豊島区で通信制高校を探し始めると、多くのご家庭が最初につまずくのが「池袋には学校がたくさんあるはずなのに、どれが高校で、どれが高校ではないのか分からない」という点です。この記事では、豊島区内に校舎が実在する10校を公式サイトで1件ずつ確認し、住所・通学スタイル・学費の公開状況まで並べました。
結論から言うと、豊島区に都立の通信制高校はありません。それでも池袋駅から徒歩10分圏には、私立の広域通信制高校のキャンパスとサポート校が10校集まっています。ここを取り違えたまま見学に行くと、費用の見積もりが二重にずれます。
いま決めなくて大丈夫です。まずは「豊島区で何が選べて、何が選べないのか」を先に確定させましょう。
学費の内訳と、2026年度の就学支援金でどこまで消えるのかをまとめた通信制高校 学費もあわせてご覧ください。
結論:通信制高校 豊島区の早見
- 豊島区に都立の通信制高校は無い。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけです。
- 豊島区で選べるのは、私立の広域通信制高校の「キャンパス」と「サポート校」。本校が豊島区にある私立通信制高校は0校です。
- 公式サイトで校舎を確認できたのは10校。ほぼ全てが池袋駅から徒歩10分以内に集まっています。
- 学費を公式サイトで公開していたのは10校中2校だけ。残り8校は資料請求か問い合わせが必要でした。
- 2026年度から就学支援金の所得制限は撤廃。私立通信制の支給上限は年33万7,200円です。
- まとめサイトに載っている「池袋キャンパス」が、公式には存在しないことがある。この記事では公式で裏が取れたものだけを載せています。
- 通信制高校とサポート校は別物で、費用は原則として二重にかかります。ここを先に理解すると比較が一気に楽になります。

豊島区に都立の通信制高校は無い。都内3校はすべて区外にある
「まずは公立から」と考える方が多いのですが、豊島区内に都立の通信制課程を置く高校はありません。東京都教育委員会の都立高等学校一覧の通信制課程の表に載っているのは、次の3校だけです。
この3校であることは、東京都立高等学校通信制課程入学者選抜実施要綱(令和8年度)にも「本実施要綱の対象となる通信制課程を設置する都立高等学校は、一橋高校、新宿山吹高校及び砂川高校である」と明記されています。
| 学校名 | 所在地 | 豊島区からの位置 | 受講料(令和7年4月1日現在) |
|---|---|---|---|
| 東京都立一橋高等学校 | 千代田区東神田1-12-13 | 区外(都心) | 1単位336円 |
| 東京都立新宿山吹高等学校 | 新宿区山吹町81 | 区外(隣接区) | 1単位336円 |
| 東京都立砂川高等学校 | 立川市泉町935-4 | 区外(多摩地域) | 1単位336円 |
費用はきわめて安く設定されています。東京都教育委員会の授業料等のページによると、通信制課程は入学考査料950円・入学料500円・通信教育受講料が1単位あたり336円。ほかに日本スポーツ振興センター共済掛金が年額165円、実習教材費、レポートの郵送料がかかります。
ただし、都立の通信制には学力検査があります。令和8年度は2月22日(日)に実施され、検査は新宿山吹が国語・数学・英語を総合して70分、一橋と砂川が同じく総合して60分。出願は1校に限られます。「試験がないから公立」という理解のまま出願準備を進めると、ここでつまずきます。
そして最大の論点は通学です。豊島区から一橋(千代田区)や新宿山吹(新宿区)へは通える距離ですが、砂川(立川市)は片道が長くなります。スクーリングに通い続けられるかどうかは、この距離で決まります。公立 通信制高校の仕組み全般については別の記事でも整理しています。
だから豊島区の選択肢は「私立のキャンパス」と「サポート校」の2つになる
都立が区外にしかない以上、豊島区内で完結させたいなら選択肢は私立側になります。ここで最初に押さえるべきなのが、池袋にある校舎の多くは「高校の本校」ではないということです。
東京都生活文化局が公開している私立高等学校(通信制課程)一覧に載っている都認可の私立通信制高校は8校ですが、そのうち豊島区に所在する学校は0校です。名前に「豊島」が入る北豊島高等学校も、通信制課程の所在地は豊島区ではありません。
