「通信制高校に行きたいけれど、家で一人で勉強するのは不安」「友達と毎日会える学校生活もあきらめたくない」。そう考えて「通信制高校 通学コース」「全日型」と調べている方は多いと思います。通信制高校は家で勉強するところ、というイメージが強いぶん、毎日通えると聞くと、かえって仕組みが分からなくなりますよね。
先に結論を書きます。通学コース(全日型)とは、通信制高校に在籍したまま、週5日や週2〜3日など決まった日にキャンパスへ通って学ぶ「通い方」のことです。課程は通信制のままなので、卒業の条件は「3年以上の在籍・74単位以上」で、単位はレポート(添削指導)・スクーリング(面接指導)・試験で取ります。文部科学省の調査では、週5日の通学コースを開いている通信制高校は323校中90校、そのコースで学ぶ生徒は37,505人でした。
この記事は、文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」、高等学校学習指導要領、e-Govの高等学校通信教育規程・学校教育法・同施行規則、文部科学省の就学支援金の資料と「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」、そして通学コースを持つ2つの学校の公式サイトを実際に開いて確認した内容でできています。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。
毎日決まった校舎に通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:通信制高校の通学コース(全日型)の早見
- 通学コースは「課程」ではなく「通い方」です。全日制に変わるわけではなく、在籍は通信制の課程のままです。「全日型」「通学コース」「週5コース」は学校ごとの呼び名で、法令の用語ではありません。
- 通い方は大きく5つに分かれます。週5日・週3〜4日・週1〜2日・集中スクーリング型・その他(月1〜2回や自由登校など)。文部科学省の調査の区分(週5・週4・週3・週2・週1・集中スクーリング型・その他)をまとめた分け方です。
- 週5日の通学コースがあるのは323校中90校(27.9%)。生徒は37,505人で、通学頻度別コースの生徒全体の12.5%です。最も多いのは「その他」の99,722人、次が集中スクーリング型の86,961人です。
- 卒業に必要な単位の仕組みは、どの通い方でも同じです。学習指導要領は、たとえば国語・数学なら1単位につき添削指導3回・面接指導1単位時間(50分)を標準としています。週5日のうち、この面接指導にあたるのは一部です。
- 費用は「高校の授業料」と「通学のための費用」の二段で考えます。就学支援金は授業料に充てるもので、私立の通信制は年337,200円(1単位13,668円)まで。授業料にあたらない通学コースの費用や、サポート校の費用には使えません。
- コースの途中変更ができる学校もあります。公式サイトで「通学スタイルの変更も可能」と書いている学校もあるので、入学前に変更の条件と費用の扱いを聞いておくと安心です。
- 毎日の通学より、自宅から仲間とつながる形が合いそうなら、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)という選択肢もあります。
通学コースとは、通信制高校に在籍したまま、決まった日にキャンパスへ通って学ぶ通い方です
通学コースを一言でいうと、「通信制高校の生徒として、週に決まった日数キャンパスに通い、先生や友達と一緒に学ぶ通い方」です。週5日通うものを「全日型」「週5コース」と呼ぶ学校が多く、週2〜3日のものは「週3コース」「スマートスタディ」など、学校によって名前が変わります。
ポイントは、通い方が変わっても、学校の種類(課程)は変わらないことです。学校教育法は、高校に全日制・定時制・通信制の3つの課程を置けると定めています(第53条・第54条)。通学コースは、このうち通信制の課程の中で、学校が用意している通い方の選択肢の1つです。だから、毎日通っていても、制度の上では通信制の生徒です。
通い方を並べると、次のようになります。区分は、文部科学省の実態調査で使われている分け方(週5・週4・週3・週2・週1・集中スクーリング型・その他)をもとに、少しまとめています。
