北区 通信制高校|東京都北区は都立0校・区内4拠点。赤羽のサポート校【2026】

東京都北区で通信制高校を探し始めると、最初に戸惑うのが「北区の学校」として出てくる情報のばらつきです。京都市北区や神戸市北区のページが混ざり、東京都北区のページでも、実際には飯田橋や新宿にある学校が並んでいたり、赤羽の教室が古い住所のまま載っていたりします。

結論から言うと、東京都北区に都立の通信制高校はありません。区内にあるのは、他県に本校がある私立の通信制高校の拠点とサポート校で、文部科学省の掲載データで数えると6校・建物で4か所でした。場所は赤羽(赤羽南)、北赤羽(浮間)、JR板橋駅の東口(滝野川)、駒込駅の近く(中里)の4つです。スクーリング(面接指導)まで受けられる施設は2か所で、王子・十条・東十条・田端の駅の周りには、届け出のある拠点がありませんでした。

この記事は、文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、東京都教育委員会・東京都生活文化局・東京都北区の公式ページ、各校の公式サイトを2026年9月21〜22日に開いて確認した内容でできています。まとめサイトの学校リストは使っていません。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。

サポート校と通信制高校がどう違うのかは、通信制サポート校の記事で、文部科学省の全国調査をもとにまとめています。いま決めなくて大丈夫です。まずは「北区で何が選べて、何が選べないのか」を先に確かめましょう。

北区の学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です(北区内の会場で受けられる場合もあります)。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:北区 通信制高校の早見

  • 東京都北区に都立の通信制高校は無い(区内の都立は0校)。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけで、北区から通いやすいのは新宿山吹と一橋です。
  • 区内に本校がある通信制高校も0校。区内にあるのは他県に本校がある6校の拠点で、建物で数えると4か所です(文部科学省の掲載データ・令和8年4月1日時点)。
  • 4か所は赤羽南(JR赤羽駅 南改札 徒歩3分)、浮間(JR北赤羽駅 すぐ)、滝野川(JR板橋駅 東口すぐ)、中里(JR駒込駅 東口 徒歩5分)。王子・十条・田端の駅の周りにはありません。
  • スクーリングまで受けられる「面接指導等実施施設」は2か所(さくら国際高校の板橋キャンパスと、広域通信制高校1校の会場になっている聖学院高校)。残る2か所は学習を支える施設です。
  • 「北区 サポート校」「赤羽 サポート校」で探すときは、提携している通信制高校とセットで確かめます。同じ教室でも、在籍する高校によってスクーリングの場所と費用が変わります。
  • 2026年度から就学支援金の所得制限は無くなり、私立通信制は年33万7,200円が上限です。区内6校の本校はすべて都外なので、都の授業料助成の対象になり得ます。サポート校の費用にはどちらも使えません。
  • 家から出にくい時期は、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、提携校の卒業をめざす方法もあります。
オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも。カメラ・マイクはオフのままで大丈夫です。
体験説明会を見てみる →

北区の通信制高校事情:東京都北区に都立は無く、区内の拠点は6校・4か所

北区は、JR京浜東北線・埼京線・宇都宮線と高崎線(赤羽)、東京メトロ南北線、都電荒川線が走る区です。池袋・新宿・上野・大宮のどちらにも出やすい一方で、区内の通信制高校の拠点は多くありません。

通信制高校には、卒業資格を出す「本校」と、本校の外で学習やスクーリングを行う拠点があります。拠点は国の制度で「通信教育連携協力施設」と呼ばれ、各校の「キャンパス」「学習センター」、サポート校の教室などがここに入ります。文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトには、全国の通信制高校349校と、その拠点のべ4,632件が載っています(令和8年4月1日時点)。この中から、所在地が東京都北区のものを数えました。

地域(最寄り駅)届け出の数うちスクーリングができる施設拠点(文科省データの名称)
赤羽南(JR赤羽駅)2件・1か所0KG高等学院 赤羽キャンパス(鹿島朝日高校)、KG高等学院 eスポーツキャンパス(東日本)(鹿島学園高校)
浮間(JR北赤羽駅)2件・1か所0東京SHIP(明誠高校)、滝野川高等学院(代々木高校)
滝野川7丁目(JR板橋駅 東口)1件・1か所1板橋キャンパス(さくら国際高校)
中里(JR駒込駅 東口)1件・1か所1聖学院高等学校(広域通信制高校の会場)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データは令和8年4月1日時点。2026年9月22日に所在地で集計。最寄り駅は各校の公式サイト)

学校ごとに数えると、北区内に拠点を届け出ているのは6校・のべ6件です。6校の本校は、茨城県(鹿島学園)・長野県(さくら国際)・三重県(代々木)・島根県(明誠)・岡山県(鹿島朝日)と、ほかの県にある広域通信制高校1校で、すべて東京都の外にあります。この点は、あとで説明する東京都の授業料助成に関係します。

建物で4か所になるのは、2つの建物を2校ずつが使っているからです。赤羽のKG高等学院の2件は、文科省データでは住所が「赤羽1-1-2 三信ビル」と「赤羽南1-1-2 三信ビル」と書き分けられていますが、KG高等学院の公式ページではどちらも「赤羽南1-1-2 三信ビル」でした。同じ建物として数えています。北赤羽の2件も、同じ浮間1-1-6のKMP北赤羽駅前ビルです。

