芦屋市 通信制高校|市内6拠点・公立2校の通い方・市の奨学金【2026】

芦屋で通信制高校を探すと、JR芦屋駅や阪神芦屋駅の近くにキャンパスの名前がいくつも出てきます。けれど、芦屋市内に本校がある通信制高校は1校もありません。市内にあるのは、他の都道府県に本校を置く学校が国に届け出た拠点と、高校そのものではないサポート校の教室です。

先に数字を書きます。文部科学省の掲載データで数えると、芦屋市内の拠点はのべ10件、同じ建物をまとめると6か所です。そのうちスクーリング(面接指導)まで受けられるのは3か所で、残る3か所は学習を支えるだけの施設です。市内に本校は無いので、この6か所に本校は含まれていません。6か所のうち5か所はJR芦屋駅か阪神芦屋駅を最寄りとして案内されている場所で、残る1か所は山手の六麓荘町にあります。

もうひとつ、芦屋から公立の通信制を選ぶときに知っておきたいことがあります。兵庫県の公立の通信制は神戸市長田区の青雲高校と姫路市の網干高校の2校だけですが、網干高校は「阪神地区」の生徒向けに、伊丹市の県立阪神昆陽高校を協力校としてスクーリングとテストの会場にしています。姫路まで通わなくても公立の通信制に通う道がある、ということです(芦屋市が対象の地区に入るかは、出願の前に網干高校へ確かめてください)。

この記事は、文部科学省「通信制高等学校情報発信サイト」の掲載データ、芦屋市の公式サイト(奨学金・教育相談・若者相談・統計)、兵庫県教育委員会と兵庫県の支援制度のページ、兵庫県立青雲高等学校・網干高等学校の公式サイト、大阪府の授業料支援補助金のページ、市内各校の公式サイトを2026年9月27日に実際に開いて確認した内容でできています。確認できなかったことは、確認できなかったと書きます。県全体の話は兵庫 通信制高校、隣の市の話は神戸 通信制高校と西宮市 通信制高校にまとめています。

芦屋市の学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:芦屋市の通信制高校の早見

  • 芦屋市内に本校がある通信制高校はありません。市内の高校(県立芦屋・県立国際・芦屋学園・甲南)にも通信制課程はありません。市内にあるのは他府県の学校の拠点です。
  • 市内の拠点はのべ10件・6か所。スクーリングまで受けられる面接指導等実施施設は3か所で、学習等支援施設だけの場所が3か所です(本校は含みません)。
  • 公立は兵庫県立の青雲高校(神戸市長田区)と網干高校(姫路市)の2校。網干高校は阪神地区の協力校として伊丹市の阪神昆陽高校で、土曜日にスクーリングとテストを行っています(芦屋市が対象かは出願前に学校へ確認を)。県立の受講料は1単位310円です。
  • 芦屋市には市独自の奨学金(給付)があります。通信制は年額で国公立7,200円・11,400円、私立18,720円・23,040円(住民税所得割額による)。令和8年度の申請期間は7月17日までで、その後も随時受け付けています。
  • 大阪の学校にも通えます。ただし大阪府の授業料支援補助金は、受給する月の1日時点で原則として生徒と保護者全員が大阪府内に住んでいることが条件なので、芦屋市在住だと対象外です。国の就学支援金は住所で変わりません。
  • 芦屋は、神戸方面の三宮と大阪方面の梅田のどちらにも出やすい位置にあります。市内6か所で探すか、神戸・西宮・大阪まで広げるかを先に決めると迷いが減ります。
  • オンライン中心の学び方もあります。ニジ高はサポート校なので高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取ります。
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芦屋市に通信制高校の本校は無く、市内にあるのは6か所の拠点です

芦屋市の人口は91,703人、世帯数は42,017世帯です(令和7年10月1日時点の令和7年国勢調査の速報集計、芦屋市「令和7年国勢調査人口速報集計結果について」)。市内には阪急神戸線・JR神戸線・阪神本線の3本の鉄道が通っていて、神戸方面にも大阪方面にも出やすい位置にあります。

芦屋市には、市を「国際文化住宅都市」として建設することを目的とした「芦屋国際文化住宅都市建設法」(昭和26年法律第8号)という法律があります(e-Gov法令検索「芦屋国際文化住宅都市建設法」)。市も市勢要覧で、この法律によって「国際性と文化性あふれる住宅都市の形成という目標を明らかにしました」と紹介しています(芦屋市「市勢要覧」)。

芦屋市の施設案内に載っている市内の高校は、県立芦屋高等学校、県立国際高等学校、芦屋学園高等学校、甲南高等学校の4校です(芦屋市「中学・高校・大学など」、ページの更新日は2015年1月15日)。文部科学省の掲載データには、芦屋市内に本校がある通信制高校は1校も登録されていません。つまり、芦屋市内に「芦屋の通信制高校」は無く、あるのは他の学校の拠点だけということになります。

