高校生のお子さんが学校に行けなくなってから、誰にも本音を話せていない。担任に連絡するのも気が重く、親戚や職場の人には言えない。調べても出てくるのは小中学生向けの情報ばかりで、「高校生の親はどこに相談すればいいのか」が分からない。そんなふうに、ひとりで抱え込んでいる保護者の方は少なくありません。
先に結論を書きます。相談先は「在籍している高校」「教育委員会の教育相談」「保健・福祉・医療の窓口」「親どうしの場(親の会)」の4つの入り口に分けると選べます。ただし高校生の場合は、小中学生向けにつくられた窓口が使いにくいことがあります。たとえば教育支援センター(適応指導教室)は、国の調査で地域に住む高校生を受け入れ対象にしていた施設が1,295施設中57施設でした。この記事では、高校生の親から見て使いやすい窓口と使いにくい窓口を分けて整理します。
この記事は、2026年9月30日に文部科学省の「COCOLOプラン」「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年)、令和6年度の不登校調査、教育支援センターの実態調査、学校教育法施行規則などの法令(e-Gov)、厚生労働省・こども家庭庁・自治体の公式ページを実際に開いて確かめた内容で書いています。特定の民間団体をおすすめすることはしません。確かめられなかったことは、確かめられなかったと書きます。
今の学校に毎日通うのが難しく、学び方を変えることも考え始めている場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:不登校の高校生の親が孤立しないための相談先の早見
- 相談先は4つの入り口に分けると選べます。①在籍している高校(担任・養護教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー)②教育委員会の教育相談 ③保健・福祉・医療の窓口 ④親の会などの親どうしの場です。
- 国も「保護者を一人で悩ませない」ことを方針にしています。文部科学省のCOCOLOプランは、教育委員会の相談窓口の整備や、保護者の会などの情報提供、スクールカウンセラー等による保護者支援を掲げています。
- 高校生の場合、小中学生向けの窓口は使いにくいことがあります。教育支援センターは主に小中学生向けで、平成29年度の国の調査では地域に住む高校生を受け入れ対象にしていた施設は1,295施設中57施設でした。教育機会確保法も対象は義務教育の段階です。
- 年齢で変わる窓口もあります。児童福祉法の「児童」は18歳未満のため、高校3年生の途中で18歳になると、児童相談所などの対象から外れることがあります。
- 親の会は、公的な会も民間の会もあります。教育委員会が開いている会や、県が一覧を出している例があります。合わなければ参加をやめてかまいません。
- 夜や休日は電話で話せます。「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)は、子どもだけでなく保護者も相談できる窓口です。
- 学び方を変えることも考え始めたら、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)の個別相談会に、保護者だけで参加する方法もあります。
孤立しやすいのは親の力不足ではなく、高校生の親に向けた窓口が見えにくいからです
不登校の親が孤立しやすい理由は、いくつか重なっています。子どもの状態が日によって変わり、説明しにくいこと。周りに話すと「甘やかしでは」と言われそうで黙ってしまうこと。そして高校生の場合は、心の回復と同時に、単位・出席・進級という「在籍の問題」が進んでいくことです。
文部科学省の令和6年度の調査では、高校の不登校生徒は67,782人でした。そのうち10,566人(15.6%)が中途退学に、2,963人(4.4%)が原級留置(留年)になっています。小中学校ではほとんど起きない「退学」「留年」が、高校生の親の悩みを重くしています。欠席の数え方は高校 欠席日数の記事で整理しています。
もう1つ知っておいてほしい数字があります。同じ調査で、学校が不登校の高校生について把握した事実(複数回答)のうち、「親子の関わり方に関する問題の情報や相談があった」は6.7%でした。多かったのは「学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった」26.9%、「生活リズムの不調に関する相談があった」26.2%、「不安・抑うつの相談があった」16.0%です。これは学校が把握した事実の集計で、原因を調べたものではありません。それでも、「不登校は親の育て方のせい」と決めつける根拠にはならないことが分かります。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(不登校抜粋版)」(2026年9月30日確認)

