4月のみ)中学校を卒業(見込み)の人、高校に入学したが単位を修得せず退学した人など出願は2026年2月13日〜3月18日15時必着。簡易書留の郵送か持参(協力校では受け付けない)。願書は前年12月5日から実施校と協力校で配布
編入学(4月のみ)高校を中退して修得単位がある人、高認の合格科目がある人受付は2026年2月13日〜2月27日15時必着。事前に編入学係へ問い合わせ
転入学(5月・6月)いま高校に在籍している人5月15日付(出願3月18日〜4月3日)と6月15日付(出願4月24日〜5月14日)の2回。書類のみの選考。まず今の学校の管理職から有朋高校へ電話で「転学照会」

出典:有朋高校 新入学検討の方/転入学検討の方/編入学検討の方/2027年学校案内(2026年9月21日確認)

見落としやすいのは転入学です。転入学のページには、今年度から5月・6月の転入学を受け入れていると書かれており、7月以降に年度の途中から有朋高校へ移る入口は、公式ページでは確認できませんでした。9月のいま「今の高校がしんどい」と感じている場合、有朋高校へ移るなら来年の5月・6月付を目標に、それまでの過ごし方(今の学校で単位をどこまで取るか、休学するか)を今の学校と相談することになります。転入を受け付ける時期は私立の各校で違うので、候補の学校に聞いて比べる材料にしてください。転校の一般的な流れは通信制高校 転入の記事にまとめています。

2027年4月(令和9年度)入学の出願期間は、9月21日の時点では公式ページにまだ出ていませんでした。前年どおりなら願書の配布は12月、出願は2月中旬からです。学校見学や個別相談は、電話で相談日を設定してもらえます(Q&Aでは、当日はできるだけ本人も同行してほしいとされています)。

有朋高校のスクーリングは、札幌なら日曜と火曜から選べます

通信制高校では、自宅でのリポート(レポート)提出と、決められた時間数のスクーリング(面接指導)への出席、年2回のテストで単位を取ります。有朋高校のリポートは郵便でやりとりし、テストは年2回(中間・終末)です。スクーリングは次のとおりです。

受ける場所日数の目安札幌の人にとって
札幌の実施校(屯田)日曜17日・火曜17日(Q&A)。時間割を見て、午前だけ・午後だけ・1日1時間だけでも受けられる主にこちら。受ける日と時間を自分で決める
集中スクーリング夏と冬の2回、札幌の校舎で全道から参加できる。札幌の人には近い
協力校(道内32校)日曜日を中心に年20日程度札幌市内には協力校が無い

出典:有朋高校 Q&A(Q27)/2027年学校案内(平均的な登校日数は1年間で20日前後)

1年次は20単位を学び、2年目以降は1年に25単位まで(3年コースを選ぶと28単位まで)です。学校のQ&Aでは、在籍年数に制限はなく、中学卒業後に入学した場合は「標準的には4年(最短で3年)」とされています。学年や留年という考え方はなく、卒業には74単位以上と、特別活動30時間以上(新入学の場合)が必要です。Q&Aには「中学時代はあまり学校へ行きませんでした」という質問への答えとして、不安を抱いて入学した人でも元気に勉強している人がたくさんいると書かれていて、在籍者の年齢は15歳から70代までです。

注意したいのは、特別活動(ホームルームや学校行事)の30時間に免除の制度が無いことです。Q&Aでは、行事に出にくい場合も、ホームルーム活動など参加できるものを選んで卒業までに満たしていく、と説明されています。

雪の積もった屋根が見える窓辺のソファで、タブレットの地図を一緒に見る母親と高校生の息子
札幌市内の拠点は48か所で、スクーリングを受けられる施設があるのは35か所です。住んでいる区から通える場所を、地図で一緒に確かめておきましょう。

市内の拠点は48か所。スクーリングを受けられる施設があるのは35か所です

文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトは、各校の本校と「通信教育連携協力施設」(キャンパス・学習センターなど)の住所と種類を公開しています。その掲載データ(令和8年4月1日時点)から、住所が札幌市内のものを1件ずつ数えました。登録は35校分・66件あり、同じ建物を複数の学校が使っているもの(大通西9丁目の専門学校に4件など)や住所の表記ゆれを1か所にまとめると、48か所になりました。

施設には、法律上の種類が2つあります。「面接指導等実施施設」はスクーリングや試験まで行える施設、「学習等支援施設」は学習の相談や支援だけを行う施設で、単位のためのスクーリングは別の会場です。サポート校や学習センターの多くは、後者に当たります。

区拠点の数スクーリングができる施設がある学習の支援だけ
中央区22166
北区1064
豊平区440
東区321
厚別区312
白石区220
南区220
西区110
手稲区110
清田区000
合計483513