では市内の6か所は何かというと、他府県に本校を置く通信制高校が「通信教育連携協力施設」として国に届け出ている建物です。文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)に登録されている芦屋市内の住所を1件ずつ拾うとのべ10件。同じ建物に複数の学校が届け出ているところが2つあるので、住所をそろえて建物でまとめると6か所になります。

緑の見える明るいリビングのソファで、母親と高校生の娘が一緒にノートをのぞき込んでいる
市内の6か所は、すべて他府県に本校がある学校の拠点です。どの高校の拠点なのかを、親子で1つずつ確かめましょう。

6か所のうち、スクーリングまで受けられるのは3か所です

拠点には2種類あります。面接指導等実施施設は、そこでスクーリング(面接指導)を受けられる建物です。学習等支援施設は、レポートの相談や自習の場所にはなりますが、スクーリングはそこでは受けられません。名前が似ているので見落とされやすいところです。芦屋市内は、面接指導ができるのが3か所、学習支援だけが3か所でした。

場所(届け出の住所) 施設の名前 届け出ている学校 区分
公光町1-18 専修学校クラーク高等学院 芦屋校/関西健康科学専門学校 クラーク記念国際高等学校/クラークNEXT高等学校 スクーリング可
上宮川町4-1 芦屋キャンパス(CLARK SMART芦屋) クラーク記念国際高等学校 スクーリング可
六麓荘町13-22 芦屋学習センター 日本航空高等学校 スクーリング可
船戸町4-1(ラポルテ本館5F) 芦屋キャンパス N高等学校/S高等学校/R高等学校 学習支援のみ
東山町5-12(リージェントセカンドビル2階) EMI高等学院 鹿島山北高等学校 学習支援のみ
精道町2-2 芦屋SHIP 明誠高等学校 学習支援のみ

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)を、施設の住所でまとめて集計(2026年9月27日)。同じ建物に複数の学校が届け出ている場合は1か所として数え、区分は面接指導等実施施設が含まれる建物を「スクーリング可」としています。

表の読み方を3つ補います。1つ目に、公光町1-18は1つの建物にのべ3件が届け出られています。専修学校クラーク高等学院 芦屋校と関西健康科学専門学校はどちらも芦屋市の施設案内で同じ「公光町1番18号」と案内されていて、クラーク記念国際高等学校の公式サイトでは、この芦屋校を「連携校芦屋キャンパス」と紹介しています。2つ目に、六麓荘町13-22は、芦屋市の施設案内にある芦屋大学と同じ住所です。日本航空高等学校の公式サイトのスクーリング会場一覧にも「芦屋学習センター(兵庫県芦屋市)」が載っています。3つ目に、N高等学校・S高等学校・R高等学校の芦屋キャンパスは3校ぶんがのべ3件として届け出られていますが、建物は1つで、区分は学習等支援施設です。

精道町2-2については、文部科学省の掲載データでは明誠高等学校の「芦屋SHIP」として登録されていますが、明誠高等学校SHIPの公式のアクセスページに表示されている兵庫県のSHIPは尼崎と豊岡の2か所で、芦屋は見当たりませんでした。同じ住所には、2026年4月に開校した通信制高校サポート校「青楓館高等学院 芦屋校」があると、同校の公式サイトが案内しています。2つの関係は公式サイトで確認できなかったので、ここでは届け出の事実と、それぞれの公式サイトの案内だけを書いておきます。

芦屋駅を最寄りとする拠点が5か所、山手に1か所。駅から見た通い方です

芦屋市内の移動は、北から阪急芦屋川駅、JR芦屋駅、阪神芦屋駅・打出駅という3本の鉄道の駅が軸になります。各校の公式サイトで確認できたアクセスをまとめます。

最寄り駅 拠点 公式サイトの案内
JR 芦屋 N高等学校・S高等学校 芦屋キャンパス ラポルテ本館5F。JR芦屋駅 徒歩1分
JR 芦屋/阪急 芦屋川 クラーク記念国際高等学校 CLARK SMART芦屋 JR芦屋駅 南口より徒歩2分。阪急芦屋川駅 南口、阪神芦屋駅 北口より徒歩13分の案内もあり
JR 芦屋 EMI高等学院(鹿島山北高等学校) 最寄りとしてJR芦屋駅を案内(徒歩の分数の記載は確認できず)
阪神 芦屋 専修学校クラーク高等学院 芦屋校 阪神芦屋駅より徒歩5分。JR芦屋駅・阪急芦屋川駅より徒歩8分
阪神 芦屋/JR 芦屋 精道町2-2(青楓館高等学院 芦屋校の案内) 阪神芦屋駅 徒歩6分、JR芦屋駅 徒歩9分、阪神打出駅 徒歩13分、阪急芦屋川駅 徒歩18分
路線バス 日本航空高等学校 芦屋学習センター(六麓荘町13-22) 同じ住所の芦屋大学の案内では、阪急バス「日出橋」で下車し徒歩5分