国も「保護者を一人で悩ませない」ことを方針にしています
「親が相談するのは大げさでは」と遠慮する必要はありません。国の文書は、保護者への支援をはっきり書いています。
文部科学省が2023年3月にまとめたCOCOLOプラン(誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策)には、「一人で悩みを抱え込まないよう保護者を支援」という項目があります。中身は次の2つです。
- 保護者が有益な情報を得られるよう、各教育委員会の相談窓口を整備し、教育支援センター、相談機関、保護者の会、フリースクール等に関する分かりやすい情報を提供する
- 保護者の不安を和らげられるよう、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが関係機関等と連携して保護者を支援する
COCOLOプランには高校についての項目もあり、オンラインカウンセリングで高等学校等の生徒を支援することや、中学校から高校へ支援を引き継ぐための「児童生徒理解・支援シート」の活用が挙がっています。
令和元年10月25日の文部科学省の通知「不登校児童生徒への支援の在り方について」も、家庭への支援として、保護者と課題意識を共有して一緒に取り組む信頼関係をつくることや、保護者が気軽に相談できる体制を整えることが重要だとしています。高校については、高校に進学したものの学校に通えない人や中途退学した人に対して、多様な進学や職業訓練等の機会について相談できる窓口が必要だと書いています。
出典:文部科学省「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(2026年9月30日確認)
相談先は4つの入り口に分けると、どこに何を聞けばいいかが決まります
相談先を一覧で見ると数が多く、どこから手をつければいいか迷います。何を相談したいかで、入り口を4つに分けてみてください。
| 入り口 | 主な窓口 | 向いている相談 | 高校生の場合の注意 |
|---|---|---|---|
| ①在籍している高校 | 担任・養護教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー | 欠席の扱い、単位、休学・転校、学校での配慮 | カウンセラーの来校日や、親だけの面談ができるかは学校ごとに違う |
| ②教育委員会の教育相談 | 都道府県・市区町村の教育相談窓口、教育支援センター | 学校以外の立場で話を聞いてほしい、進路の情報がほしい | 教育支援センターは主に小中学生向け。高校生の相談を受けるか先に確かめる |
| ③保健・福祉・医療 | 保健所、精神保健福祉センター、ひきこもり地域支援センター、かかりつけ医 | 心や体の不調、昼夜逆転、家から出られない状態、家庭内の困りごと | 18歳を境に対象が変わる窓口がある(児童相談所など) |
| ④親どうしの場 | 親の会・保護者の会・家族会 | 同じ立場の人と話したい、経験談を聞きたい | 会ごとに雰囲気も対象も違う。高校生の親が多い会かを確かめる |
大切なのは、1つに絞らないことです。学校には在籍と単位のこと、教育相談には気持ちの整理、親の会には共感と情報、と役割を分けて持っておくと、どこか1か所との関係がうまくいかなくても、ひとりに戻らずにすみます。

最初の窓口は在籍校です。担任と話しにくければ、養護教諭やスクールカウンセラーを入り口にできます
在籍している高校は、単位・出席・進級の判断をする場所です。どの相談先に行くとしても、欠席がどのくらい続いているか、今の単位の状況はどうかは、学校にしか分かりません。気が重くても、最初の1本は学校に入れておくと、その後の選択肢が狭まりにくくなります。
学校の中にいる相談相手は、担任だけではありません。
- 養護教諭(保健室の先生):体調や睡眠、保健室登校などの相談ができます。
- スクールカウンセラー:学校教育法施行規則第65条の3は、スクールカウンセラーを「心理に関する支援に従事する」職と定めています。
- スクールソーシャルワーカー:同じく第65条の4で「福祉に関する支援に従事する」職と定められています。家庭の事情や、福祉の窓口とのつなぎを相談する相手です。