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)を施設の住所で集計(2026年9月21日取得)。1つの建物に両方の種類がある場合は「スクーリングができる施設がある」に数えた。本校4か所(有朋・星槎国際・札幌静修・池上学院)を含む

数字を見るときの注意が2つあります。1つ目に、48か所のうち15か所は、登録されている在籍者が0人でした。大学や専門学校、道内の高校の建物がスクーリングの会場として登録されているもの(北海道科学大学・北海道教育大学札幌校・東海大学付属札幌高校など)が含まれていて、ふだん生徒が通うキャンパスとは限りません。2つ目に、学校の公式サイトの拠点と、このデータの登録がずれていることがあります(たとえばトライ式高等学院は2026年4月に札幌円山キャンパスを開いていますが、このデータには載っていません)。数は「ふだん通える場所の数」ではなく、「制度上、札幌に届け出がある場所の数」として見てください。

本校が札幌市内にある私立の通信制は3校です

文部科学省のデータで本校が北海道にある通信制高校10校のうち、札幌市内に本校があるのは有朋高校と、次の私立3校です。

学校名所在地と最寄り(公式表記)区分通い方(公式で確認できたもの)
星槎国際高等学校(本部校・札幌もみじキャンパス)厚別区もみじ台北5丁目12-1。新さっぽろバスターミナルからバスで7〜12分、「もみじ台西2丁目」下車、徒歩5分広域通信制市内にもう1か所、北区の札幌北学習センター(地下鉄北12条駅2番出口から徒歩1分・週5日〜1日)
札幌静修高等学校(通信制課程)中央区南16条西6丁目2-1。最寄り駅の表記は公式ページに無し広域通信制スクーリングは平日の午後に1日2時間×5日間を1クールとして年9クール(計90時間)。通学のオプションは週1日〜5日
池上学院高等学校豊平区豊平3条5丁目1-38。地下鉄東西線 菊水駅6番出口から徒歩6分、東豊線 学園前駅4番出口から徒歩7分狭域通信制本校は総合コース(週5日)。学園前キャンパス(学園前駅2番出口から徒歩1分)に一般コース(週1〜2日)・進路実現コース(週3日)・集中スクーリングコース

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト/星槎国際高校 札幌もみじキャンパス/札幌静修高校 通信制課程/池上学院高校 アクセス(2026年9月21日確認)

「広域通信制」は3つ以上の都道府県から生徒を受け入れる学校、「狭域通信制」は本校のある都道府県などに限る学校です(違いは広域通信制高校とはの記事で説明しています)。なお、文部科学省のデータでは星槎国際高校の本校住所が「もみじ台西5丁目12-1」と登録されていますが、星槎の公式サイトの表記は「もみじ台北5丁目12-1」です。

本校が札幌市外の道内私立には、クラーク記念国際高校(深川市)、北海道芸術高校(仁木町)、酪農学園大学附属とわの森三愛高校(江別市)、小樽双葉高校(小樽市)、北海道大谷室蘭高校(室蘭市)、北海道教育学園三和高校(和寒町)があります。このうちクラーク記念国際・北海道芸術・北海道教育学園三和は、札幌市内にも施設を届け出ています。札幌まで出ない選び方の例としては、函館 通信制高校の記事で道南の通い方を整理しています。

札幌駅・大通の周辺に拠点が集まる。主な学校を駅で一覧にしました

「札幌 通信制高校」で出てくる学校の多くは、ここに当たります。文部科学省のデータにある札幌市内の施設のうち、生徒が在籍している主なものを、公式サイトに書かれた最寄り駅でまとめました。種類の「スクーリング可」は面接指導等実施施設、「支援のみ」は学習等支援施設です。

