新潟市 通信制高校|本校4校と33拠点。公立は翠江1校、区ごとの通い方【2026】

新潟市で通信制高校を探すと、新潟駅の近くにあるキャンパスの名前がたくさん出てきます。けれど、どれが「新潟の高校」で、どれが県外の高校の教室なのか、スクーリングはどこで受けるのか、住んでいる区から通えるのかは、一覧を眺めるだけでは分かりにくいものです。

先に結論を書くと、新潟市内に本校がある通信制高校は4校で、公立は西区の県立新潟翠江高校の1校です。ほかに、ほかの高校の拠点(キャンパス・学習センターなど)が市内に所在地で数えて33か所あり、そのうち25か所が中央区に集まっています。33か所のうち、スクーリング(面接指導)まで受けられる施設は22か所、残る11か所は学習の支援をする施設でした。江南区・南区・西蒲区には、拠点が1つもありません。

この記事は、文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)を区ごとに数え直し、新潟翠江高校・市内の私立の本校・各キャンパスの公式サイト、新潟県と新潟市の公式ページを2026年9月22日に開いて確かめた内容でできています。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。

通信制高校の選び方の全体像(通い方・費用・支え・進路の比べ方)は、通信制高校の選び方ガイドにまとめています。

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目次

結論:新潟市 通信制高校の早見

  • 市内に本校がある通信制高校は4校。県立の新潟翠江(西区)と、私立の開志学園・開志創造・新潟青陵(いずれも中央区)です。
  • 公立は翠江の1校。スクーリングは月2〜4回・年24回の土曜と日曜で、土曜と日曜で授業の内容が違います。新入生の経費は年間40,000円程度で、入学検査料はかかりません。
  • ほかの高校の拠点は市内に33か所(24校の分と、市内に本校がある開志創造・新潟青陵の分)。中央区に25か所、西区4、秋葉区2、東区1、北区1で、江南区・南区・西蒲区は0です。
  • 33か所のうち、スクーリングまでできる施設は22か所、学習の支援だけの施設は11か所。北区と東区の拠点は、どちらも支援だけの施設です。
  • 公式サイトで確かめると、N高の新潟キャンパスは新潟駅から徒歩4分、トライ式高等学院は万代口から徒歩約3分、翔洋学園は南口から徒歩1分など、駅から歩ける拠点が多いのが新潟市の特徴です。
  • 私立の授業料には国の就学支援金(年337,200円まで)が使えます。新潟県の学費軽減は、県内に本校がある私立だけが対象です。新潟市の奨学金と入学準備金は、給付ではなく無利子の貸付です。
  • 家から出にくい時期は、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、提携校の卒業をめざす方法もあります。
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新潟市の通信制高校事情:本校は市内に4校、公立は西区の翠江1校です

通信制高校には、卒業資格を出す「本校」と、本校の外で学習やスクーリングを行う「拠点」があります。拠点は国の制度では「通信教育連携協力施設」と呼ばれ、各校のキャンパスや学習センター、サポート校の教室などがここに入ります。

文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトには、全国の通信制高校349校と、その拠点のべ4,632件が載っています(令和8年4月1日時点)。そのうち本校の住所が新潟市なのは、次の4校でした。

学校名本校の所在地種類在籍生徒数(文科省データ)
新潟翠江高校(県立)西区金巻公立・狭域(新潟県)・定時制と併置818人
開志学園高校中央区南長潟私立・狭域(新潟県・福島県)1,433人
開志創造高校中央区米山私立・広域232人
新潟青陵高校中央区水道町私立・広域・全日制と併置59人

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ。2026年9月22日に集計)

「狭域」は生徒を受け入れる区域が限られた通信制、「広域」は3つ以上の都道府県から生徒を受け入れる通信制です。新潟市に住んでいれば、4校のどれも区域の中に入ります。

もう1つ、表に入らない校舎があります。長岡市に本校がある新潟英智高校(2026年4月に長岡英智高校から校名変更)は、2026年4月に通信教育コースの新潟駅南校(中央区笹口)を開きました。本校が長岡市なので、上の表にも、後で数える33か所にも入っていませんが、新潟市内で通える校舎の1つです(新潟英智高校「学校紹介」)。

