通信制高校に進んだあとで「思っていたのと違った」と感じる人がいます。この記事は、その「違った」の中身を、文部科学省の調査の数字で1つずつ開いていく記事です。結論から書くと、後悔が起きるのは学校の質が低いからではなく、卒業までの年数・通う頻度・卒業後の進路という3つを、入学前に自分の数字として確かめていなかったときです。
通信制高校は、いま高校生の約10人に1人が在籍する進路になりました。令和8年度の学校基本調査(速報値)では、全日制2,764,107人・定時制73,131人に対して、通信制は311,792人で全体の9.9%です(出典:文部科学省の検討会議資料3)。めずらしい選択ではありません。それでも、卒業した人のうち進学も就職もしていない人の割合は26.1%で、全日制の4.5%とはっきり差があります。この差の正体を知っているかどうかが、後悔の分かれ目になります。
数字は、あなたを追い詰めるために並べるのではありません。どこでつまずきやすいかが分かれば、その1か所だけを先に準備できます。読み終えたときに「自分の場合はここを確かめればいい」と1つに絞れる状態を目指して書きました。
今の高校に通い続けるのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:通信制高校で後悔しやすい点の早見
- 後悔の中心は「卒業が3年で終わらなかった」。令和7年5月1日時点で4年以上在籍している生徒は19,271人・全体の6.8%。公立では25.6%にのぼります。
- 卒業後がいちばん差が出る。通信制の卒業者のうち、進学も就職もしていない人は26.1%。全日制は4.5%です。大学等進学は28.6%で、全日制の63.4%とは差があります。
- スクーリングに行けなくなる人がいる。レポートは出しているのに面接指導に1日も出られなかった生徒が8,097人(2.6%)。理由として最も多く挙がったのは「心身に関すること」で、161校が回答しています。
- 「毎日通える学校」は多くない。週5通学コースを開設しているのは323校のうち90校(27.9%)。生徒数では、集中スクーリング型と月1〜2回などのコースで全体の62.1%を占めます。
- お金の後悔は、足し算で起きる。就学支援金の対象は授業料だけです。サポート校や塾の費用には使えません。
- 入学前に確かめにくい情報がある。退学・転学・卒業した人数などを公表している学校は323校中103校(31.9%)、一部だけ公表している学校が135校(41.8%)、公表していない学校が85校(26.3%)です。
- ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。高校そのものではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングへの参加が必要です。
後悔の中身は、この5つに集まります
「通信制高校 後悔」という言葉で検索したとき、頭の中にある不安はばらばらに見えて、実際には5か所に集まります。ここでは、それぞれに対応する公的な数字を並べました。数字がある不安は、入学前に確かめられる不安です。
| 後悔の中身 | 裏づけになる数字 | 入学前に確かめること |
|---|---|---|
| 卒業が予定どおりに終わらなかった | 4年以上在籍している生徒は6.8%(公立25.6%) | 単位の認定時期と、1年でつまずいたときの取り直し方 |
| スクーリングに行けなくなった | 面接指導に1日も出られなかった生徒が8,097人(2.6%) | 会場・日数・欠席したときの振替の扱い |
| 友達ができない、人と会わない | 週5通学コースがある学校は323校中90校(27.9%) | 自分が入るコースの通学頻度と、同じコースの人数 |
| 卒業後の進路が決まらなかった | 通信制の卒業者のうち26.1%が進学も就職もしていない | その学校の進路先の内訳と、3年生への支援の中身 |
| 費用が想定より増えた | 就学支援金の対象は授業料のみ | 授業料以外にかかるお金の一覧と、併用する塾の費用 |
出典:文部科学省「令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について」(令和8年8月31日)、同検討会議資料3、文部科学省 高校生等への修学支援(いずれも2026年9月23日確認)
逆に言えば、この表に無いことで後悔している人はあまりいません。「通信制だから就職で落とされた」のような漠然とした不安は、あとの節で数字にほどいていきます。
