横須賀市で通信制高校を探すと、「横須賀中央駅のそばに教室がある」という案内はすぐに見つかります。ところが、その教室が高校そのものなのか、サポート校なのか、スクーリング(面接指導)はどこで受けるのか、市の補助は使えるのか——いちばん知りたいところが、なかなか揃って出てきません。
そこでこの記事では、文部科学省の掲載データと神奈川県・横須賀市の公式ページを開いて、横須賀市内の拠点を全部数え直しました。結論から言うと、横須賀市内に本校のある通信制高校はなく、拠点は建物で14か所、そのうちスクーリングまでできるのは5か所です。そしてお金の面では、横須賀市の奨学支援金が通信制を対象から外していることと、神奈川県の学費補助が本部校が県内にある5校だけを対象にしていることが、横須賀に住む家庭にとって大きな分かれ道になります。
三浦半島は坂が多く、電車の本数も都心部とは違います。「通えるかどうか」を体調のよくない日を基準に考えたいご家庭に向けて、駅ごとの選択肢と、公立の道と、お金の順番で整理していきます。
横須賀市の学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:横須賀の通信制高校えらびの早見
- 横須賀市内に本校のある通信制高校はありません。市内にあるのは、県外や県内の他の市町に本校を置く学校の拠点です(文部科学省の掲載データ・令和8年4月1日時点)。
- 市内の拠点はのべ19件・同じ建物をまとめて14か所。13校の通信制高校が届け出ています。スクーリング(面接指導)ができる建物は5か所で、残る9か所は学習を支えるだけの施設です。
- 14か所のうち4か所が横須賀中央駅の周り(若松町・大滝町・米が浜通)。ほかは汐入・久里浜・北久里浜・野比・馬堀・安浦町・三春町・稲岡町に分かれています。
- 公立の通信制は市内にありません。県立は横浜修悠館(横浜市泉区・いずみ中央駅から徒歩12分)と厚木清南(厚木市)の2校で、受講料は1単位350円、平日に登校して履修する講座だけ1単位700円です。
- 横須賀市の奨学支援金は通信制が対象外です。修学支援金 年30,000円・入学支援金 60,000円のどちらも「通信制、専攻科及び別科を除く」と市が明記しています(令和8年度)。
- 神奈川県の学費補助(授業料補助 年142,800円)は、本部校が県内にある5校だけが対象です。市内14か所に拠点を置く13校のうち、県の対象校は1校(本校が県内にある広域通信制高校)だけです。その高校に在籍するなら補助を受けられますが、ほかの学校に在籍する場合は対象外です。国の就学支援金は、要件を満たせばどの学校でも使えます。
- 通える範囲に合う学校が見つからないときは、通学時間を前提にしない学び方もあります。最後にその話も書きます。
横須賀市内に本校のある通信制高校はありません。拠点は建物で14か所です
文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトには、全国の通信制高校と、その連携協力施設(スクーリングができる面接指導等実施施設と、学習を支える学習等支援施設)が住所つきで載っています。このデータで、本校の住所が横須賀市内にある通信制高校を探すと、該当はありませんでした。市内で見かける「横須賀キャンパス」「横須賀校」は、すべて別の場所に本校を置く学校の拠点です。
次に、施設の住所が横須賀市内にあるものを数えました。登録の行数はのべ19件。同じ建物に複数の学校が届け出ている場所があるので、住所を番地までそろえてまとめると14か所になります。届け出ている通信制高校は13校で、すべて広域(3つ以上の都道府県から生徒を受け入れられる学校)または株式会社立の広域の学校でした。
この「のべ19件・14か所」という数え方は大事です。たとえば若松町3-20-16のビルには4校が別々に届け出ていて、米が浜通1-6の村瀬ビルには3校が届け出ています。まとめサイトの「8校」「5件」「20件」という数え方は、この重複の扱いがばらばらなので、比べても意味がありません。神奈川県全体では、本校とは別の拠点が建物で220か所あり、横須賀市の14か所は横浜市99か所・川崎市31か所・藤沢市18か所・相模原市15か所に次ぐ5番目の多さです。県全体の見取り図は神奈川 通信制高校の記事にまとめました。

14か所のうちスクーリングができる建物は5か所。残る9か所は学習を支える場所です
ここが横須賀でいちばん見落とされやすいところです。市内の14か所を届け出の種別で分けると、面接指導等実施施設(スクーリングができる施設)を含む建物は5か所、学習等支援施設だけの建物が9か所でした。学習等支援施設は、レポートの手助けや自習の場としては使えますが、そこでスクーリングを受けて単位になるわけではありません。
つまり、家から歩ける教室に毎日通っていても、スクーリングの日には別の場所へ行くことがある、ということです。市内の14か所を一覧にします。
| 所在地(町名・番地) | 施設名 | 届け出ている学校 | スクーリング |
|---|---|---|---|