駅(エリア)学校と拠点種類最寄り(公式表記)
札幌駅(北口)四谷学院高校 札幌キャンパススクーリング可JR札幌駅北口から徒歩1分
札幌駅(北口)トライ式高等学院 札幌キャンパス(鹿島学園・鹿島朝日)支援のみJR札幌駅北口から徒歩約5分
札幌駅(北口)第一学院高校 札幌キャンパス支援のみ札幌駅北口から徒歩3分
北12条星槎国際高校 札幌北学習センタースクーリング可地下鉄北12条駅2番出口から徒歩1分
札幌駅(南側)飛鳥未来きぼう高校 札幌駅前キャンパススクーリング可JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅から徒歩4分
札幌駅(南側)ヒューマンキャンパスのぞみ高校 札幌駅前学習センター支援のみJR札幌駅東改札南口から徒歩3分、地下鉄さっぽろ駅13番出口すぐ
大通N高・S高・R高 札幌大通キャンパススクーリング可地下鉄大通駅から徒歩1分
大通ヒューマンキャンパスのぞみ高校/ヒューマンキャンパス高校 札幌大通学習センタースクーリング可(ヒューマンキャンパス高校)・支援のみ(のぞみ)地下鉄大通駅から徒歩5分
大通・西11丁目飛鳥未来きずな高校 札幌キャンパススクーリング可大通駅1番出口から徒歩8分、西11丁目駅3番出口から徒歩5分
大通・すすきの精華学園高校 札幌校(南3条西3丁目)スクーリング可公式ページの本文では確認できず
西18丁目飛鳥未来高校 札幌キャンパススクーリング可地下鉄東西線 西18丁目駅から徒歩3分
西18丁目北海道芸術高校 札幌サテライトキャンパススクーリング可西18丁目駅1番出口から徒歩1分
バスセンター前専修学校クラーク高等学院 札幌大通校(クラーク記念国際と連携)スクーリング可地下鉄バスセンター前駅10番出口から徒歩8分、JR苗穂駅南口から徒歩12分
JR白石クラーク記念国際高校 札幌白石キャンパススクーリング可JR白石駅から徒歩5分
新さっぽろトライ式高等学院 新札幌キャンパス(鹿島朝日)支援のみ地下鉄新さっぽろ駅・JR新札幌駅直結
学園前・菊水池上学院高校 本校・学園前キャンパス本校・スクーリング可上の表のとおり
麻生・新琴似(バス)北海道有朋高校(公立)本校麻生駅・新琴似駅からバス、「有朋高校前」から徒歩5分

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)と各校公式サイトのキャンパスページ(N高/クラーク 札幌白石/クラーク高等学院 札幌大通校/飛鳥未来/飛鳥未来きずな/飛鳥未来きぼう/ヒューマンキャンパスのぞみ/北海道芸術/星槎 札幌北/四谷学院/トライ式ほか。2026年9月21日確認)

比べるときに気をつけたい点が2つあります。

  • 「スクーリング可」の拠点でも、単位のためのスクーリングを全部そこで受けられるとは限りません。たとえば飛鳥未来の3校は、全てのキャンパスがスクーリングのできる施設で、遠くへの集中スクーリングは無いと公式に書いています。一方で四谷学院高校は、2年次に茨城県の本校で3泊4日のスクーリングがあります。北海道芸術高校は、仁木町の校舎と各地の学習センターで行うとしています。
  • 拠点の名前と、在籍する高校が違うことがあります。クラーク記念国際の「札幌大通」は、公式サイトでは連携している専修学校(クラーク高等学院)として案内されています。クラーク記念国際高校としての札幌のキャンパスは「札幌白石」です。

このほか、日本航空高校(札幌学習センター・札幌大通学習センター・札幌北学習センター)、広域通信制高校1校(個別指導塾の教室・大通)、滋慶学園高校(札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校)なども、札幌駅・大通の周辺に施設を届け出ています(令和8年4月1日時点の在籍は0〜4人と登録)。

札幌市内にある通信制高校の拠点48か所(35校分)のうち、スクーリングができる施設がある建物は35か所で、残る13か所は学習等支援施設だけであり、拠点は中央区に22か所、北区に10か所、豊平区に4か所集まり清田区は0か所であることを示す図
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

住んでいる区によって、中心部へ出るか、区内の拠点を使うかが分かれます

札幌の10区のうち、拠点が5か所以上あるのは中央区と北区だけです。ほかの区に住んでいる人は、地下鉄やJRで札幌駅・大通の周辺へ出るか、区内の数少ない拠点を使うかを考えることになります。

住んでいる区区内の主な拠点(文部科学省のデータ)通い方の目安
中央区22か所。大通・札幌駅南側・西18丁目のほか、南16条西6丁目の札幌静修、南12条西22丁目・南5条西11丁目の施設など地下鉄・市電・徒歩で選べる。選択肢がいちばん多い
北区10か所。札幌駅北口〜北12条の拠点、屯田の有朋高校、新川のサポート校、あいの里の北海道教育大学(スクーリング会場)麻生・新琴似に近ければ有朋高校、南側なら札幌駅北口の拠点
東区3か所。北8条東1丁目の北海道教育学園三和高校 札幌学習センター、北24条東1丁目の科学技術学園高校(札幌科学技術専門学校)など地下鉄東豊線で大通・さっぽろへ出る方法もある
豊平区4か所。池上学院の本校と学園前キャンパス、北海学園札幌高校の建物(青森山田高校の施設)、札幌大学(明誠高校のスクーリング会場)東豊線 学園前駅の周辺に集まる
白石区・厚別区白石2・厚別3。クラーク 札幌白石、星槎の本部校、トライ式 新札幌JR白石駅・新さっぽろ駅が起点。東西線で大通へも出られる
南区2か所。南35条西11丁目のさくら国際高校 札幌キャンパス、東海大学付属札幌高校(望星高校のスクーリング会場)地下鉄南北線で大通へ出る方法もある
西区・手稲区各1か所。札幌山の手高校、北海道科学大学(どちらもスクーリング会場で在籍0人と登録)ふだん通う拠点は、東西線やJRで中心部へ出て探すことになる
清田区0か所バスで地下鉄の駅へ出てから、中心部や豊平区・厚別区の拠点へ