いちばん重い後悔は、卒業が3年で終わらなかったことです
通信制高校の卒業要件は、3年以上の在籍・74単位以上の修得・特別活動30単位時間以上の3つです。ここで見落とされやすいのは「3年たてば卒業できる」のではなく「3年たった上で74単位そろっていれば卒業できる」という順番です。レポートが1科目分たまると、その年度にその科目の単位が認定されないことがあります。
実際のところ、どれくらいの人が予定どおりに卒業しているのでしょうか。令和6年度の卒業生90,872人を、通信制での在籍期間で分けた数字があります。
| 通信制に在籍した期間 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1年未満 | 5,853人 | 6.4% |
| 1年以上3年未満 | 38,209人 | 42.0% |
| 3年間 | 42,667人 | 47.0% |
| 3年より長い | 4,143人 | 4.6% |
出典:文部科学省「令和7年度通信制高等学校実態調査」(令和4年度以降に開校した73校を除く。2026年9月23日確認)
3年未満が48.4%と多く見えますが、これは通信制での在籍期間だけを数えた数字です。転入した人は前の高校の在籍期間を引き継いでいるため、高校生活全体としては3年以上かかっています。ここを読み違えて「1年で卒業できるのか」と受け取ると、入学後に話が合わなくなります。単位の数え方は通信制高校 卒業 単位数の記事で詳しく整理しています。
そして、在籍が長くなっている人も確かにいます。令和7年5月1日時点で4年以上在籍している生徒は19,271人、在籍生徒281,606人(令和4年度以降に開校した73校を除く)の6.8%です。課程別では公立25.6%、私立1.9%、株式会社立1.4%と大きく開きます。この差の理由は公表されていませんが、学校によって、4年以上かけて学ぶ形を前提にしている場合があるということです。「公立は安いから」という理由だけで決めると、卒業までの年数が想定と変わる場合があります。

スクーリングに1日も行けなかった生徒は8,097人。理由の最多は心身のことです
通信制高校の単位は、添削指導(レポート)・面接指導(スクーリング)・試験の3つで修得します。レポートは家で進められますが、スクーリングは会場に行く必要があります。ここが、後悔がいちばん具体的な形で現れる場所です。
令和6年度に、レポートの提出はあったのに面接指導に1日も出られなかった生徒は8,097人でした。令和7年3月31日時点の在籍生徒306,711人に対して2.6%です。課程別では公立4.2%、私立2.3%、株式会社立2.0%でした。
その理由として学校が挙げたもののうち、最も多かったのは「心身に関すること(感覚の敏感さ、体調不良、不安・抑うつ、朝起きられない、夜眠れない、入院・療養など)」で161校。次に多かったのは「生活習慣に関すること(ゲーム・スマホへの依存傾向、あそび・非行、居眠りなど)」81校と「家庭に関すること」80校で、続いて「学習に関すること(学業不振、授業内容、成績低下など)」74校、「教職員との関係」は5校でした。つまり、行けなくなる理由の中心はやる気ではなく体と心の状態です。
学校側も手を打っています。同じ調査では、現状を把握するための対応として、教師による定期的な連絡を行っている学校が165校ありました。面接指導の出席を促すための対応としては、スクールカウンセラーによるカウンセリング機会の充実が121校、キャリア教育や進路相談の充実が87校です。相談できる体制の面では、スクールカウンセラーに相談できる体制を整えている学校が273校(84.5%)、スクールソーシャルワーカーは124校(38.4%)です。見学のときに「体調で行けない日が続いたら、誰から連絡が来ますか」と聞くと、この体制の差が見えます。
毎日通えると思って入ると、ここでずれます
「通信制高校に入れば友達ができない」という言い方をよく見かけますが、正確ではありません。友達ができるかどうかは学校ではなく自分が入るコースの通学頻度でほぼ決まります。そして、その頻度は入学前に選ぶものです。
週5日通学するコースを開設しているのは、323校のうち90校(27.9%)です。週1通学コースは128校、集中スクーリングを前提としたコースは113校で開設されています。生徒数で見ると、実態はさらにはっきりします。
| コースの通学頻度 | 生徒数 | 割合 |
|---|---|---|
| 週5通学 | 37,505人 | 12.5% |
| 週2〜週4通学 | 39,289人 | 13.1% |