出典:各校の公式サイトと芦屋大学のアクセスページ(2026年9月27日確認)。

5か所のうち4か所は、公式サイトにJR芦屋駅・阪神芦屋駅からの徒歩の分数(1分〜13分)が出ています。市内のどこに住んでいても、JRか阪神で芦屋駅まで出られれば候補に入ります。打出駅の周りから通う場合は、阪神本線で芦屋駅へ出る形になります。

一方、六麓荘町の芦屋学習センターは山手にあり、駅から歩く場所ではありません。日本航空高等学校のスクーリングをここで受ける場合は、バスの時間も含めて通い方を確かめておくと安心です。スクーリングの日程や、ここで受けられる科目の範囲は、公式サイトでは確認できませんでした。入学前の説明会で聞いておきたい点です。

芦屋市内にある通信制高校の拠点はのべ10件・建物でまとめると6か所で、そのうちスクーリングができる面接指導等実施施設は3か所、残る3か所は学習等支援施設だけであり、市内に本校がある通信制高校は1校も無いことを示す図
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

公立は青雲高校か網干高校。網干高校なら伊丹市の協力校でスクーリングを受ける道があります

兵庫県内で公立の通信制課程を置いているのは、兵庫県立青雲高等学校(神戸市長田区池田谷町2丁目5)と兵庫県立網干高等学校(姫路市網干区新在家259-1)の2校だけです。網干高校の公式サイトは「学区は兵庫県全域」と案内していて、入学の条件は「義務教育を終了していること」と「兵庫県内に居住または勤務していること」、入学試験は面接のみです(網干高校 協力校紹介)。芦屋市から、どちらの学校も選べます。

2校の違いは、スクーリングをどこで受けるかです。網干高校は、姫路市を中心とする播磨地域の生徒は本校で、但馬地区は豊岡高校、北播磨地区は西脇北高校、阪神地区は阪神昆陽高校という協力校で、普段のスクーリングとテストを受けられると案内しています。レポートの添削は網干高校へ郵送します。平成26年度までは県立川西高校が阪神地区の協力校でしたが、閉校のため平成27年度からは阪神昆陽高校に変わりました。

比べる点 青雲高校 網干高校(阪神地区の協力校)
普段のスクーリングの会場 神戸市長田区の本校(阪神間に協力校は無し) 伊丹市池尻の県立阪神昆陽高校
スクーリングの曜日と回数 単位認定試験は令和8年度も日曜・月曜に組まれている 阪神昆陽高校では土曜日(網干の本校は日曜・月曜)。学校全体でスクーリングは年間15回程度、行事を含めた登校は年間20日程度
令和8年度の途中からの入学 7月23日(木)に考査、9月1日付で転入学許可 編入学3月5日、転入学3月25日、8月転入学7月28日・29日
芦屋からの行き方の例 阪神・JR・阪急で神戸方面へ出て、神戸高速線の高速長田駅から北西へ約1km(15分) 阪急武庫之荘駅から尼崎市バスで宮北バス停すぐ、またはJR中山寺駅から伊丹市バスで池尻南口バス停すぐ

出典:青雲高校 本校進学希望の皆さまへ、青雲高校 アクセス、網干高校 学習方法、網干高校 Q&A、網干高校 入試(転入学・編入学)、網干高校 協力校 阪神昆陽高校(いずれも2026年9月27日確認)。

網干高校のQ&Aでは、本校のスクーリングは日曜日と月曜日、阪神昆陽と西脇北の協力校では土曜日に行うと案内されています。平日に予定がある人や、日曜日を空けておきたい人には、土曜日に受けられるのは大きな違いです。芦屋市からだと、阪急芦屋川駅から同じ阪急神戸線で武庫之荘駅へ出て、バスで阪神昆陽高校へ向かう形が考えられます。網干高校のいう「阪神地区」に芦屋市が入るかどうかは、公式サイトに市の名前までは書かれていなかったので、出願の前に網干高校に確かめてください。協力校で受けられるのは「普段のスクーリングとテスト」と案内されていて、入学式・開講式などの行事で本校へ行く日があるかも、あわせて聞いておくと安心です。