全国の通信制高校の在籍者は306,711人(2025年3月31日時点)で、文部科学省の令和7年度 通信制高等学校実態調査によると、2025年度の入学者のうち57.0%が中学3年のときに不登校を経験していました。通信制は、今の状況から高校卒業をめざすための、ふつうの選択肢の1つになっています。

上越・中越・佐渡を含む県全体の学校と拠点は、新潟県 通信制高校の記事で整理しています。この記事は、新潟市に住んでいる人・新潟市まで通える人の目線に絞ります。

曇り空の駅前の歩道を、母親と娘が並んで歩いている
新潟市内に本校は4校。公立は西区の翠江高校の1校です。

市内の拠点は33か所。そのうち25か所が中央区の新潟駅周辺に集まっています

新潟市に本校がない高校も、市内に拠点を置いています。文部科学省の掲載データで、住所が新潟市の拠点はのべ50件ありました。1つの建物を複数の高校が使っていることが多いので、所在地(住所)でまとめると33か所になります。同じ建物の住所の表記ゆれ(「礎町通」と「磯町通」、番地の書き方の違いなど)は1か所として数えました。拠点を置いている高校は26校で、そのうち24校は県外に本校がある高校です。

区本校拠点(所在地で数えた数)うちスクーリングができる施設
中央区開志学園・開志創造・新潟青陵25か所19か所
西区新潟翠江(県立)4か所2か所
秋葉区なし2か所1か所
東区なし1か所0か所
北区なし1か所0か所
江南区・南区・西蒲区なし0か所0か所
合計4校33か所22か所

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(令和8年4月1日時点の掲載データ。2026年9月22日に集計)。1つの建物に両方の種類の施設がある場合は、スクーリングができる施設として数えました。

中央区の25か所は、住所で見ると東大通・万代・花園・弁天・笹口・天神・鐙・紫竹山など、新潟駅の万代口側と南口側の両方に広がっています。ほかに、古町に近い上大川通・礎町通、沼垂東、東幸町、水道町にも拠点があります。

中央区以外では、西区に専門学校や短期大学を使ったスクーリング施設が2か所(みずき野・真砂)と、支援施設が2か所(松海が丘・平島)、秋葉区にさくら国際高校の秋葉キャンパス(新津本町・スクーリングができる施設)と、開志創造高校の支援施設「元気カレッジ」(天ヶ沢)があります。東区(中山)と北区(白新町)の拠点は、どちらも学習の支援をする施設です。

区ごと・駅ごとの通い方:中央区は駅から歩ける拠点が多く、3つの区には拠点がありません

新潟市は8つの区に分かれていて、区によって通える場所がかなり違います。まず、公式サイトで最寄り駅からの時間を確かめられた拠点を並べます。

学校・キャンパス所在地公式サイトのアクセス表記
N高等学校 新潟キャンパス(S高・R高も同じ建物)中央区東大通2丁目JR新潟駅 徒歩4分
トライ式高等学院 新潟キャンパス中央区東大通1丁目JR新潟駅 万代口から徒歩約3分
第一学院高校 新潟キャンパス中央区万代4丁目駅から徒歩7分(万代シティバスセンターのすぐ近く)
おおぞら高等学院 新潟キャンパス中央区万代1丁目JR新潟駅 万代口から徒歩8分
翔洋学園高校 新潟学習センター中央区天神1丁目JR新潟駅 南口から徒歩1分
開志学園高校(本校)中央区南長潟JR新潟駅 南口から近く
開志創造高校(本校)中央区米山新潟駅から徒歩圏
新潟翠江高校(県立・本校)西区金巻新潟駅万代口から高速バスで鳥原まで約30分、徒歩20分(約2km)

出典:N高等学校 新潟キャンパス/トライ式高等学院 新潟キャンパス/第一学院高校 新潟キャンパス/おおぞら高等学院 新潟キャンパス/翔洋学園高校 新潟学習センター/開志学園高校 交通アクセス/開志創造高校/新潟翠江高校 通信制 アクセス(いずれも2026年9月22日確認)