名前に「北」が付く北豊島高校は、通信制課程の本校が荒川区東尾久にあり、北区ではありません(文部科学省の掲載データと学校の公式サイトで確認)。ただ、都電荒川線で北区から乗り換えなしで行ける位置にあるので、後の節で扱います。

都立の通信制は区外の3校。北区から通いやすいのは新宿山吹と一橋

「まずは公立から」と考える方が多いのですが、北区内に都立の通信制課程を置く高校はありません。東京都教育委員会の都立高等学校一覧の通信制課程の表に載っているのは、次の3校だけです。この3校であることは、東京都立高等学校通信制課程入学者選抜実施要綱(令和8年度)にも明記されています。

学校名所在地最寄り駅(学校の公式ページ)受講料
都立一橋高校千代田区東神田1-12-13JR馬喰町駅 徒歩3分、都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩4分、秋葉原駅 徒歩13分など1単位336円
都立新宿山吹高校新宿区山吹町81東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩10分、東西線 神楽坂駅・早稲田駅 徒歩10分など1単位336円
都立砂川高校立川市泉町935-4多摩モノレール 泉体育館駅 徒歩3分1単位336円

出典:各校公式サイトのアクセスページ、東京都教育委員会「授業料等」(2026年9月21日確認)

北区からの行き方は、住んでいる駅で変わります。南北線の沿線(赤羽岩淵・志茂・王子神谷・王子・西ケ原)なら、南北線で飯田橋まで出て有楽町線に乗り換え、1駅で新宿山吹高校の最寄りの江戸川橋駅です。埼京線の沿線(赤羽・十条・北赤羽)なら、池袋で有楽町線に乗り換えると江戸川橋駅まで乗り換え1回で着きます。京浜東北線の沿線(東十条・王子・上中里・田端)なら、秋葉原まで出れば一橋高校は徒歩13分です。砂川高校は多摩地域にあるので、北区からは片道が長くなります。

費用はきわめて安く設定されています。東京都教育委員会の授業料等のページによると、通信制課程は入学料500円・通信教育受講料が1単位あたり336円。入学考査料や日本スポーツ振興センター共済掛金、実習教材費、レポートの郵送料が別にかかります。

ただし、都立の通信制には学力検査があります。令和8年度は2月22日(日)に実施され、検査は新宿山吹が国語・数学・英語を総合して70分、一橋と砂川が同じく総合して60分。前期の出願は1校に限られます。「試験がないから公立」という理解のまま出願準備を進めると、ここでつまずきます。公立の通信制の仕組み全般は公立 通信制高校の記事で整理しています。

夕方の河川敷の道を、話しながら並んで歩く母親と高校生の息子
北区に都立の通信制はなく、区内の拠点は4か所です。都立なら新宿山吹・一橋が通いやすく、出願の前に家族で通い方を考えてみましょう。

北区内の通信制高校・サポート校 比較表:4か所の住所・駅・スクーリングの可否を公式で確認

区内の4か所に入っている6件を、公式サイトで住所と最寄り駅を確かめて並べました。種別は文部科学省の掲載データの区分です。

教室の名前在籍する高校(本校)/種別住所/最寄り駅(公式)通い方(公式の記載)
KG高等学院 赤羽キャンパス鹿島朝日高校(岡山県)※公式ページは「鹿島学園通信制提携」と記載/学習等支援施設赤羽南1-1-2 三信ビル1F・2F/JR赤羽駅(南改札)徒歩3分、南北線 赤羽岩淵駅・志茂駅 徒歩13分自由登校(登校日数の決まりなし)
KG高等学院 eスポーツキャンパス東日本鹿島学園高校(茨城県)/学習等支援施設赤羽南1-1-2 三信ビル1F・2F/駅は公式で確認できず(赤羽キャンパスと同じ建物)週2〜5日制・週1日制・自宅学習制、eスポーツコース
明誠高校 東京SHIP明誠高校(島根県)/学習等支援施設浮間1-1-6 KMP北赤羽駅前ビル3F/JR埼京線 北赤羽駅 浮間口を出てすぐオンライン週1・週1日・週2〜3日・週4〜5日の4コース
滝野川高等学院代々木高校(三重県)/学習等支援施設浮間1-1-6 KMP北赤羽駅前ビル3F/JR北赤羽駅 徒歩約1分高校卒業サポートコース(フリースクールも運営)
さくら国際高校 板橋キャンパス(東京共育学園高等部)さくら国際高校(長野県)/面接指導等実施施設滝野川7-3-2/JR埼京線 板橋駅 東口からすぐ、都営三田線 新板橋駅 徒歩5分、東武東上線 下板橋駅 徒歩7分普通・ビジネス・進学の3コース。個別指導クラスあり
聖学院高等学校(会場)広域通信制高校/面接指導等実施施設中里3-12-1/JR山手線 駒込駅 東口 徒歩5分、南北線 駒込駅 3出口 徒歩7分全日制の中高の校舎。スクーリング会場としての届け出