では池袋にあるのは何かというと、次の3種類に分かれます。
| 種類 | 実体 | 高卒資格 | 費用のかかり方 |
|---|---|---|---|
| 広域通信制高校のキャンパス | 他県に本校がある高校の学習拠点 | その高校から出る | 高校の学費+コース費用 |
| サポート校 | 高校ではない民間の教育機関 | 提携する通信制高校から出る | 高校の学費+サポート校の費用 |
| 連携キャンパス・学習等支援施設 | 高校が指定した学習の場 | その高校から出る | 高校の学費+施設のコース費用 |
ここを混同したまま「池袋のA校とB校で迷っています」と比較すると、片方は高校の学費だけ、もう片方は高校+サポート校の合計、という条件の違う数字を並べることになります。見学の申し込みより先に、その校舎がどれに当たるのかを確認してください。

池袋に校舎がある10校を、公式サイトで住所まで確認しました
2026年9月に、各校の公式サイトを1件ずつ開いて、豊島区内に校舎があることと住所を確認しました。まとめサイトの情報は使っていません。確認できたのは次の10校です。
| 校舎名 | 種別 | 住所(豊島区内) | 通学スタイル |
|---|---|---|---|
| 中央高等学院 池袋校 | サポート校 | 東池袋1-12-8/池袋駅東口 徒歩3分 | 公式ページに記載なし |
| トライ式高等学院 池袋キャンパス | サポート校 | 南池袋1-19-4 南池袋幸伸ビル8F/池袋駅東口 徒歩約3分 | 通学・オンライン・在宅から選択、週1回から |
| ルネサンス高等学校 池袋キャンパス | 連携キャンパス(学習等支援施設) | 東池袋1-30-6 セイコーサンシャインビルXII 5F/池袋駅 徒歩5分 | eスポーツコース |
| N高等学校・S高等学校・R高等学校 池袋キャンパス | 広域通信制高校のキャンパス | 池袋4-32-8 サンポウ池袋ビル5階/JR池袋駅 徒歩10分 | 週5・週3/週1+/ネット(通学なし) |
| 飛鳥未来高等学校 池袋キャンパス | 広域通信制高校のキャンパス | 南池袋2-31-2/池袋駅東口 徒歩7分 | 公式ページに記載なし |
| 飛鳥未来きずな高等学校 池袋キャンパス | 広域通信制高校のキャンパス | 南池袋2-19-11 第14野萩ビル2階/池袋駅東口 徒歩6分 | 公式ページに記載なし |
| 鹿島学園高等学校 DSC池袋キャンパス | 連携キャンパス | 西池袋5-8-9 藤和池袋コープ205号室/池袋駅 徒歩約7分 | 週2〜5日/週1日/自宅学習/ネット指導 |
| 鹿島学園高等学校 池袋サンシャインキャンパス | 連携キャンパス | 東池袋1-6-4/池袋駅東口 徒歩1分 | 週1日制 |
| 鹿島山北高等学校 池袋キャンパス(北口) | 連携キャンパス | 池袋1-7-14 天心堂ビル3F/池袋駅北口 徒歩6分 | 週2〜5日/週1日/自宅学習 |
| KG高等学院 池袋 | サポート校 | 南池袋1-25-11 第15野萩ビル5階/JR池袋駅 徒歩約4分 | 週1・オンライン/週2・オンライン |
10校すべてが池袋駅から徒歩10分以内にあります。豊島区の最大の利点は、学校の数ではなく「行ってみて合わなければ、その日のうちに別の校舎を見られる」密度にあります。見学は1日に2校まで入れられます。
※各校の住所・通学スタイルは2026年9月に各校公式サイトで確認した内容です。最新の情報は必ず各校の公式サイトでご確認ください。

学費を公式で公開しているのは10校中2校だけだった
10校の公式サイトを見て回って、いちばん驚いたのがここです。金額をページ上に書いていたのは2校だけでした。残り8校は資料請求か問い合わせが必要です。
- 鹿島学園高等学校 池袋サンシャインキャンパス:年間サポート学費は一律188,188円(鹿島学園の学費は別途)
- KG高等学院 池袋:週1・オンラインコース年間158,400円/週2・オンラインコース年間297,440円