区内に拠点があっても、それが「スクーリング会場として登録された大学や高校」なのか、「ふだん生徒が通うキャンパス」なのかで意味が変わります。表で「スクーリング会場」と書いたところは、ふだん通う場所ではない可能性が高いので、学校に確かめてください。

紅葉したイチョウ並木と広い公園に沿った歩道を、並んで歩く保護者と高校生の後ろ姿
住んでいる区によって、中心部へ出るか区内の拠点を使うかが分かれます。冬の道のりも含めて、通う経路を一度たどってみると安心です。

札幌で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

サポート校は、通信制高校に在籍する生徒の学習や生活を支える民間の教育施設で、高校そのものではありません。卒業資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。札幌のサポート校を選ぶときは、「どの通信制高校とセットになるのか」「スクーリングはどこで受けるのか」を一緒に確かめる必要があります。

札幌市内で、公式サイト(提携先の高校のサイトを含む)で提携先を確認できたものは次のとおりです。

名称文部科学省のデータ上の種類提携(連携)先の通信制高校最寄り(公式表記)
トライ式高等学院 札幌キャンパス(北区北9条西3丁目)学習等支援施設鹿島学園高校・鹿島朝日高校(鹿島側の公式サイトに記載)JR札幌駅北口から徒歩約5分
トライ式高等学院 新札幌キャンパス(BiVi新さっぽろ4階)学習等支援施設鹿島朝日高校・鹿島学園高校地下鉄新さっぽろ駅・JR新札幌駅直結
トライ式高等学院 札幌円山キャンパス(2026年4月開校)データに未掲載公式で確認できず地下鉄東西線 西28丁目駅から徒歩5分
エコール札幌(中央区北1条東1丁目)学習等支援施設鹿島朝日高校(連携学習センター)。データでは広域通信制高校1校の施設としても登録地下鉄大通駅・バスセンター前駅から徒歩5分
PRESENT高等学院 札幌(北区新川2条)学習等支援施設鹿島朝日高校JR学園都市線 新川駅から徒歩5分
すみか高等学院 札幌本校(sumika Academy)学習等支援施設広域通信制高校公式サイト内で所在地の表記が2通りあり、確認できず
専修学校クラーク高等学院 札幌大通校面接指導等実施施設クラーク記念国際高校(連携)。データではクラークNEXT・創志学園の施設としても登録地下鉄バスセンター前駅10番出口から徒歩8分

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)/トライ式高等学院 札幌・新札幌・札幌円山/エコール札幌/鹿島朝日高校(PRESENT高等学院 札幌)/すみか高等学院/クラーク高等学院 札幌大通校(2026年9月21日確認)

表のうち、トライ式・エコール・PRESENT・すみかは文部科学省のデータで学習等支援施設です。つまり、ふだんの学習はサポート校の教室で進め、単位のためのスクーリングは提携先の高校が決めた会場で受けます。文部科学省のデータでは、鹿島学園高校と鹿島朝日高校は札幌市内にスクーリングのできる施設も届け出ています(両校とも大通西9丁目の専門学校の建物、鹿島朝日高校は北6条西1丁目の専門学校の建物も)。表の広域通信制高校の札幌市内の登録は学習等支援施設(エコール札幌・sumika Academy)だけでした。実際にどの会場へ行くかは、入学前に聞いてください。

星槎国際高校の施設には、札幌ビューティックアカデミー(中央区北6条西10丁目)や一般社団法人ソーシャルペダゴジーネット(中央区南4条西6丁目)など、専門学校や団体が学習等支援施設として登録されているものもあります。サポート校の費用の考え方はサポート校 学費の記事で、通信制高校の学費とサポート校の費用が二段になる仕組みから説明しています。

学費は「公表額」で比べる。有朋は年約5万円、私立は学校とコースで大きく違います

学費は、公式サイトに金額が出ているものだけを並べます。札幌のキャンパス単位で年額を出している私立は札幌静修高校だけで、N高・クラーク・飛鳥未来は全国共通の額です。それ以外の学校は、公式ページで金額を確認できませんでした(資料請求や個別相談で案内する形です)。

