オンラインの自己紹介、何を書く?|高校生の例文と「書かなくていいこと」【2026】

転入先のオンライン授業や、クラスのチャットで「自己紹介をお願いします」と言われて、何を書けばいいのか手が止まっていませんか。休んでいた時期のことを聞かれたらどうしよう、うまく書けなかったらどうしよう、と考え始めると、たった数行でも重く感じるものです。

先に結論を書くと、オンラインの自己紹介文は「呼んでほしい名前」「好きなこと1つ」「ひと言のあいさつ」の3つで十分です。不登校の経緯・病名・住所・前の学校名などは、書かなくてかまいません。この記事では、転入先の最初のオンライン授業・チャットでの一言・部活やサークルという場面別の例文と、面接の自己紹介との違い、SNSでの個人情報の注意(警察庁・総務省・こども家庭庁の資料を実際に開いて確認しました)、書けないときの穴埋めの型、カメラやマイクをオフのまま参加するときの書き方をまとめました。例文はすべて、この記事のために作った架空の例です。

今の学校に通い続けるのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:オンラインの自己紹介文(高校生)の書き方の早見

  • 書くのは3つだけ。「呼んでほしい名前」「好きなこと・興味のあること1つ」「よろしくお願いします、などのひと言」。これで自己紹介として成り立ちます。
  • 不登校の経緯・休んでいた理由・病名は書かなくていい。聞かれても、答えたくなければ「また今度話します」で大丈夫です。
  • 住所・最寄り駅・前の学校名・電話番号・SNSのID・顔写真は、自己紹介に入れない。1つずつは平気に見えても、組み合わせると学校や住まいが分かることがあると、総務省が事例で注意しています。
  • 場面で書き分ける。最初のオンライン授業は3行、チャットは1行、部活やサークルは「好きなこと」を少しくわしく。面接の自己紹介は目的が違い、「なぜこの学校か」を伝える場です。
  • SNSがきっかけの被害で、子ども本人の最初の投稿として最も多かったのは「プロフィールのみ」(18.1%)でした(警察庁・令和7年)。公開のSNSでは、学校のクラスの中よりも書く情報をしぼります。
  • 書けないときは穴埋めの型を1つ選ぶ。ほかの人の自己紹介をまねてもかまいません。
  • カメラ・マイクをオフのまま、チャットだけで参加できるオンラインの学び場もあります(通信制高校サポート校のニジ高など)。
オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも。カメラ・マイクはオフのままで大丈夫です。

体験説明会を見てみる →

自己紹介文は「呼んでほしい名前・好きなこと1つ・ひと言」の3行で足ります

自己紹介文に、決まった正解はありません。完璧な自己アピールも要りません。クラスや授業での自己紹介の役割は、ほとんど次の2つだけです。

  1. どう呼べばいいかが分かる(先生や同級生が、あなたに話しかけやすくなる)
  2. 話しかけるきっかけが1つある(「そのゲーム、私もやってる」と返せる材料がある)

つまり、あなたの経歴や、これまでの事情を説明する場ではありません。今の自分が伝えたい範囲で、無理なく書けば十分です。

3行の形にすると、次のようになります(架空の例文です)。

  • 1行目(呼び名):はじめまして。ハルと呼んでください。
  • 2行目(好きなこと1つ):最近は、パズルゲームと料理の動画を見るのが好きです。
  • 3行目(ひと言):これからよろしくお願いします。

これだけで、読んだ人は「ハルさん」と呼べますし、「どのパズルゲーム?」と話しかけることもできます。短いことは、失礼ではありません。オンラインでは画面の文字を流し読みする人もいるので、短いほうが読まれやすいこともあります。

「好きなこと」が思いつかないときは、大きなものでなくてかまいません。好きな食べ物、最近見た動画、よく聴く曲、飼っている動物、休みの日にしていること。どれか1つで十分です。