※各校の住所・駅・通い方は2026年9月22日に各校公式サイトで確認した内容です。最新の情報は各校の公式サイトでご確認ください。

表を見ると分かるとおり、北区内で「毎日通う教室」として使えるのは、赤羽南・北赤羽・板橋駅東口の3つの建物です。駒込の聖学院高校は全日制の中学・高校の校舎で、広域通信制高校1校のスクーリングの会場として届け出られているものです。普段通う教室として使えるかどうかは、公式では確認できませんでした。

もう1つ気をつけたいのが、さくら国際高校の「板橋キャンパス」という名前です。所在地は板橋区ではなく北区滝野川7-3-2で、JR板橋駅の東口を出てすぐの場所にあります。板橋区の方の記事でも同じ注意を書いていますが、名前だけで「北区には無い」と判断すると、区内でいちばん大きなスクーリング施設を見落とします。

赤羽駅周辺のキャンパスは、KG高等学院の教室。高校の校舎ではなく学習等支援施設です

「赤羽 通信制高校」で探すと、最初に出てくるのが「鹿島学園高等学校 通信制 赤羽キャンパス」です。これはKG高等学院の教室です。公式ページは「鹿島学園通信制提携」と案内していますが、文部科学省のデータでは、赤羽キャンパスは岡山県岡山市に本校がある鹿島朝日高校の、同じ建物のeスポーツキャンパス東日本は茨城県鹿嶋市に本校がある鹿島学園高校の、学習等支援施設として届け出られています(KG高等学院の公式サイトでは、鹿島学園・鹿島朝日を含む3校が姉妹校提携を結んでいると説明されています)。高卒資格は在籍する鹿島学園高校または鹿島朝日高校から出ます。

公式ページによると、赤羽キャンパスは令和4年2月に赤羽南1-1-2の三信ビルへ移転しています。JR赤羽駅の南改札から徒歩3分です。比較サイトの中には、移転前の「赤羽1-59-3」の住所のまま載せているところがありました。見学の予定を組む前に、公式ページで住所を確かめてください。

同じ建物には、eスポーツコースのあるKG高等学院 eスポーツキャンパス東日本も入っています。公式に載っている通い方は、赤羽キャンパスが「自由登校で、好きな日数・時間で登校できる」、eスポーツキャンパス東日本が「週2〜5日制・週1日制・自宅学習制」でした。

学習等支援施設なので、スクーリングはこの建物では受けません。鹿島学園・鹿島朝日が指定する別の会場へ行くことになります。会場が都内なのか、本校のある県なのか、宿泊が要るのかは、入学前に「赤羽の生徒は、スクーリングをどこで年に何日受けていますか」と聞いてください。スクーリングに行けないとどうなるかは通信制高校 スクーリングの記事で説明しています。

北区内の主要校をもっと詳しく:北赤羽の東京SHIPは、スクーリングが都内で済む

北赤羽駅の浮間口を出てすぐのKMP北赤羽駅前ビル3階には、明誠高校の東京SHIPと、滝野川高等学院が入っています。両校の公式サイトに載っている電話番号も同じでした。

明誠高校は島根県益田市に本校がある私立の広域通信制高校で、東京SHIPはその学習等支援施設です。東京SHIPの公式ページには、スクーリングを東京都内(23区内)で行う年8日程度の対面授業で完結できると書かれています。文部科学省のデータでも、明誠高校のスクーリングの会場(面接指導等実施施設)として、豊島区西巣鴨の大正大学が届け出られていました。北区から本校のある島根県まで行かずに済むのは、通い始めてからの負担を考えると大きな違いです。

東京SHIPのコースは、公式ページによると次の4つです。

  • オンラインサポートコース(週1回のオンライン指導。教室に通わず、年8日程度のスクーリングだけで卒業をめざす)
  • 卒業サポートコース(週1日。通うのが難しい場合はオンラインも可)
  • キャリアサポートコース(週2〜3日)
  • 特別進学コース(週4〜5日)

同じビルの滝野川高等学院は、フリースクールと通信制高校のサポート校を運営している教室で、文部科学省のデータでは三重県の代々木高校の学習等支援施設として届け出られています。どの高校に在籍する形になるのかは、公式サイトの案内だけでは確かめられなかったので、問い合わせのときに確認してください。

板橋駅東口のさくら国際 板橋キャンパスは、区内でスクーリングまで受けられる教室です

北区滝野川7-3-2のさくら国際高校 板橋キャンパスは、東京共育学園高等部という教育連携施設が運営しています。東京共育学園の公式サイトでは、自らを「通信制高校サポート校」と説明し、生徒はさくら国際高校にも同時に入学して、ふだんの授業や行事を学園で送る形だと書かれています。文部科学省のデータの区分は面接指導等実施施設で、北区内でスクーリングまで受けられる、普段通いの教室はここだけです。