学校条件公表されている額出典(2026年9月21日確認)
北海道有朋高校(公立)1年間の経費。受講料は就学支援金と相殺年間約5万円(受講料 約1万円・教科書代 最大約3万円・学校諸納金 最大約6,500円)2027年学校案内
札幌静修高校 通信制課程授業料1単位12,000円は就学支援金で0円(全世帯)。オプションなし入学金50,000円(初年度)、施設費20,000円(毎年)、教務システム利用代など23,550円、教科書代11,705円(この2つは昨年度実績の概算)。オプションは年50,000〜300,000円募集要項
N高等学校(全国共通)補助金を引いた後の実質負担。スクーリング参加費などは別ネットコース 年額73,000円〜。通学コース(週5・週3)はネットコースと合わせて年額556,000円〜N高 学費
クラーク記念国際高校(全国のモデル)就学支援金337,200円を充てた後2027年度新入生のモデルで、スマートスタディⅠ 年162,800円、Ⅱ 年378,300円。公式ページに「北海道地区は上記金額と異なります」とあり、札幌の額は非公表クラーク 学費
飛鳥未来・きずな・きぼう(3校共通の目安)26単位・就学支援金を引いた後の年間の目安(選考料を除く)。10月以降の入学は施設設備費・補習費が半額ベーシック・ネット 225,000円、スタンダード 305,000円、3DAY・5DAY 405,000円(5DAYは選択コース費用が別)飛鳥未来 学費
すみか高等学院(サポート校)税込。在籍する広域通信制高校の学費と年1回のスクーリング費用は別サポート費 年420,000円、入学金30,000円、施設利用費 年20,000円すみか高等学院

公立の有朋高校と私立の差は、主に授業料以外の部分(施設費・通学コースの費用・サポート費)から生まれます。私立も授業料の部分は就学支援金(年337,200円まで)でまかなえる場合がありますが、週に何日も通うコースほど、支援金の対象にならない費用が積み上がります。サポート校を組み合わせる場合は、通信制高校の学費とサポート校の費用の両方がかかり、サポート校の費用には就学支援金は使えません。見積もりは「授業料」「施設費など」「コース・サポート費」「スクーリングの交通費や宿泊費」の4つに分けてもらうと、比べやすくなります。

国の就学支援金・札幌市奨学金・札幌市の通学交通費助成は通信制の生徒も対象で、北海道独自の私立高等学校等授業料軽減制度は通信制課程が対象外であることを並べた比較表
出典:北海道・札幌市・文部科学省の公式ページ(2026年9月21日確認)

北海道の授業料軽減制度は、通信制が対象外です

お金の面で、札幌の保護者の方にいちばん知っておいてほしいのがこの点です。

北海道には、国の就学支援金に月額最大2,000円を上乗せする独自の「私立高等学校等授業料軽減制度」があります(保護者等の年収が約590万円未満が目安)。ところが、道のページには「*通信制課程在籍者は対象外です。」と明記されています(北海道「私立高等学校等授業料軽減制度」、2026年6月19日更新)。

制度私立の通信制有朋高校(公立の通信制)
国の就学支援金対象。所得制限なし・1単位13,668円・年337,200円が上限対象。1単位340円まで支給され、受講料と相殺(年30単位・通算74単位まで)
北海道の授業料軽減制度対象外(道のページに明記)私立向けの制度なので対象外
奨学のための給付金(返済不要)対象。道内在住・所得割の合算額182,500円未満などの世帯。額は学校の種別などで変わる公立向けの給付金(北海道教育委員会)がある
サポート校の費用就学支援金の対象外(授業料ではないため)同じく対象外

出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/北海道教育委員会「高等学校等就学支援金制度について」(公立。2026年8月5日更新)/北海道「令和8年度 奨学のための給付金」(私立。2026年7月29日更新)

奨学のための給付金には、札幌の家庭が特に気をつけたい点があります。本校が道外にある学校(札幌のキャンパスに通っていても、本校が東京や沖縄などにある学校)に在籍している場合、申請は学校経由ではなく、保護者が北海道へ直接郵送します。令和8年度の申請期限は2026年10月23日(金)必着です。基準日は7月1日(秋入学などは入学日の翌月1日)です。本校が道内の学校なら、学校から配られる申請書を学校に出します。

つまり、私立の通信制で授業料を支えるのは国の就学支援金が中心で、授業料以外の負担を軽くするのが奨学のための給付金です。学校の学費表に「実質無料」「支援金で相殺」と書かれていても、それが授業料の部分だけなのか、施設費やサポート費まで含むのかは分けて確かめてください。通信制高校の学費の全体像は通信制高校 学費、公立がなぜ安いのかは通信制高校 安いの記事で整理しています。