リビングでパソコンに短い文を打つ高校生と、ソファで本を読む保護者
自己紹介は、短い一言からでかまいません

書く項目は3つだけ。不登校の経緯・病名・住所は書かなくていい

何を書いて、何を書かなくていいのかを、表にまとめました。例はすべて架空のものです。

項目 書く? 例・目安
呼んでほしい名前 書く 「ハルと呼んでください」。本名で名乗るかどうかは、学校や授業の決まりに合わせる
好きなこと・興味のあること 1つ書く 「猫の動画」「パズルゲーム」「イラスト」。2つ以上は書けたらでよい
今がんばっていること・やってみたいこと 書けたら 「英語を少しずつ」「料理を覚えたい」。無ければ書かなくてよい
ひと言のあいさつ 書く 「よろしくお願いします」「気軽に話しかけてください」
不登校の経緯・休んでいた理由 書かなくてよい 話したくなったときに、話したい相手にだけ話せばよい
病名・通院・服薬のこと 書かなくてよい 配慮が必要なことは、先生に個別に伝える
住所・最寄り駅・前の学校名 書かない 組み合わせで住まいや学校が分かるおそれがある
電話番号・メールアドレス・SNSのID・顔写真 書かない 連絡先の交換は、学校の決まりを確かめ、保護者と相談してから

不登校だったことを書かないのは、嘘をつくことではありません

「休んでいたことを隠しているようで、後ろめたい」と感じる人もいます。でも、自己紹介は履歴書ではありません。書かないのは隠しているのではなく、今はまだ話す場面ではない、と自分で決めているだけです。ほかの人も、自分の事情のすべてを自己紹介に書いているとは限りません。

通信制高校では、中学生のときに不登校だった生徒は珍しくありません。文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」では、2025年度の入学者77,998人のうち、中学3年のときに不登校だった生徒は44,461人(57.0%)でした(文部科学省 令和7年度通信制高等学校実態調査)。事情を詮索しない雰囲気の場もありますが、雰囲気は学校やクラスによって違います。

病名は、法律でも「特に配慮が必要な情報」とされています

個人情報保護法の第2条3項は、病歴を、本人に不当な差別や偏見などの不利益が生じないよう、取り扱いに特に配慮が必要な「要配慮個人情報」の1つに挙げています(e-Gov 個人情報の保護に関する法律 第2条)。この決まりは主に事業者や学校などが情報を扱うときのものですが、病名や通院のことは、それだけ慎重に扱われる情報だという目安になります。自己紹介で自分から公開する必要はありません。

授業の受け方で配慮してほしいこと(たとえば「朝は体調が不安定で、午前の授業は遅れて入ることがある」など)がある場合は、全員に向けた自己紹介ではなく、担任の先生に個別に伝えるほうが安心です。

もし聞かれたら、短く返して話題を戻せば大丈夫です

チャットや授業で「前はどこの学校?」「なんで転校したの?」と聞かれることがあるかもしれません。答えたくないときの返し方の例です(架空の例)。

  • 「いろいろあって、少し休んでいた時期がありました。今はこっちで頑張っています」
  • 「その話は、また今度話しますね。それより〇〇さんは何のゲームしてるんですか?」
  • 「前の学校のことは、あまり話したくなくて。ここでは楽しくやりたいです」

質問した相手に悪気がないことも多いので、短く返して、相手に質問を返すと会話が自然に流れます。しつこく聞かれて困るときは、先生に相談してください。

オンラインの自己紹介文は、呼んでほしい名前・好きなこと1つ・ひと言のあいさつの3つで足り、不登校の経緯や病名、住所や前の学校名は書かなくてよいことを3枚のカードで示す図
オンラインの自己紹介文は3行で足ります(例は架空のものです)

転入先の最初のオンライン授業は、30秒で読める3行が目安です

転入して最初のオンライン授業やホームルームでは、先生から「一人ずつ自己紹介を」と言われることがあります。まず確かめたいのは、次の3つです。

  • 話すのか、チャットに書くのか(マイクで話す形か、チャット欄に書く形か)
  • 何を言うか指定があるか(「名前と好きなこと」など、項目が決まっていることがある)
  • 時間の目安(1人30秒、など)