公式サイトで確認できた特徴は次のとおりです。

  • JR埼京線 板橋駅の東口からすぐ。都営三田線 新板橋駅から徒歩5分、東武東上線 下板橋駅から徒歩7分。池袋からは埼京線で板橋駅まで3分と案内されています
  • 普通・ビジネス・進学の3コース。集団が苦手な生徒向けに、教員と1対1で過ごす「個別指導クラス」があり、毎日登校ではなく個人の状況に合わせて予定を組むと書かれています
  • 転入学は、高校に在籍していれば4月〜12月の間いつでも可能(3年生は9月末まで)。1〜3月は受け入れておらず、4月の新年度からの入学になると書かれています
  • 新入学の選考料は15,000円(募集要項)

「毎日通える日と通えない日の差が大きい」お子さんの場合、毎日通う前提の教室なのか、個別の予定が組めるのかで合う・合わないが分かれます。見学のときは、個別指導クラスの1週間の過ごし方を具体的に聞いてみてください。

東京都北区内にある通信制高校の拠点4か所のうち、スクーリングができる面接指導等実施施設は滝野川7丁目のさくら国際高校 板橋キャンパス(JR板橋駅東口)と中里の聖学院高校(駒込駅)の2か所、赤羽南のKG高等学院と北赤羽の東京SHIP・滝野川高等学院は学習等支援施設であることを示す比較表
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

スクーリングができるのは区内2か所。王子・十条・田端の駅の周りには拠点がありません

通信制高校の拠点には、国の制度で2つの種類があります。この違いは、まとめサイトではほとんど説明されていませんが、通い始めてからの負担を大きく左右します。

施設の種類できること北区内の数
面接指導等実施施設スクーリング(面接指導)や試験を、その建物で受けられる2か所(滝野川のさくら国際 板橋キャンパス、中里の聖学院高校)
学習等支援施設日々の学習の支援。スクーリングは本校や別の会場へ行く2か所(赤羽南のKG高等学院、浮間の東京SHIP・滝野川高等学院)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ・令和8年4月1日時点)

ここから分かるのは、「赤羽にキャンパスがある」と「赤羽でスクーリングを受けられる」は別の話だということです。区内の2つの駅前の教室(赤羽・北赤羽)は、どちらも学習等支援施設です。

もう1つ、データで数えて分かったことがあります。区役所のある王子、十条・東十条、田端、王子神谷、上中里、西ケ原の駅の周りには、文部科学省のデータに載っている拠点が1つもありませんでした。「王子 通信制高校」「十条 通信制高校」で探しても区内の学校が見つかりにくいのは、そもそも拠点が無いからです。この地域に住んでいる方は、次のどれかの動き方になります。

  • 埼京線で十条から1駅の板橋駅へ(さくら国際 板橋キャンパス)、または反対方向に1駅の赤羽へ(KG高等学院)
  • 南北線で王子から駒込方面へ出て、豊島区の巣鴨・駒込や文京区の拠点へ
  • 都電荒川線で王子駅前から熊野前へ(荒川区の北豊島高校)
  • 通学を前提にせず、オンライン中心の学校やサポート校を選ぶ
駅が見える明るい学習室で、ノートに書き込む高校生と、横で説明するスタッフ
サポート校は高校ではないので、卒業資格は提携する通信制高校から出ます。教室の費用と、スクーリングの会場・日数を分けて確かめましょう。

北区で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

「北区 サポート校」「赤羽 サポート校」で探している方が多いので、ここは厚めに書きます。サポート校は高校ではないので、高卒資格は提携する通信制高校から出ます。つまりサポート校を選ぶことは、同時に「どの通信制高校に在籍するか」を選ぶことでもあります。

文部科学省の掲載データには、どの通信制高校がどの教室を拠点として届け出ているかが載っています。北区内の教室について、提携先を並べました。

教室の名前(文科省データ)届け出ている通信制高校(本校の所在地)スクーリングの会場最寄り駅(公式)
KG高等学院 赤羽キャンパス鹿島朝日高校(岡山県岡山市)別の会場(学校に確認)JR赤羽駅 南改札 徒歩3分
KG高等学院 eスポーツキャンパス(東日本)鹿島学園高校(茨城県鹿嶋市)別の会場(学校に確認)公式で確認できず(赤羽南の同じ建物)
東京SHIP明誠高校(島根県益田市)都内(23区内)で年8日程度(公式)JR北赤羽駅 すぐ
滝野川高等学院代々木高校(三重県)公式で確認できずJR北赤羽駅 徒歩約1分
板橋キャンパス(東京共育学園高等部)さくら国際高校(長野県上田市)この建物(面接指導等実施施設)JR板橋駅 東口すぐ

出典:提携先は文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、スクーリングと最寄り駅は各校公式サイト(2026年9月22日確認)

赤羽のKG高等学院のように、公式ページでは「鹿島学園通信制提携」と案内され、文科省データでは教室ごとに別の高校(鹿島朝日・鹿島学園)として届け出ている場合があります。どちらの高校に在籍することになるのかは、公式ページでは確認できませんでした。在籍する高校が変われば、スクーリングの会場・日数と、高校に払う学費が変わります。

サポート校を比べるときは、次の3つを1セットで聞くと取り違えが起きません。

  • 在籍する通信制高校はどこか(本校の所在地と、選べるなら何校から選べるか)
  • スクーリングはどこで、年に何日か(都内で受けられるか、本校まで行くか、宿泊があるか)
  • 費用は高校の分とサポート校の分に分けて、それぞれいくらか(就学支援金が使えるのは高校の授業料だけ)