| 通い方 | 登校の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 週5日(全日型) | 平日は毎日キャンパスへ | 生活リズムと人との関わりを、毎日の形で取り戻したいとき |
| 週3〜4日 | 決まった曜日に通う | 通う日と休む日のメリハリをつけたいとき |
| 週1〜2日 | 週に1〜2回 | 自宅学習を中心に、人と会う日を少し持ちたいとき |
| 集中スクーリング型 | 年に数日を、まとめて登校 | ふだんは自宅やアルバイトなど、自分の時間を大きく取りたいとき |
| その他(月1〜2回・自由登校など) | 月1〜2回、または都合のよい日 | 体調や気持ちに波があり、通う日数を自分で決めたいとき |
高校の3つの課程そのものの違い(時間帯・年数・学費)は、全日制 定時制 通信制 違いの記事で整理しています。この記事は、通信制の中の「通い方」に絞って説明します。

「全日型」は法律の言葉ではなく、通信制の単位の取り方は通い方に関係なく共通です
「全日型なら、全日制と同じように授業を受けて単位を取るのでは」と思われがちですが、そうではありません。通信制の課程で行う教育の方法は、国の省令で決まっています。
高等学校通信教育規程の第2条は、通信制の課程で行う教育は「添削指導、面接指導及び試験の方法により行うもの」と定めています(e-Gov 高等学校通信教育規程)。添削指導がいわゆるレポート、面接指導がいわゆるスクーリングです。放送やインターネットなど多様なメディアを使った指導を加えることもできます。
そして、1単位あたりにどれだけの添削指導と面接指導をするかの標準は、高等学校学習指導要領(平成30年告示)の総則に表で示されています(文部科学省 高等学校学習指導要領)。1単位時間は50分として数えます。
| 教科・科目 | 添削指導(1単位あたり) | 面接指導(1単位あたり) |
|---|---|---|
| 国語・地理歴史・公民・数学 | 3回 | 1単位時間 |
| 理科 | 3回 | 4単位時間 |
| 保健体育のうち「体育」 | 1回 | 5単位時間 |
| 保健体育のうち「保健」 | 3回 | 1単位時間 |
| 芸術・外国語 | 3回 | 4単位時間 |
| 家庭・情報・専門教科 | 科目に応じて2〜3回 | 科目に応じて2〜8単位時間 |
このほか、卒業までに押さえておきたい決まりは次のとおりです。
- 在籍年数:通信制の課程の修業年限は「三年以上」(学校教育法第56条)。
- 単位数:校長は74単位以上を修得した生徒について卒業を認める(学校教育法施行規則第96条)。
- 特別活動:ホームルーム活動を含めて、卒業までに30単位時間以上(学習指導要領 総則)。
- メディアによる免除:学校が計画的にメディア学習を取り入れた場合、面接指導などの時間数の10分の6以内(複数のメディアを使う場合は合わせて10分の8まで)を免除できる。
- 面接指導の人数:同時に面接指導を受ける生徒は少人数が基本で、40人を超えてはならない(高等学校通信教育規程第4条の2)。
つまり、週5日通う生徒も、年に数日だけ通う生徒も、卒業のために満たす条件は同じです。違うのは、その条件を満たすまでの毎日の過ごし方です。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。
週5日通っても、単位のための面接指導はその一部です。残りは学校が独自に組む時間です
ここが、通学コースでいちばん誤解されやすいところです。たとえば国語の2単位の科目なら、学習指導要領の標準では面接指導は2単位時間、つまり50分×2回ぶんです。理科の2単位の科目でも8単位時間です。週5日・年間を通して通う時間に比べると、単位のために決まっている面接指導の時間はずっと少ないのです。
では、週5日の残りの時間は何をしているのか。答えは学校によって違いますが、たとえばレポートを進めるための授業や自習、大学受験や資格の対策、部活動や行事、専門分野のコース授業などが組まれています。文部科学省の実態調査も、通学頻度別のコースについて「正規の教育課程ではない教育活動のために開設するコースも含む」と注記しています(文部科学省 令和7年度 通信制高等学校実態調査)。
これは悪いことではありません。毎日の授業や活動があるからこそ、生活のリズムが整い、友達ができ、分からないところをすぐ聞けます。ただ、「毎日通っているから、単位も全日制と同じように取れる」わけではないことは知っておいてください。レポートの提出と、決められた面接指導への出席と、試験。この3つを満たさないと単位にはなりません。