分からなければ、事前に担任の先生にメッセージで聞いておくと安心です。転入の手続きや時期については、高校 転入の記事で詳しく書いています。

ここからは、場面に合わせた架空の例文です。声に出して読むと、どれも30秒かからない長さです。

例文1(好きなことを入れる形)
「今日からこのクラスに入りました、ソラです。ソラと呼んでください。好きなことは、イラストを描くことと、猫の動画を見ることです。まだ慣れないことが多いですが、よろしくお願いします。」

例文2(やってみたいことを入れる形)
「はじめまして、ミナトです。最近、プログラミングを少しずつ始めました。ここでは、同じことに興味がある人と話せたらうれしいです。よろしくお願いします。」

例文3(いちばん短い形)
「ユイです。音楽を聴くのが好きです。よろしくお願いします。」

話す形の場合は、メモに書いた文をそのまま読んでかまいません。画面の向こうからは、あなたがメモを見ているかどうかは分かりにくいものです。声が震えたり、つっかえたりしても、最後まで読めれば十分です。

話すのがどうしても不安なら、「チャットで自己紹介してもいいですか」と先生に事前に聞いてみてください。オンライン授業では、チャットでの参加を認めている先生や学校もあります(認めるかどうかは学校や授業によって違います)。

チャットでの自己紹介は1行でも伝わります。反応はゆっくりで大丈夫です

クラスのグループチャットや、授業中のチャット欄での自己紹介は、1行で十分です。長い文章は流れていきやすく、かえって読まれにくくなります(架空の例文)。

  • 「はじめまして、ハルです。ゲームと猫が好きです。よろしくお願いします!」
  • 「今日から参加します、リクです。最近は料理の動画ばかり見ています。よろしくです。」
  • 「コハルです。人見知りですが、チャットなら話せます。よろしくお願いします。」

3つ目のように、「人見知りです」「話すのは苦手ですが、チャットなら話せます」と書いておくのも1つの方法です。先に書いておくと、相手もあなたへの話しかけ方を考えやすくなります。

ほかの人の自己紹介に反応するときも、短くてかまいません。「猫、うちにもいます」「そのゲーム好きです」のように、共通点を1つ見つけて返すだけで会話が始まります。スタンプや絵文字は、クラスのほかの人の使い方を見て合わせると浮きません。

チャットは、すぐに返信しなくても大丈夫です。通知に追われて疲れるなら、見る時間を決めてもかまいません。クラスのグループチャットとの付き合い方は、通信制高校 グループチャットの記事にまとめています。

1つ気をつけたいのは、クラスの中のチャットでも、書いた内容はスクリーンショットで外に出ることがあるという点です。総務省の「インターネットトラブル事例集」も、非公開で得た情報を勝手に再投稿したりスクリーンショットしたりしないよう呼びかけています(総務省 インターネットトラブル事例集 テーマ7)。裏を返せば、自分が書いたものも広がる可能性がある、ということです。クラスの中でも、住所や連絡先は書かないでおくのが安心です。

部活・サークルでは「好きなこと」を1段くわしく書くと、話しかけられやすくなります

オンラインの部活やサークル、同好会のような場では、みんなが同じテーマに興味を持って集まっています。ここでは、好きなことを少しだけくわしく書くと、話がつながりやすくなります(以下は架空の例文です)。

例文(イラストのサークル)
「はじめまして、ナギです。デジタルで、動物のイラストを描いています。まだ初心者で、背景を描くのが苦手です。うまい人の描き方を見て勉強したいです。よろしくお願いします。」