この2つの金額には、公式ページ上に年度の表記がなく、就学支援金を適用した後の額なのか前の額なのかも書かれていませんでした。そのまま予算表に写さないでください。問い合わせのときは「これは何年度の額ですか」「就学支援金を引く前ですか、後ですか」の2点を必ず確認します。
残る8校が金額を出していないのは、コース・通学日数・在籍する高校の組み合わせで総額が変わるためです。悪いことではありませんが、比較したいなら、同じ条件(週何日通うか、どの高校に在籍するか)をこちらから指定して見積もりを取るのが唯一の方法になります。通信制高校全体の費用の考え方は通信制高校 学費の記事にまとめています。
サポート校を豊島区で選ぶなら、見るのは設備ではなく「担当者が替わるかどうか」
「サポート校 豊島区」で探している方が多いので、ここは丁寧に書きます。池袋のサポート校は、どこもきれいな校舎で、体験授業の雰囲気も悪くありません。だから設備で比べると差がつかず、決め手が見つからないまま時間だけが過ぎます。
差が出るのは、通い始めてから半年後です。具体的には次の4点で分かれます。
- 担当者が1人で固定されるか、シフトで替わるか。話せるようになるまでに時間がかかる子ほど、担当が替わる体制は負担になります。「担任はつきますか。年度の途中で替わることはありますか」と聞いてください。
- 来られなかった日にどう動くか。連絡が来るのか、来ないのか。来るとしたら本人にか、保護者にか。ここは学校の方針が最もはっきり出る質問です。
- 本体校のレポートを、どこまで一緒に進めてくれるか。サポート校の中心的な役割はここです。「レポートの提出が遅れている生徒には、どんな順番で声をかけますか」と聞くと、実際の運用が見えます。
- 合わなかったときに抜けられるか。年間契約なのか、途中でコースを下げられるのか。週5で始めて週1に落とせる学校と、落とせない学校があります。
この4つは、パンフレットにはまず書かれていません。けれど、続くかどうかを決めているのは実質この4つです。見学のときに聞きにくければ、資料請求のあとの電話で聞いても構いません。答えづらそうにするかどうかも含めて、判断材料になります。
もう一点。池袋は繁華街でもあります。学校の帰りに寄り道ができるのは良いことですが、生活リズムが崩れている状態で通い始めると、放課後の過ごし方まで含めて設計しないと、通学そのものが続かなくなることがあります。ここは学校選びというより家庭内の合意の話なので、通い始める前に本人と一度話しておくことをおすすめします。
就学支援金は2026年度から所得制限が無くなった。私立通信制は年33万7,200円が上限
お金の前提が2026年度(令和8年度)に大きく変わりました。文部科学省の令和8年度 高等学校等就学支援金制度等に関する説明会資料には「所得制限を撤廃し、就学支援金の支給に当たって保護者等の収入の状況を問わないこととした」と明記されています。これまで年収の目安で対象外だったご家庭も、対象になります。
| 区分 | 定額授業料の場合 | 単位制授業料の場合 | 支給期間 |
|---|---|---|---|
| 公立・通信制 | 520円/月 | 336円/単位 | 48月 |
| 私立・通信制 | 28,100円/月 | 13,668円/単位 | 48月 |
| (参考)公立・全日制 | 9,900円/月 | 4,812円/単位 | 36月 |
| (参考)私立・全日制 | 38,100円/月 | 18,528円/単位 | 36月 |
単位制で受け取る場合は通算74単位、年間30単位までという上限があります。私立通信制の年間の支給上限は33万7,200円です。
ここで大事な注意点が2つあります。
1つ目。就学支援金が充てられるのは「授業料」だけです。サポート校の費用や、キャンパスのコース費用には使えません。池袋で週5日通うコースを選んだとき、支援金で軽くなるのは高校側の授業料の部分だけだと考えてください。
2つ目。東京都には都独自の上乗せ助成があります。都民が他県認可の広域通信制高校(N高・ルネサンス・飛鳥未来・鹿島学園などが該当します)に通う場合は私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金が用意されています。令和7年度のリーフレットでは国の支援金と合わせて最大27万6,000円でしたが、令和8年度の額は「詳細が決まり次第ご案内します」の段階で、確定していません。金額を当て込んだ資金計画は、確定してから立ててください。