この2つの条文は小学校についての規定ですが、同じ施行規則の第104条で高等学校に準用されています。高校のスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーにも、同じ職務の規定が当てはまるということです。ただし、何曜日に来校するか、保護者だけの面談を受けているかは学校ごとに違います。「カウンセラーの先生と、親だけで話せる日はありますか」と担任か養護教諭に聞いてみてください。
担任との話がつらいときは、学年主任や養護教諭を窓口にしてもかまいません。令和元年の通知には、いじめが原因の場合は保護者などが希望すれば学級替えや転校の措置を柔軟に使うことが考えられること、教員の不適切な言動や指導が原因の場合は保護者などの意向をふまえて学級替えを柔軟に認め、転校の相談に応じることが望まれること、という記述もあります。
出典:学校教育法施行規則 第65条の3・第65条の4・第104条(e-Gov)/文部科学省 令和元年通知(2026年9月30日確認)

教育支援センターは主に小中学生向けです。高校生を受け入れ対象にしていたのは1,295施設中57施設でした
不登校の相談先を調べると、多くの記事で「教育支援センター(適応指導教室)」が紹介されています。ところが高校生の親が問い合わせると、「うちは小中学生が対象です」と言われることがあります。これには制度上の理由があります。
不登校の子どもの学びの場を確保するための教育機会確保法は、正式な名前が「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」です。第2条で「学校」を小学校・中学校などと定めていて、高校は対象に入っていません。
実際の数字もあります。文部科学省が令和元年に公表した教育支援センターの実態調査(平成29年度の状況)の主なものは次のとおりです。
| 項目 | 中学生 | 高校生 |
|---|---|---|
| 受け入れ対象にしている施設(地域に住所のある子ども) | 810施設 | 57施設 |
| 受け入れ対象にしている施設(地域の公立学校に通う子ども) | 1,125施設 | 40施設 |
| 在籍していた人数 | 16,710人 | 145人 |
この調査で集計された教育支援センターは1,295施設です。一方で、保護者からの相談対応をしている施設は1,175施設(90.7%)ありました。子どもが通う場所としては使えなくても、親の相談を受けてくれる場合があるということです。
この調査は平成29年度の状況で、少し古いデータです。今の受け入れ状況は地域で違うため、お住まいの教育委員会に「高校生は通えますか」「保護者だけの相談はできますか」の2つを聞いてみてください。
出典:教育機会確保法 第2条(e-Gov)/文部科学省「教育支援センター(適応指導教室)に関する実態調査」結果(令和元年5月13日)(2026年9月30日確認)

高校生の相談は、高校生まで対象にしている教育相談と、保健・福祉の窓口が支えになります
教育支援センターが使いにくい分、高校生の親にとって頼りになるのは、高校生まで対象にしている教育相談と、年齢の幅が広い保健・福祉の窓口です。ここでは東京都の例と、全国にある窓口を並べます。
東京都の例:高校生相当の年齢まで、保護者だけでも相談できる
東京都教育相談センターは、来所相談の対象を「幼児から高校生相当までのお子様と保護者」とし、保護者の方のみの相談も可能としています(都内在住または都内の学校に在籍している人。私立も含みます)。電話の「教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン」は24時間受付です。このほか、都立高校への転学・編入学や、高校を中途退学した後の進路について相談できる電話窓口もあります。ほかの道府県にも教育相談の窓口はありますが、対象の年齢や受付時間は自治体ごとに違います。
出典:東京都教育相談センター「来所相談」/同「教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン」/同「高校進級・進路・入学相談」(2026年9月30日確認)
全国にある保健・福祉の窓口と、高校生での使いやすさ
| 窓口 | 対象・根拠 | 高校生の親から見た使いやすさ |
|---|---|---|
| 保健所・保健センター | 地域ごと。不登校など思春期の問題の相談を受ける | 使いやすい。どこに相談するか迷ったときの入り口になる |
| 精神保健福祉センター | 都道府県に置かれる(精神保健福祉法第6条)。思春期・青年期の相談も受ける | 使いやすい。医療が必要かどうかも相談できる |
| ひきこもり地域支援センター | 全都道府県・指定都市(67自治体)に設置。本人と家族の相談を受ける | 家から出られない状態が続くとき。高校生の相談を受けるか電話で確かめる |