例文(ゲームのサークル)
「カイです。パズルゲームと、協力プレイのゲームが好きです。対戦はあまり得意ではないですが、一緒に遊べる人がいたらうれしいです。」

例文(音楽のサークル)
「ミオです。ピアノを少しだけ弾きます。最近は好きな曲を耳コピしようとしています。おすすめの曲があったら教えてください。」

ポイントは3つです。

  • どのくらいのレベルかを書く(「初心者です」「少しだけ」)。できないことを書いておくと、相手が教えやすくなります
  • 苦手なことを1つ書く(「対戦は得意ではない」)。完璧に見せないほうが、話しかけられやすくなります
  • 最後を質問で終える(「おすすめがあったら教えてください」)。返事をするきっかけを相手に渡せます

オンラインで友達ができるか不安な人は、友達を作るのが怖いときの考え方をまとめた記事もあります。

ノートに短い文を書き出している手元。そばにお茶とスマートフォン
先に紙に書いておくと、送る前に見直せます

面接の自己紹介は別物です。求められるのは「なぜこの学校か」です

「自己紹介」という言葉は同じでも、クラスで話す自己紹介と、入学や転入のときの面接での自己紹介は、目的がまったく違います。混ざってしまうと、クラスで硬くなりすぎたり、面接で軽くなりすぎたりします。場面ごとに比べると、次のようになります。

場面 読む・聞く人 目的 中心にすること
最初のオンライン授業 先生と同級生 呼び方と、話すきっかけを伝える 呼び名・好きなこと1つ・ひと言
クラスのチャット 同級生 あいさつと、共通点を見つける 1行のあいさつ
部活・サークル 同じ趣味の人 一緒に活動するきっかけを作る 好きなことのくわしい中身・レベル
入学・転入の面接 学校の先生(選考する側) 学校に自分を知ってもらう 志望した理由・入学後にしたいこと

文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」では、入学者選抜の方法(複数回答)として、調査対象の323校のうち296校が面接を挙げていました(文部科学省 令和7年度通信制高等学校実態調査)。通信制高校に入るときも、多くの学校で面接があるということです。

面接は選考の場なので、クラスの自己紹介のように「好きなこと1つ」だけでは足りないことがあります。なぜこの学校を選んだのか、入ってから何をしたいのかを、自分の言葉で準備しておくのが基本です。質問の中身や形式は学校ごとに違うので、募集要項や説明会で確かめてください。よく準備される質問やマナーは、通信制高校 面接 質問の記事で整理しています。

面接で欠席について聞かれた場合でも、病名や休んでいた理由を細かく話さなければならないわけではありません。「体調をくずして休んでいた時期がありましたが、今は〇〇のペースで勉強を続けています」(架空の例)のように、過去より今と、これからを中心に話せる形を用意しておくと、落ち着いて答えやすくなります。どこまで話すかは、事前に保護者や今の学校の先生と相談しておくと安心です。

警察庁の令和7年の統計で、SNSに起因する事犯の被害児童1,566人のうち本人が最初に投稿していた1,162人の投稿内容として「プロフィールのみ」が18.1%で最も多く、被害児童のうち高校生は579人だったことを示す図
出典:警察庁「令和7年における少年非行及び子供の性被害の状況」(2026年2月)

SNSでは、プロフィールの組み合わせで学校や住まいが分かることがあります

学校のクラスの中の自己紹介と、誰でも見られるSNSのプロフィールは、読む人の範囲がまったく違います。ここでは、公的機関の資料で確かめられることを整理します。怖がらせたいわけではなく、どこまで書くかを自分で選べるようにするためです。

高校生の99.3%がネットを使い、21.7%はネットで知り合った人とやりとりしている

こども家庭庁の「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報)」(2026年2月)では、高校生の99.3%がインターネットを利用していて、利用内容ではコミュニケーション(SNS・メールなど)が92.7%でした。インターネットを利用している高校生の平均利用時間は、平日1日あたり約6時間44分です。

同じ調査で、インターネット上の経験として、高校生の28.3%が「自分が知らない人や、お店などからメッセージやメールが来たことがある」、21.7%が「インターネットで知り合った人とメッセージやメールなどのやりとりをしたことがある」と答えています(こども家庭庁 令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査)。ネットで人とつながること自体は、珍しいことではありません。

