高校生のスマホ・SNS規制、世界で加速中|韓国・スウェーデンの2026年秋法規制と家庭でできること

2026年、子ども・若者のスマートフォンやSNSの利用をめぐる規制の動きが世界的に加速しています。韓国とスウェーデンでは2026年秋から新たな法規制の運用が始まる予定と報じられており、オランダ・イタリア・ベルギーではすでに学校へのスマホ持ち込み制限が進んでいます。「うちの子はスマホばかり見ている」「SNSでの人間関係に疲れている様子」——そんな不安を抱える保護者の方に向けて、世界の規制動向と、家庭で今日からできる現実的な向き合い方を解説します。

目次

世界で進むスマホ・SNS規制の動き

子どものスマートフォン・SNS利用に関する規制は、ここ数年で急速に広がっています。

  • オランダ:2024年から中学校、2025年から小学校でスマートフォンの持ち込みを禁止
  • イタリア:2024年に学校でのスマートフォン使用を制限
  • ベルギー:2025年に同様の規制を導入
  • 韓国・スウェーデン:2026年秋から新たな法規制の運用開始が予定されている

日本には現時点で国レベルの法的な規制はありませんが、すでに多くの学校が独自にスマートフォンの校内持ち込み・使用にルールを設けています。「世界的に規制が強まっている」という事実そのものが、家庭でスマホとの付き合い方を見直すきっかけとして注目されています。

なぜ世界は「規制」に向かっているのか

各国が規制に動く背景には、長時間のスマホ・SNS利用が睡眠不足や気分の落ち込み、対人関係の疲弊、学習への集中力低下といった形で子どもの心身に影響しうるという懸念があります。特にSNSでは「他人と比較してしまう」「常に人とつながっていないと不安になる」といった感覚が生まれやすく、思春期の高校生にとって大きなストレス要因になることが指摘されています。一方で、スマホやSNSは友人との大切なつながりの手段でもあり、「全面的に悪いもの」と単純に切り分けられるものではない、という点も忘れてはいけません。

不登校・発達特性のある高校生にとってのスマホ・SNS

不登校や発達特性のある高校生にとって、スマホやオンラインでのつながりは、学校に行けない時期を支える「居場所」になっていることも少なくありません。オンラインの友人関係や趣味のコミュニティが、本人の自己肯定感を保つ役割を果たしているケースもあります。一方で、ADHDの特性がある場合は「気づいたら何時間も見てしまう」という過集中が起きやすく、ASDの特性がある場合は「決まったルーティンとしてスマホを手放せなくなる」ということもあります。大切なのは「スマホを取り上げる」ことではなく、本人にとってのスマホの意味を理解した上で、無理のない範囲でルールを一緒に作っていくことです。

家庭でできる、ちょうどいいルールづくり

  • 「時間」だけでなく「使う目的」で区切る(勉強・連絡・娯楽を分けて考える)
  • 就寝1時間前はリビングで充電するなど、寝室に持ち込まないルールを作る
  • 一方的な取り上げではなく、本人と一緒にルールを決め、見直しの機会を定期的に設ける
  • SNSでのつらい出来事があったときに、すぐに相談できる雰囲気を家庭内につくっておく

通信制高校の「オンライン学習」とスマホ規制は矛盾しないのか

NIJIN高等学院のような通信制サポート校は、学びの多くをオンラインで行います。「オンライン学習なのにスマホを控えるべきなのか」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、大切なのは「目的を持った利用」と「なんとなく続けてしまう利用」を分けて考えることです。学習の時間割やコミュニティ活動を通じて生活にリズムをつくり、企業や社会とつながるプロジェクト型の学びに取り組むことで、スマホやSNSを「受け身の暇つぶし」ではなく「学びやつながりのための道具」として使う経験を積むことができます。

NIJIN高等学院への相談

「スマホやSNSとの付き合い方に悩んでいる」「不登校気味でオンラインが唯一の居場所になっている」——そんな状況でも大丈夫です。まずは無料の個別相談会で、お子さんの状況に合わせた向き合い方をご一緒に考えます。

参考文献・出典

  • こども家庭庁「こどもをまもる」特設ページ
  • 各国の学校でのスマートフォン規制に関する報道各社の報道(2024〜2026年)
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