もう1つ大事なことがあります。文部科学省のガイドラインは、添削指導・面接指導・試験・成績評価・単位認定などの業務は、在籍する通信制高校(実施校)の教職員が行うこととし、校長の監督が及ばない施設の職員に行わせることはできないとしています(文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン)。通う場所がサポート校などの施設の場合でも、単位を認めるのは在籍する高校です。入学前に「どの授業が単位のための面接指導で、どれがコース独自の授業か」を聞いておくと、あとで混乱しません。

週5日の通学コースを開いている通信制高校は323校中90校、生徒は37,505人です
通学コースはどれくらいあるのでしょうか。文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2026年8月31日公表・2025年5月1日時点、対象は通信制課程を置く高校323校)に、通学頻度別コースの開設状況と生徒数がまとまっています。
| 通い方 | 開設している学校数 | 生徒数 |
|---|---|---|
| 週5日通学 | 90校 | 37,505人(12.5%) |
| 週4日通学 | 27校 | 5,712人 |
| 週3日通学 | 63校 | 20,013人 |
| 週2日通学 | 69校 | 13,564人 |
| 週1日通学 | 128校 | 36,929人 |
| 集中スクーリング型 | 113校 | 86,961人(28.9%) |
| その他(月1〜2回・自由登校など) | 123校 | 99,722人(33.2%) |
生徒数の合計は300,406人です。1つの学校が複数のコースを開いていることがあるため、学校数は足しても323校にはなりません。
数字から分かることは3つあります。
- 週5日の通学コースは、ほとんどが私立と株式会社立です。開設しているのは私立82校(私立227校の36.1%)、株式会社立7校(15校の46.7%)で、公立は81校中1校でした。公立の通信制高校で週5日の通学を探すのは、現実には難しいといえます。
- 週5日の通学コースで学ぶ生徒は、全体の8人に1人ほど(12.5%)です。通信制高校の主流は、集中スクーリング型と「その他」(月1〜2回・自由登校など)で、この2つで6割を超えます。
- 週5日のコースでも、通えなくなる人はいます。令和6年度に添削課題は出しているのに面接指導に1日も来ていない生徒は、週5日通学コースで201人いました(全体では8,097人)。
最後の数字は、責めるためのものではありません。毎日通う形で入学しても、途中で体調や気持ちが変わることはあります。だからこそ、通学コースを選ぶときは「通えなくなったときに、通う日数を減らせるか」まで見ておくと安心です。
公式サイトで確かめると、1つの学校の中で「週5日」「週2〜3日」「それ以外」から選べる形になっています
実際の学校では、通学コースだけを置いているのではなく、いくつかの通い方を並べて選ばせている形が見られます。ここでは、通学コースを公式サイトで詳しく説明している2つの学校の例を紹介します(2026年9月25日確認)。ほかの学校も同じとは限りません。
| 学校 | 公式サイトにある通い方 | 通学コースの特徴(公式の記載) |
|---|---|---|
| クラーク記念国際高等学校 | 週5日通学/スマートスタディ(週2〜3日通学)/単位修得(月1・2回程度の登校。キャンパスで異なる) | 週5日通学は制服を着用して登校。スマートスタディと単位修得は私服。ライフスタイルの変化に合わせて通学スタイルの変更も可能 |
| N高グループ(N高等学校など) | ネットコース/週5・週3コース/週1+コースなど | 週5日または3日登校。キャンパスはリアルとオンラインから選べる。通学コースは、ネットコースの学費に加えてコースの学費が必要 |
出典:クラーク記念国際高等学校「自分で選べる通学スタイル」、同「全日型【週5日通学で学ぶ】」、N高グループ「週5・週3 コース」
2つの例から分かるのは、「通学コースに入る」と「通信制高校に入る」は、同じ入学の中で起きている別々の選択だということです。高校としての在籍(単位・卒業)は共通で、その上に、何日通うかというコースの選択が乗っています。N高グループの公式サイトが、学費を「ネットコースの学費」と「週5・週3コースの学費」に分けて示しているのも、この構造をそのまま表しています。