サポート校の費用の構造はサポート校 学費の記事で、募集要項をもとに説明しています。

学費の公表額が確かめられたのは明誠高校だけ。載っていても年度と支援金の扱いを聞く

区内の6件の公式サイトを見て回って、金額をページ上に出していたのは、明誠高校の費用のページと、東京共育学園の募集要項(選考料)だけでした。

費目明誠高校(東京SHIPの在籍校)の公表額かかる時期
選考料10,000円入学時のみ
入学金50,000円入学時のみ
事務管理費・管理システム運用費49,000円/年・2,400円/年毎年
単位履修料8,000円/単位×履修単位数毎年

出典:明誠高等学校 広域通信制課程「費用」(2026年9月22日確認)。ほかに教材費(実費)、教材発送費1,045円、卒業諸費1,000円(卒業年次のみ)、寄付金5,000円/口(入学時)の記載あり

このページには、これとは別に「学習等のサポート費用(SHIPによって金額が異なります)」が必要と書かれ、費用の総額は各SHIPに問い合わせるよう案内されています。つまり東京SHIPに通う場合の総額は、公式ページからは分かりません。また、ページには年度の表記がありませんでした。そのまま予算表に写さず、「何年度の額ですか」「東京SHIPのサポート費用は週何日のコースでいくらですか」の2点を確かめてください。

比較サイトの中には、明誠高校の単位あたりの費用を7,000円と載せているところがありましたが、2026年9月22日時点の公式ページは8,000円でした。金額は公式ページで確かめるのが安全です。

ほかの学校が金額を出していないのは、コース・通学日数・在籍する高校の組み合わせで総額が変わるためです。悪いことではありませんが、比較したいなら、同じ条件(週何日通うか、どの高校に在籍するか)をこちらから指定して見積もりを取るのが確実です。通信制高校全体の費用の考え方は通信制高校 学費の記事にまとめています。

東京都北区の王子・十条・田端の駅の周りには通信制高校の拠点が無いが、埼京線で板橋駅のさくら国際高校 板橋キャンパス、都電荒川線で熊野前の北豊島高校、南北線と有楽町線で江戸川橋の都立新宿山吹高校へ行けることを示す図
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ、各校公式サイト(2026年9月確認)

就学支援金は2026年度から所得制限が無くなった。私立通信制は年33万7,200円が上限

お金の前提が2026年度(令和8年度)に大きく変わりました。文部科学省の令和8年度 高等学校等就学支援金制度等に関する説明会資料には「所得制限を撤廃し、就学支援金の支給に当たって保護者等の収入の状況を問わないこととした」と明記されています。これまで年収の目安で対象外だったご家庭も、対象になります。

区分定額授業料の場合単位制授業料の場合支給期間
公立・通信制520円/月336円/単位48月
私立・通信制28,100円/月13,668円/単位48月
(参考)公立・全日制9,900円/月4,812円/単位36月
(参考)私立・全日制38,100円/月18,528円/単位36月

単位制で受け取る場合は、年間30単位・在学中の合計74単位までという上限があります。私立通信制の年間の支給上限は33万7,200円です。支援金は授業料の額が上限なので、たとえば明誠高校の単位履修料(8,000円/単位)が授業料にあたるなら、その分は支援金の範囲に収まる計算になります。どの費目が授業料として扱われるかは、学校に確かめてください。

ここで大事な注意点が2つあります。

1つ目。就学支援金が充てられるのは「授業料」だけです。サポート校の費用や、キャンパスのコース費用には使えません。赤羽や北赤羽の教室に週5日通うコースを選んだとき、支援金で軽くなるのは高校側の授業料の部分だけだと考えてください。

2つ目。東京都には都独自の制度があります。都内に住み、東京都以外が認可した私立の通信制高校に通う場合は、私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金の対象になることがあります。北区内に拠点がある6校は、本校がすべて都外なので、この制度の対象の学校・課程にあたり得ます。都のページの記載では「国の制度『就学支援金』と合わせて、最大で33万7,200円まで」とされ、その範囲内で在学校の授業料額(保護者が負担した金額)が上限でした。対象は卒業に必要な単位のための授業料で、サポート校・技能教育施設等の受講料は対象外と明記されています。令和8年度の内容は、2026年9月22日時点のページでも「詳細が決まり次第」ご案内する段階でした。金額を当て込んだ資金計画は、確定してから立ててください。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

北区の支援は中学生と保護者向けが中心。高校生の授業料を補う区独自の制度は見つかりませんでした

東京都北区の公式サイトで教育の支援を調べると、中学生までの子どもと保護者に向けた仕組みがいくつかあります。中学3年生で進路を考えているご家庭にとっては、高校選びの前に使える窓口です。

区の仕組み(公式ページの名称)対象中身
教育支援センター(ホップ・ステップ・ジャンプ教室)学校に行けない区立学校の子ども学習・居場所・保護者への支援。相談は教育総合相談センター(03-3908-1326)
北区フリースクール等利用者支援事業助成金都の助成の交付が決まった、区立学校に在籍する児童・生徒の保護者1人1か月あたり1万円が上限(令和8年度)
もうひとつの卒業式区内在住で、義務教育を修了した方(ワークショップと式の両方に参加できる方)北とぴあでのワークショップと卒業式(前回は令和8年1〜2月)