| 若松町3-20-16 | 教育アカデミー高等部 横須賀中央キャンパス/横須賀中央面接指導施設 | 鹿島学園・鹿島朝日・広域通信制高校・松本国際の4校 | できる(松本国際の届け出) |
| 若松町1-8 | 大成学園 横須賀中央校 | 翔洋学園高等学校 | 学習支援のみ |
| 大滝町1-9 | 成美学園 横須賀校 | 成美学園高等學校(株式会社立) | 学習支援のみ |
| 米が浜通1-6(村瀬ビル7階) | 横須賀キャンパス | N高等学校・S高等学校・R高等学校の3校 | 学習支援のみ |
| 汐入町3-36-11 | 湘南芽吹高等学院 | 科学技術学園高等学校 | できる |
| 汐入2丁目9番地 | ヨコスカ調理製菓専門学校 | 啓晴高等学校 | できる |
| 三春町4-63-8 | 湘南芽吹高等専修学校 | 科学技術学園高等学校 | できる |
| 稲岡町82 | 神奈川歯科大学 | 鹿島学園高等学校 | できる |
| 安浦町2-33-1 | 横須賀学習センター | さくら国際高等学校 | 学習支援のみ |
| 久里浜2-13-4 | 神南高等スクール | 鹿島学園高等学校 | 学習支援のみ |
| 根岸町3-9-7 | 大成学園 北久里浜校 | 翔洋学園高等学校 | 学習支援のみ |
| 舟倉1-32-1 | 湘南国際学院 久里浜校 | 星槎国際高等学校 | 学習支援のみ |
| 野比1-11-8 | 湘南国際学院 アフタースクール野比 | 星槎国際高等学校 | 学習支援のみ |
| 馬堀町2-13-7 | 湘南国際学院 馬堀校 | 星槎国際高等学校 | 学習支援のみ |
出典:文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト」掲載データ(令和8年4月1日時点/2026年9月26日に集計)。同じ建物の表記ゆれは1か所にまとめています。「本校を除く拠点は14か所」という数え方です(市内に本校はありません)
気づいてほしいのは、スクーリングができる5か所の顔ぶれです。5か所のうち3か所は、大学(神奈川歯科大学)・専門学校(ヨコスカ調理製菓専門学校)・高等専修学校(湘南芽吹高等専修学校)の校舎です。通信制高校が、他の学校法人の校舎を面接指導の会場として届け出ているためで、看板の学校名と会場名が違うのは珍しいことではありません。パンフレットに「スクーリングは横須賀で受けられます」と書かれていたら、その会場がどこの建物なのかまで聞いておくと安心です。
横須賀中央駅の周りに4か所。久里浜・汐入・馬堀・野比にも分かれています
横須賀市はJR横須賀線と京急線が別のルートで市内を通っていて、住んでいる場所によって「出やすい駅」がまったく違います。14か所を駅の方面で分けると、こうなります。
| 方面 | か所 | 町名 | どんな場所か |
|---|---|---|---|
| 横須賀中央(京急) | 4 | 若松町・大滝町・米が浜通 | 駅から歩ける通学型の教室が集まる。スクーリングができるのは1か所 |
| 汐入(京急) | 2 | 汐入町・汐入 | 2か所ともスクーリングができる。うち1か所は専門学校の校舎。汐入町の湘南芽吹高等学院は公式サイトで横須賀中央駅から徒歩6分・汐入駅から徒歩10分と案内している |
| 県立大学・堀ノ内方面(京急) | 2 | 安浦町・三春町 | 三春町はスクーリングができる高等専修学校 |
| 久里浜・北久里浜(京急・JR) | 3 | 久里浜・根岸町・舟倉 | 3か所とも学習を支える施設。市立横須賀総合高校もこの方面 |
| 馬堀海岸・野比(京急) | 2 | 馬堀町・野比 | 2か所とも学習を支える施設。少人数の教室 |
| 衣笠・稲岡町方面(JR・バス) | 1 | 稲岡町 | 神奈川歯科大学がスクーリング会場 |
出典:上と同じ掲載データの住所を、町名で分類したもの(2026年9月26日)
最寄り駅と徒歩分数を公式サイトで公表している教室もあります。教育アカデミー高等部 横須賀中央キャンパスは京急本線・京急久里浜線の横須賀中央駅から徒歩1分、成美学園横須賀校は横須賀中央駅東口から徒歩6分、N高等学校・S高等学校の横須賀キャンパスは横須賀中央駅から徒歩6分と書かれています(2026年9月26日確認)。追浜・田浦から通う場合は、京急で横須賀中央まで出るのが最短ですが、横浜方面へ出たほうが選択肢が増える場合もあります。追浜は横浜市金沢区と接しているので、横浜 通信制高校の記事で金沢区・磯子区の拠点も合わせて見ておくと、候補が広がります。

横須賀で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます
横須賀市内の14か所のうち、学校名に「高等学校」が付いていない施設——成美学園横須賀校、教育アカデミー高等部、大成学園、湘南国際学院、神南高等スクール、湘南芽吹高等学院——は、それ自体が高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。つまり、在籍する高校とサポート校の2つを同時に選ぶことになります。
この二段構造で、家庭が混乱しやすいのは次の3点です。