青雲高校は、学校概要で「だれでも、どこでも、いつでも学べる」と掲げています。単位の認定には、レポートを期限内にすべて合格し、定められた面接指導の出席時間数を満たし、単位認定試験に合格することが要ります。卒業には74単位以上の修得、3年以上の在学(転編入生は前籍校の在籍年数を含めて3年以上とみなす)、特別活動30時間以上の出席などが必要です(青雲高校 学習の進め方)。転入学の出願書類は、県立高校には一斉に配信され、それ以外の学校は学校間の事前協議を経て送られます。今の学校の先生を通して動く形になるので、まず在籍校に相談するのが近道です。

費用は、兵庫県立の通信制課程の受講料が1単位310円です(兵庫県教育委員会 県立高等学校等の授業料)。公立の通信制に対する国の就学支援金の支給の上限は1単位336円で、310円はその内側に収まります。教科書代や諸費用は別にかかります。

なお、「毎日は難しいけれど、週に何日かなら通える」という場合は、隣の西宮市にある県立西宮香風高等学校も候補になります。公式サイトでは「多部制(定時制課程)の単位制普通科高校」と説明されていて、1部は1〜6限、2部は3〜8限、3部は7〜12限の授業を受ける形です(兵庫県立西宮香風高等学校)。定時制なので、通信制とは仕組みが違います。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

芦屋市には市独自の奨学金があります。通信制は年額で支給されます

芦屋市は、経済的な理由で修学が難しい高校生等に向けた給付の奨学金「芦屋市奨学金制度」を設けています(芦屋市「芦屋市奨学金」、更新日2026年6月1日)。返す必要のない給付で、通信制高校の生徒も対象の区分に入っています。

申請できるのは、高等学校などに在学していて、在学期間がその学校の正規で最短の修業年限を超えていない人です。生計を維持する人(父母、父母がいない場合は祖父母または親権を行う人)が芦屋市内に住んでいること(原則として住民登録が必要)と、令和8年度の住民税所得割額(県民税と市町村民税の所得割額の合算)が182,500円未満であることなどが要件です。

在籍校と課程 住民税所得割額105,500円未満 住民税所得割額182,500円未満
国公立の高校(通信制) 年額7,200円 年額11,400円
国公立の高校(全日制・定時制) 年額12,240円 年額24,120円
私立の高校(通信制) 年額18,720円 年額23,040円
私立の高校(全日制・定時制) 年額33,480円 年額46,080円

出典:芦屋市「芦屋市奨学金」給付額(令和8年度)(2026年9月27日確認)。表の額は、住民税が課税されている世帯のものです。

注意点が2つあります。1つ目は、生活保護を受けている世帯と、兵庫県の高校生等奨学給付金を受けられる非課税世帯は、この市の奨学金の対象外だということです。非課税世帯は県の奨学給付金のほうが対象になります。2つ目は申請の時期で、令和8年度は申請書類の配布が6月1日から、申請期間が7月17日(金)まででした。その後も随時受け付けていますが、給付は申請した月の翌月分からになります。奨学金は年度ごとに申請が要り、給付は4〜8月分が9月下旬、9〜12月分が12月下旬、1〜3月分が3月下旬です。問い合わせは教育委員会 管理課 学事係(0797-38-2085)です。

通信制は、正規で最短の修業年限が3年です。4年目以降の在学が対象になるかどうかは、市のページからは読み取れませんでした。4年以上かけて卒業する計画なら、申請の前に学事係に確かめてください。

県の制度は、私立に通う場合の「私立高等学校等奨学給付金(一般分)」です。保護者等が兵庫県に住んでいて、令和8年7月1日時点で在学していることが要件で、通信制の年間給付額は、生活保護世帯52,600円、住民税所得割が0円の世帯52,100円、105,500円未満の世帯17,370円、182,500円未満の世帯13,030円です。令和8年度の受付は7月1日から10月31日までで、兵庫県外の学校に通う場合は、学校経由ではなく兵庫県教育課への電子申請になります(兵庫県 私立高等学校等奨学給付金(一般分))。公立に通う場合は、国公立向けの奨学給付金が別にあります。

もうひとつ、芦屋市には高校卒業後の進学に向けた「芦屋市大学等入学支援金制度」があります。寄附をもとにした基金で、大学等の受験料支援金と入学支度金を給付する制度です。国の「高等教育の修学支援新制度」で認定を受けていることが申請の要件になっています(芦屋市「芦屋市大学等入学支援金制度」)。通信制高校から大学へ進むことを考えている場合も、頭に入れておくと役に立ちます。

通信制高校の費用の全体像は通信制高校 学費の記事にまとめています。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