SNSがきっかけの被害で、最初の投稿として最も多いのは「プロフィールのみ」

警察庁の「令和7年における少年非行及び子供の性被害の状況」(2026年2月)によると、SNSに起因する事犯の被害にあった子どもは1,566人(前の年より80人増)で、そのうち高校生は579人(37.0%)でした。ここでいう「SNSに起因する事犯」は、SNSを通じて面識のない相手と知り合い、交際や知人関係に発展する前に被害にあったものを指します。

被害にあった子ども本人が最初に投稿していたのは1,162人(74.2%)で、その投稿内容の主なものは次のとおりです。

最初の投稿の内容(主なもの) 人数 割合
プロフィールのみ 210人 18.1%
日常生活 173人 14.9%
援助交際募集 150人 12.9%
趣味・嗜好 131人 11.3%
友達募集 129人 11.1%

出典:警察庁「令和7年における少年非行及び子供の性被害の状況」第5 SNSに起因する事犯(被害児童本人が最初に投稿した1,162人の内訳。割合はその1,162人に占めるもの)

いちばん多いのは、特別な内容ではなくプロフィールだけの投稿でした。趣味や友達募集、日常の投稿も上位です。つまり、自己紹介そのものが、知らない人とつながる入り口になりうるということです。自己紹介を書くのをやめる必要はありませんが、公開のSNSでは書く情報をしぼるほうが安全です。

1つずつは平気でも、組み合わせると特定される

総務省の「インターネットトラブル事例集(2026年版)」には、顔が写らないように気をつけて写真を投稿していたのに、自分の投稿とフォロワーの投稿を組み合わせて住所や学校が特定され、つきまといの被害にあった事例が載っています(総務省 事例17「気をつけてアップしてたはずなのに」)。同じ事例集のテーマ7は、写真に写り込んだ店や建物、地域の行事、電柱や看板の文字などから、生活の範囲が推測されることがあるとしています。

個人情報保護法の第2条1項1号も、「個人情報」に、他の情報と容易に照合でき、それによって特定の個人が分かるものを含めています。「学年」「住んでいる県」「好きなお店」「部活」のように、1つずつは平気に見える情報も、重なると本人にたどり着くという考え方です。

場所ごとに、どこまで書くかの目安をまとめました。

情報 学校のクラスの中(授業・クラスのチャット) 誰でも見られるSNS
呼び名 書いてよい(学校の決まりに合わせる) 本名は避け、ニックネームにする
好きなこと・趣味 書いてよい 書いてよい。ただし行きつけの店や場所は書かない
学年・年齢 クラスの中では分かっている 書かないほうが安心
住んでいる地域・最寄り駅・学校名 書かない 書かない
顔写真・制服姿・自宅の窓からの景色 載せない(アイコンはイラストなど) 載せない
悩みや不登校のこと 書かなくてよい。先生に個別に相談 知らない人に向けては書かない

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」も、氏名・生年月日・住所・電話番号・顔写真などを、個人を識別するために使われうる情報(PII)の例に挙げ、SNSではどの情報がどの範囲まで公開されるかを確認するよう呼びかけています(総務省 PII(個人識別用情報)を不用意に公開しないようにしよう)。

ネットで仲良くなった相手に悩みを相談するうちに、写真を送るよう脅される事例も、総務省の事例集に載っています。事例集は、オンラインの会話の情報を組み合わせると本名や学校名が特定されることがあるとし、困ったら深みにはまる前に身近な大人や専門の窓口に相談するよう勧めています(総務省 事例2「ネット上で出会って仲良くなることもあるけれど」)。なりすましについては、オンラインでのなりすましの記事にもまとめています。