- 費用が2か所分かかる。高校の授業料には国の就学支援金が使えますが、サポート校の費用には使えません。費用の考え方はサポート校 学費の記事で整理しています。
- 単位・評定・卒業資格は在籍する高校のもの。調査書を出すのも高校です。サポート校の成績がそのまま評定になるわけではありません。
- スクーリングは高校が決める。サポート校に毎日通っていても、スクーリングの会場と日程は在籍する高校の決まりに従います。
市内で確認できた組み合わせを整理します。届け出上の提携先で、コースによって在籍先が変わる場合があるので、申し込む前に教室で確かめてください。
| 施設名 | 高校かサポート校か | 届け出上の提携先 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 教育アカデミー高等部 横須賀中央キャンパス | サポート校 | 鹿島学園・鹿島朝日・広域通信制高校 | 若松町(横須賀中央駅徒歩1分) |
| 成美学園 横須賀校 | サポート校(成美学園高等學校の拠点) | 成美学園高等學校 | 大滝町(横須賀中央駅徒歩6分) |
| N高等学校・S高等学校・R高等学校 横須賀キャンパス | 高校の通学キャンパス | ー(在籍校そのもの) | 米が浜通(横須賀中央駅徒歩6分) |
| 大成学園 横須賀中央校・北久里浜校 | サポート校 | 翔洋学園高等学校 | 若松町・根岸町 |
| 湘南国際学院 久里浜校・馬堀校・野比 | サポート校 | 星槎国際高等学校 | 舟倉・馬堀町・野比 |
| 神南高等スクール | サポート校 | 鹿島学園高等学校 | 久里浜 |
| 湘南芽吹高等学院・湘南芽吹高等専修学校 | 県教育委員会の指定・認可を受けた教育施設(入学後に通信制高校にも所属) | 科学技術学園高等学校 | 汐入町・三春町 |
| 横須賀学習センター | 学習等支援施設 | さくら国際高等学校 | 安浦町 |
出典:文部科学省の掲載データと各校・各施設の公式サイト(教育アカデミー高等部、成美学園、N高・S高、湘南芽吹高等学院、2026年9月26日確認)
横須賀で特徴的なのは、湘南芽吹が「神奈川県の教育委員会より指定・認可を受けた教育施設」だと公式サイトに書いている点です。入学後に通信制高校にも所属し、高校の学習とパソコン・情報処理の技術を同時に学ぶ形で、一般のサポート校とは制度上の位置づけが違います(学校教育法第55条の技能連携制度で、施設で学んだ内容が高校の単位になる仕組みがこれに当たります。どの形で単位になるかは施設に確かめてください)。サポート校と通信制高校の違いそのものは通信制サポート校の記事で説明しています。
公立の通信制は市内に無く、県立の横浜修悠館と厚木清南の2校です
「横須賀市立の通信制高校はありますか」という質問をよく見かけますが、答えは「ありません」です。横須賀市立の高校は横須賀市立横須賀総合高等学校(久里浜6-1-1)で、置かれているのは全日制と定時制の課程です。市の公式ページにも通信制の案内はありません。
神奈川県内の公立の通信制は、県立横浜修悠館高等学校と県立厚木清南高等学校(通信制の課程)の2校だけです。横須賀から通う場合の距離を確かめておきましょう。
| 学校 | 所在地 | 最寄り駅 | 横須賀からの行き方 |
|---|---|---|---|
| 県立横浜修悠館高等学校 | 横浜市泉区和泉町2563 | 相鉄いずみ野線いずみ中央 徒歩12分/市営地下鉄下飯田 徒歩15分 | 京急で横浜へ出て相鉄線に乗り換え(二俣川でもう一度乗り換え) |
| 県立厚木清南高等学校(通信制) | 厚木市岡田1-12-1 | 本厚木 | 横浜または大船を経由して県央へ。三浦半島からはかなり遠い |
出典:神奈川県立横浜修悠館高等学校「アクセス」、神奈川県立厚木清南高等学校「通信制の特色」(2026年9月26日確認)
横須賀中央から修悠館までは、京急と相鉄を乗り継いで乗り換えが2回、そこから徒歩12分です。スクーリングが日曜中心なら、月に数回のことなので通えるという判断もあります。ただ、体調の波がある状態で片道の乗り換え2回をどう見るかは、家庭ごとに違うはずです。県立を候補にするなら、見学会に一度行って、その日の帰り道の疲れ方を確かめるのがいちばん確実な判断材料になります。
県立の通信制には、もう一つ前提があります。本人の住所か勤務先が神奈川県内にあることです(県が示す転入学・編入学の対象者の条件。2校とも通信教育を行う区域は神奈川県のみと文部科学省のデータに登録されています)。横須賀市に住んでいれば条件を満たします。
県立の受講料は1単位350円。平日に登校して履修する講座だけは700円です
神奈川県が公表している県立高校の授業料のページでは、通信制は「受講料」という呼び方で、単位ごとの計算になっています。
| 項目 | 県立の通信制 | メモ |
|---|---|---|
| 入学料 | 0円 | 全日制は5,650円、定時制は2,100円 |
| 受講料(日曜などの通常の講座) | 1単位350円 | 受講を申し込むときに納める |
| 受講料(平日登校で履修する講座) | 1単位700円 | 通常の講座の2倍 |
| 74単位を350円で取った場合 | 25,900円 | 卒業に必要な単位数での計算。教科書代などは別 |