大阪の学校にも通えます。ただし大阪府の授業料支援補助金は対象外です

芦屋からはJR神戸線・阪急神戸線・阪神本線のどれでも大阪方面へ出られるので、梅田や難波のキャンパスを候補に入れる人も多いはずです。通うこと自体に制限はありません。学校が「通信教育を行う区域」に兵庫県を含んでいれば、芦屋市に住んだまま出願できます。文部科学省のデータで数えると、兵庫県から出願できる通信制高校は115校(公立2・私立99・株式会社立14)です。

気をつけたいのはお金のほうです。支援の制度ごとに、住所の条件が違います。

制度 住んでいる場所との関係 芦屋市在住で大阪の学校に通う場合
国の高等学校等就学支援金 国の制度。住む都道府県で変わらない 受けられる。私立の通信制は1単位13,668円・年337,200円まで
大阪府 授業料支援補助金 受給する月の1日時点で、原則として生徒と保護者全員が大阪府内に在住していること、かつ就学支援推進校に在学していること 対象外
兵庫県 私立高等学校等奨学給付金 保護者等が兵庫県在住で、令和8年7月1日時点で在学していること。所得の要件あり 受けられる。県外の学校なので兵庫県へ電子申請
芦屋市奨学金 生計を維持する人が芦屋市内に住んでいること。所得の要件あり 受けられる(非課税世帯は県の奨学給付金のほうへ)

大阪府の公式ページには、授業料支援補助金の要件として「受給する月の1日時点で原則として生徒と保護者全員が大阪府内に在住していること」「受給する月の1日時点で私立高校等のうち大阪府教育長の指定する『就学支援推進校』に在学していること」と書かれています(大阪府「令和8年度以降の授業料支援制度について」)。要件は月ごとに見る仕組みで、年度のはじめの1日だけで決まるものではありません。芦屋市に住んでいる限り、この上乗せは受けられません。「大阪は授業料が無償」という話を見かけたら、それは大阪府内に住んでいる人の話だと考えてください。

逆に言えば、国の就学支援金は住所で変わりません。私立の通信制なら1単位13,668円・年337,200円までが上限で、2026年度から所得制限はありません(文部科学省 高校生等への修学支援)。大阪の学校を選んでも、ここは同じです。大阪側の拠点は大阪市 通信制高校の記事にまとめています。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

住宅街が見える窓辺の木の机で、高校生がノートに書き込みながら勉強している後ろ姿
大阪の学校を選んでも、国の就学支援金のしくみは同じです。家で学ぶ時間と通う日をどう組むかも考えておきましょう。

芦屋で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

市内の教室の中には、高校そのものではなくサポート校や専修学校が運営しているものがあります。サポート校は高校ではないので、そこに通っても卒業資格は出ません。卒業資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。費用は高校の分とサポート校の分の二段になり、サポート校の分に就学支援金は使えません。ここを知らずに見積もると、想定よりかなり高くなります。

教室 届け出上の学校 区分 公式に出ている通学の形
専修学校クラーク高等学院 芦屋校 クラーク記念国際高等学校ほか1校 面接指導等実施施設 週5日通学。特別進学・PCメディアミックス・アートクリエイティブ・総合進学・コミュニケーションの5専攻
CLARK SMART芦屋 クラーク記念国際高等学校 面接指導等実施施設 オンラインと通学(週1〜5日)を組み合わせるスマートスタディコースと、月1〜2日の単位修得コース
EMI高等学院 鹿島山北高等学校 学習等支援施設 鹿島山北高等学校の公式サイトに芦屋校として掲載
N高等学校・S高等学校 芦屋キャンパス N・S・R高等学校 学習等支援施設 週5・週3コース、週1+コース。通学なしのネットコースもある

出典:文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)と各校の公式サイト(2026年9月27日確認)。

表のうち、CLARK SMART芦屋とN高等学校・S高等学校の芦屋キャンパスは、それぞれの高校の公式サイトで、その高校自身のキャンパスとして案内されています。専修学校クラーク高等学院 芦屋校は、クラーク記念国際高等学校の公式サイトで「連携校」として紹介されている専修学校です。高校の分と教室の分で費用が分かれるかどうかは、教室ごとに説明会で確かめてください。

サポート校を選ぶときに確かめたいのは、提携先の通信制高校がどこで、そのスクーリングがどこで何日あるかです。芦屋の教室に毎週通えても、単位の認定に必要なスクーリングは本校や別の会場で受ける、という組み合わせはよくあります。サポート校の仕組みそのものについては通信制サポート校とは、費用の内訳はサポート校 学費の記事にまとめています。