| 週1通学 | 36,929人 | 12.3% |
| 集中スクーリング前提 | 86,961人 | 28.9% |
| その他(月1〜2回など) | 99,722人 | 33.2% |
出典:文部科学省「令和7年度通信制高等学校実態調査」(合計300,406人。正規の教育課程ではない教育活動のためのコースを含む。2026年9月23日確認)
集中スクーリング型と「その他」を合わせると62.1%です。つまり通信制高校に通う人の6割以上は、日常的には学校に行っていません。これは欠点ではなく設計です。ただし「通信制でも毎日通えるらしい」という情報だけで学校を決めると、自分が入れるコースは週1だった、というずれが起きます。逆に、人に会うのがしんどい時期に週5コースに入ると、続けるのが難しくなります。
学校のどの範囲から生徒を集めているかも、通いやすさに関わります。広域か狭域かの違いは広域通信制高校とはで確認できます。

卒業後の進路は、全日制との差がはっきり出ます
ここが、この記事でいちばん正直に書くべき部分です。令和6年度間に卒業した人の、令和7年5月1日現在の状況を課程別に並べます。
| 課程 | 大学等進学 | 就職 | 進学も就職もしていない |
|---|---|---|---|
| 全日制 | 63.4% | 13.6% | 4.5% |
| 定時制 | 19.0% | 40.5% | 17.0% |
| 通信制 | 28.6% | 19.5% | 26.1% |
出典:文部科学省「学校基本調査」より、検討会議資料3(2026年9月23日確認)。「進学も就職もしていない」は統計上の「左記以外の者」で、家事手伝い・海外の学校への入学などを含みます。専修学校(専門課程)への進学は通信制22.9%・全日制14.7%で、この表には載せていません。
通信制の卒業者で最も多い進路は大学等進学の28.6%です。専門学校を合わせると51.5%が進学しています。この意味では「通信制だと進学できない」は正しくありません。一方で、進学も就職もしていない状態で卒業する人が26.1%いて、全日制の4.5%の約6倍です。
この差は学力だけで起きているわけではありません。通信制には、中学3年生のときに不登校だった生徒が入学者の57.0%(令和7年度入学者77,998人のうち44,461人)在籍しています。体調を整えることが3年間の主な仕事だった人にとって、卒業と同時に進路を決めるのは順番として重いのです。ですから対策は「進学に強い学校を選ぶ」ではなく、3年生の春までに誰と進路の話をするかを決めておくことになります。学校ごとの進路の実態は通信制高校 偏差値の記事でも扱っています。
「学力がつかない」の正体は、面接指導の免除とレポートの量です
「通信制は学力がつかない」という声の根っこには、制度上の仕組みがあります。文部科学省の高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドラインでは、動画などのメディアを使った学習を計画的に取り入れた場合、面接指導の時間数のうち10分の6以内を免除できるとされています。生徒の実態を考えて特に必要がある場合は、複数のメディアを使うことで合わせて10分の8まで免除できますが、これは極めて例外的な扱いと明記されています。
免除するときは、免除した時間数に応じて報告課題の作成を求めるなど、学習の量と質を確保することも求められています。メディア学習で生徒が使った時間と同程度の時間を免除する運用は不適切だとも書かれています。ここを読むと、同じ「通信制高校」でも、動画を見て終わる学校と、報告課題まで見てくれる学校では、身につくものが変わることが分かります。
もう1つ知っておきたいのが、教員の体制です。実態調査では、通信制課程の教諭等・講師のうち専任は44.9%、兼任が55.1%でした。兼任は同じ学校の全日制との兼務とはかぎらず、主な勤務場所で見ると、連携する面接指導等実施施設で働く人が46.5%、同じ学校の通信制課程が34.0%、同じ学校の全日制・定時制は7.6%です。つまり、レポートを見てくれる先生と、通う場所で会う先生が別のこともあります。質問したときに返事がどれくらいで来るかは、見学のときに聞ける具体的な項目です。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

お金の後悔は、学校の学費ではなく足し算で起きます
