「個別指導があるなら安心」——通信制高校やサポート校を比べていると、そんな基準で選びたくなることがあります。実際、個別指導には大きな強みがあります。ただ、その先に大学受験を見据えているなら、個別指導だけでは届きにくい部分があることも知っておくと、学校選びの精度が上がります。
個別指導の強みは「質問できること」と「ペースを選べること」
個別指導のいちばんの良さは、わからないところをその場で聞けることです。集団授業だと「こんなことを聞いていいのかな」と遠慮して、疑問を持ち帰ってしまいがち。小さな理解の穴は、あとの単元でじわじわ効いてきます。すぐ質問できる環境は、それだけで学習の土台を守ってくれます。
もうひとつは、進度を自分に合わせられることです。得意な科目はどんどん先へ、苦手な科目は必要なところまで戻る。この柔軟さは、これまでの学習状況が人それぞれな通信制高校とよく噛み合います。
大学受験になると、個別指導だけでは抜けやすい部分
個別指導は多くの場合、「今日は何をやりますか?」と生徒に確認するところから始まります。定期テスト対策なら範囲が決まっているので答えられます。けれど大学受験は事情が違います。志望校の配点、出題の傾向、自分の理解度——複数の要素を見比べて優先順位をつける必要があり、「今いちばんやるべきこと」を生徒自身が正しく判断するのは、そもそも難しいのです。
さらに、個別指導は科目ごとに担当の先生が分かれているのが一般的です。担当科目は丁寧に教えてもらえても、受験全体を見渡して科目間のバランスを設計する役割は、構造上どこにも置かれていないことがあります。「教えてくれる人」はいるのに「一緒に作戦を立てる人」がいない、という状態です。
では映像授業や集団授業だけなら?
こちらはこちらで別の課題があります。質問のハードルが上がり、「あとで聞こう」がそのまま放置されやすくなります。また、わかりやすい授業ほど「わかったつもり」になりやすく、いざ問題を解くと手が止まる、ということも起こります。つまり、どちらか一方に寄せると、必ず補えない穴が残ります。
見学のときに聞いておきたい3つの質問
パンフレットの「個別指導あり」だけでは、中身はわかりません。学校説明会や個別相談では、次のように具体的に聞いてみてください。
ひとつめは「その個別指導は、高校の授業の補習までですか、大学受験対策まで見てもらえますか」。ふたつめは「個別指導は追加の申し込みや費用が必要ですか、頻度はどのくらいですか」。みっつめは「志望校の決め方や模試の結果の使い方など、勉強以外の進路の相談は誰がしてくれますか」。この3つに具体的に答えられる学校は、サポートの設計がきちんとされています。
NIJIN高等学院の場合
NIJIN高等学院は「オンラインで青春」をコンセプトにした通信制サポート校です。全国どこからでも、海外からでも参加できます。学習面では、一人ひとりの今の状態から始めることを前提にしていて、つまずいた単元まで戻って積み直すことも、先へ進むことも、その人のペースで設計していきます。
大切にしているのは、教科の指導だけで終わらせないことです。何を目指したいのか、そのために今学期は何をするのか——そこを一緒に考える伴走者がいることが、オンラインで学ぶうえでの支えになると考えています。
個別指導があるかどうかより、「自分が迷ったときに、誰がどう関わってくれるか」を確かめるほうが、入学後の納得感はずっと高くなります。NIJIN高等学院では学校説明会や個別相談をオンラインで行っています。気になることがあれば、まずは話を聞くところから始めてみませんか。