学費は、公表されている額だけで比べます

学費は学校によって大きく違ううえ、「実質いくら」という表現は前提の置き方で変わります。ここでは、公式サイトで確かめられたものだけを並べます。

学校 公表されている額や案内 出典と時点
兵庫県立の通信制(青雲・網干) 受講料 1単位310円 兵庫県教育委員会(2026年9月27日確認)
N高等学校・S高等学校 ネットコース 1年間の実質負担金額(モデルケース)年額73,000円〜。公式サイトに「世帯年収などにより異なります」と注記あり N高等学校・S高等学校 ネットコース(2026年9月27日確認)
クラーク記念国際高等学校 2027年度新入生の年間学費モデル(就学支援金337,200円を充当した後):スマートスタディⅠコース年額162,800円、Ⅱコース年額378,300円。単位修得コースは25単位履修で年額30,000円。教科書代(10,000円程度)などは別。週5日コースは拠点ごとの募集要項で確かめるよう案内 クラーク記念国際高等学校 学費について(2026年9月27日確認)

そのほかの学校は、公式サイトに金額の掲載がないか、資料請求が前提になっていて確認できませんでした。金額が出ていないことを、安い・高いの根拠にはできません。説明会で「入学金・授業料・施設費・教材費・スクーリング費・交通費」の6つに分けて聞くと、比べられる形になります。サポート校に通う場合は、そこに「サポート校の費用」を7つ目として足してください。

芦屋市から選べる兵庫県の公立通信制は青雲高校と網干高校の2校で、受講料はどちらも1単位310円、青雲高校は神戸市長田区の本校で、網干高校は阪神地区の協力校である伊丹市の県立阪神昆陽高校で土曜日にスクーリングを受けられることを比べた表
出典:兵庫県教育委員会・兵庫県立青雲高等学校・網干高等学校の各公式ページ(2026年9月27日確認)

よくある落とし穴:芦屋の教室に通えても、スクーリングは別の場所のことがあります

相談でいちばん多い行き違いが、これです。「芦屋キャンパスがあるから、そこに通えばいい」と考えて入学したあとで、スクーリングは別の会場だと分かる、という流れです。

芦屋市内の6か所のうち、3か所は学習等支援施設で、そこではスクーリングを受けられません。JR芦屋駅から徒歩1分のN高等学校・S高等学校の芦屋キャンパスも、文部科学省への届け出の区分は学習等支援施設です。通える日数は同じでも、単位の認定に必要な面接指導は、本校や別の会場で受けることになります。

確かめ方は難しくありません。学校説明会で、次の3つを順番に聞きます。

  • この建物は、面接指導等実施施設ですか。学習等支援施設ですか。(文部科学省への届け出の区分なので、学校は答えられます)
  • スクーリングは、どこで、年に何日ありますか。宿泊はありますか。
  • 単位認定試験は、どこで受けますか。曜日はいつですか。

もうひとつの落とし穴が、まとめサイトの情報です。芦屋市の学校一覧を載せているページの中には、文部科学省の掲載データの届け出の名前と違う名前で教室を紹介しているものや、すでに移転・閉鎖した教室が残っているものがあります。新しく開いたサポート校は、提携先の高校の名前が公式サイトに書かれていないこともあります。最後は、その学校の公式サイトと、文部科学省の掲載データの2つで確かめてください。

周辺の市・区から通う場合と、芦屋から周辺へ出る場合

芦屋市は西を神戸市東灘区、東を西宮市に挟まれています。市内で見つからなければ、隣の市や区まで広げるのが自然です。同じ数え方(文部科学省の掲載データを住所でまとめ、本校は別に数える)で並べると、こうなります。

市・区 拠点(本校を除く) うちスクーリング可 本校
芦屋市 のべ10件・6か所 3か所 なし
神戸市東灘区 のべ9件・8か所 4か所 なし
神戸市(全体) のべ74件・53か所 39か所 兵庫県立青雲高等学校
西宮市 のべ19件・11か所 4か所 なし
尼崎市 のべ10件・8か所 3か所 なし

出典:文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)を、施設の住所をそろえて建物ごとにまとめた集計(2026年9月27日)。階数・部屋番号・ビル名を落として番地までで同じ建物を1つにまとめています。

東灘区の拠点は、御影・岡本・本山・青木・深江浜と、六甲アイランド(向洋町中)の専門学校などに分かれています。芦屋からはJR・阪急・阪神のどれでも数駅なので、市内の6か所とあわせて候補にできます。さらに三宮・元町まで出れば、神戸市の拠点の多くが集まる中央区に入ります。区ごとの詳しい一覧は神戸 通信制高校の記事にあります。

東へ出る場合は、西宮北口駅の周りに西宮市の拠点が集まっています。阪急芦屋川駅から阪急神戸線で数駅です。詳しくは西宮市 通信制高校、その先の尼崎市 通信制高校の記事にまとめています。