ここから、住んでいる区ごとに考え方をまとめます。

  • 中央区:市内の拠点の4分の3と、私立の本校3校が集まっています。新潟駅から歩ける拠点が多いので、見学を1日で2〜3か所回ることもできます。まずは「万代口側(東大通・万代・花園)」と「南口側(笹口・天神・南長潟・米山)」のどちらが通いやすいかで絞ると、比べやすくなります。
  • 西区:県立の翠江の本校があります。翠江の公式のアクセス案内では、新潟駅方面からは高速バス(鳥原で降りて徒歩20分)や路線バス(味方線で「木場駅跡」下車・徒歩10分、約850m)が紹介されています。西区の越後線の沿線に住んでいる場合は、新潟駅まで出て中央区の拠点に通う形も候補になります。
  • 北区・東区:どちらにも学習の支援をする施設が1か所ずつありますが、スクーリングができる施設はありません。白新線の沿線から新潟駅に出て、中央区の拠点を使う形が中心になります。
  • 秋葉区:新津本町に、さくら国際高校のスクーリングができるキャンパスがあります。信越本線で新潟駅に出れば、中央区の拠点も選べます。
  • 江南区・南区・西蒲区:通信制高校の拠点が1つもありません。中央区・西区まで通うか、通う日数の少ないコースや、自宅中心で学べる形と並べて比べることになります。翠江のアクセス案内には、新潟駅・万代シティバスセンターと白根方面を結ぶ大野・白根線(「大野仲町」下車・徒歩30分、約2.5km)も載っています。

どの区でも、最初に確かめたいのは「家から一番近い、自分が在籍する高校のスクーリングができる施設はどこか」です。教室が近くても、スクーリングの会場が遠ければ、その移動が年に何回あるかで負担が大きく変わります。冬は、同じ道でも時間が読みにくくなることも考えに入れてください。

新潟市内にある通信制高校の拠点33か所を区ごとに示す比較表。中央区25か所(うちスクーリングができる施設19か所)、西区4か所(2か所)、秋葉区2か所(1か所)、東区と北区は各1か所(0か所)、江南区・南区・西蒲区は0か所
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

公立の翠江は、土曜と日曜で授業の内容が違います。経費は年間40,000円程度です

新潟県教育委員会の新潟県立高等学校通信教育に関する規則の第2条には、通信制の課程を置く県立高校として、新潟翠江高校と高田南城高校(上越市)の2校が書かれています。新潟市内にあるのは翠江だけです。第3条で、県立の通信教育は新潟県内に住所がある人が対象と決められています。

項目新潟翠江高校 通信制(公式サイトの記載)
所在地新潟市西区金巻1657
スクーリング月に2〜4回、年間24回。土曜と日曜に行い、土曜と日曜で授業の内容は異なる。土日両方に出ると、決められた時間数(義務時数)を早く満たせる
試験前期・後期の2学期制で、前期末と後期末の年2回
経費新入生は、入学料500円、授業料、生徒会費や諸経費、教科書・学習書などの費用、指定靴代を含めて年間40,000円程度。入学検査料はかからない
入学の時期4月(新入学・転入学・編入学)と10月(転入学・編入学のみ。その年度の4月に高校に在籍していた人が対象)

出典:新潟翠江高校 通信制「学校紹介」・「入学案内」(2026年9月22日確認)。令和8年度の後期(10月)の転編入学の出願書類の交付は、確認した時点で終了していました。

ここは、以前この記事で「土日は同じ内容なので、どちらか都合のよい方に出ればよい」と書いていた点です。翠江の公式の学校紹介では「土曜と日曜で、授業の内容は異なります」とされていて、誤りでした。お詫びして直します。土日の片方だけに出る形で1年の予定が立つかどうかは、学校の年間スクーリング予定と時間割で確かめてください。

また、レポートの提出日に合わせて「平日学習日」が設けられていて、わからないところは先生に個別に質問できると案内されています。自分で読み進めることが基本の学び方なので、レポートを1人で進めるのが不安な場合は、見学のときに質問の仕方や平日学習日の使い方を聞いておくと安心です。

卒業には、翠江での在籍を含めて高校に3年以上在籍し、74単位以上を修得すること(うち翠江で6単位以上)などが必要です。いまの高校で取った単位と在籍期間は、転入なら引き継げます。

市内に本校がある私立の3校は、通い方がまったく違います

中央区にある私立の本校3校と、新潟英智の新潟駅南校を、公式サイトで確認できた範囲で並べます。同じ「新潟市の私立の通信制」でも、週4日通う形から、年に数日だけ本校へ行く形まで、幅がかなり広いのが分かります。