※2026年9月時点の情報です。制度は改正されることがあるため、最新は文部科学省・東京都の公式ページでご確認ください。

まとめサイトに載っている「池袋キャンパス」が、公式には存在しないことがある
調べていて、いちばん気をつけたほうがいいと感じたのがここです。通信制高校の比較サイトには池袋の校舎として紹介されているのに、学校の公式サイトを開くと見つからないものがいくつかありました。
- 第一学院高等学校の池袋キャンパス:公式サイトのキャンパスページは404で、公式のサイトマップにも該当URLがありませんでした。公式のキャンパス一覧で東京都内に挙がっているのは四ツ谷・秋葉原・立川・中目黒・町田・湘南藤沢です。
- 星槎国際高等学校の池袋学習センター:公式のキャンパス一覧に池袋はありません。都内は中野サテライト・立川・八王子です。
- ヒューマンキャンパス高等学校の池袋:公式の学習センター一覧に池袋はありません。都内は高田馬場・新宿・秋葉原・立川です。
- 大原学園高等学校が西池袋にある:これは校名も所在地も変わっています。同校は大原学園美空高等学校になり、本校は千代田区神田神保町です。池袋にあるのは同じ法人の専門学校で、通信制高校ではありません。
- おおぞら高等学院 池袋キャンパス:住所は南池袋3-9-7ですが、公式ページに2027年4月開校予定と明記されています。2026年9月時点ではまだ開いていません。
各校が悪いのではなく、比較サイトの情報が更新されていないだけです。ただ、見学の予定を組んだ日に「そこには校舎がなかった」となると、その1日は本人にとってかなり重い体験になります。見学予約は必ず学校の公式サイトから入れてください。これだけで防げます。
通学頻度を先に決めると、10校が3校まで絞れる
池袋は選択肢が多いぶん、条件を決めずに探すと決められなくなります。実際に効くのは「学校名から選ぶ」のではなく「通学頻度から選ぶ」順番です。
| 通学の形 | 向いている状態 | 池袋で該当する例 |
|---|---|---|
| 週5日 | 生活リズムが安定していて、毎日の居場所がほしい | N高・S高・R高 池袋(週5コース)、鹿島学園DSC池袋(週5日制) |
| 週2〜3日 | 外出はできるが、毎日は体力がもたない | N高・S高・R高 池袋(週3コース)、鹿島学園DSC池袋、KG高等学院 池袋(週2) |
| 週1日 | まず外に出る回数を1回つくりたい | 鹿島学園 池袋サンシャイン、トライ式池袋(週1から)、KG高等学院 池袋(週1) |
| オンライン中心 | 今は家から出るのが難しい | N高・S高・R高(ネットコース)、鹿島学園(自宅学習制・ネット指導制) |
選ぶときのコツは、いまの状態ではなく「悪い日」に合わせることです。調子のいい日を基準に週5を選ぶと、崩れたときに通えなくなり、そこで自信を失います。週1から始めて増やすほうが、結果的に通学日数は多くなります。
通学頻度とあわせて確認したいのが、年に数日ある面接指導(スクーリング)の会場です。池袋のキャンパスに通っていても、スクーリングは本校のある県で行われることがあります。宿泊を伴う集中スクーリングなのか、近隣で受けられるのか。通信制高校 スクーリングの仕組みは事前に必ず確認してください。

豊島区には区独自の奨学金がある。ただし通信制が対象かは要確認
意外と知られていませんが、豊島区は区として高校生への奨学金を用意しています。豊島区の公式ページによると、令和8年度は次の2区分です。
| 対象 | 入学者 | 在学者 |
|---|---|---|
| 生活保護を受給していて高等学校等に入学・在学する生徒 | 5万円 | 3万円 |
| 令和7年度住民税非課税の児童扶養手当受給者に監護・養育されている生徒(区内に1年以上住所を有する方) | 6万円 | 2万円 |
基準日は令和8年4月1日、申請書類は4月中旬に発送され、締切は6月10日(水)です。