困ったときの相談先の例です。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

書けないときは、穴埋めの型を1つ選ぶだけで大丈夫です

頭では分かっていても、いざ書こうとすると何も出てこないことがあります。そんなときは、次の型から1つ選んで、〇〇の部分だけ埋めてください。

  • 型A(いちばん短い):「〇〇です。〇〇が好きです。よろしくお願いします。」
  • 型B(最近のこと):「〇〇と呼んでください。最近は〇〇にはまっています。よろしくお願いします。」
  • 型C(気持ちを先に言う):「〇〇です。まだ緊張していますが、少しずつ話せたらうれしいです。」
  • 型D(質問で終わる):「〇〇です。〇〇が好きです。おすすめの〇〇があったら教えてください。」

〇〇に入れる言葉が浮かばないときは、次の3つの質問に1語で答えてみてください。

  1. 最近、つい見てしまう動画や、よく聴いている曲は?
  2. 好きな食べ物か、飲み物は?
  3. 休みの日、気づくとしていることは?

ほかにも、書けないときの工夫があります。

  • ほかの人の自己紹介をまねる。先に書いた人の文の形を借りて、中身だけ自分のことにしてかまいません
  • 書いたら少し時間を置いてから見直す。書いた直後は気になるところばかり目につきます。数分置くと「これで十分だった」と思えることがあります
  • 家族に1回だけ見てもらう。直してもらうためではなく、「これで大丈夫」と言ってもらうためです

自己紹介が苦手だと感じる理由や、気持ちの面での乗り越え方は、自己紹介が苦手なときの記事で書いています。この記事は、実際に書く文面に絞りました。

カメラ・マイクをオフのままでも、チャットの自己紹介で参加できます

顔を出すのも声を出すのもまだつらい、という時期はあります。オンラインの学び場の中には、カメラとマイクをオフにしたまま、チャットだけで参加できるところもあります。カメラをオフにしてよいかどうかは、学校や授業ごとに決まりが違うので、まずは担任の先生に確かめてください。オンライン授業でのカメラの扱いは、オンライン授業のカメラオフの記事でも取り上げています。

カメラもマイクもオフのときの自己紹介は、チャットに書く1〜3行が中心になります(架空の例文)。

  • 「今日はチャットで参加しています、ハルです。ゲームと猫が好きです。よろしくお願いします。」
  • 「カメラとマイクはオフですが、チャットは見ています。話しかけてもらえたらうれしいです。ソラです。」

「オフですみません」と謝る必要はありません。チャットで参加していることを1行伝えるだけで、ほかの人も「この人にはチャットで話しかければいい」と分かります。

カメラがオフのときは、アイコン(プロフィール画像)と表示名があなたの印象になります。

  • アイコン:自分の顔写真ではなく、好きな色の画像や、自分で描いたイラスト、好きな動物の絵などにすると安心です
  • 表示名:学校の決まりがあればそれに合わせます。決まりがなければ、クラスで呼んでほしい名前にしておくと、自己紹介と一致して覚えてもらいやすくなります
  • 背景:カメラをオンにする日が来たら、使っているアプリに背景をぼかす機能やバーチャル背景があれば、部屋の様子や窓の外を映さずにすみます

チャットに慣れてきたら、リアクションのボタンを押す、短い返事をする、という小さな参加を積み重ねていけば十分です。カメラやマイクをオンにするのは、そのあとでかまいません。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも、海外からも参加でき、担任制です。カメラ・マイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。自己紹介も、チャットの1行から始めてかまいません。メタバースの校舎で、担任や同級生と集まる時間もあります。

ニジ高は「孤独を、青春に」「退屈を、わくわくに」を掲げ、生徒会・サークル・学園祭・企業とのコラボなど、生徒が自分たちで企画して動く場をつくっています。サークルの自己紹介で書いた「好きなこと」が、そのまま仲間探しのきっかけになる場でもあります。生活リズムに波があっても学べるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。不登校の生徒を650名以上サポートしてきた実績があります(グループ全体)。