札幌市の奨学金と通学定期の助成は、通信制の生徒も対象になります

道の軽減制度は通信制が対象外ですが、札幌市の制度には通信制の生徒が使えるものがあります。どちらも札幌市教育委員会の制度です。

制度中身通信制の扱いと注意点
札幌市奨学金(返済不要の給付)高校等の国公立は月5,000円、私立は月8,000円。1年生には入学支度資金(国公立10,000円・私立15,000円)定時制・通信制の生徒は若干名を優先採用。本人か生計維持者が札幌市内に住んでいれば、学校の所在地は問わない。学校の推薦が必要で、評定平均と世帯の収入で審査
募集の時期春(4月ごろ)に在学中の人の「補充採用」、秋(9月ごろ)に翌年度進学予定の人の「予約採用」令和9年度に進学する人向けの予約採用は2026年9月に受付が始まっている。札幌市特別奨学金(子ども未来局)とは同時に受けられない
高等学校等生徒通学交通費助成通学定期券が1か月14,000円を超える分の半額を助成札幌市内に住み、公共交通機関で石狩管内(札幌・江別・千歳・恵庭・北広島・石狩・当別・新篠津)の高校に通う人。全日制・定時制・通信制を問わない。小樽市・岩見沢市などの学校は対象外

出典:札幌市「札幌市奨学金」(2026年9月17日更新)/札幌市「高等学校等生徒通学交通費助成」(2026年8月14日更新)

通学交通費の助成は、令和8年度分は2027年2月28日まで申請でき、支給には11月16日〜翌年1月31日の「請求手続き」も必要です。定期券は買うたびに写しを取っておくよう書かれています。冬だけバスや地下鉄を使う場合も、年度の途中からあらかじめ申請できます。ただし、週1〜2日の通学で定期券を買わない人は対象になりにくく、札幌市外や道外に本校がある学校の「札幌キャンパス」への通学が対象になるかは、市のページでは確認できませんでした。申請の前に教育委員会(教育推進課 011-211-3851)へ確かめてください。

※2026年9月時点の情報です。最新は北海道・札幌市・文部科学省・各校の公式ページでご確認ください。

札幌で学校を探すときの、よくある誤解3つ

公式資料を当たっていくと、まとめサイトや口コミでよく見る説明と食い違う点がいくつか見つかりました。

誤解1. 「札幌市にも公立の通信制高校がある」

札幌市立の高校に通信制課程はありません。市立札幌大通高校は午前部・午後部・夜間部の三部制の定時制です。定時制は毎日(または決まった曜日に)登校して授業を受ける形なので、年20日前後のスクーリングで学ぶ有朋高校の通信制とは通い方がまったく違います。「公立で、登校が少ない学校」を探しているなら、候補は有朋高校です。

誤解2. 「キャンパスの名前を見れば、どの高校の生徒になるか分かる」

札幌の拠点には、専修学校や専門学校の建物が通信制高校の施設として登録されているものが多くあります。たとえば中央区大通東8丁目の「専修学校クラーク高等学院札幌大通校」は、文部科学省のデータでクラーク記念国際・クラークNEXT・創志学園の3校の面接指導等実施施設として登録されています。中央区大通西9丁目の専門学校の建物も、鹿島学園・鹿島朝日・ヒューマンキャンパスのぞみの3校の施設です。どちらが悪いということではなく、同じ建物に通っていても、在籍する高校によって学費やスクーリング、卒業までの仕組みが変わるので、入学前に「どの高校に在籍するのか」を確かめてください。

誤解3. 「公立の通信制なら、学費はほとんどかからない」

有朋高校の受講料は就学支援金と相殺されますが、情報公開資料の費用欄には、受講料のほかに教科書・学習書代(科目による)、諸納金5,100円、生徒会札幌支部費1,000円、身分証明書代200円(入学年度のみ)などが並んでいます。修学旅行(希望者のみ・2年次以降に1度)は90,000円です。2027年学校案内では、教科書代は最大約3万円で、就学支援金や教科書の給与制度が認められれば受講料と教科書代の自己負担は無くなるものの、年度はじめに教科書を買う場合はいったん支払いが必要(後日還付)と書かれています。「受講料が安い」と「年度はじめに家計から出ていくお金」は分けて考えると、あとで慌てずに済みます。