出典:神奈川県「県立高校授業料」・「県立高校の授業料・諸会費について」、横浜修悠館高校「よくある質問」(2026年9月26日確認)
平日に登校する講座が倍額になっているのは、登校して授業を受ける時間数が多いからです。どちらの講座で単位を取るかで、同じ県立でも合計額が変わります。県立の受講料は国の高等学校等就学支援金の対象なので、対象になれば負担はかなり軽くなりますが、申請の手続きが要ります。教科書代・学習書代や諸会費は別にかかるため、「県立ならほぼ0円」と思い込まないでください。公立と私立の差は通信制高校 安いの記事、学費全体の考え方は通信制高校 学費の記事にまとめています。
※2026年9月時点の情報です。最新は神奈川県・各校の公式ページでご確認ください。

公立をもう1つ:市内の定時制は県立横須賀・県立追浜・市立横須賀総合です
「毎日は無理だけれど、家に一人でいるのもつらい」という場合、通信制の前に定時制を見ておく価値があります。横須賀市内には公立の定時制が3つあります。
| 学校 | 所在地 | 形 | メモ |
|---|---|---|---|
| 県立横須賀高等学校 定時制 | 横須賀市公郷町3-109 | 普通科・学年制・4年 | 夜間の授業(0校時16時25分〜4校時21時)。在籍は全校45名(1学年12・2学年15・3学年9・4学年9。令和8年4月1日) |
| 県立追浜高等学校 定時制 | 横須賀市夏島町13 | 普通科・学年制 | 追浜駅方面。県の一覧では「定時制普通科(学年制)」に分類 |
| 市立横須賀総合高等学校 定時制 | 横須賀市久里浜6-1-1 | 全日制と併置 | 京急久里浜駅東口 徒歩10分/JR久里浜駅 徒歩12分 |
出典:神奈川県「定時制の県立高校」、県立横須賀高等学校 定時制「学校概要」、横須賀市「横須賀総合高等学校」(2026年9月26日確認)
定時制は、通信制よりも登校の回数が多い代わりに、教室に先生と同級生がいます。県立横須賀の定時制は全校で45名(令和8年4月1日)と小さな学校で、少人数がよいという子には合うこともあります。県内の定時制・通信制をまとめて知りたい場合は、神奈川県教育委員会が「神奈川県内公立高等学校 定時制・通信制について」(PDF)を出していて、不登校相談会・進路情報説明会の日程も載っています。
年度の途中から入るなら10月1日付け。県立の検査は9月の後半です
通信制高校は、4月の新入学だけでなく、転入学(今の高校から移る)や編入学(一度やめた人が入り直す)を年度の途中でも受け付けています。神奈川県の県立高校について、県が発表している日程は次のとおりです。
| 入り方 | 時期(2026年の県の発表) | 対象・選考 |
|---|---|---|
| 10月1日付けの転入(募集区分A・B) | 検査は9月16日〜30日のうち校長が定める日 | 本人の住所か勤務先が県内にあることが前提。転居や勤務先の異動で今の高校に通えなくなった人、特別の事情を今の高校と転入先の校長が認めた人(ここまで区分A)、県内の公立高校からの進路変更(原則1年次相当。区分B)。海外から帰国した人の編入も区分A。面接または作文 |
| 10月1日付けの編入(募集区分C) | 検査は8月16日〜31日のうち校長が定める日 | 高校をやめた後の再入学など。面接または作文 |
| 4月当初付けの転入・編入 | 通信制の検査は4月2日〜15日のうち校長が定める日 | 学校ごとの募集要項で確認 |
出典:神奈川県「令和8年9月1日付け(全・定)及び10月1日付け(通)公立高等学校転入学・編入学者の選抜の実施について」(2026年6月25日発表)・別紙1(PDF)。4月当初付けの日程は2026年3月25日の県の発表による(2026年9月26日確認)
注意したいのは、県立の通信制への転入は、希望すれば誰でもできるわけではないことです。対象者の条件が決まっています。また、今の高校をやめてしまうと、枠は「転入」ではなく再入学などの「編入」(募集区分C)に変わり、時期も別になります。やめる前に、今の高校の担任と、県教育委員会の転編入学情報センター(電話045-210-8235)に相談しておくと安心です。
横須賀市内の拠点はすべて私立・株式会社立の広域の学校なので、受け入れ月は学校ごとに決まっています。月ごとに受け入れる学校もあり、年2回だけの学校もあります。転入と編入の違い、単位がどう引き継がれるかは通信制高校 転入の記事で、学年ごとの間に合う時期は全日制から通信制の記事で整理しています。
お金:横須賀市の奨学支援金は通信制が対象外。県の補助も本部校が県内の5校だけです
横須賀で通信制を考えるとき、この節がいちばん大事だと思います。市と県の制度が、どちらも通信制に届きにくい形になっているからです。
まず市の制度です。横須賀市には奨学支援金制度があり、経済的な理由で修学が難しい世帯の高校生に、修学支援金 年額30,000円(12月に支給予定・給付型)と入学支援金 60,000円(4月に支給予定・給付型)を出しています。ところが対象者の要件に、どちらも「通信制、専攻科及び別科を除く」とはっきり書かれています(令和8年度)。つまり通信制高校に在籍する生徒は、この市の給付型を受け取れません。