学校ごとの登校日数やスクーリングの過ごし方をもっと具体的に知りたいときは、通信制高校 登校日数の記事も参考になります。コースの比べ方そのものは、通信制高校 コースの選び方の記事にまとめています。

通学コースの費用は「高校の授業料」と「通学のための費用」の二段で考えます。就学支援金が使えるのは授業料だけです
通学コースを検討するとき、いちばん差が出るのが費用です。ここは、仕組みを先に知っておくと、見積もりを見たときに迷いません。
国の高等学校等就学支援金は、授業料に充てるための支援です。2026年度から所得制限がなくなり、私立の通信制の課程の支給上限は年337,200円、単位制の授業料なら1単位13,668円まで(通算74単位・年間30単位まで)です。公立の通信制は1単位336円までです(文部科学省 高等学校等就学支援金)。
| 費用の種類 | 払う先の例 | 就学支援金 |
|---|---|---|
| 高校の授業料(単位ごとの授業料など) | 在籍する通信制高校 | 充てられる(私立の通信制は年337,200円・1単位13,668円まで) |
| 入学金・施設設備費・教材費など | 在籍する通信制高校 | 授業料ではないので充てられない |
| 通学コース・キャンパスの費用 | 学校、または通う施設 | 授業料でなければ充てられない |
| サポート校の費用 | サポート校 | 充てられない |
実例として、N高グループの公式サイトは、通学コースに入る場合は「ネットコースの学費」に加えて「週5・週3コースの学費」が必要だとし、学費の例として、ネットコース年額73,000円〜(補助金を差し引いた実質負担額)、週5・週3コース年額483,000円〜(週3・オンラインキャンパスの場合)、合計年額556,000円〜を示しています(2026年9月25日時点の同校公式サイトで確認)。PC購入費・スクーリング参加費用・検定料などは含まれないとも書かれています。通学のための費用は、授業料とは別の段に乗ることが、よく分かる例です。
文部科学省のガイドラインも、学校に対して、高校としての授業料と、連携する施設が独自に行う活動の費用の区別を、生徒・保護者に適切かつ明確に説明するよう求めています。また、就学支援金を学校独自の特典や授業料の軽減策であるかのように表示しないことも求めています。
見積もりをもらうときは、次の3つを聞くと全体が見えます。
- この金額のうち、就学支援金を充てられる「授業料」はいくらですか。
- 通学コースの費用は、どの名目で、誰に払うものですか。
- 途中で通う日数を減らしたら、費用はどう変わりますか。
サポート校の費用と就学支援金の関係は、サポート校 学費の記事で、募集要項をもとに詳しく説明しています。ニジ高の学費は学費のご案内をご覧ください。
毎日通うメリットは、生活のリズム・人との関わり・すぐ質問できる距離の3つです
通学コースが選ばれる理由は、大きく3つにまとまります。
1. 生活のリズムを、毎日の形で整えやすい
決まった時間に家を出る日が週に5日あると、起きる時間と寝る時間が自然にそろってきます。自宅学習が中心の通い方では、この「外の予定」を自分で作る必要があります。家にいると一日が流れてしまう、という自覚がある人には、通学そのものが支えになります。
2. 同じ年代の友達や先生と、毎日会える
行事や部活動、コースの授業など、人と一緒に何かをする時間が増えます。全日制に近い学校生活を送りたい、友達との時間をあきらめたくない、という人にとっては大きな魅力です。
3. 分からないところを、その日のうちに聞ける
レポートは一人で進めるものですが、キャンパスに先生がいれば、つまずいたところをその場で聞けます。自宅学習でレポートが止まってしまった経験がある人には、この距離の近さが効きます。
ただし、どれも「毎日通えている間は」という前提つきのメリットです。次の節で、その前提が崩れたときのことを見ておきます。

気をつけたいのは、通えなくなったときの選択肢・費用・入学前の確認の3つです
通学コースそのものに問題があるわけではありません。ただ、選ぶ前に知っておくと後悔しにくいことがあります。
- 通えなくなったときの選択肢:前の節で見たとおり、週5日のコースでも面接指導に1日も来られなかった生徒がいます。通学日数を減らせるか、オンラインに切り替えられるか、そのとき単位の進み方はどうなるかを、入学前に聞いておきましょう。