出典:東京都北区公式サイト(2026年9月22日確認)

一方で、高校生本人の授業料を区が独自に補う制度は、区の公式サイトでは見つけられませんでした。区のサイトにある「奨学金返済支援給付事業」は、大学などを卒業して奨学金を返している若い人向けの制度で、高校の学費の補助ではありません。高校の費用は、国の就学支援金と東京都の制度が中心になると考えてください。区の制度で気になるものがあれば、教育総合相談センターに電話で聞くのが早道です。

中学3年生で不登校の状態から進路を考えている場合の動き方は、中3 不登校 進路の記事で時期ごとに整理しています。

まとめサイトの「北区の学校」には、区外の学校や古い住所が混ざっている

調べていて、いちばん気をつけたほうがいいと感じたのがここです。比較サイトで「東京都北区の通信制高校」として紹介されている学校が、公式サイトや文部科学省のデータと合わないものがいくつかありました。

  • 区外の学校が大半の一覧:ある比較サイトの北区のページは25件を載せていましたが、ほとんどが飯田橋・新宿・御茶ノ水など区外の教室でした。「北区から入学できる」という意味の一覧で、北区内にある学校の一覧ではありません。
  • ベネッセ高等学院の「赤羽」「王子」:比較サイトに赤羽・王子のキャンパスの記載がありましたが、文部科学省のデータでは、ベネッセ高等学院の教室は水道橋・亀有・府中などで、北区内の届け出はありませんでした。公式のキャンパスのページも、2026年9月22日時点で赤羽・王子を確認できませんでした。
  • KG高等学院 赤羽キャンパスの住所:比較サイトの一部は、移転前の「赤羽1-59-3」のままです。公式では令和4年2月から赤羽南1-1-2の三信ビルです。
  • サポート校の自社メディアの一覧:北区の記事なのに、紹介している自校の教室が代々木・渋谷・横浜で、区内の学校の説明が北千住の教室の話になっているものもありました。
  • 学校の地域ページ:「北区で通信制高校を選ぶなら」と書かれた学校のページの中には、北区に教室があるわけではなく「北区からも自宅で学べる」という意味のものがあります。

各校が悪いのではなく、比較サイトの情報が更新されていなかったり、「北区から通える」と「北区にある」が混ざっていたりするだけです。ただ、見学の予定を組んだ日に「そこには校舎がなかった」となると、その1日は本人にとってかなり重い体験になります。見学予約は学校の公式サイトから入れてください。これだけで防げます。

北区ならではの通信制高校選びのポイント:赤羽・北赤羽・板橋駅の3つと、区外の2方向で考える

北区は南北に細長く、住んでいる駅によって「近い拠点」がまったく違います。区内の学校名から選ぶより、自分の駅から考えたほうが早く絞れます。

住んでいる地域(駅)区内で近い拠点区外で近い拠点都立への行き方
赤羽・赤羽岩淵・志茂KG高等学院 赤羽(赤羽南)京浜東北線で1駅の川口(埼玉県川口市)埼京線で池袋→有楽町線 江戸川橋(新宿山吹)
北赤羽・浮間舟渡東京SHIP・滝野川高等学院(北赤羽)埼京線で板橋駅(区内の板橋キャンパス)・池袋埼京線で池袋→有楽町線 江戸川橋
十条・東十条・王子・王子神谷区内の駅の周りには無い。十条から埼京線で板橋駅・赤羽へ都電荒川線で熊野前(北豊島高校)、南北線で駒込・巣鴨方面南北線で飯田橋→有楽町線 江戸川橋、京浜東北線で秋葉原(一橋)
田端・上中里・西ケ原・駒込寄り聖学院高校(広域通信制高校の会場・中里)豊島区の巣鴨・駒込、文京区の拠点京浜東北線で秋葉原→一橋、南北線で飯田橋→江戸川橋

この表を使うときのコツは、いまの状態ではなく「悪い日」に合わせることです。調子のいい日を基準に週5日の教室を選ぶと、崩れたときに通えなくなり、そこで自信を失います。週1日やオンラインから始めて増やすほうが、結果的に通学日数は多くなることがあります。

ほかに、北区ならではの注意点を3つ挙げます。

  • 区内の選択肢は4か所しかない。近隣の区や川口も含めて検討範囲を広げるのが現実的です。比べる候補が少ないまま決めると、合わなかったときに次の手が見えなくなります。
  • 「駅から近い」と「通い続けられる」は別。北区の4か所はどれも駅から徒歩数分ですが、続くかどうかを決めるのは、担当者が固定されるか、来られなかった日にどう動いてくれるかです。
  • スクーリングの会場と日数を最初に聞く。区内の教室でも、スクーリングは区外や本校のある県で受けることがあります。