次に県の制度です。神奈川県の学費補助金は、通信制の場合本部校が県内に設置されていることが条件で、対象は秀英・清心女子・厚木中央・星槎と、広域通信制高校1校の5校と県のQ&Aに名前で書かれています。Q&Aには「上記以外の通信制高校は、県内に設置されたサポート校等に通学している場合でも、県の学費補助金は受けられません」とも書かれています。
横須賀市内の14か所に拠点を置く13校のうち、この5校に入るのは広域通信制高校(本校は神奈川県内)の1校だけです。若松町の教室が同校の学習等支援施設として届け出られているので、同じ教室に通っても、この広域通信制高校に在籍すれば県の補助の対象、ほかの学校に在籍すれば対象外という分かれ方になります。名前の似た学校にも注意が必要です。県の対象の「星槎高等学校」は本校が横浜市旭区にある学校で、市内の教室が届け出ている「星槎国際高等学校」は本校が北海道にある別の学校です。入学の前に、在籍する高校の名前と、県の補助の対象になるかを教室で確かめてください。
| 制度 | 通信制で使えるか | 額(令和8年度) |
|---|---|---|
| 国の就学支援金(私立の通信制) | 使える | 1単位13,668円・年337,200円まで。所得制限なし |
| 国の就学支援金(県立の通信制) | 使える | 受講料(1単位350円/平日講座700円)が対象 |
| 神奈川県の学費補助金(授業料補助) | 本部校が県内の5校だけ | 年142,800円 |
| 神奈川県の入学金補助 | 本部校が県内の5校だけ | 所得区分により212,000円/100,000円/対象外 |
| 横須賀市の修学支援金 | 対象外(通信制を除く) | 年額30,000円 |
| 横須賀市の入学支援金 | 対象外(通信制を除く) | 60,000円 |
| 高校生等奨学給付金(私立の通信制) | 使える | 生活保護世帯52,600円/住民税非課税世帯52,100円/年収270〜380万円17,370円/年収380〜490万円13,030円 |
| 高校生等奨学給付金(県立の通信制) | 使える | 生活保護世帯32,300円/住民税非課税世帯50,500円/年収270〜380万円16,830円/年収380〜490万円12,630円 |
奨学給付金は授業料以外の教育費(教科書代・教材費・通学用品費など)に充てる返さなくてよい給付金で、就学支援金とは別の制度です。上の額は令和8年度の年額で、通信制は全日制(私立の非課税世帯は152,000円)より低く設定されています。国が示す額を県が採用していて、神奈川県の国公立向けの支給要綱にも通信制は非課税世帯50,500円・生活保護世帯32,300円と同じ額が書かれています。申請は在籍する学校を通して行いますが、県外の私立に在学している場合は県へ直接送ります(通常給付の提出期限は令和8年11月13日)。県の支給要綱では、定時制・通信制の支給の回数は通算4回までとされています。
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金」、神奈川県「令和8年度 私立高等学校等 学費支援」リーフレット(PDF)、神奈川県「学費補助金に関するQ&A」、横須賀市「奨学支援金制度について」、奨学給付金の額は文部科学省「高校生等奨学給付金リーフレット」(PDF・令和8年度の給付額)と神奈川県「高校生等奨学給付金(国公立高等学校等 全日・定時・通信制)支給要綱」(PDF)(2026年9月26日確認)
読み方をまとめます。横須賀市に住んで、市内の拠点に通いながら県外の通信制高校に在籍する場合、使えるのは国の就学支援金と、要件を満たせば奨学給付金です。市の給付型と県の学費補助は、そのままでは届きません。私立の学費を見積もるときは、就学支援金でどこまで下がるかを計算して、残りの実費を家計と照らし合わせてください。サポート校の費用には就学支援金が使えないので、そこは別勘定になります。
市の修学支援金の申請は9月15日から10月30日まで、入学支援金は11月から12月末までが期間です(令和8年度)。全日制や定時制を選んだ場合には使えるので、進路を比べている段階では覚えておく価値があります。窓口は横須賀市教育委員会支援教育課(電話046-822-8480)です。
※2026年9月時点の情報です。最新は横須賀市・神奈川県の公式ページでご確認ください。

横須賀市には、ひきこもり・不登校の相談窓口と専用のポータルサイトがあります
学校をどこにするかの前に、相談できる場所を1つ持っておくと、家庭の中の空気が変わります。横須賀市には、小中学生の段階から使える相談窓口があります。
- 教育相談:小・中学校の学校生活に関わる不安や悩み(不登校、いじめ、対人関係、発達、学習の遅れ)について、臨床心理士などの相談員に相談できます。来所相談の受付場所は横須賀市役所本館6階 支援教育課、予約の電話は046-822-8564(教育相談専用番号)。相談時間は月〜金曜の9時00分〜17時00分で、料金は無料です(横須賀市教育委員会の教育相談)。