一方で、正直にお伝えしておきたい注意点があります。

  • ニジ高は高校ではありません。卒業資格は、提携する通信制高校で取ります
  • 提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。スクーリングの形や日程は、個別相談会でご案内しています
  • 費用は、提携する通信制高校の分と、ニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内でご確認ください

小学生や中学生のきょうだいのことでも悩んでいるご家庭には、姉妹事業のNIJINアカデミー(小中学生のオルタナティブスクール。ニジ高はその高等部)もあります。

迷ったときの進め方(3ステップ)

  1. 今日:穴埋めの型を1つ選んで、メモに3行書く。送らなくてもかまいません。書いておくだけで、当日の不安が小さくなることがあります。
  2. 次の授業の前に:先生に形式を確かめる。話すのかチャットか、カメラやマイクはオフでよいか、項目の指定はあるか。1通のメッセージで聞けます。配慮してほしいことがあれば、このときに個別に伝えます。
  3. 当日:書いたものを読む(貼る)だけにする。反応が少なくても、あなたの自己紹介が悪かったわけではありません。オンラインでは、読んでいても反応しない人もいます。

今の学校で続けるか、転校や転入を考えるか迷っている場合は、通信制高校 選び方の記事一覧から、気になるテーマを選んで読んでみてください。ニジ高について直接聞いてみたいときは、体験説明会・個別相談でもご案内しています。

明るい部屋で、タブレットを一緒に見ながら話す2人の高校生
話が合う相手とは、あとから少しずつつながれます
オンラインで学ぶニジ高の生徒

カメラオフ・チャットの1行から始められる学び場です

ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校で、カメラとマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。自己紹介が不安なことも含めて、体験説明会・個別相談でご相談ください。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 自己紹介文は、何文字くらいがちょうどいいですか?

A. 決まった長さはありません。先生から指定があれば、それに合わせてください。指定がなければ、授業での自己紹介は3行、チャットなら1行くらいが読みやすい目安です。声に出して読んで30秒かからない長さなら、長すぎることはまずありません。

Q. 不登校だったことは、書いたほうがいいですか?

A. 書かなくてかまいません。自己紹介は、呼び方と話すきっかけを伝える場です。話したくなったときに、話したい相手にだけ話せば十分です。授業の受け方で配慮してほしいことは、全員向けの自己紹介ではなく、担任の先生に個別に伝えると安心です。

Q. 本名で自己紹介しないといけませんか?

A. 学校のクラスの中では、学校や授業の決まりに合わせてください。そのうえで「〇〇と呼んでください」と呼び名を添えるのは自由です。誰でも見られるSNSでは、本名を避けてニックネームにし、住んでいる地域や学校名は書かないのが安心です。

Q. 自己紹介に誰も反応してくれませんでした。

A. オンラインでは、読んでいても反応しない人もいます。反応がないことは、読まれていないことや、嫌われたことを意味しません。ほかの人の自己紹介に「そのゲーム好きです」と短く反応してみると、そこから会話が始まることがあります。

Q. 保護者が一緒に考えてもいいですか?

A. もちろんです。ただ、文面を代わりに書くより、「好きなものは何だっけ」と材料を一緒に探す手伝いのほうが、本人の言葉が残ります。書き上げたものには、直しを入れるより「これで大丈夫」と伝えるほうが、次の一歩につながりやすくなります。

自己紹介は、あとから何度でも書き直せます

最初の自己紹介で、あなたのすべてを伝える必要はありません。呼び名と、好きなことが1つ伝われば、それで役目は果たしています。うまく書けなかったと感じても、クラスでの時間が進むうちに、ちょっとした会話で少しずつ伝わっていきます。

自己紹介文を書くことは、自分の気持ちや好きなものを言葉にする練習でもあります。今日書く3行は、完成品でなくてかまいません。書いてみて、送れたら十分。送れなかった日も、メモに書けたなら、それはもう一歩進んだということです。

オンラインで学ぶニジ高の生徒

オンラインで、青春する。

話すのが苦手でも、チャットからの相談で大丈夫です

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次