| 児童相談所・こども家庭センター | 児童福祉法の「児童」は満18歳に満たない者 | 高3で18歳になると対象から外れることがある |
| 子ども・若者総合相談センター | 子ども・若者育成支援推進法第13条で、地方公共団体が確保に努める | 努力義務のため、無い地域もある |
| 地域若者サポートステーション | 働くことに踏み出したい15〜49歳の、仕事をしていない人や就学中でない人。高校中退者への訪問型の相談も行う | 主に中退後・卒業後に、働くことを考えるときの窓口 |
家から出られない状態が長く続いているときの相談先と、家での関わり方は、高校生 ひきこもり 親の記事でくわしく書いています。
出典:厚生労働省「こころもメンテしよう」身近にある地域の相談窓口(ご家族・教職員向け)/厚生労働省「ひきこもり支援に関する取組」/精神保健福祉法 第6条・児童福祉法 第4条・第10条の2・子ども・若者育成支援推進法 第13条(e-Gov)/厚生労働省 地域若者サポートステーション(2026年9月30日確認)
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。
親の会は「うちだけじゃない」と思える場所です。公的な会も民間の会もあり、合わなければやめてかまいません
学校や相談機関の人に話すのと、同じ経験をした親に話すのとでは、得られるものが違います。「うちだけじゃない」と思えること、先に経験した人から「高校のときはこうだった」と具体的に聞けることは、親の会ならではです。
親の会には、大きく分けて次の3つの形があります。
| 形 | 例 | 探し方 |
|---|---|---|
| 自治体・教育委員会が開く会 | 広島市教育委員会の「木の実の会」(不登校児童生徒の保護者の会) | 市区町村・都道府県の教育委員会のページ、教育支援センター |
| 民間の親の会・家族会 | 地域ごとの親の会、ひきこもりの家族会など | 県の教育委員会が出している一覧(埼玉県の例)、ひきこもり地域支援センターに聞く |
| 学校やサポート校の保護者会 | 在籍校や通っている施設が開く会 | 学校・施設に直接聞く |
広島市の「木の実の会」は、保護者どうしが子どもの不登校について不安や悩みを語り合い、子どもへの理解や関わり方を深め合う会で、対象は広島市に住んでいるか、広島市立の学校に在籍している不登校・不登校傾向の児童生徒の保護者です。埼玉県教育委員会は、不登校の子供とその保護者を支援するためのサイトで「不登校の子を持つ親の会(保護者の会)」の資料や、保護者が相談できる窓口の地域別一覧を公開しています。さらに、中途退学を考えている高校生とその保護者も対象にした「高校生活に関する相談会」も開いています。厚生労働省も、ひきこもり支援の中で家族会の開催などを進めています。
これらは一例です。お住まいの地域にどんな会があるかは、まず教育委員会のページで「保護者の会」「親の会」と探してみてください。
参加するときは、次の3つを気にしておくと合う会を見つけやすくなります。
- 子どもの年齢層:小中学生の親が中心の会だと、単位や転校の話が出にくいことがあります。高校生の親がいるかを聞いてみます。
- 話すことを求められるか:初回は聞くだけでもよい会もあります。話したくなければ、そう伝えてかまいません。
- 特定の考え方をすすめられないか:会によって、学校への戻り方や進路についての考え方はさまざまです。違和感があれば、別の会を探してかまいません。
出典:広島市「木の実の会(不登校児童生徒の保護者の会)」/埼玉県教育委員会「不登校の子供たちとその保護者を支援するためのサイト」/厚生労働省「ひきこもり支援に関する取組」(2026年9月30日確認)
状況別に見ると、最初に連絡する先はだいたい決まります
「どこから」で止まってしまうときは、今いちばん困っていることから逆算します。
| いまの状況 | 最初の連絡先 | 聞いておくこと |
|---|---|---|
| 欠席が増えて、進級できるか心配 | 在籍校(担任・学年主任) | 今の欠席・欠課の数と、あと何日で単位に響くか |
| 子どもが眠れない・食べられない・気分の落ち込みが続く | かかりつけ医、保健所、精神保健福祉センター | 受診したほうがいいか、どこの医療機関がよいか |
| 部屋から出てこない日が続く | ひきこもり地域支援センター、保健所 | 家族だけの相談ができるか、高校生も対象か |
| 学校とうまく話せない、第三者に聞いてほしい | 教育委員会の教育相談 | 高校生の相談を受けているか、保護者だけで行けるか |