費用で後悔する人の多くは、学校の授業料が高かったからではなく、授業料以外の合計を見ていなかったからです。高等学校等就学支援金は、2026年度から所得制限がなくなり、私立の通信制では1単位13,668円・年間337,200円までが支給されます。公立の通信制は1単位336円までが支給されます(都立高校の通信制課程の授業料も1単位336円ですが、額は都道府県によって異なる場合があります)。ただし対象は授業料だけです。
| かかるお金 | 就学支援金の対象 | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| 私立通信制高校の授業料 | 対象(1単位13,668円・年337,200円まで) | その学校の募集要項 |
| 公立通信制高校の授業料 | 対象(1単位336円まで) | 都道府県の教育委員会 |
| 施設費・教材費・スクーリングの旅費 | 対象外 | その学校の募集要項 |
| サポート校・塾・予備校の費用 | 対象外 | それぞれの学校・教室 |
出典:文部科学省 高校生等への修学支援(2026年9月23日確認)
通信制高校に通いながらサポート校に通い、大学受験のために塾にも行く形は「トリプルスクール」と呼ばれます。学びの手が増えるのは良いことですが、支払いも3つになります。支給期間の数え方にも注意が必要です。就学支援金は在学した月数で数え、通信制は4分の3換算のため実質48か月分です。転入した場合は前の学校で使った分が差し引かれ、転校先で申請し直しになります。
サポート校の役割や、通信制高校との違いは通信制サポート校とはで整理しています。ニジ高の費用は学費のご案内のページでご確認ください。
退学・卒業の人数を公表している学校は323校中103校。一部公表が135校、非公表が85校です
ここまでの内容を「では、その学校はどうなのか」と確かめようとすると、壁に当たります。高等学校通信教育規程第14条では、入学・退学・転学・休学・卒業に関すること(入学者の数、在籍する生徒の数、退学または転学した者の数、卒業した者の数、進学者数・就職者数など)を公表するものとされています。実際の公表状況はこうです。
| 第14条第5号(退学・卒業等)の公表状況 | 学校数 | 割合 |
|---|---|---|
| 公表している | 103校 | 31.9% |
| 一部公表している | 135校 | 41.8% |
| 公表していない | 85校 | 26.3% |
出典:文部科学省「令和7年度通信制高等学校実態調査」(対象323校。2026年9月23日確認)
学習活動・進路選択・心身の健康などへの支援については、公表している学校が190校(58.8%)、教職員組織については181校(56.0%)でした。授業料や入学料の公表は275校(85.1%)と高く、お金の情報は出ていても、卒業や退学の実績は出ていない学校が多いという形です。
公表していないことが、その学校が良くないという意味ではありません。ただ、公表されていないなら、見学や個別相談で直接聞くしかないということです。聞き方はむずかしくありません。「昨年度の卒業生は何人で、途中でやめた人は何人ですか」「卒業生の進路の内訳を教えてください」の2つで足ります。答えられない学校があったら、その反応も情報です。

2027年1月23日から、国が通信制高校の指針を定めます
制度の側も動いています。高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律が令和8年(2026年)7月23日に公布され、令和9年(2027年)1月23日に施行されます。この改正で、文部科学大臣が通信教育の適正な実施・運営の確保のための基本的な指針を定めることになりました。指針をつくるための検討会議は2026年8月31日に始まっています。
検討会議の資料には、法令で義務づけられた情報公開ができていない学校がまだ多いこと、特にサテライト施設ごとの情報を公開できている学校が少ないことが課題として挙げられています。いま学校を選ぶ人にとっては、これから数年のうちに比べやすくなっていく、という意味になります。逆に言えば、今はまだ自分で聞いて確かめる手間が必要な時期です。改正の中身は通信制高校 法改正の記事にまとめています。
なお、高校全体の中途退学者は令和6年度で44,571人・在籍者に占める割合は1.4%でした(文部科学省児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)。課程別では、全日制29,121人(1.0%)・定時制5,356人(7.4%)に対し、通信制は10,094人(3.5%)です(同調査の課程別の統計表)。理由の内訳も形が違い、通信制は進路変更32.4%・学校生活や学業への不適応23.4%の順です。学校ごとの数字は、前の節の質問で聞くのが確実です。