ただし、区のページには「高等学校等」としか書かれておらず、通信制高校やサポート校が対象に含まれるかどうかは明記されていません。ここは推測で判断せず、区の担当窓口に直接確認してください。生活保護世帯の分は生活福祉課管理グループ、児童扶養手当の分は子育て支援課児童給付グループが窓口です。
池袋まで通える日と、通えない日があっても大丈夫です
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。豊島区内に校舎はありませんが、全国どこからでも担任がついた形で学べます。通える頻度の決め方から一緒に整理できます。
通信制高校とサポート校は別物。費用が二重にかかることを先に知っておく
ここまで見てきたとおり、豊島区で候補になる10校のうち3校はサポート校です。サポート校は高校ではないので、高卒資格は提携する通信制高校から出ます。つまり在籍は2つ、費用も原則2つです。
| 比べる点 | 通信制高校(本体) | サポート校 |
|---|---|---|
| 役割 | 単位認定と卒業資格 | 日々の学習の伴走・居場所 |
| 高卒資格 | ここから出る | 単独では出ない |
| 就学支援金 | 授業料に充てられる | 対象外 |
| スクーリング | 必要(本校の定めによる) | 本体校のスクーリングに参加する |
「二重にかかるなら損では」と感じるかもしれません。ただ、通信制高校は原則として自分でレポートを進める仕組みなので、ひとりで進めるのが難しい状態のときに、伴走がないと卒業まで届かないことがあります。サポート校の費用は、そこに対する費用だと考えると判断しやすくなります。
私たちNIJIN高等学院(ニジ高)も、この「サポート校」にあたります。豊島区の読者に対して正直にお伝えしておきたいことが3つあります。
- 豊島区内に校舎はありません。ニジ高はオンライン中心で、担任がつく形で全国から通えます。リアルの拠点は霞が関キャンパスとTIBキャンパスです。池袋まで通える方も、通えない日がある方も、同じ形で参加できます。
- 学院内でのスクーリングはありません。提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要で、ニジ高はその準備と当日の支援を行います。ここは他のサポート校と同じで、避けられない部分です。
- カメラとマイクをオフにして、チャットだけの参加から始められます。これまでグループ全体で650名以上の不登校の生徒をサポートしてきました。生活リズムに波があっても続けられる設計にしています。
転入・編入は随時受け付けていて、出願にかかる費用は無料です。学費は在籍する通信制高校との組み合わせで変わるため、学費のご案内のページをご覧ください。不登校 通信制高校という進路を検討している段階の方にも、判断の順番からお話しします。

豊島区で「通える範囲」に見つからないなら
ここまで豊島区の学校を並べてきましたが、通学時間や体調を条件に入れると、選べる学校は一気に減ります。片道1時間なら通えるはずでも、朝起きられない日がある人にとっては別の話です。週5日通える前提で数えた学校数は、その人にとっての選択肢の数とは限りません。
そこで最後に、豊島区という条件そのものを外す選び方も書いておきます。通信制高校は、もともと毎日通うことを前提にしていない学校です。単位はレポート・スクーリング(面接指導)・試験で認定されるので、日々の出席日数で進級が決まりません。オンライン中心のサポート校を選べば、住んでいる場所で選択肢が決まらなくなります。
私たちNIJIN高等学院(ニジ高)も、その一つです。オンラインが中心で、豊島区からでも、全国どこからでも参加できます。担任がつき、カメラもマイクもオフのまま、チャットだけの参加から始めても構いません。これまでに650名以上の不登校の生徒を支えてきました。転入・編入は随時受け付けていて、出願費用は無料です。
正直な注意点も書きます。学院内でのスクーリングはありません。高卒資格のためには提携する通信制高校のスクーリングに参加する必要があり、私たちはその準備と当日を支える立場です。毎日通う学校と同じ体験になるわけでもありません。学費は学費のご案内で公開しています。