- 相談教室:市教育委員会が設置した、不登校の状況にある児童生徒が社会的自立に向けて歩み出せるよう支援する機関です。市内に5か所(汐入・武山・久里浜・公郷・ゆうゆう坂本)あり、開室は月〜金曜の10時〜14時。通室は学校長の判断で出席扱いにできると市の資料に書かれています。
- ひきこもり相談:主に18歳以上の方向けの窓口で、民生局福祉こども部生活支援課(電話046-822-8070)。あわせて市は横須賀市ひきこもり・不登校児童生徒支援ポータルサイトを運営していて、市の各部署の支援や民間の取り組みをまとめて見られます(横須賀市「ひきこもり相談」)。
市のポータルサイトがあるのは、県内でもそう多くありません。「うちだけが困っているのではない」と分かるだけでも、次の一歩が軽くなります。進路を決める前に、まず相談だけしてみる、という順番でも構いません。小・中学生の段階で学校に行きづらい場合は、オンラインのオルタナティブスクール(NIJINアカデミー)のように、学校の外に居場所をつくる形もあります。
三浦市・逗子市・葉山町から通う場合、横須賀中央が集まる場所になります
三浦半島は、横須賀市を出ると通信制の拠点が急に少なくなります。同じ掲載データで近隣の市町を数え直しました。
| 市町 | 拠点(建物) | スクーリング可 | 横須賀市内へのアクセス |
|---|---|---|---|
| 三浦市 | 0か所 | 0 | 京急久里浜線で三浦海岸・三崎口から久里浜・横須賀中央へ |
| 逗子市 | 1か所(逗子4-1-2) | 0 | 京急逗子線・JR横須賀線で横須賀方面へ |
| 葉山町(三浦郡) | 0か所 | 0 | バスで逗子駅へ出て、そこから鉄道 |
| 鎌倉市 | 6か所 | 1 | 大船周辺に集まる。藤沢方面のほうが近い場合も |
出典:文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト」掲載データ(令和8年4月1日時点/2026年9月26日に集計。同じ建物の表記ゆれをまとめた数)
三浦市と葉山町には拠点が1か所もありません。逗子市の1か所は学習を支える施設なので、スクーリングは市外に出ることになります。三浦半島の南から通うなら、京急久里浜線で久里浜・横須賀中央へ出るのが基本の形です。ただし片道の時間と本数を考えると、週5日の通学は現実的でないこともあります。その場合は、通う日数が少ないコースを先に候補にするか、あとで書くオンライン中心の学び方を検討する順番をおすすめします。
鎌倉市に住んでいる場合は、横須賀より藤沢・大船のほうが近いことが多いので、藤沢市 通信制高校の記事も見てください。川崎方面まで通勤・通学で出ている家庭は川崎 通信制高校の記事、県央の厚木清南を候補にする場合は厚木 通信制高校の記事が近い内容です。
「キャンパス」の看板があっても、そこでスクーリングを受けられるとは限りません
横須賀で資料を集めるときに、つまずきやすい点を4つ挙げます。どれも、実際に起きている勘違いです。
- 「横須賀キャンパス」は高校の本校ではない。市内に本校のある通信制高校はありません。学籍は別の場所にある高校に置かれます。県の補助の判定も、学籍がどこかで決まります。
- 教室でスクーリングができるとは限らない。市内14か所のうち5か所だけが面接指導等実施施設です。残り9か所に通う場合、スクーリングの日は別の会場になります。
- スクーリング会場の名前が高校名と違う。横須賀では大学・専門学校・高等専修学校が会場になっています。「聞いたことのない学校名が書いてある」と不安になったら、それが会場の建物名かどうかを確かめてください。
- 市の給付型奨学金は通信制を外している。全日制と比べるときに、ここを見落とすと後で家計の見込みが変わります。定時制なら対象になるので、同じ表に並べて比べてください。
資料請求のサイトに載っている学校数は、数え方がそろっていません。「市内に何校」という数字より、その教室の住所・スクーリングの会場・在籍する高校名の3つを、教室に直接聞くほうが確かです。
横須賀ならではの選び方:出やすい駅と、通える日数で候補はほぼ決まります
横須賀は、京急線とJR横須賀線が別のルートで走り、丘と谷が入り組んでいます。だから「市内だから近い」とは言えません。次の順番で絞ると迷いが減ります。
- 出やすい駅を1つ決める。横須賀中央、汐入、久里浜・北久里浜、馬堀海岸、追浜、衣笠のどこに出やすいかで、候補はほぼ決まります。体調のよくない日を基準に決めてください。よい日を基準にすると、後で苦しくなります。
- 通える日数を決める。週5日・週2〜3日・月1〜2回のどれが現実的かで、通学型の教室かオンライン中心かが分かれます。文部科学省の実態調査では、全国の通信制の生徒のうち月1〜2回や自由登校などの形が33.2%、集中スクーリング型が28.9%を占めています。
- スクーリングの会場を聞く。教室と会場が同じか、違うならどこか。年に何日か。宿泊があるか。ここが横須賀では特に差になります。
- お金を同じ紙に書く。高校の授業料(就学支援金でいくら下がるか)、サポート校の費用(支援金は使えない)、県の学費補助が使えるか(本部校が県内の5校か)、市の給付型は対象外であること。4つを並べて書きます。