| 転校や通信制高校も考え始めた | 在籍校、都道府県の高校進路の相談窓口 | 修得した単位と在籍期間、転入の受け入れ時期 |
| とにかく誰かと話したい | 親の会、電話相談 | 高校生の親がいるか、初回は聞くだけでもよいか |
転校を考えるときの条件と手順は高校 転入の記事で、学校の選び方は通信制高校 選び方の記事でまとめています。
命にかかわる様子(「消えたい」と口にする、自分を傷つけるなど)があるときや、家族の安全が守れないときは、段階を待たずに医療機関や保健所・精神保健福祉センターに相談してください。命の危険が差し迫っているときは、119番や110番に連絡してください。
親自身がつらいときは、夜間の電話と「休む予定」を先に用意しておきます
子どもを支える側が倒れてしまうと、家庭の中で相談できる大人がいなくなります。親が休むことは、支援を続けるための準備です。
昼間の窓口に連絡する余裕がないとき、夜や休日に話したいときは、電話やLINEの窓口があります。
| 窓口 | 誰が使えるか | 受付 | 運営・案内 |
|---|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310 | 悩んでいる子供や保護者など | 夜間・休日を含め24時間。通話料無料 | 文部科学省(原則として、かけた所在地の教育委員会の相談機関につながる) |
| こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556 | こころの悩みがある人(親自身も) | 曜日・時間は都道府県で違う。通話料がかかる | 厚生労働省(かけた所在地の都道府県・政令指定都市の公的な相談機関につながる) |
| 親子のための相談LINE | こども(18歳未満)とその保護者など。匿名でも相談できる | 自治体ごとに違う | こども家庭庁 |
出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」について/同 周知のためのポスターについて(通話料無料)/厚生労働省「まもろうよ こころ」電話相談窓口/こども家庭庁「親子のための相談LINE」(2026年9月30日確認)
電話のほかに、次のような「休む予定」を先に決めておくと、気持ちの余裕が戻りやすくなります。
- 学校との連絡役を1人に固定しない。家族で交代できると、連絡のたびに緊張する負担が分かれます。
- 自分のための予定を1つ入れる。散歩、友人とのお茶、趣味の時間など、子どもの状態と関係なく続けられるものを週に1つ。
- 親自身の眠れない日が続いたら、自分の受診や相談を先に考える。保健所や保健センターは、不眠やうつなど、こころの病気に関する不安や悩みの相談も受け付けています。
子どもに発達特性がある場合の相談先や、仕事を続けながら支えるための制度、親が休むための福祉サービスは、発達障害の子育てが辛い親の相談先の記事にまとめています。子どもにかける言葉に迷うときは、不登校 親 言ってはいけない言葉の記事も参考にしてください。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
相談を重ねるうちに、「今の高校に戻る」以外の道も考え始めるご家庭があります。高校生の場合、学び方を変えることは、在籍と単位の悩みを軽くする方法の1つにもなります。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、株式会社NIJINが運営するオンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも参加でき、担任がつきます。カメラ・マイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。中学の内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応していて、生活リズムに波があっても学べるようにしています。途中からの転入・編入もでき、出願費用は無料です。グループ全体で、不登校の生徒を650名以上サポートしてきました。
個別相談会はオンライン(Zoom)で30分、参加は無料です。ご本人が同席できなくても、保護者の方だけで参加できます。カメラ・マイクはオフのままでかまいません。
そのうえで、正直にお伝えしておくことがあります。
- ニジ高は高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
- 学院の中でのスクーリングはありません。提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要です。スクーリングの形や日程は、個別相談会でご案内しています。