運営は株式会社NIJINです。小中学生の場合は、同じグループが運営するNIJINアカデミー(不登校の小中学生のためのオンラインオルタナティブスクール。1,000名以上が在籍)という選択肢もあります。中学卒業後にニジ高へ進む生徒もいます。
どの学校が正解かは、学校の数では決まりません。「通えるか」ではなく「続けられるか」で見ると、豊島区の外にも選択肢があります。
迷ったときの進め方(3ステップ)
池袋は選択肢が多いので、順番を決めないと決まりません。次の順で進めると、だいたい2週間で候補が3つまで絞れます。
ステップ1:通える頻度を、悪い日基準で決める
週5か、週2〜3か、週1か、オンライン中心か。本人が「調子の悪い日でもこれならできる」と言える頻度を選びます。ここが決まると、10校のうち検討対象は3〜4校になります。
ステップ2:その3〜4校に、同じ条件で見積もりを依頼する
「週◯日で、◯年◯月に転入した場合の、初年度にかかる総額」と条件をそろえて聞きます。就学支援金を引く前か後かも必ず聞きます。金額を公開していない学校でも、条件を指定すれば数字は出してもらえます。
ステップ3:見学は1日に2校まで。同じ3つの質問をする
比べられるのは、同じ質問をしたときだけです。①この校舎は高校ですか、サポート校ですか。②スクーリングはどこで何日ありますか。③調子が悪くて来られない日は、どう扱われますか。この3つで学校の姿勢はほぼ分かります。
転入・編入の時期の考え方は通信制高校 転入 編入の記事で整理しています。今の高校に在籍したまま調べている段階でも、単位の引き継ぎ方を知っておくと選択肢が広がります。
サポート校を候補に入れるときは、費用が二段になることを先に知っておいてください。仕組みはサポート校 学費で解説しています。
よくある質問
Q. 豊島区に住んでいると、都立の通信制には通えませんか?
A. 通えます。豊島区内に校舎が無いだけで、居住地による制限ではありません。一橋高校(千代田区)と新宿山吹高校(新宿区)は池袋から通いやすい距離です。ただし出願は1校のみで、学力検査があります。
Q. 池袋のキャンパスに通えば、スクーリングも池袋で受けられますか?
A. 学校によって異なります。広域通信制高校は本校が他県にあることが多く、面接指導を本校で行う場合があります。必ず「スクーリングはどこで、年に何日ありますか」と確認してください。
Q. 学費が公式サイトに書いていない学校は、避けたほうがいいですか?
A. そうとは限りません。コースと在籍校の組み合わせで総額が変わるため、公開していない学校のほうが多いのが実情です。条件をそろえて見積もりを依頼すれば数字は出ます。
Q. 今の高校に在籍したままでも相談できますか?
A. できます。転校を前提にしない相談で構いません。今の学校を続ける方向で整理して終わることもあります。
Q. 池袋まで出られない日が多いのですが、通信制は無理でしょうか?
A. 無理ではありません。オンライン中心のコースや、週1日から始める形があります。通えない日をどう扱うかは学校ごとに大きく違うので、そこを見学時に聞いてください。
Q. 発達障害の診断がなくても相談できますか?
A. できます。診断の有無にかかわらず、集団が苦手・音や光がつらいといった段階からご相談いただけます。
学校を決める前に、まず「何を聞けばいいか」を決めるところから。今の高校を続ける前提のご相談でも構いません。
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。
池袋まで出られない日があっても、進路は閉じません
豊島区で通信制高校を探し始めると、池袋の校舎の多さに圧倒されて「こんなに選択肢があるのに決められない自分」を責めてしまうご家庭が少なくありません。けれど、決められないのは選択肢が多いからで、それ以上の意味はありません。
この記事で確認したことは、たった3つです。豊島区に都立の通信制は無いこと。池袋には10校あって、その多くが本校ではないこと。そして、通学頻度を先に決めれば10校は3校になること。順番さえ決まれば、あとは1つずつ聞いていくだけです。
今日決めなくて大丈夫です。学校を決める前に、まず「何を聞けばいいか」を決めるところから始めてください。
近隣エリアの通信制高校ガイド
お住まいの地域や、通える範囲で探している方はこちらもご覧ください。