冬の通学は、学校選びの条件に入れておいて大丈夫です

札幌で学校を比べるとき、見落とされがちなのが冬の移動です。有朋高校なら、麻生駅や新琴似駅からバスに乗り継いで屯田まで通います。札幌駅・大通の周辺の拠点は地下鉄の駅から近いものが多い一方、週に何日も通う形の学校では、雪の日の通学がそのまま負担になります。

「冬は通えなくなるかもしれない」と感じるのは、甘えではありません。体調や天候で登校できない日があっても単位の見通しが立つかは、学校選びの正当な条件です。学校には次のように聞いてみてください。

  • 冬の期間、スクーリングの日程や会場はどうなりますか
  • スクーリングに出られなかった場合、振り替えの機会はありますか
  • 通学コースの日数は、年度の途中で変えられますか

札幌市の通学交通費助成は、積雪期だけ公共交通機関を使う場合も年度の途中から申請できる仕組みです。冬だけ定期券を買う予定なら、秋のうちに条件を確かめておくと安心です。

江別・北広島・石狩・小樽から通う場合は、有朋高校の「通う学校」が分かれます

札幌の周りの市町村に住んでいる人は、有朋高校のどこでスクーリングを受けるかが住所によって変わります。情報公開資料には、協力校ごとに受け持つ市町村(受持区域)が書かれています。

住んでいる所有朋高校の受持の協力校札幌の拠点の使い方
江別市・北広島市・石狩市・恵庭市・千歳市どの協力校の受持区域にも入っていない(札幌の実施校に通う形になるとみられる。出願前に学校へ確認)JR・バスで札幌市内へ。札幌市の通学交通費助成は札幌市民向けなので、市外の人は対象外
当別町・南幌町・長沼町・岩見沢市など岩見沢東高校日曜中心に岩見沢東高校で受けるか、札幌の実施校に通うかを選べる
小樽市・余市町・仁木町など小樽潮陵高校小樽潮陵高校で受けるか、札幌の実施校に通うかを選べる。私立の拠点は札幌駅・大通に多い
苫小牧市・白老町など苫小牧東高校札幌へ出るより地元の協力校が近い

出典:有朋高校 情報公開資料(令和8年度)の受持区域/同 Q&A(Q4・Q35)

Q&Aでは、自宅に最も近い協力校に通うのが通常としつつ、事情によって別の協力校や札幌の実施校に登校することもでき、実施校と協力校の両方のスクーリングに出ている生徒もいるとされています(所属の登録は1校)。私立の通信制でも、本校が江別市の酪農学園大学附属とわの森三愛高校、小樽市の小樽双葉高校のように、札幌の周りに本校がある学校があります。

高校生年代の相談先は、学校以外にもあります

学校選びの前に、まず誰かに今の状況を話したいという時期もあると思います。札幌市には、学校に限らない相談の窓口があります。

  • 札幌市若者支援総合センター(Youth+センター):ひきこもりなど社会生活に困難を抱える若者の相談を受ける市の施設です。中央区南1条東2丁目の大通バスセンタービル2号館。総合相談の受付は011-223-4421(月曜〜土曜の10時〜18時、祝日などを除く)。メールやLINEでも受け付けています(札幌市)
  • 有朋高校への個別相談:有朋高校のQ&Aでは、学校見学や個別相談を希望する場合は電話で相談日を設定するとされています
  • 今の高校の先生:転入の場合は、今の学校の管理職から転校先へ連絡する手続き(転学照会)が要る学校が多く、有朋高校もそうです

札幌で「通える範囲」に見つからないなら、通う場所に縛られない形もあります

ここまで札幌の学校を並べてきましたが、通学時間や体調を条件に入れると、選べる学校は一気に減ります。片道30分なら通えるはずでも、朝起きられない日がある人にとっては別の話です。駅の近くに拠点が48か所あっても、それがその人にとっての選択肢の数とは限りません。

通信制高校は、もともと毎日通うことを前提にしていない学校です。単位はリポート・スクーリング・試験で認定されるので、日々の出席日数で進級が決まりません。オンライン中心のサポート校を選べば、住んでいる区で選択肢が決まらなくなります。そのかわり、卒業資格のためのスクーリングは、在籍する通信制高校の会場へ行く必要があります。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。札幌のどの区からでも、自宅から授業に参加できます。担任がつき、カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。グループ全体で、これまでに650名以上の不登校の生徒をサポートしてきました。

ただし、はじめに正直にお伝えしておくことがあります。

  • ニジ高そのものは高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
  • 学院の中でのスクーリングはありませんが、提携校のスクーリングには参加が必要です。その準備と参加を支援します。
  • 費用は、提携する通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません(サポート校 学費)。ニジ高の金額は学費のご案内に載せています。
  • 毎日通う学校と同じ体験になるわけではありません。札幌で友だちと同じ教室に通いたい気持ちが強いなら、市内の拠点のほうが合う場合もあります。