後悔しにくい人としやすい人の差は、自己管理より「頼れる相手の数」です
よく「自己管理ができる人に向いている」と言われます。ただ、実際に行けなくなる理由の最多が心身のことだったことを思い出すと、自己管理は結果であって原因ではないと分かります。差がつくのは、つまずいたときに声をかけてくれる人が何人いるか、という設計の部分です。
| いまの状況 | 後悔が起きやすい点 | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 体調に波があり、朝が苦手 | スクーリングの日に行けず単位が残る | 欠席したときの振替と、アーカイブ視聴の可否 |
| 人と話すのがしんどい時期 | 週5コースに入って続かなくなる | カメラやマイクをオフで参加できるか |
| 大学進学を考えている | 3年生の秋に出願準備が間に合わない | 進路相談の担当者と、小論文・面接の支援の有無 |
| 費用を抑えたい | サポート校や塾を足して合計が増える | 授業料以外の項目と、支援金の対象外の金額 |
| 今の高校から移ろうとしている | 単位や在籍期間の引き継ぎで卒業が遅れる | 前の学校の修得単位と、転入できる時期 |
いちばん下の行は、この記事とは別のテーマになります。今の高校から移ることで起きる後悔は通信制高校 転入 後悔の記事に分けて書いてあるので、そちらをご覧ください。学校の比べ方全体は通信制高校 選び方にまとめています。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
ここまで挙げてきた後悔の多くは「人の手が届いていない」ところで起きていました。NIJIN高等学院(ニジ高)は、その部分を引き受けるオンライン中心の通信制高校サポート校です。担任制で、カメラとマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように設計されていて、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。メタバースの校舎で担任や同級生と集まるクラス会議の時間もあります。
学び方だけでなく、高校生活そのものもつくれます。生徒会・サークル・学園祭があり、種目も集める人も場所も自分たちで決める行事があります。企業や地域と関わる社会共創プロジェクトや、企業インターンとして出社する経験もできます。総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも力を入れて取り組んでいます。学校理念は「Be HAPPY, Do HAPPY」で、校長の方針として社会に一番近い学校をめざしています。不登校の生徒はグループ全体で650名以上をサポートしてきました。全国にはNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、相談のうえで通うこともできます。
正直な注意点も書きます。ニジ高は高校ではありません。卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングへの参加が必要です(地元の会場で受けられる場合もあります)。学院の中でのスクーリングはありません。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。スクーリングに、ニジ高のスタッフが付き添うことはありません。ニジ高がするのは日程の調整と準備の支援です。
費用についても隠しません。提携する通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかり、ニジ高の分に就学支援金は使えません。この記事の「お金の後悔は足し算で起きる」という話は、ニジ高を選ぶ場合にもそのまま当てはまります。なお小中学生の段階から学び直したい場合は、NIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)があります。実額は学費のご案内でご確認ください。途中入学(転入・編入)はでき、出願費用は無料です。
迷ったときの進め方(3ステップ)
ステップ1:後悔しやすい5つのうち、自分に当てはまるものを1つだけ選ぶ。全部に備えようとすると動けなくなります。卒業の年数、スクーリング、人との関わり、卒業後、お金のうち、いま一番こわいものを1つ決めてください。この記事の最初の表がそのまま使えます。