- 費用:通学コースの費用は授業料とは別の段に乗ることが多く、就学支援金では埋まりません。3年間の合計で比べると、通い方による差がはっきりします。
- 通学の負担:週5日なら、往復の時間と交通費も5日分です。キャンパスが遠い場合は、通学コースの魅力より通学の疲れが大きくなることもあります。
- 「全日制と同じ」ではないこと:単位の取り方は通信制の仕組みのままです。毎日通っていても、レポートの締め切りと面接指導の出席は自分で管理します。
- 通う場所が高校なのか施設なのか:キャンパスが在籍する高校の施設なのか、連携する施設なのかで、そこで受けられることが変わります。どこが面接指導の会場になるのかを確かめておくと安心です。
通信制高校の費用の全体像や3年間の総額の見方は、通信制高校 学費の記事で6校を例に比べています。
向いている通い方は、「いま毎日外に出られるか」と「何のために通いたいか」で分かれます
通い方に正解はありません。大事なのは、今の自分の状態と、通う目的に合っているかどうかです。よくある状況ごとに、向きやすい通い方を並べました。
| いまの状況 | 向きやすい通い方 | 確かめておくこと |
|---|---|---|
| 朝起きて外に出ることは、ほぼ毎日できる。友達と過ごす時間がほしい | 週5日の通学コース | 通学時間・3年間の費用・行事や部活動の中身 |
| 毎日は疲れるが、週に何日かなら通えそう | 週2〜3日の通学コース | 通う曜日を選べるか・日数を増やせるか |
| 体調や気持ちに波があり、通える日が読めない | オンライン中心、または自由登校の形 | オンラインで人とつながる場があるか・スクーリングの日程 |
| アルバイトや自分の活動に時間を使いたい | 週1日、または集中スクーリング型 | レポートを自分で進めるための支援があるか |
| いまは決められない | 日数を途中で変えられる学校 | 変更の時期・手続き・費用の変わり方 |
中学や前の高校で学校に行けない時期があった人は、「毎日通えるようになりたい」という気持ちから週5日のコースを考えることがあります。その気持ちは大切にしてほしいのですが、最初から毎日を目標にしなくても大丈夫です。週2〜3日やオンライン中心から始めて、慣れたら日数を増やすという順番もあります。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。毎日通える通学コースと比べると、考え方がかなり違うので、先に正直に書きます。
毎日、決まった校舎に通って授業を受けたい人には、ニジ高は合わない場合があります。ニジ高の学びはオンラインが中心で、全国どこからでも、海外からも参加できる形です。学院の中でのスクーリングはありません。
そのうえで、ニジ高が大切にしているのは、毎日の通学がなくても、仲間とつながり、青春できる学校生活です。
- 担任制で、1クラスは8人。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。
- メタバースの校舎で、担任や同級生と集まる時間があります。生徒会・サークル・学園祭があり、行事は生徒が企画する側に回れます。
- 企業や地域と関わるプロジェクトに参加できます。
- 生活リズムに波があっても学べるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しに対応しています。
- 全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。
注意点もあります。
- ニジ高は高校ではありません。卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングへの参加が必要です。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。
- 費用は、提携する通信制高校の分と、ニジ高の分の両方がかかります。就学支援金は高校の授業料に充てるもので、ニジ高の分には使えません。金額は学費のご案内でご確認ください。
- 途中からの入学(転入・編入)ができ、出願費用は無料です。
「毎日通うのはまだ自信がない。でも、一人で勉強するだけの高校生活は嫌だ」。そんなときの、もう1つの通い方として考えてみてください。

迷ったときの進め方(3ステップ)