  • 開志学園高校(中央区南長潟):週4日・週2日・週1日のコースとオンラインコースがあり、マンガ・デザイン・音楽・IT・スポーツなどの「フィールド」をコースごとに選べます。週4日コースは月曜から木曜までの通学です。弁天橋通と長潟に校舎があり、公式の案内では新潟駅南口から近い場所です(公式サイト)。
  • 開志創造高校(中央区米山):広域の通信制で、公式サイトでは、本校でのスクーリングを年8日(前期4日・後期4日)とし、1日ずつ・1コマずつ分けて参加できる形や、午後からのナイトスクーリングが案内されています。一方、よくある質問のページには「本校舎への登校は年2回、1回の登校期間は約5日」という記載もあるので、日数は個別相談で確かめてください。入学試験はZoomでのオンライン面接で、年度途中の入試は5月〜12月に毎月あると案内されています(公式サイト)。
  • 新潟青陵高校(中央区水道町):全日制と併置の広域通信制で、レポートはオンラインで提出します。スクーリングは、新潟本校の「月1スクーリングコース」と、新潟本校・渋谷・横浜で年間10日程度の「集中スクーリングコース」から選べます。月1コースは同じスクーリングが月に2回あり、どちらか好きな方に参加する形です。平日10時〜16時には新潟青陵大学の中の「サポートキャンパス」を予約なしで使えます(公式サイト)。
  • 新潟英智高校 新潟駅南校(中央区笹口):本校は長岡市で、2026年4月に開いた通信教育コースの校舎です。通信教育コースはレポートとスクーリングで単位を取る形です(公式サイト)。

「同じスクーリングが2回あって、好きな方に出られる」形を探しているなら、市内の本校では新潟青陵の月1コースがそれに近い仕組みです。翠江とは仕組みが違うので、混同しないようにしてください。

スクーリングまでできるのは33か所のうち22か所。残る11か所では、別の会場へ行く日があります

文部科学省のデータでは、拠点が2つの種類に分かれています。ここを知らずに「家の近くにキャンパスがあるから大丈夫」と決めると、入学後に「スクーリングは別の場所」と知って驚くことがあります。

種類そこでできること新潟市内の数
面接指導等実施施設スクーリング(面接指導)や試験を受けられる22か所(中央区19・西区2・秋葉区1)
学習等支援施設学習の支援や、進路・心身の相談などを受けられる。スクーリングは行わない11か所(中央区6・西区2・秋葉区1・東区1・北区1)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(令和8年4月1日時点の掲載データ。2026年9月22日に集計)

スクーリングができる施設には、専門学校や短期大学が多く含まれています。たとえば中央区弁天の新潟公務員法律専門学校の建物は、N高・S高・R高・ヒューマンキャンパスのぞみ高校の施設として、花園の日本こども福祉専門学校は、鹿島朝日高校・鹿島学園高校・明誠高校・ヒューマンキャンパスのぞみ高校の施設として登録されています。西区の明倫短期大学(真砂)と新潟看護医療専門学校(みずき野)も、ヒューマンキャンパスのぞみ高校の施設です。

ただし、ある施設で、自分の学年・科目のスクーリングが年に何日行われるのかは、データからは分かりません。本校や県外の会場へ行く日があるかどうかも含めて、各校に「新潟市から通う場合、スクーリングはどこで、年に何日ですか」と聞いてください。交通費や宿泊費の考え方は通信制高校のスクーリング費用の記事にまとめています。

新潟市で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

「新潟市 通信制サポート校」で探している方へ。サポート校は高校そのものではなく、通信制高校に在籍する生徒の学習や生活を支える民間の教育施設です。卒業資格は、提携する通信制高校から出ます。そのため、サポート校を選ぶことは、どの通信制高校に在籍するかを選ぶことでもあります。

文部科学省のデータで、新潟市内の「学習等支援施設」として登録されている教室と、在籍する通信制高校を並べました。

施設(教室)在籍する通信制高校(文科省データ)所在地
トライ式高等学院 新潟キャンパス鹿島学園・鹿島朝日中央区東大通
第一学院高校 新潟学習センター(新潟キャンパス)第一学院(高萩校)中央区万代
DSC新潟キャンパス鹿島学園・鹿島山北中央区紫竹山
翔洋学園高校 新潟学習センター翔洋学園中央区天神
真友学院(同じ建物に、つくば開成学園のスクーリング施設)星槎国際中央区弁天
鹿島朝日高校 新潟駅前キャンパス鹿島朝日中央区花園
さくら国際高校 新潟学習センター(新潟青陵大学6号館)さくら国際中央区水道町
元気カレッジ(秋葉キャンパス)開志創造(公式サイトでは鹿島学園とも提携)秋葉区天ヶ沢
新潟SHIP/新潟桜塾明誠/鹿島朝日西区松海が丘/西区平島
松陰塾 東新潟校/学習指導塾イーライン豊栄校萩明倫館/鹿島朝日東区中山/北区白新町