ステップ2:選んだ1つについて、学校に2つだけ質問する。たとえばスクーリングを選んだなら「会場はどこで、年に何日ですか」「体調で行けなかった日はどう扱われますか」。卒業後を選んだなら「昨年度の卒業生の進路の内訳」「3年生の進路相談は誰が担当するか」。公表されていないことは聞けば分かります。
ステップ3:答えを2校以上で比べる。1校だけ聞くと、その答えが普通なのか珍しいのか分かりません。2校聞くと基準ができます。合わないと感じたら、その感覚を大事にしてください。今日決めなくても大丈夫です。通信制高校は年度の途中でも受け入れている学校が多く、来月でも来年でも入口は開いています。


いまの学校のままでいいか迷ったときの相談先
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラやマイクをオフにしてチャットだけの参加から始められ、途中入学もできます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングへの参加が必要です。決める前の段階の質問から、体験説明会でお聞きください。
よくある質問
A. なります。卒業要件は3年以上の在籍・74単位以上の修得・特別活動30単位時間以上で、課程による差はありません。学歴としては高等学校卒業です。卒業証書や調査書に課程がどう記載されるかについては、公式に定められた書式を確認できませんでした。履歴書にどう書くかについては、公式に定められた書式を確認できませんでした。卒業した高校名を書くのが基本の形になります。
A. 文部科学省の令和6年度の調査では、高校全体の中途退学者は44,571人・1.4%で、課程別では通信制が10,094人・3.5%(全日制1.0%・定時制7.4%)でした。代わりに使えるのが、学校ごとの退学・転学の人数です。公表している学校は323校中103校で、一部だけ公表している学校が135校、公表していない学校が85校です。公表されていない場合は個別相談で聞いてください。
A. 通信制の卒業者のうち28.6%が大学等へ進学しています。ただし進路が決まらないまま卒業する人も26.1%います。差がつくのは学校の名前より、3年生の春までに進路の相談相手が決まっているかどうかです。総合型選抜を考えるなら小論文・面接・自己PRの準備を見てくれる場所があるか、一般入試なら自分で進める学習量を確保できるかを確かめてください。
A. 友達ができるかどうかは、学校よりも自分が入るコースの通学頻度で変わります。生徒数で見ると、週5通学コースは12.5%、月1〜2回などのコースは33.2%です。人と会う量は入学前に選べます。オンラインでも、担任やクラスの集まりがある学校なら、話す相手はできます。見学のときに、同じコースに何人いるかを聞いてみてください。
A. 公立の通信制の授業料は都道府県の条例で決まり(東京都は1単位336円)、私立より低く設定されています。ただし、公立では4年以上在籍している生徒が25.6%(私立1.9%)で、卒業までの年数が変わることがあります。金額だけでなく、卒業までにかかる期間と、レポートで手が止まったときの支援の形を合わせて比べてください。
A. 減る場合と、費用が増えるだけになる場合があります。減るのは、自分がつまずくのがレポートや生活リズムで、そこに人の手が入るときです。増えるだけになるのは、通信制高校側の支援で足りていた場合です。サポート校の費用に就学支援金は使えないので、何を任せるかを先に決めてから比べるのがおすすめです。
後悔しないためではなく、選び直せるようにしておく
ここまで数字を並べてきましたが、進路に後悔しない方法はありません。どの道を選んでも「あちらならどうだったか」は残ります。大事なのは、後悔したときに戻れる道と進める道が残っているかどうかです。
通信制高校は、年度の途中でも入れる学校が多く、転入や編入という形で入り直すこともできます。レポートが止まっても、その科目だけ次の年度にやり直せます。つまり、最初の選択で全部が決まる進路ではありません。今の不安は、確かめれば小さくなる種類のものです。
今日は、この記事の表のどれか1行にしるしをつけるだけで十分です。質問を2つ用意して、どこかの学校に聞いてみる。それだけで、入学前に確かめられることの半分は終わります。急がなくて大丈夫です。あなたのペースで、順番に確かめていってください。

決める前の段階でも、気になる1点から相談できます
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。
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