- 費用は、通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内でご確認ください。
- オンライン中心なので、毎日通う場所を求める方には合わない場合があります。
- 子どもの心や体の状態について、診断や服薬の判断は主治医・専門機関へご相談ください。
小中学生のきょうだいがいるご家庭には、姉妹校のNIJINアカデミー(小中学生のオルタナティブスクール)もあります。
迷ったときの進め方(3ステップ)
- ステップ1:学校に1本だけ連絡して、今の状況を確かめる。欠席・欠課の数、単位の見込み、スクールカウンセラーと保護者だけで話せる日があるか。この3つを聞くだけで、次に何を急ぐべきかが見えてきます。
- ステップ2:学校以外の窓口を1つ持つ。教育委員会の教育相談、保健所、精神保健福祉センターのどれか1つに電話し、「高校生の親ですが、保護者だけで相談できますか」と聞きます。夜に話したいときは24時間子供SOSダイヤルもあります。
- ステップ3:親どうしの場を1つ探す。教育委員会のページで「保護者の会」「親の会」を探し、初回は聞くだけのつもりで参加してみます。合わなければ、別の会を探してかまいません。
3つとも、今日すべてやる必要はありません。1週間に1つずつでも、相談先が3つそろうと「ひとりで抱えている」状態から抜け出しやすくなります。


保護者の方だけで、学び方の相談をしてみませんか
ニジ高の個別相談会はオンライン(Zoom)で30分・無料です。ご本人が同席できなくても保護者の方だけで参加でき、カメラ・マイクはオフのままでかまいません。ニジ高は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。そうした点も含めてお話しします。
よくある質問
Q. 子どもが相談に行きたがりません。親だけで相談してもいいですか?
A. 親だけで相談できる窓口は多くあります。たとえば東京都教育相談センターの来所相談は、保護者の方のみの相談も可能としています。ひきこもり地域支援センターも、本人だけでなく家族の相談を受けています。窓口によって違うので、予約のときに「保護者だけでも相談できますか」と聞いてみてください。
Q. 高校生でも教育支援センター(適応指導教室)に通えますか?
A. 地域によります。教育機会確保法の対象は義務教育の段階で、平成29年度の国の調査では、地域に住む高校生を受け入れ対象にしていた施設は1,295施設中57施設でした。ただし、保護者からの相談対応は9割の施設がしていました。お住まいの教育委員会に、高校生の受け入れと保護者だけの相談の両方を聞いてみてください。
Q. 担任の先生と話すのがつらいときは、どうすればいいですか?
A. 学年主任や養護教諭、スクールカウンセラーを窓口にする方法があります。学校の外で話したいときは、教育委員会の教育相談も使えます。東京都の電話相談のように、相談機関は学校を指導する立場ではないと明記しているところもあるため、「学校に伝えてほしいこと」と「聞いてほしいだけのこと」を分けて話すと、相談がすれ違いにくくなります。
Q. 親の会に行ってみたいけれど、知らない人の前で話すのが不安です。
A. 初回は聞くだけでよい会もあります。申し込みのときに「話さずに参加してもいいですか」と聞いてかまいません。会ごとに雰囲気や考え方は違うので、1回で合わないと感じたら、別の会を探すのも自然なことです。
Q. 通信制高校への転校を考え始めたら、誰に相談すればいいですか?
A. まず在籍校に、これまでに修得した単位と在籍期間を確かめます。そのうえで、都道府県の高校進路の相談窓口(東京都教育相談センターの高校進級・進路・入学相談、埼玉県の高校生活に関する相談会など)や、転校先の候補の学校の個別相談を使うと、条件を並べて比べられます。
あなたが誰かに話すことは、お子さんを支えることにつながっています
子どもが学校に行けない毎日の中で、親が誰にも話せずにいるのは、それだけ家庭を守ろうとしてきたからだと思います。でも、支える人がひとりきりの状態は、長く続けるほど苦しくなります。
相談先は、1つ見つかれば十分なスタートです。学校、教育相談、保健・福祉、親の会。どれか1つに、今週1本だけ連絡してみてください。話を聞いてもらえる場所ができると、お子さんに向ける言葉にも、少しずつ余裕が戻りやすくなります。
決める前の、保護者だけの相談から受け付けています
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