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(令和8年4月1日時点の掲載データ。2026年9月22日に集計)/秋葉キャンパス 公式サイト(2026年9月22日確認)。学校名・施設名の英字は全角で表記しています。

表のとおり、同じ教室に通っても、在籍する高校が2つのうちから選べる場合があります。サポート校を使うと、費用は「通信制高校の学費」と「サポート校の費用」の2本立てになります。国の就学支援金が使えるのは通信制高校の授業料だけで、サポート校の費用には使えません。見学のときは、次の3つを聞くと比べやすくなります。

  • ここに通うと、どの通信制高校に在籍しますか(選べますか)
  • スクーリングは、どこで年に何日ありますか
  • 1年間の請求は、高校の分とサポート校の分で、それぞれいくらですか

サポート校そのものの仕組みは通信制サポート校とは、費用の構造はサポート校 学費の記事で詳しく書いています。

雪の見える窓辺のテーブルで、生徒がオンラインで学び、父親がノートに書き込んでいる
サポート校を使うときは、提携する通信制高校とセットで確かめます。

公表されている学費で比べると、県立の翠江がいちばん低く、私立は授業料以外に差があります

新潟市内で通える学校のうち、学費を公式サイトで公表している学校だけを、公表額のまま並べます。国の就学支援金が使えるのは授業料の部分だけなので、授業料とそれ以外を分けて書きます。

学校入学金授業料授業料以外(公表分)
新潟翠江(県立・通信制)500円年間の経費40,000円程度に含む生徒会費・諸経費・教科書・学習書・指定靴代を含めて年間40,000円程度
新潟青陵(通信制)20,000円1単位10,000円(25単位で250,000円)施設設備費 年100,000円・教材費 約50,000円
新潟英智(通信教育コース・令和8年度)30,000円1単位10,500円施設設備費 年48,000円・教育充実費 年72,000円・PTA会費と生徒会費 各年3,000円
開志創造(2027年度)30,000円年337,200円システム利用料・教科書代・副教材費 約65,000円

出典:新潟翠江高校 通信制「学校紹介」/新潟青陵高校 通信制「入学案内」/新潟英智高校「通信教育コース学納金」/開志創造高校「入学案内・学費」(いずれも2026年9月22日確認)

読み方のポイントは3つです。1つ目に、新潟青陵(1単位10,000円)と新潟英智(1単位10,500円)の授業料は、私立通信制の就学支援金の1単位あたりの上限(13,668円)より低い額です。2つ目に、開志創造の授業料(年337,200円)は就学支援金の年間の上限と同じ額で、公式サイトでは、支援金を受けると授業料の自己負担が0円になる例として案内されています(受給の要件によっては自己負担が出る場合があるとも書かれています)。3つ目に、施設設備費・教材費・システム利用料などは、どの学校でも就学支援金の対象外です。

開志学園の学費と、県外に本校がある高校の新潟市内のキャンパスの学費は、今回開いた公式ページでは確認できませんでした。資料請求や説明会で、1年間の総額を「授業料」「授業料以外」「サポート校の費用」に分けて聞いて、同じ表に並べてください。通信制高校の学費の全体像は通信制高校 学費の記事で書いています。