サポート校という仕組みそのものについては通信制サポート校とはの記事で、通信制高校との違いから説明しています。

札幌で迷ったときの進め方(3ステップ)

  1. 「月に何回なら家を出られるか」を、冬も含めて決める。日曜か火曜に屯田まで通えそうなら有朋高校、駅の近くに週1回以上なら私立の拠点、登校自体が難しければオンライン中心、と候補が自然に分かれます。
  2. 候補の学校に「在籍する高校」「スクーリングの会場と日数」「学費の内訳」を聞く。拠点の場所と、単位のためのスクーリング会場は別のことがあります。学費は授業料・施設費・サポート費を分けて見積もってもらいます。
  3. 時期を逆算する。有朋高校の新入学は4月で、直近の出願は2月中旬〜3月中旬、転入は5月・6月付だけでした。私立は学校ごとに違うので、秋のうちに募集要項を取り寄せておくと落ち着いて選べます。札幌市奨学金の予約採用や奨学のための給付金の申請期限も、秋に重なります。

選ぶときの確認項目は通信制高校・サポート校の選び方のチェックリストにもまとめています。

雪の降る窓辺の机でノートパソコンのオンライン授業を受ける高校生と、奥の食卓で本を読む母親
冬の移動が負担になるときは、家で学ぶ時間の長い形も選択肢になります。在籍する高校のスクーリングの会場と日数は合わせて確かめましょう。
オンラインで学ぶニジ高の生徒

雪の日も続けられる通い方を、札幌の候補と並べて考えます

ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラ・マイクはオフのまま、チャットから参加できます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。会場や費用の内訳も含め、話を聞くだけでも大丈夫です。

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よくある質問

Q. 札幌に公立の通信制高校はありますか?

A. 北海道有朋高校(札幌市北区屯田)の1校です。道立で通信制課程を置くのは道内でここだけです。市立札幌大通高校は定時制で、通信制の課程はありません。

Q. 有朋高校の学費はいくらですか?

A. 受講料は1単位340円で、就学支援金(公立の通信制は1単位340円まで)と相殺されます。2027年学校案内では、教科書代や諸納金を含めて1年間の経費は約5万円(受講料約1万円・教科書代最大約3万円・学校諸納金最大約6,500円)です。Q&Aには新入学初年度は約4万円とあります。

Q. 本校が札幌にある私立の通信制高校はどこですか?

A. 文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)で、本校が札幌市内にある私立の通信制高校は、星槎国際高校(厚別区)、札幌静修高校(中央区)、池上学院高校(豊平区)の3校です。星槎国際と札幌静修は広域通信制、池上学院は狭域通信制です。

Q. 有朋高校に途中から転校できますか?

A. 転入学は5月15日付と6月15日付の年2回で、書類のみの選考です(令和8年度)。まず今の学校の管理職から有朋高校へ電話で転学照会をします。7月以降の転入の受け入れは、公式ページでは確認できませんでした。

Q. 札幌市内に通信制高校のキャンパスはいくつありますか?

A. 文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)で、札幌市内には35校分・48か所の拠点があります。スクーリングまで受けられる施設がある建物は35か所、学習の支援だけの施設は13か所です。22か所が中央区に集まっています。

Q. 北海道や札幌市の補助は、通信制でも使えますか?

A. 北海道独自の授業料軽減制度は通信制が対象外です。国の就学支援金(私立は年337,200円が上限・所得制限なし)と奨学のための給付金は対象です。札幌市奨学金は通信制の生徒を若干名優先採用し、札幌市の通学交通費助成は石狩管内の通信制高校への通学も対象です。

Q. 札幌に住んでいても、オンラインの学校に通えますか?

A. はい。オンライン中心のサポート校なら、住んでいる区に関係なく参加できます。高校卒業の資格のためには、在籍する通信制高校のスクーリングへの参加が必要なので、その会場と日数は事前に確認してください。

学校の数より、「冬も続けられる通い方」から決めれば大丈夫です

札幌には、屯田の公立校も、市内に本校がある私立も、駅の近くに集まる48か所の拠点もあります。選択肢がないわけではありません。ただ、どれが正解かは、学校の数やキャンパスの近さでは決まりません。

月に何回なら家を出られそうか。雪の日はどうするか。それが決まれば、候補は2〜3校に絞れます。決まらないうちは、決めなくて大丈夫です。

札幌のどの区に住んでいても、家から学びを続ける形もあります。迷っている段階の相談も受け付けています。

オンラインで学ぶニジ高の生徒
オンラインで、青春する。

札幌でどの学校にするか決める前の相談から受け付けています

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

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