この表から見えるのは、芦屋市は市内の拠点が少ない分、東西どちらへも出やすいことが強みになるということです。ただ、選択肢が広がるほど、毎週の移動の負担も増えます。「どこまでなら毎週行けるか」を、学校の名前より先に決めておくと選びやすくなります。

不登校の相談先:のびのび学級は小中学生向けで、高校生の年代は若者相談センターも使えます

学校に行けない状態が続いているとき、学校選びの前に相談先があると、気持ちが少し軽くなります。芦屋市の窓口は、対象の年齢で分かれています。

芦屋市教育委員会の適応教室「のびのび学級」(打出小槌町15番9号 打出教育文化センター2階、0797-23-8567)は、原則として芦屋市立小中学校に在籍する、不登校または不登校傾向の児童生徒が対象で、所属校の校長が認めることが条件です。開室は月〜金曜日の午前9時30分〜午後2時30分です(芦屋市「のびのび学級」)。高校生は、のびのび学級の対象ではありません。

同じ建物には芦屋市カウンセリングセンター(0797-23-5998)があり、月・水・金曜日(祝日を除く)に、子どもの日常生活の中で気になることや不安なことの電話相談と、予約制の面接相談(教育相談・心理カウンセリングなど)を受けています(芦屋市「芦屋市カウンセリングセンター」)。高校生の相談を受けるかどうかは、ページに年齢の記載が無かったので、電話で確かめてください。

高校生の年代で使いやすいのは、芦屋市若者相談センター「アサガオ」です。おおむね義務教育を終えてから30歳代までの若者と、その家族を対象にしていて、最初は電話相談(0797-22-5115、火〜土曜日の10時〜12時・13時〜16時)から始まり、希望すれば予約制の面接相談や訪問相談にもつなげられます。匿名での電話でもよいと案内されています。火〜金曜日の13時〜16時には、若者の居場所としての「キ・テ・ミ・ル・会」も開かれています(芦屋市「芦屋市若者相談センター『アサガオ』」)。

小中学生の段階での居場所については、姉妹事業のNIJINアカデミー(オンラインのオルタナティブスクール)でも情報をまとめています。高校選びを急がず、まず生活のリズムを立て直すという順番でも、選べる道は残ります。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

芦屋市内の拠点を見て「通える気がしない」「駅まで出るのがつらい」と感じたら、通う場所に縛られない形もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)はオンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも、海外からも参加できます。

先に、正直な注意点を書きます。

  • ニジ高は高校ではありません。卒業資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
  • 卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングへの参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。
  • 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内をご覧ください。

そのうえで、できることを書きます。授業はオンラインで、カメラ・マイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。担任制で、1クラスは8人。メタバースの校舎で担任や同級生と集まる時間もあります。生活リズムに波があっても続けられるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しに対応しています。転入・編入もでき、出願費用は無料です。

行事は、生徒が企画・運営する側に回れます。種目も、集める人も、場所も自分たちで決めるように、「自分たちで学校をつくる」ことができるのが特徴です。企業や地域と関わる社会共創プロジェクトがあり、企業インターンとして出社することもできます。校長は起業家で、社員・教員には100を超える業種のプロフェッショナルがいます。総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも力を入れています。

NIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)の累計入学者は約1,000名、現在の在籍は460名です。これはNIJINアカデミー全体の数字で、ニジ高だけの人数ではありません。不登校の生徒は、グループ全体で650名以上をサポートしてきました。

ニジ高は、提携校以外の通信制高校に在籍しながらでも使えます。すでにN高等学校やクラーク記念国際高等学校などに在籍している場合、その学校はそのままで、ニジ高を併用するという形もあります。この場合、卒業資格・スクーリング・単位・評定は在籍している通信制高校のものになり、費用は在籍校とニジ高の両方がかかります。

芦屋で迷ったときの進め方(3ステップ)

市内の選択肢が少ない街ほど、順番を決めておくと決めやすくなります。

ステップ1:通える範囲を、駅ではなく「体力」で決める。芦屋駅まで出られるなら市内の5か所、さらに数駅先まで行けるなら東灘区や西宮北口が候補に入ります。家から出るのが難しい時期なら、オンライン中心の形を先に検討したほうが現実的です。

ステップ2:スクーリングの場所と回数を、学校ごとに紙に書き出す。「芦屋にキャンパスがある」ことと「芦屋でスクーリングが受けられる」ことは別です。市内でスクーリングまでできるのは3か所でした。公立なら、青雲高校(長田区)か、網干高校の協力校の阪神昆陽高校(伊丹市)か、という選び方になります。3年分でどれだけ移動が発生するかを数えてください。