お金の制度:県の学費軽減は本校が県内の私立だけ。新潟市の奨学金は無利子の貸付です

新潟市に住んで通信制高校に通うとき、お金の支えは「国」「新潟県」「新潟市」の3段で考えると整理しやすくなります。

制度内容新潟市から使える場合
国の高等学校等就学支援金私立の通信制は1単位13,668円・年337,200円まで。2026年度から所得制限なし。公立の通信制は国の支援が1単位336円まで(新潟県立の授業料は1単位330円)公立・私立とも、在籍する高校の授業料に
新潟県の私立高校等 学費軽減授業料・施設整備費等・入学金の全部または一部を、所得などの要件に応じて補助。通信制も対象新潟県内に本校がある私立高校(市内なら開志学園・開志創造・新潟青陵)に在学し、生徒と保護者全員が県内に住む場合
新潟市奨学金高等学校等は年額200,000円を無利子で貸付。卒業後に返還。学校長の推薦(学力基準)と所得の基準あり。授業料の負担がない人は対象外本人または保護者が新潟市内に住む場合(令和8年度の申請は6月8日〜7月10日)
新潟市入学準備金高校などへの入学時の費用を無利子で貸付(私立は150,000円か300,000円、国公立は150,000円)。連帯保証人が必要保護者が新潟市内に住み、所得の基準を満たす場合(令和8年度は10〜11月に申請の予定)

出典:文部科学省「高校生等への修学支援」/新潟県「私立高校等への学費軽減制度概要」/新潟市「新潟市奨学金制度」/新潟市「入学準備金貸付制度」(いずれも2026年9月22日確認)

いちばん気をつけたいのは、県の学費軽減です。要件の1つ目が「新潟県内に本校がある私立高等学校に在学していること」なので、新潟駅の近くのキャンパスで学んでいても、在籍する高校の本校が県外にあれば、この制度の対象にはなりません。県の学費軽減の金額の区分は、所得制限がなくなった2026年度の就学支援金に合わせて変わっているかを、県のページでは確認できませんでした。申請は在学する学校から案内されるので、金額は学校か県の大学・私学振興課で確かめてください。

新潟市の2つの制度は、どちらも返す必要がある貸付です。入学準備金は、採用の予定人数が国公立と私立を合わせて概ね20人程度で、合格通知書の写しなどを出してから振り込みまで2〜3週間ほどかかり、入学金の支払いに間に合わないことがあると案内されています。通信制高校が対象の「高等学校」に入るかどうかは、申請の前に市の担当課に確かめると安心です。

就学支援金の支給は、原則として申請した月からです。転校する場合は、転校先であらためて手続きが要ります。通信制の支給期間は在学月数で数え、実質48か月までで、前の高校に在学した月数も通算されます(受け取った月数ではありません)。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

新潟翠江高校 通信制の要点を3枚のカードで示す図。スクーリングは月2〜4回・年間24回の土曜と日曜で土日で内容が異なる、新入生の経費は入学料500円を含め年間40,000円程度で入学検査料なし、入学は4月と10月(10月は転入学・編入学のみ)
出典:新潟県立新潟翠江高等学校 通信制 公式サイト(2026年9月確認)

新潟市での選び方は「週に何日、家を出られるか」と「住んでいる区」から決めます

ここまでの事実を、状況ごとに並べ直します。学校名から決めるより、今の自分が週に何日、朝に家を出られるかと、どの区に住んでいるかから考えると、候補が自然に絞れます。

今の状況新潟市で合いそうな形確かめること
週4日くらいは通えそう。友達や行事もほしい開志学園の週4日コース、中央区のキャンパスの週数日の通学コース入学できる時期、駅からの距離、冬の通学
週1〜2日なら新潟駅の周りまで出られる中央区のキャンパス・学習センター、新潟英智の新潟駅南校、新潟青陵の月1コーススクーリングの会場と日数、1年間の総額
費用をできるだけ抑えたい県立の翠江、市内に本校がある私立(県の学費軽減の対象)翠江までの移動、土日の予定、県の軽減の区分
今は家から出るのがつらい本校に行く日が少ないコース、オンラインのコース・オンラインのサポート校在籍する高校のスクーリングがどこで年に何日あるか

いま高校に在籍している人は、退学する前に転入を考えるのが順番です。転入なら、これまでの単位と在籍期間を引き継げます。いったん退学してから入り直す「編入」では、空白の期間は在籍期間に数えられません。翠江の10月入学も、その年度の4月に高校に在籍していた人が対象です。新潟青陵は令和8年度中の6月〜10月、開志創造は5月〜12月に毎月入試がある、というように、途中からの入学の時期は学校ごとに違います。手続きの流れは通信制高校 転入の記事にまとめています。