ステップ1:いまの自分が「週に何日なら外に出られるか」を書き出す
理想ではなく、いまの実感で考えます。この1か月、朝に家を出られた日は週に何日くらいあったか。疲れが翌日に残るか。これが、通い方を選ぶいちばんの材料になります。保護者の方は、本人の答えを否定せずに聞いてあげてください。
ステップ2:候補の学校に、同じ質問をする
説明会や個別相談で、どの学校にも同じことを聞くと比べやすくなります。
- 週5日のうち、単位のための面接指導はどれで、コース独自の授業はどれですか。
- 面接指導の会場はどこですか。
- 通えなくなったとき、日数を減らしたりオンラインに切り替えたりできますか。
- 見積もりのうち、就学支援金を充てられる授業料はいくらですか。
ステップ3:3年間の合計と、途中で変えたときの形で比べる
1年目の金額だけでなく、3年間の合計で比べます。そして「もし途中で通えなくなったら」「もし通える日が増えたら」の2つの場合を想像して、どちらにも対応できる学校かを見ます。通い方を途中で変えられる学校なら、最初の選択を重く考えすぎなくて済みます。

毎日通うか迷ったら、オンラインという通い方も見てみる
NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校です。毎日の通学はなくても、カメラやマイクをオフにしたチャット参加から始めて、全国の仲間と行事やプロジェクトに取り組めます。高校そのものではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。体験説明会で通い方を見てみませんか。
よくある質問
Q. 通学コースに通えば、全日制高校と同じ卒業になりますか。
A. 卒業するのは通信制の課程ですが、通信制高校の卒業も、全日制と同じ高校卒業です。通学コースで毎日通っても課程は通信制のままで、単位はレポート(添削指導)・スクーリング(面接指導)・試験で取ります。卒業の条件は、3年以上の在籍と74単位以上の修得、特別活動30単位時間以上です。
Q. 全日型と全日制は何が違いますか。
A. 全日制は学校教育法で定められた課程の名前、全日型は通信制高校が用意している通い方の呼び名です。全日型は毎日通っていても、単位の取り方や卒業の条件は通信制の仕組みに従います。授業の組み方や行事の内容も、学校ごとに大きく違います。
Q. 通学コースの費用にも就学支援金は使えますか。
A. 就学支援金は授業料に充てるものです。私立の通信制は年337,200円(1単位13,668円)までで、2026年度から所得制限はありません。通学コースやキャンパスの費用、施設設備費、サポート校の費用など、授業料でないものには充てられません。見積もりのどの部分が授業料かを学校に確かめてください。
Q. 途中で週5日から週2〜3日やオンラインに変えられますか。
A. 変えられる学校があります。たとえばクラーク記念国際高等学校は、公式サイトでライフスタイルの変化に合わせて通学スタイルを変更できると書いています。変更できる時期や手続き、費用の変わり方は学校ごとに違うので、入学前に聞いておくと安心です。
Q. 公立の通信制高校に、週5日の通学コースはありますか。
A. 文部科学省の令和7年度の調査では、週5日の通学コースを開いている公立の通信制高校は81校中1校でした。週5日のコースを開いている90校のうち89校は私立と株式会社立です。公立で開設が多いのは、週1日通学のコース(39校)と、月1〜2回や自由登校などの「その他」のコース(39校)です。
通う日数より、「続けられる形」を選べば大丈夫です
通信制高校を調べて、毎日通える通学コースがあると知ると、「それなら普通の高校生活に近づける」と思えて、少しほっとするかもしれません。その気持ちは大切です。一方で、毎日通えるかどうかを、いま決めきる必要はありません。
通信制高校の良いところは、卒業までの条件は同じまま、通い方を自分に合わせて選べることです。週5日から始める人もいれば、オンラインから始めて少しずつ外に出る人もいます。どちらも、同じ高校卒業に向かっています。
分からないことは、一人で抱えずに学校に聞いてみてください。通う日数より、続けられる形を選べれば、それがいちばんの近道です。
通う日数より、続けられる形を。ニジ高の体験説明会で見てみる
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