北区から区外に広げるなら、川口・巣鴨と荒川区の北豊島が近い。周辺から北区へ通う場合も同じ見方で

文部科学省の同じデータで、北区と接する区や市を数えると、次のようになりました。

地域拠点の数(文科省データ)うちスクーリングができる施設北区からの目安
埼玉県川口市8校・建物で5か所0か所赤羽から京浜東北線で1駅の川口駅前にN高・S高・R高のキャンパス、本町にトライ式高等学院
豊島区の巣鴨・駒込・西巣鴨5か所1か所(大正大学)駒込・田端寄りから近い。豊島区全体では26校・35か所
板橋区7校・建物で5か所2か所新板橋のクラーク記念国際 CLARK NEXT Tokyo など
荒川区3校・3か所(ほかに北豊島高校の本校)1か所(瑞穂MSC高校 東京校)都電荒川線で王子駅前から熊野前へ

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ・令和8年4月1日時点。板橋区と豊島区の数は、それぞれの区の記事と同じ数え方)

荒川区の北豊島高校は、東京都が認可した私立の通信制高校です。公式サイトによると、通信教育学習センターは荒川区東尾久6-41-12で、舎人ライナー・都電荒川線の熊野前駅から徒歩5分。都電荒川線は王子駅前・飛鳥山・梶原・栄町など北区の停留所を通るので、王子周辺からは乗り換えなしで行けます。スクーリングはスタンダードコースが週1回・年間約20日、オリジナルコースが基本的に週2日と公式に書かれています。都が認可した学校なので、前の節の都認可外向けの助成とは扱いが違います。都内の私立通信制に対する都の制度の扱いは、学校か都に確かめてください。

反対に、埼玉県川口市・戸田市などから北区の教室へ通うこともできます。赤羽のKG高等学院も北赤羽の東京SHIPも駅前なので、県境をまたいでも通学時間は短くて済みます。住んでいる都県で使える助成が変わる点(東京都の授業料助成は都内在住が条件)だけは、先に確かめておきましょう。埼玉県側の選択肢は埼玉 通信制高校の記事で整理しています。

川口市内の拠点と、スクーリングの会場への行き方は、川口 通信制高校の記事で整理しています。

近くの区の拠点と都立3校の違いは、次の記事で同じ形で整理しています。

そしてもう1つ、北区という条件そのものを外す選び方もあります。通信制高校は、もともと毎日通うことを前提にしていない学校です。単位はレポート・スクーリング(面接指導)・試験で認定されるので、日々の出席日数で進級が決まるわけではありません。本校が他県にある学校の仕組みは広域通信制高校とはの記事で説明しています。

通信制高校とサポート校は別物。費用が二重にかかることを先に知っておく

ここまで見てきたとおり、北区で候補になる教室の多くはサポート校や学習等支援施設です。サポート校は高校ではないので、高卒資格は提携する通信制高校から出ます。つまり在籍は2つ、費用も原則2つです。

比べる点通信制高校(本体)サポート校
役割単位認定と卒業資格日々の学習の伴走・居場所
高卒資格ここから出る単独では出ない
就学支援金・都の授業料助成授業料に充てられる対象外
スクーリング必要(本校の定めによる)本体校のスクーリングに参加する

「二重にかかるなら損では」と感じるかもしれません。ただ、通信制高校は原則として自分でレポートを進める仕組みなので、ひとりで進めるのが難しい状態のときに、伴走がないと卒業まで届かないことがあります。サポート校の費用は、そこに対する費用だと考えると判断しやすくなります。反対に、ひとりでレポートを進められる見込みがあるなら、通信制高校だけで学ぶ形も十分に選択肢です。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

私たちNIJIN高等学院(ニジ高)も、この「サポート校」にあたります。運営は株式会社NIJINです。北区の読者に対して、正直にお伝えしておきたいことがあります。

  • ニジ高は高校ではありません。高卒資格は提携する通信制高校で取ります。在籍は提携校とニジ高の2つになります。
  • 北区内に校舎はありません。オンライン中心で、担任がつく形で全国から通えます。ニジ高の生徒は、相談のうえでNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)の全国の教室に通うこともできます。近くの教室や通える曜日は、体験説明会でお確かめください。
  • 学院内でのスクーリングはありません。提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要で、ニジ高はその準備と当日を支える立場です。ここは他のサポート校と同じで、避けられない部分です。
  • 費用は提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。就学支援金が使えるのは提携校の授業料だけで、ニジ高の分には使えません。金額は学費のご案内のページをご覧ください。

そのうえで、ニジ高にできることも書きます。カメラとマイクをオフにして、チャットだけの参加から始められます。生活リズムに波があっても続けられるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。これまでグループ全体で650名以上の不登校の生徒をサポートしてきました。転入・編入もでき、出願にかかる費用は無料です。

赤羽や北赤羽、板橋駅まで通える日がある方は、駅前の教室とオンラインを比べてみてください。王子・十条のように近くに拠点が無い地域に住んでいて、通えない日が多い方は、まずオンラインで学ぶ形がどういうものかを知っておくだけでも、選択肢の見え方が変わります。転入と編入の違いは通信制高校 転入 編入の記事で整理しています。

北区で迷ったときの進め方(3ステップ)