横須賀中央に出られるなら、通学型の教室が4か所あり、日数の選べるコースも揃っています。久里浜・野比・馬堀の方面に住んでいて外出そのものが負担な場合は、少人数の教室かオンライン中心の形のほうが続きやすいこともあります。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
ここまで、横須賀市内の14か所と、県立2校と、市と県のお金の制度を見てきました。それでも「通える範囲に、続けられそうな形が見つからない」ということがあります。横須賀は市内の移動に時間がかかり、体調に波があると、教室までの道そのものが壁になるからです。
その場合の選択肢の1つが、オンライン中心のサポート校です。NIJIN高等学院(ニジ高)は、全国どこからでも、海外からでも通えるオンライン中心の通信制高校サポート校です。1クラス8人の担任制で、カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。メタバースの校舎で担任や同級生と集まる時間があり、生徒会・サークル・学園祭があって、行事は生徒が自分たちで企画・運営する側になります。企業や地域と関わる社会共創プロジェクトや、総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも力を入れています。校長・星野達郎は起業家で、社員・教員に100を超える業種のプロフェッショナルがいます。「社会に一番近い学校をめざしています」というのが校長の方針です。生活リズムに波があっても学べる設計で、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。不登校の生徒をグループ全体で650名以上サポートしてきました。
正直な注意点も書きます。
- ニジ高は高校ではありません。通信制高校サポート校です。卒業資格は提携する通信制高校で取ります。
- 提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。地元の会場で受けられる場合もあります。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。宿泊型のスクーリングにニジ高のスタッフが付き添うことはなく、ニジ高がするのは日程の調整と準備の支援です。
- 費用は提携校の分とニジ高の分の両方がかかり、ニジ高の分に国の就学支援金は使えません。横須賀市の奨学支援金も、通信制を選ぶ場合は対象外です。金額は学費のご案内をご覧ください。
- 途中入学(転入・編入)ができます。出願費用は無料です。
ニジ高は、発達特性や障害を、本人を変えるのではなく学びの構造や環境を変えることで支援するという考え方を取っています。ただし診断や服薬など医療の判断は、主治医や専門機関にご相談ください。横須賀市の相談窓口も、前の節で書いたとおり使えます。
横須賀で迷ったときの進め方(3ステップ)
- 出やすい駅と通える日数を決める……横須賀中央・汐入・久里浜・馬堀・追浜・衣笠のどこに出られるか、週何日なら続けられるかを、体調のよくない日を基準に書き出します。ここが決まると、14か所のうち見るべき教室は2〜3か所に絞れます。
- 県立と私立・サポート校を同じ表に並べる……県立の受講料(1単位350円/平日講座は700円)と、候補の私立・サポート校の年間費用を1枚の紙に書きます。そのとき、就学支援金でいくら下がるか、県の学費補助の対象校か、サポート校の費用が別にかかるかを分けて書いてください。市の奨学支援金が通信制を対象外にしていることも、余白に書いておきます。
- 2か所だけ、直接聞く……見学会か個別相談で、「スクーリングはどこで年に何日か」「分からなくなったとき誰に頼めるか」の2つを聞きます。答え方の違いで、だいたい決まります。
3つとも、どの学校にするか決まっていなくても進められます。家から学ぶ形も含めて整理したい場合は、体験説明会・個別相談で状況を聞かせてください。学校の比べ方そのものを確かめたいときは通信制高校 選び方のページが役に立ちます。
この記事で参照した資料(2026年9月26日確認)
- 文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト」掲載データ(令和8年4月1日時点)
- 横須賀市「奨学支援金制度について」
- 横須賀市教育委員会の教育相談/横須賀市相談教室(PDF)/横須賀市「ひきこもり相談」/ひきこもり・不登校児童生徒支援ポータルサイト
- 文部科学省「高校生等奨学給付金リーフレット」(PDF・令和8年度の給付額)/神奈川県「高校生等奨学給付金(国公立高等学校等 全日・定時・通信制)支給要綱」(PDF)
- 横須賀市「横須賀総合高等学校」
- 神奈川県「県立高校授業料」/「県立高校の授業料・諸会費について」
- 神奈川県「令和8年度 私立高等学校等 学費支援」リーフレット(PDF)/「学費補助金に関するQ&A」
- 神奈川県「定時制の県立高校」/「神奈川県内公立高等学校 定時制・通信制について」(PDF)