ステップ3:お金は、国・県・市の3段で確かめる。国の就学支援金(私立通信制なら1単位13,668円・年337,200円まで)、兵庫県の私立高等学校等奨学給付金(通信制は年13,030円〜52,600円)、芦屋市奨学金(通信制は国公立で年7,200円・11,400円、私立で年18,720円・23,040円)。大阪の学校を選んでも、大阪府の授業料支援補助金は芦屋市在住だと受けられません。市の奨学金は申請の翌月分からの給付になるので、入学や転入が決まったら早めに学事係へ連絡すると取りこぼしが減ります。

それでも決まらないときは、2〜3校の説明会に出て、同じ質問を同じ順番でしてみてください。答え方の違いが、そのまま学校の姿勢の違いとして見えてきます。通信制高校の選び方の全体像は通信制高校 選び方にまとめています。

朝の並木のある住宅街の道を、父親と高校生の息子が並んで歩いていく後ろ姿
決めきれないときは、2〜3校の説明会で同じ質問を同じ順番でしてみると、学校ごとの違いが見えてきます。
オンラインで学ぶニジ高の生徒

芦屋駅まで出るのがしんどい時期は、家から始める形もあります

ニジ高はオンラインで最高の青春を掲げる通信制高校サポート校。1クラス8人、行事は生徒が企画・運営する側に回れます。カメラ・マイクはオフのまま参加できます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。体験説明会で、授業の様子や通い方を見てみませんか。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 芦屋市内に公立の通信制高校はありますか。

A. ありません。市内の県立高校(芦屋高校・国際高校)にも通信制課程はありません。兵庫県内の公立通信制は、神戸市長田区の兵庫県立青雲高等学校と、姫路市の兵庫県立網干高等学校の2校だけです。網干高校は、阪神地区の生徒が伊丹市の県立阪神昆陽高校で、土曜日にスクーリングとテストを受けられると案内しています。芦屋市が対象の地区に入るかは、出願前に網干高校に確かめてください。

Q. 芦屋市内でスクーリングまで受けられるのはどこですか。

A. 文部科学省の掲載データでは、公光町1-18(専修学校クラーク高等学院 芦屋校など)、上宮川町4-1(CLARK SMART芦屋)、六麓荘町13-22(日本航空高等学校 芦屋学習センター)の3か所が面接指導等実施施設です。そのほかの3か所は学習等支援施設なので、スクーリングは本校や別の会場になります。

Q. 芦屋に住んだまま、大阪の通信制高校に通えますか。

A. 通えます。その学校が通信教育を行う区域に兵庫県を含んでいれば出願できます。ただし大阪府の授業料支援補助金は、受給する月の1日時点で原則として生徒と保護者全員が大阪府内に在住していることが条件なので、芦屋市在住だと対象外です。国の就学支援金は住む場所で変わりません。

Q. 芦屋市の奨学金は、通信制高校でも使えますか。

A. 使えます。芦屋市奨学金の給付額(令和8年度)には通信制の区分があり、国公立で年額7,200円・11,400円、私立で年額18,720円・23,040円です(住民税所得割額による)。生活保護世帯と、兵庫県の高校生等奨学給付金を受けられる非課税世帯は対象外です。申請期間の後も随時受け付けていて、その場合は申請した月の翌月分からの給付になります。

Q. 高校生の不登校の相談は、どこにすればいいですか。

A. 市の適応教室「のびのび学級」は市立小中学校の児童生徒が対象で、高校生は対象外です。高校生の年代なら、おおむね義務教育終了後から30歳代までを対象にした芦屋市若者相談センター「アサガオ」(0797-22-5115)があり、匿名の電話相談から始められます。在籍している高校の先生やスクールカウンセラーへの相談も、あわせて使ってください。

芦屋は小さな街です。市内で決めきれなくても、道はいくつもあります

芦屋市内の拠点は6か所で、スクーリングまで受けられるのは3か所。数字だけ見ると少なく感じるかもしれません。けれど、東へ数駅で西宮北口、西へ数駅で東灘区や三宮があり、公立なら長田区の青雲高校と、伊丹市で受けられる網干高校の協力校という2つの道もあります。市内に少ないことは、選べないことと同じではありません。

通信制高校は、通う回数も、始める時期も、あとから変えられます。青雲高校のように年度の途中から入れる学校もありますし、家から始めて、体力が戻ってきたら教室に行く回数を増やす、という順番でも構いません。先に決めるのは学校名ではなく、「今の自分が続けられる形」です。

決めるのに時間がかかっても、それは遠回りではありません。芦屋に住んでいれば国の就学支援金は受けられますし、市の奨学金や若者相談センターのように、使える支えも残っています。ひとつずつ確かめながら、合う形を探していきましょう。

オンラインで学ぶニジ高の生徒

オンラインで、青春する。

退屈を、わくわくに。ニジ高の体験説明会で通い方を見てみませんか

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

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