周辺の市町村から新潟市へ通う場合は、スクーリングの会場までの距離から考えます

新潟市の中央区には、県内でいちばん多くの拠点が集まっているので、周りの市町村から新潟駅周辺に通う人もいます。ただし、県立の翠江は県内に住所がある人が対象で、私立の学費軽減も本校の場所で決まるので、次の点を先に確かめてください。

  • 新発田市・阿賀野市・聖籠町など北東側:新発田市には、さくら国際高校の新発田キャンパス(スクーリングができる施設)があります。新潟市まで出る場合は、北区・東区を通る白新線の沿線から新潟駅に出る形が中心です。
  • 五泉市・田上町など南東側:秋葉区の新津にある、さくら国際高校の秋葉キャンパスが近い場合があります。
  • 燕市・三条市・加茂市など県央:三条市にはスクーリングができる施設が2か所と新潟英智の東三条校、加茂市には加茂暁星高校の本校があります。詳しくは新潟 通信制高校の記事で書いています。
  • 長岡市から:長岡市内にも新潟英智の本校と拠点が8か所あります。長岡 通信制高校の記事をご覧ください。

県境に近い地域では、隣の県の記事(山形 通信制高校、福島 通信制高校)も参考になります。公立の通信制は原則としてその県に住んでいる人が対象なので、隣の県の県立に新潟県から入れるとは限りません。

よくある誤解:「新潟キャンパス」の看板があっても、新潟の高校とは限りません

新潟市で学校を比べるとき、つまずきやすい点を3つ挙げます。

誤解1:新潟市にキャンパスがある高校は、新潟の高校。市内に本校があるのは4校だけです。市内の拠点33か所に関わる26校のうち、24校は県外に本校があります。卒業証書は本校の高校から出て、在籍する高校が県外だと、新潟県の学費軽減も使えません。

誤解2:近くの教室で、スクーリングも全部受けられる。市内の拠点33か所のうち、スクーリングができる施設として登録されているのは22か所です。北区・東区の拠点は、どちらも学習の支援をする施設でした。支援施設に通う場合、スクーリングは別の会場になります。

誤解3:公立の翠江は、土日のどちらかに出ればよい。翠江の公式の案内では、土曜と日曜で授業の内容が違います。「同じ内容が2回あって、好きな方に出る」形は、新潟青陵の月1コースの仕組みです。ネットの一覧やまとめ記事の情報は、学校の公式サイトで確かめ直してください。長岡英智高校が2026年4月に新潟英智高校へ校名を変えたことも、まだ反映されていない一覧があります。

選択肢の1つとしてのニジ高:新潟市から自宅で学ぶ場合(正直な注意点)

ここまで読んで、「新潟駅の近くに拠点はあるけれど、今は週に何日も外に出るのがつらい」「住んでいる区に拠点が無い」と感じた方もいるかもしれません。冬の移動が重い時期もあります。新潟市の拠点の多くは通うことを前提にしていますが、自宅から学ぶ形もあります。

NIJIN高等学院(ニジ高)は、株式会社NIJINが運営するオンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも自宅から参加でき、担任がつきます。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。メタバースの校舎で、担任や同級生と集まる時間もあります。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。

公式サイトでは、通信制に足りなかった「対人感性・コミュニケーション」をプラスすることを掲げていて、1クラス8人の少人数です。生徒会・サークル・学園祭・企業コラボがあり、行事は生徒が企画・運営する側に回ります。総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも力を入れています。相談のうえで、NIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)の全国のリアルの教室に通うこともできます。

ニジ高と提携する通信制高校に在籍するほか、N高等学校など、提携校以外の通信制高校に在籍したまま、ニジ高を併用することもできます。その場合、卒業資格・スクーリング・単位は、在籍する通信制高校のものです。

ただし、正直にお伝えしておくことがあります。

  • ニジ高は高校ではありません。卒業資格は、提携する通信制高校で取ります。
  • 提携する通信制高校のスクーリングへの参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。会場と日数は在籍する高校によって決まります。ニジ高がするのは日程の調整と準備の支援です。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。
  • 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。国の就学支援金は提携校の授業料に使えますが、ニジ高の分には使えません。金額は学費のご案内に載せています。

新潟市から考えるなら、「翠江に通う」「市内の私立の本校に通う」「中央区のキャンパスに通う」「自宅中心で学ぶ」を同じ表に並べて比べるのがおすすめです。ほかの疑問はよくある質問のページにもまとめています。