北区は区内の選択肢が少ないぶん、順番を決めて区外まで見渡すと、候補を3つ前後まで絞れます。

ステップ1:自分の駅から、通える場所と頻度を「悪い日」基準で決める

週5か、週2〜3か、週1か、オンライン中心か。本人が「調子の悪い日でもこれならできる」と言える頻度を選びます。あわせて、赤羽・北赤羽・板橋駅のどこに出られるのか、区外の川口・巣鴨・池袋まで広げるのかも決めておきます。ここが決まると、検討対象は3〜4校になります。

ステップ2:その3〜4校に、同じ条件で見積もりを依頼する

「週◯日で、◯年◯月に転入した場合の、初年度にかかる総額」と条件をそろえて聞きます。高校に払う分とサポート校・コースに払う分を分けてもらい、就学支援金と都の助成を引く前か後かも確かめます。金額を公開していない学校でも、条件を指定すれば数字は出してもらえます。

ステップ3:見学は1日に2校まで。同じ3つの質問をする

比べられるのは、同じ質問をしたときだけです。①この教室は高校ですか、サポート校ですか(サポート校なら提携先はどこですか)。②スクーリングはどこで何日ありますか。③調子が悪くて来られない日は、どう扱われますか。この3つで学校の姿勢はかなり分かります。

朝の食卓でノートパソコンのオンライン授業を受ける高校生と、奥の台所でお茶をいれる父親
見学は1日に2校までにしぼり、同じ3つの質問への答えを家族で並べてみると、違いが見えやすくなります。
オンラインで学ぶニジ高の生徒

近くに教室が無い日も、家で学ぶ形を聞いてみる

ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラオフ・チャット参加から始められ、転入・編入もできます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。赤羽や北赤羽の教室と比べたい方も、体験説明会でご相談ください。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 東京都北区に公立の通信制高校はありますか?

A. ありません。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけです。住んでいる区による制限は無いので、北区からも出願できます。南北線や埼京線の沿線からは、有楽町線の江戸川橋駅から徒歩10分の新宿山吹高校が通いやすい位置です。2月の前期選抜は出願が1校のみで、学力検査があります。今の高校から移る転学・編入学は、4月1日・2日に出願する後期選抜(第2学年相当以上の募集)が入口です(東京都教育委員会 令和8年度 東京都立高等学校通信制課程入学者選抜実施要綱・2026年9月23日確認)。

Q. 赤羽駅周辺にはどんな通信制高校がありますか?

A. 文部科学省のデータで赤羽にあるのは、赤羽南1-1-2の三信ビルに入っているKG高等学院の教室(赤羽キャンパスと、eスポーツキャンパス東日本)です。鹿島朝日高校・鹿島学園高校の学習等支援施設で、スクーリングは別の会場で受けます。JR赤羽駅の南改札から徒歩3分で、公式では令和4年2月に今の場所へ移転したと書かれています。隣の北赤羽駅前には明誠高校の東京SHIPと滝野川高等学院があります。

Q. 北区でスクーリングまで受けられる場所はありますか?

A. 区内4か所のうち2か所です。JR板橋駅東口すぐのさくら国際高校 板橋キャンパス(北区滝野川7-3-2)と、広域通信制高校1校のスクーリング会場として届け出られている駒込の聖学院高校です。明誠高校(東京SHIP)は、公式ではスクーリングを都内(23区内)の年8日程度で完結できると書かれています。

Q. 北豊島高等学校は北区にありますか?

A. ありません。北豊島高校の通信制課程の本校は荒川区東尾久にあります。名前から北区を連想しがちなので注意してください。ただ、都電荒川線の熊野前駅から徒歩5分なので、王子駅前などから乗り換えなしで通えます。

Q. 北区に住んでいても、オンライン中心のサポート校は利用できますか?

A. できます。ニジ高のようにオンライン中心のサポート校なら、住んでいる場所に関係なく通えます。ただし、サポート校は高校ではないので、提携する通信制高校に在籍し、その高校のスクーリングには参加が必要です。費用も、提携校の分とサポート校の分の両方がかかります。

Q. 今の高校に在籍したままでも相談できますか?

A. できます。転校を前提にしない相談で構いません。今の学校を続ける方向で整理して終わることもあります。

まとめ:北区は赤羽エリアが中心、近隣区も視野に。通えない日があっても進路は閉じません

東京都北区で通信制高校を探し始めると、区内の学校の少なさに「うちの近くには何も無い」と感じてしまうご家庭が少なくありません。けれど、区内に少ないのは拠点の数で、選べる道の数ではありません。

この記事で確かめたことは、3つにまとめられます。東京都北区に都立の通信制は無いこと。区内には6校・4か所の拠点があり、赤羽・北赤羽・板橋駅東口・駒込に分かれ、スクーリングまで受けられるのはそのうち2か所であること。そして、サポート校は提携先の通信制高校とセットで選び、自分の駅から川口・巣鴨・池袋・荒川区まで広げて見れば、候補は十分に見つかること。順番さえ決まれば、あとは1つずつ聞いていくだけです。

今日決めなくて大丈夫です。学校を決める前に、まず「何を聞けばいいか」を決めるところから始めてください。

オンラインで学ぶニジ高の生徒
オンラインで、青春する。

北区で通う場所を決める前の相談から受け付けています

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次