- 神奈川県「令和8年10月1日付け転入学・編入学」の発表・別紙1(PDF)
- 神奈川県立横浜修悠館高等学校「アクセス」「よくある質問」/県立厚木清南高等学校「通信制の特色」/県立横須賀高等学校 定時制「学校概要」
- 各校・各施設の公式サイト(教育アカデミー高等部、成美学園、N高等学校・S高等学校、湘南芽吹高等学院、湘南国際学院)


横須賀の教室に通えない日も、オンラインで青春はつくれます
ニジ高は「オンラインで最高の青春を」を掲げるサポート校です。行事は生徒が自分たちで企画・運営する側になれ、総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも取り組んでいます。高校ではないので、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。体験説明会で通い方を見てみませんか。
よくある質問
Q. 横須賀市に公立の通信制高校はありますか。
A. ありません。横須賀市立の高校は市立横須賀総合高等学校(久里浜6-1-1)で、置かれているのは全日制と定時制の課程です。神奈川県内の公立の通信制は、県立横浜修悠館高等学校(横浜市泉区)と県立厚木清南高等学校の通信制の課程(厚木市)の2校だけです。県立の通信制に入るには、本人の住所か勤務先が県内にあることが前提で、横須賀市に住んでいれば条件を満たします。
Q. 横須賀市内に通信制高校の教室はいくつありますか。
A. 文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)で数えると、登録はのべ19件、同じ建物をまとめると14か所です。市内に本校はないので、これは本校を除く拠点の数です。届け出ている通信制高校は13校で、スクーリング(面接指導)ができる建物は5か所、残る9か所は学習を支えるだけの施設です。
Q. 横須賀市の奨学金は、通信制高校でも使えますか。
A. 横須賀市の奨学支援金(修学支援金 年額30,000円・入学支援金 60,000円)は、市の公式ページに「通信制、専攻科及び別科を除く」と書かれていて、通信制は対象外です(令和8年度)。使えるのは国の高等学校等就学支援金と、要件を満たせば高校生等奨学給付金です。奨学給付金の通信制の額は、私立で生活保護世帯52,600円・住民税非課税世帯52,100円、県立で32,300円・50,500円(令和8年度の年額)です。県の学費補助金(授業料補助 年142,800円)は本部校が県内にある5校だけが対象で、市内の拠点を置く13校のうち該当するのは広域通信制高校の1校です。
Q. 横須賀中央駅の近くには、どんな教室がありますか。
A. 若松町・大滝町・米が浜通に4か所あります。公式サイトで公表されている範囲では、教育アカデミー高等部 横須賀中央キャンパスが横須賀中央駅から徒歩1分、成美学園横須賀校が東口から徒歩6分、N高等学校・S高等学校の横須賀キャンパスが徒歩6分です。このうちスクーリングまで届け出ているのは、若松町3-20-16のビルの1つの施設だけです。
Q. 三浦市や葉山町に住んでいます。通える教室はありますか。
A. 掲載データでは、三浦市と葉山町には通信制高校の拠点が0か所、逗子市に1か所(学習を支える施設)です。三浦半島の南から通う場合は、京急久里浜線で久里浜・横須賀中央へ出るのが基本の形になります。片道の時間と電車の本数を考えると、週5日の通学は負担が大きいことがあるので、通う日数が少ないコースや、通学時間を前提にしない学び方もあわせて検討する価値があります。
Q. 年度の途中から入れますか。
A. 入れます。県立は10月1日付けの転入学・編入学の募集があり、2026年は転入(区分A・B)の検査が9月16日〜30日、再入学などの編入(区分C)が8月16日〜31日でした。県立への転入には対象者の条件があります。横須賀市内の拠点はすべて私立・株式会社立の広域の学校なので、受け入れ月は学校ごとに違います。今の高校をやめる前に、在籍校の担任にも相談してください。移るときのお金は通信制高校 転校 費用の記事で整理しています。
横須賀は坂と海の街。「通える時間」で道を決めなくていい
ここまで、市内に本校は無いこと、拠点は14か所でスクーリングができるのは5か所、県立は修悠館と厚木清南の2校、市の奨学支援金は通信制が対象外、県の学費補助は本部校が県内の5校だけ、と数えてきました。数字は判断の役に立ちますが、数字だけでは決まりません。
最後に残るのは、この形ならあの子が続けられそうか、という一点です。横須賀は坂が多く、駅から家までの道が思ったより長い街です。教室の徒歩分数だけでは、朝の重さは測れません。だから見学に行って、その日の帰り道の疲れ方を見てください。それが、いちばん正確な材料になります。
今日決めなくて大丈夫です。順番だけ持って帰ってください。神奈川 通信制高校の記事で県全体の道を確かめるところからでも、家から学ぶ形を含めて相談するところからでも、始められます。
オンラインで最高の青春を。ニジ高の体験説明会へ
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