新潟市で迷ったときの進め方(3ステップ)

ステップ1:通える日数と、冬の移動を数える。今月、朝に家を出られた日は何日ありましたか。週4日なのか、週1日なのか、0日なのか。12月から2月に同じだけ動けるかも考えます。数字が小さくても構いません。小さいほど、合う形がはっきりします。

ステップ2:住んでいる区から、通える範囲を決めて2〜3校に絞る。中央区なら駅の近くのキャンパスを歩いて回れます。北区・東区・秋葉区・西区なら、新潟駅までの路線と、スクーリングができる施設の場所を先に確かめます。江南区・南区・西蒲区なら、通う日数の少ない形や自宅中心の形も同じ表に入れます。

ステップ3:同じ質問を、同じ順番で聞く。「どの高校に在籍しますか」「スクーリングはどこで年に何日ですか」「1年間の請求は、高校の分とそれ以外でいくらですか」「新潟県の学費軽減は使えますか」。この4つを、公立にも私立にもサポート校にも聞くと、答えの差がはっきり見えます。1校目で決めなくて大丈夫です。

相談室の丸テーブルで、父親と息子が職員と話している
迷ったら、個別相談で同じ質問をして比べてみてください。
オンラインで学ぶニジ高の生徒

駅まで出られない日も、家から仲間と青春できる学校を見てみる

ニジ高は「オンラインで最高の青春を」を掲げるサポート校です。全国の仲間とつながり、学園祭や企業コラボを生徒が自分たちで企画します。1クラス8人で、通信制に足りなかった「対人感性・コミュニケーション」もプラス。卒業資格は提携校で取り、そのスクーリングに参加します。体験説明会で、授業の様子や通い方を見てみませんか。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 新潟市に公立の通信制高校はいくつありますか?

A. 県立の新潟翠江高校(西区金巻)の1校です。新潟県の規則で、通信制を置く県立高校は翠江と高田南城(上越市)の2校と決まっていて、新潟市内にあるのは翠江です。

Q. 翠江のスクーリングは、土曜と日曜のどちらかに出ればいいのですか?

A. 翠江の公式の学校紹介では、スクーリングは月に2〜4回・年間24回の土曜と日曜で、土曜と日曜で授業の内容は異なるとされています。土日両方に出ると、決められた時間数を早く満たせます。以前この記事で「どちらでもよい」と書いたのは誤りでした。予定は学校の年間スクーリング予定で確かめてください。

Q. 新潟駅の近くのキャンパスに通うと、新潟県の学費軽減は使えますか?

A. 在籍する高校の本校がどこにあるかで決まります。県の学費軽減は「新潟県内に本校がある私立高等学校」の生徒が対象です。新潟市内に本校がある私立は開志学園・開志創造・新潟青陵の3校で、県外に本校がある高校のキャンパスで学ぶ場合は対象になりません。国の就学支援金は、どちらでも授業料に使えます。

Q. 住んでいる区に拠点がありません。どうすればいいですか?

A. 江南区・南区・西蒲区には拠点がなく、北区と東区の拠点は学習の支援だけの施設です。まず、新潟駅までの路線と、在籍したい高校のスクーリングができる施設の場所を調べ、通う日数が少ないコースや、自宅中心で学べる形と比べてください。

Q. 年度の途中から入れますか?

A. 学校によって違います。翠江は4月と10月(10月は転入学・編入学のみで、その年度の4月に高校に在籍していた人が対象)、新潟青陵は令和8年度中は6月〜10月の各月、開志創造は5月〜12月に毎月入試があると案内されています。いま高校に在籍しているなら、退学する前に転入の時期を問い合わせるのが安全です。

雪の季節も、家からでも。新潟市には、思っているより多くの通い方があります

新潟市には、市内に本校がある4校と、ほかの高校の拠点が33か所あります。公立は西区の翠江で、中央区には駅から歩けるキャンパスが集まり、住んでいる区によっては自宅中心の形がいちばん現実的なこともあります。選べる道は1つではありません。

大事なのは、学校の数を比べることより、今のあなたが無理なく続けられる形を見つけることです。週に何日、家を出られるか。冬の間はどうか。住んでいる区から、どこまでなら通えるか。その答えがまだ出ていなくても大丈夫です。資料を読むところ、話を聞くところから、一つずつ進めてください。

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通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

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